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バキ雑談

88睦月:2005/11/01(火) 01:26:20 ID:A54vEZLc
「やっと書き込めました!」と書き込もうとしたら「長すぎます」と出て戻ると、書き込んでた文が消えてて、泣きそうな睦月です…
KOFの方は、KOF完全読本も出回り、ゲーセンにもXIが出て、ショートアニメも作成されてるって事で、勝手に時流が来たと思い込み「ブームの火が少しでも強いうちに!」と思った事と、
「前に書き込んでから、あと2ヶ月で2年でした…」「小説やめろ」とのやり取りも無かったので(注目されていないのは、放置をかましてしまった自分の責任って事で…)
このまま、やる事が色々あるけど…な状態でネタを考えても、ロクなネタが出来なさそう…
と、これらの理由から、例えオリキャラを出してしまっても(元から出してしまっている)書こうと思います。
とらさんが保管してくださってる序盤の小説見返すと物凄い痛いですが、過去は振り返らないぜ!(本当は後悔だらけ)

●ザ・キング・オブ・グラップラー(第何回か書いてたのは無かった事にして下さい。画太郎先生か)
「オーガッ…!」
軟らかい圧迫感を払いのける様に体を起こした時、レオナはここが戦場で無い事に気が付いた。
自分が剥いだ布団、ベッド、壁も白という色彩と言い、あまり物が必要以上に置いてない事などから病室と推測するのに、時間は掛からなかった。

ノックの音が聞こえ、小柄な女性が入ってきた。
「気が付いて良かったわ。脳波・脈とも正常だったから、生命に異常が無いのは判っていたけど…」
脇まで伸ばしている亜麻色の髪と、柔和な目が印象的だった。
右手をレオナの乗っているベッドの手すりに手を掛け、知的さも感じさせる、微笑んだ表情を向けた。
「ガイアさんが中継地点まであなたを運んでくれたのよ」
白のカッターに濃紺のスカートと言った服装を見る限り、医師でも看護士でもない様に見える。
「あなたは…?」

「おう。気がついた様だな。」
レオナが質問する声を掻き消す様に、ラルフの声と彼を含め今回戦った仲間が入ってきた。
だが、最後に入ってきた男性には見覚えが無かった。
風貌から察するに、ハイデルン教官より年上で、穏やかな中に威厳を持っている。
「レオナ君とは初対面だったね。インターポール事務総長のステッド・ソマーだ。よろしく」
「私は事務総長秘書のエルザ・クロフォード。自己紹介が遅れて御免なさい」

「ところで、医師が一食くらいなら外食でも良いと言われたので、今回の報告にかこつけて外で食事をと思うのだがどうかな?肉が苦手でも、魚やベジタリアン向けのメニューもある」
ステッドは単に食事に誘った訳ではなく、ここは軍専用の病院では無いので、院内で部外者に聞かれて情報漏洩する事のない様に、との意図を含んでいた。
例え、話が漏れても構わない様な内容でも、情報管理は普段から心がけていた。

店は自分達のテーブルの周りには隠れる所は無く、盗聴器・隠しカメラなどは物を落としたフリをしてさり気無く調べた所、何も無い様子である。
店に極秘だからと述べなかったのは、店関係者がテロなど敵対組織の場合、かえって相手に情報を教えている様なものとの判断であった。

「総会や執行委員会も、かつてアメリカのグリーンベレー、シールズ、デルタフォースをも壊滅させた範馬勇次郎相手なら、撤退も止む無しとの事だった。その後オーガは姿を消し、目的である原油確保は出来た」
まずステッドが今回の結果を報告した。

エネルギーと爆薬による爆破の後、レオナは力を使い果たし意識を失った。
ガイアも野村の人格に戻っていた。
レオナの最後の渾身の一撃は凄まじかったが、それによって勇次郎が死ぬとは、野村は思えなかった。
ここは勇次郎との戦闘で周りの地形が壊れまくったのもあるが、勇次郎が味方していた某国の地域。その某国の通信しか出来ない様に妨害電波が流れていて、こちらの通信器具は近距離でしか使えなかった。某国軍基地の通信器具は、そこの司令部にしか伝わらない様に出来ているので、救助を頼むにしろ、打倒勇次郎の援軍を頼むにしろ、味方との連絡には使えなかった。
機に乗じて息の根を止めたい所だが、ガイアになれ追い討ちを掛けたとしても、自分が殺されたらレオナを安全な場所へ運ぶ人間が居なくなる。
将来、勇次郎を倒しえる人間をここで死なせる訳には行かない。
野村はそう判断しレオナを背負い、爆破した時の光に紛れて撤退した…と言う経緯である。


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