『突発スタンドコンテスト～チラシの裏の戦争～』

131：我が名は名無しのスタンド使いッ！！：2021/05/28(金) 23:16:53: 太古の昔、人々は闇を恐れ、未知を恐れた。
智慧の灯が未開の暗闇を啓き、知識によって人は恐怖を克服した。

仏像の如きアルカイックスマイルを浮かべる人型スタンド。
硝子の様に透き通る目の奥にはゆらゆらと灯が揺らめいている。

半径50m以内の知的生物から『智慧の灯』を具現化する能力。
能力を発動すると、対象の生物の右手（右前脚）に『灯のついた蝋燭』が立てられる。
『蝋燭』が立てられた生物は、自分の『灯』が照らす範囲の外の物体についての見当識を失い、
あらゆるものが『未知の怪物の脅威』に感じられるようになる。

『灯』に照らされる事がなければ、ただの『風』が『未知の怪物の息吹』のように感じられ、
『虫の衝突』は『怪物の突進』、自身の出血ですら『体からぐねぐねした怪物が流れ出す』ように感じられる。

『灯』は水や強風などのちょっとした事で容易に消える。
その時、その者は周囲全てが未知の怪物に囲まれているかのような錯覚を起こすだろう。
『再点火』すれば、『灯』はまた元に戻るが……『着火器具』を見ても『恐ろしいブレスを吹く怪物』にしか見えないだろう。
唯一、『他者の灯』だけは正常に認識する事が出来、火が消えた者にとっては『安心感』を覚える。

『ディーパ』
破壊力：Ｃ　スピード：Ｃ　射程距離：Ｃ（能力射程：50m）
持続力：Ａ　精密動作性：Ｃ　成長性：Ｃ

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