『突発スタンドコンテスト～チラシの裏の戦争～』

130：我が名は名無しのスタンド使いッ！！：2021/05/28(金) 23:02:41: 触れた『容器』を『甲羅』として発現する『カミツキガメ』のスタンド。
『容器』の口部が一つでもあれば、そこから『首』を覗かせ、
『容器』を手にした生物に対し、強烈な『噛み付き』を与え、
産み出した『傷口』と一体化するように忍び込む。

生まれた『傷口』は『唇』となり、何らかの方法で『唇』を塞いでも、
唇に生えた『臼歯』が内側から喰らい掘って『傷口』を広げ、『唇』を大きくする。
傷口を放置していると、宿主の『脳裏』に浮かんだ『好奇心』を読み取り、
その対象について、『唇』は勝手な『独り言』を宿主と同じ声で話し続ける。

中でも人間同士の『会話』に対し、僅かでも『興味』を覚えた瞬間、
相手が初対面であろうと、『唇』の宿主はその話題に『一丁噛み』をしたくて堪らなくなる。
口を挟まなければ、『唇』は周囲を試みない『大声』で無理矢理話題に乗っかり、
周囲の白眼視を受けようとも、『唇』は延々と身勝手な会話を続けて来る。

『会話』が打ち切られて話し手が去ってしまえば、
『唇』はその者に届くように、大声を張り上げて『罵倒』を浴びせ、
声の大きさに応じて『唇』は巨大化し、結果的に『傷口』も広がっていく。
どんな話題でも相手の興味を引くように『会話』を続け、
『唇』が満足するまで話すことでのみ、穏便に『会話』を終えられる。

『傷口』が『唇』になる間、『出血』などのダメージが起きないが、
本体の至近距離で『うっせえわ』を通常解除した時、
『唇』は傷口に戻り、ダメージは一気に襲いかかる。

『うっせえわ』
破壊力：Ｂ　スピード：Ｄ　　射程距離：Ａ
持続力：Ａ　精密動作性：Ｅ　成長性：Ｅ

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