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マターリと語る世界経済 本部 18

219おぷーな ◆TUSjZcBBQk:2014/12/14(日) 12:27:32 ID:0d/LA3fU
ものづくり白書(2013年版) 〜日本経済を支えてきた製造業の揺らぎ 我が国ものづくり産業の課題と対応の方向性〜
http://bit.ly/1sqWN8w
>政権交代以降、足元では鉱工業生産指数や設備稼働率が改善してきていますが、中長期的には、
>日本のものづくり産業の競争力低下が懸念されています。2012年の就業者数総計6270万人のうち製造業は1032万人(16.5%)を占めています。
>全体に占める製造業の比率は年々低下基調にありますが、製造業が我が国の雇用を支える中核的な産業であることに変わりはありません。
>製造業は雇用の裾野も広く、製造業に関連する雇用(間接雇用者数)は688万人に上り、直接雇用と間接雇用を合わせると、
>全体のおよそ3割が製造業関連の雇用といえます。

>「波及効果倍率」 を産業別に比較すると輸送機械が最も大きく、製造業は非製造業に比べ裾野が広い産業といえます。
>仮に日本からの自動車輸出がゼロになった場合を想定すると、国内生産は25兆円規模、国内雇用は96万人規模で失われることが試算されています。

>2012年は過去最大の6.9兆円の貿易赤字を記録しましたが、その要因は鉱物性燃料(天然ガスや原油など)の輸入増加だけではありません。
>輸出の三本柱である輸送用機器、電気機器、一般機械が伸び悩み、とくにエレクトロニクス(電気機器)の黒字幅は2005年と比べ6割近く減少しています。
>やはり、製造業の輸出で稼ぐ力が低下しつつあることがわかります。高い水準の貿易黒字を維持している自動車(輸送用機器)も、
>地産地消の進行や輸入部品の活用増による黒字の縮小が懸念されます。

>海外生産を行う企業は年々増加し、上場企業では約7割が海外生産を実施しています。自動車を中心に海外生産が拡大する一方で、
>国内は頭打ちの状況にあります。エレクトロニクス産業は、国内だけでなく海外での設備投資も伸び悩む傾向が続くとみられ、
>国内外で競争力を伸ばす余力がなくなる可能性があります。

>大企業の海外シフトが進む中、中小・中堅企業の海外展開は相対的に低い水準にあります。
>ただし、今後は海外進出を志向する企業が増加する可能性があります。

>国内での生産減少や輸入部品拡大を背景に、自動車業界においては、セットメーカーと部素材メーカー(中堅・中小企業)の
>強固な系列(ピラミッド構造)が崩れつつあります。今後、ティア2、ティア3といった企業においても海外需要の取り込みが重要となるわけですが、
>海外進出の際には、現地マネジメント担当者をはじめ人材の確保が大きな課題となっています。

>設備投資の水準は、失われた20年で約3割減少しています。あわせて設備の老朽化も進んでおり、20年間で約6年の老朽化がみられます。
>フリーキャッシュフロー(営業利益+減価償却費)は設備投資に大きく影響しており、利益率が向上しない限り、更なる設備投資が困難な状況にあります。

>投資スピードが速まっている業種を中心に、設備の優位性は後退してきています。国内外ライバル企業との生産設備の生産性を比較すると、
>「輸送用機械器具」や「鉄鋼業」では「自社が優位」が多数を占める一方、「電気機械」や「化学工業」は「自社が劣位」が多くなっています。
>「自社が優位」の理由を見ると、「輸送用機械器具」は最新設備を導入していますが、「鉄鋼業」では維持・補修によって優位性を高めていることがわかります。
>「自社が劣位」の理由として、全体的に老朽化が挙げられていますが、「電気機械」ではライバル企業の投資スピードに追いつけないことを挙げる割合が多くなっています。




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