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マターリと語る世界経済 本部 16
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中国の不良債権処理は中央政府の財力で
http://nkbp.jp/143eq7Z
その「共産党」が、実は「一党独裁」の看板とはうらはらに、様々な利益集団の共棲体で、内部の統率が
さっぱり利かないことが問題なのであるが、施政の責任はひっきょう共産党に、最終的には中央政府と共産党中央に集中する。
この体制下で、「貸し手の自己責任」を盾に債権者である銀行の救済を拒絶したり、地方政府を破綻させて
住民が困窮するのを放置したりするわけにはいくまい。つまり、大方の損失は、最終的に中央財政が尻拭いをする定めなのである。
その中央財政の余力が十分なことが中国の強みだ。国債発行残高はGDPの17%。
昨今急増した地方政府関連の債務を加算しても、GDPの7割以下だろう。他の主要国に比べてはるかに健全で、
大量の不良債権を処理しても、中央財政は持ちこたえられるだけの力がある。だから、足元の混乱を見て、また、
そこにかつての日本のバブル崩壊の記憶を投影して、「中国経済崩壊」を言うのは時期尚早である。
こう考えてくると、中国経済の行方についての究極の「イフ?」は「中央財政がいつまでもつか?」になる。
/ ̄\
.| | >http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130723/251435/zu01.jpg
\_/ >「300%を越える国家債務比率」は破滅的だと言えるか?
__|_ >中国にすれば「日本には言われたくない」だろう。
/─::::─.\ >日本の政府債務残高/GDP比は、今でも224%、700兆円以上と言われる
/.<●>:::<●> \ >将来の年金支払い分を債務と認識すれば、優に350%を上回るからだ。
/. (__人__) . \
| |
\ ./ >しかし、金融調節には慎重を期すべきである。前回に述べたとおり、
/ ヽ >今は借り換えで償還される融資が多い結果、本来なら次の貸付先に投じられるべき
/ ヽ >元本が金融セクターに十分戻っていない。つまり、ストックとしてのマネー量は多くても、
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| >実際に使えるキャッシュは意外に少ないのである。
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