したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

相場見通し その5

61江草乗(管理者)★:2011/04/01(金) 17:15:05 ID:???
昨日の米国市場はまちまちの展開。ダウ平均、S&P500は反落、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続伸となりました。ダウ平均は年初来高値に迫る水準に上昇していることから高値警戒感も強く、前日終値を挟んでもみあう展開となりました。高値も31ドル高、安値も31ドル安のレンジ内の動きに終始し、取引終盤にかけて利益確定売りに押され3日ぶりに反落で引けました。
新年度相場入りとなった本日の日本株は前日終値を挟んでの小動きに終始。米国の雇用統計を見極めたいとして模様眺めムードが強く方向感に欠ける展開となりました。朝方、発表された日銀短観は震災前に集計されたデータが大部分とあって材料視されませんでした。1ドル83円台後半まで円安が進んだことは好材料。日経平均は一時9,800円台に乗せる場面もありましたが、200日移動平均9,821円が抵抗ラインとなって跳ね返されました。日経平均の終値は9,708円。前日比46円下げて取引を終えました。
トヨタ(7203)、キヤノン(7751)、ソニー(6758)など国際優良株の一角は円安を支えにしっかりの展開。そのなかにあってホンダ(7267)の75円(2.4%)安は目立ちました。11日から生産再開と発表しましたが部品の制約があり本格回復にはなお時間がかかることが懸念されました。東京電力(9501)は国有化を巡る思惑が交錯、本日も激しい値動きとなりました。一時は60年ぶりとなる400円割れまで売られる場面もありましたが引けは449円までもどしました。
東証1部の値下がり銘柄数は1,340。指数はそれほど下げていませんが週末とあって中小型を中心に手仕舞い売りが相当程度出たようです。そのなかにあってサイバーエージェント(4751)は高値を更新、一時2006年以来約5年ぶりとなる300,000円台をつけました。主力株が手掛けにくいときでも投資家の物色意欲が完全には衰えていない証左として来週以降も注目していきたい銘柄です。
(4月1日:マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板