5232 住友大阪セメント

19：ふ：2010/05/29(土) 08:09:38 ID:D2GbywoE: [中国株]セメント業界の再編、加速の見通し

5月28日（金）15時29分配信サーチナ
　工業情報化部（工信部）が中心となって制定した「企業合併再編促進文書」に、セメント業界が盛り込まれたという。上海証券報が権威筋情報として伝えた。さらに、工信部は2010年のセメント業界における立ち後れた生産能力の淘汰目標（9155万トン）を通達したという。セメント業の統合は一段と加速する見通しで、大企業もこれによる恩恵を被るとみられる。

　今後、中央政府はセメントプロジェクトに対する管理をより厳格化し、融資要件や環境保護規制も一段と引き上げるものと思われる。情報筋によると、09年末に工信部は国務院の委託を受け、10数の関連省庁と協議のうえ、『企業の合併再編促進に関する意見』を立案したが、発表には至っていない。現在、同文書について国務院が各省庁から意見を求めているが、セメント業界における生産能力の過剰問題が深刻なことを勘案して同業界を盛り込んだものと思われる。

　セメント業界の再編計画では、11年末までにセメントメーカー上位10社の生産能力の淘汰目標を総生産能力の30％以上と設定している。セメント協会に近い専門筋は、これは今後、セメント業界の合併再編に大きな動きが出るばかりか、大企業が多大な恩恵を受けることをも意味すると指摘した。

　統計によると、09年の国内のセメント生産量は17億トン前後で、上位10社の生産量が占める割合は約21％だった。この数値からすると、向こう2年でセメント業界の合併再編で淘汰されるのは少なくとも1．5億トンにのぼるとみられる。以上、経済通が伝えた。（編集担当：北村光）

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