DR の手順は、天候を鑑み翌日の電力需要を予測、蓄熱・蓄電計画を立案する。そのうえで、蓄熱・蓄電を使用するだけでは契約電力の削減目標内に翌日の電力需要が納まらないことが予測された場合、設備機器の平常時運転計画を修正し、送風・換気・空調設備の停止または低出力運転を実施する。当日、予測誤差が生じ、実際の電力需要が削減目標を超過する事態に陥りそうになった場合、設備機器の稼動量をリアルタイム制御して、電力需要を強制的に削減目標以下に抑制する。これらの制御によってピーク時の消費電力を最大20%程度カットする。