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【3656】KLab、って、どう?

19名無しさん:2015/04/03(金) 15:38:04
―真田さんは波乱万丈の起業家人生を歩んできました。ふりかえってみて、ターニングポイントを教えてください。

真田:1997年、携帯電話向け通信技術を開発しているACCESSに入社、会社員として勤務したことです。 それを契機に、自分の人生はガラッと変わりました。わずか1年間ほどでしたけれど、もう後がない状況のなかでの、人生初の会社員生活でした(下記の「真田氏の起業家人生」を参照)。

―学生時代から企業経営をしてきた真田さんは、それまで会社勤めをしたことはいっさいありませんでした。なぜ、方向転換したのですか。

真田:方向転換ではありません。なぜなら、ネットビジネスで起業するため、ACCESSに入社したからです。1996年にヤフーが日本で発足、翌年には楽天が誕生していました。私も初めてインターネットに接した瞬間に「これからはネットの時代だ」と確信。「あれもしたい、これもしたい」とビジネスプランが次々と浮かんできました。しかし、アイデアをカタチにしようにも、その仕組みがサッパリわからない。それで、起業しようにもできなかったんです。だから、ネット技術の知識を習得する手段として、会社勤めを選んだのです。当初は3年計画だったのですが、最初の1年間で大体のことがわかり、1997年にはモバイルコンテンツ事業を主軸とするサイバードを設立しました。

―真田さんの会社勤めは、ベンチャー起業家の間で意外な転身と受け止められていましたね。

真田:真意を知らない人たちは、「宮仕えをするなんて、アイツも堕ちたな」などと、いろいろ論評していたようですね(笑)。もちろん、すぐに起業するという方法もありましたよ。結果を恐れずチャレンジしなければベンチャー企業の成功はない、という信念は当時もいまも変わりません。 でも私は、それまでに2度、起業した会社をツブしていました。さすがに3度目の失敗はできない。ラストチャンスは100%の確率で成功させなければならないんです。ネット技術を学べるなら、会社員になることにためらいはありませんでした。

―大きな成功をつかむため、あえて回り道が必要だったのですね。

真田:そうですね。それに、また学生ベンチャーのノリで起業して成功していたとしても、KLabは今日のような規模にはならなかったでしょう。ひとつのことに腰をすえてじっくり勉強する時間なんて、起業家として突っ走っているときにはありません。それができたのは、会社勤めだったからです。おかげでネット技術の本質を学ぶことができました。目的が明確であれば、回り道は決してムダではないのです。
http://v-tsushin.jp/interview/klab/


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