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インターロイキンってのは、一種のタンパク質。インターロイキンは
免疫システムを司る細胞から生成される情報伝達を行うタンパク質の中でも
白血球の中から分泌されるものをこう呼ぶ。
（細胞間のコミュニケーションをとるから「インター」。白血球由来なので
ロイキン、というわけ）
現在30種類以上が発見され、順番に数字で命名されている。
今回オプジーボが「効く」のは免疫細胞のブレーキを解除し、
インターロイキン9が体内で生成され、それがガンを攻撃する（らしい）
ってのを京都大学が発見した、というのがニュース。
インターロイキン9が生成される過程をさらに突き詰めていけば
「これが生成されない患者への投与を諦める」」ことが早期に
判断できるようになる
あるいはインターロイキン9の生成をもっと進めることができれば、
あるいは他の薬との組み合わせをうまくつけるようになれれば
「夢ノクスリ」に一歩近づく。
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