したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

戦争前夜 〜ソウルは燃えているか?

18NINJA300:2018/03/30(金) 17:50:55
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
第324号(3月30日)
*北朝鮮の解体が始まった。

 26日、北朝鮮の特別列車が訪中したが、これを真っ先に金正恩と断定したのは産経新聞である。他のメディアは「北朝鮮の要人」などの表現で断定をさけていたから、産経のスクープということになろう。
 その産経の今日のトップ記事は「北、対中諜報員の増員指示」つまり金正恩が17日から27日の間に中国に潜入させる諜報員の増員を指示していたとする元・米空軍情報将校の証言を紹介している。
 
 17日といえば、中国の全人代で王岐山が国家副主席に選出された日である。19日には王毅外相の国務委員会入りが決まっている。王岐山は米国通であり、王毅は日本と太いパイプを持っている。
 言うなれば習近平独裁体制が確立し、中国の外交人事が固まった時期に北朝鮮は情報工作を強化した訳である。目的は言わずと知れた制裁解除であろう。中国は昨年から対北制裁を本格化させ、おかげで北朝鮮軍は軍服の支給さえ儘ならなくなった。
 軍服を着ていなければ、国際法上軍人と見なされない。要するに北朝鮮軍は軍隊としての基盤が崩壊しつつある。金正恩は、核ミサイルは大好きだが技術者好きの軍人嫌いで片端から将軍達を粛清したが、軍の崩壊を前にしてさすがに制裁解除に本腰を入れたのだ。

 一方、中国の習近平はといえば、全人代での権力基盤固めに労力を削がれ、米朝首脳会談の一報を聞いても外交人事が決まらないので、動きが取れない状態だった。特にトランプの戦略は「北の核を中国に向けさせる」との情報に接して居ても立ってもいられない心境だったであろう。
 かくしてお互いに嫌い合っていた習近平と金正恩がまさに呉越同舟、同床異夢さながらに電撃会談と相成った訳である。この会談の最大の眼目は、金正恩が朝鮮半島の非核化を明言した点だ。

 今まで明言を避けていた訳だから、習近平により明言を迫られたと言った方が正確だ。習近平は金正恩に非核化を明言させたことにより、トランプの「北の核を中国に向けさせる」戦略を否定させたのである。
 おそらく金正恩はその見返りとして、制裁の一部緩和のお目こぼしを得たのであろう。しかし仮に中国主導で北朝鮮の非核化が実現するとなれば、中国の朝鮮半島への勢力拡大に反対する米露が黙っている筈はなく、今後、金正恩は米中露に北朝鮮を切り売りしながら余命をつなぐ事になろう。

今夜21時からネット生放送特番「金曜は眠らナイト」に出演する。終わりは未定だが午前1時半ぐらいか。年度末のプレミアムフライデーに早めに帰宅する人にも酔っ払って終電で帰宅する人にも、お花見の合間にスマホを覗く人にも楽しんでいただける様、頑張ります。
https://www.youtube.com/user/SakuraSoTV
明日16時から渋谷ハチ公前で「マスメディア偏向報道糾弾!頑張れ安倍政権」街宣で登壇する。いずれも上記チャンネル桜で実況中継される。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板