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日本株個別銘柄

337NINJA300:2016/01/28(木) 10:20:38
トヨタ、スズキと提携を検討する背景 新興国、業績悪化のダイハツなど課題
SankeiBiz 1月28日(木)8時15分配信

トヨタ、スズキと提携を検討する背景 新興国、業績悪化のダイハツなど課題
(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 トヨタがスズキとの提携を検討する背景には、中長期的には拡大が見込まれる新興国市場で思惑通りシェアを伸ばせていないことがある。ダイハツを完全子会社化し、懸案だったグループ戦略にも着手することで、トヨタは次の成長ステージに向け大きく動き出す。

 世界販売台数や利益率で競合他社を圧倒するトヨタだが、弱点の一つが新興国だ。中国や南米ではライバルのVWやGMに差をつけられ、インドは現地向けに開発した小型車を投入したものの苦戦。対照的に現代自動車やホンダがシェアを伸ばし、劣勢が続く。

 屋台骨の米国市場が好調なため、足元の業績は上向きだが、ひとたび変調すれば揺らぎかねない。「バランスの取れた持続的な成長」(トヨタ幹部)にはインドなど新興国でいかに地盤を築くかが課題だった。

 スズキはインドで圧倒的なシェアがあり、新興国で欠かせない小型車の開発や低コスト生産のノウハウを持つ。トヨタはダイハツの小型車をインドに投入することも検討してきたが、スズキと提携すれば戦略に選択肢が増える。

 一方、トヨタは昨年から、系列部品メーカーの再編や組織改革を本格化している。ダイハツの完全子会社化はトヨタのグループ戦略が新たな段階に入ることを意味する。これまで他社に出資しても「基本は自主性にまかせる」(トヨタ関係者)側面が少なくなかったからだ。

 軽自動車の販売減で業績が悪化するダイハツはトヨタの懸案だった。VWはグループ各社の部品共通化などで規模の利益を享受しており、トヨタもダイハツと調達などを共通化すればコスト削減できる。ダイハツが、縮小する国内市場から海外へのシフトを進めるうえでも効率的な運営が図れる。

 もっとも一筋縄ではいかない。トヨタとスズキが提携する場合、スズキとダイハツがシェア争いを繰り広げてきた国内軽自動車市場の扱いが問題になる。ダイハツには「『トヨタの小型車工場』になることに抵抗もある」(関係者)。

 トヨタは子会社のダイハツと日野自動車に加え、富士重工業といすゞ自動車、ヤマハ発動機にも出資しており、昨年はマツダとの提携を発表した。スズキも加われば、弱点を補うだけでなく、兵站(へいたん)が伸びきってメリットを生かせない恐れもあり、“提携戦略”の巧拙が問われる。




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