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バリュー投資方針

1名無しさん:2011/11/03(木) 18:41:46
*:株価収益率(かぶかしゅうえきりつ、price earnings ratio)

【重要公式】
PER(株価収益率)=株価÷1株あたりの予想純利益

【PERによる売買の目安】
PERが30〜40倍で購入、100倍前後で売る。



*:株価純資産倍率(かぶかじゅんしさんばいりつ、price book-value ratio)

【重要公式】
PBR=株価÷1株あたりの純資産

【PBRによる目安】
1倍が標準。

2名無しさん:2011/11/03(木) 19:59:34
EBITDA(イービットディーエー、またはエビットダーと呼ぶ)

『利益の水準(収益力)』を正しく見る!!株価収益率(PER)ではダメ!!
 「EBITDA」(Earnigs before interest,tax,depreciation and amortization)とは、「利払い・税払い・償却前利益」のことです。日本流の営業キャッシュフローと似ていまが、営業損益に減価償却費を加えただけのシンプルなもので、会計上の営業キャッシュフローより営業活動を反映しています。
 通常の利益では一時的な損益や国別の税制・会計基準の違いにより、国際的な比較がしにくいため編み出された値です。
 EPS(1株当たりの利益)は、企業の隠れ利益の減価償却費を無視したものですが、利益に減価償却費を加えることで、その会社の損金処理前の本当の儲ける力が算出できるわけです。
 EPSは最終益をベースにしていますが、最終益には、一過性の特別損失益が加わるため、実態を反映しないケースが多いのです。1株EBIにペースになると営業損益には一過性の損益が加わる余地が無いのです。
 つまり、EPSは、特別損失など(金利支払い、為替差損、有価証券評価損、設備や在庫の廃棄損、人員リストラの退職金支払、株やゴルフ会員権の売却損)が多い会社では、本当の実力を把握できないのです。
 算出方法は、
 EBITDA(EBI)=営業利益(連結)+減価償却費(連結)
 1株EBITDA(1株EBI)=EBITDA÷発行済み株式数
となります。
 その他の算出方法:
 EBITDA=経常利益+支払利息−受取利息+減価償却費
 EBITDA=経常利益+支払利息+減価償却費
 EBITDA=税引前当期純利益+支払利息+減価償却費
といろいろあります。
 この指標は、米国で先鋭的なヘッジファンドやミューチャルファンドのファンドマネジャーたちが注目している経営指標の1つです。

3名無しさん:2011/11/03(木) 20:00:12
【PCFR(ピーシーエフアール)】

PCFRとは、「Price cash flow ratio」の略で
株価キャッシュフロー倍率のことです。

 株価を一株当りキャッシュフローで割って求めます。

PCFR = 株価 ÷ 一株当りキャッシュフロー

   キャッシュフローとは、現金収支ともいって、
   現金(キャッシュ)の流れ(フロー)のことです。


いくら現金が入り(キャッシュイン)、
いくら現金が出て行ったか(キャッシュアウト)、
現金の流出入を示しているので、
損益計算書でいうところの当期純利益と違って
粉飾するのが難しいところから、
ファンダメンタル投資法であるバリュー株投資家からは、
PER、PBRと並んで参考にされている指標です。

そしてPCFRの値を求めるときに注目したいのが、
当期純利益に原価償却費を足し戻して計算しているという点です。

 ※原価償却費とは…
 土地を除いた建物や機械設備などの固定資産が、
 時間の経過により資産価値が下がっていく分、減価を
 費用として計上し、新しいのと替える場合に備える
 会計上の手続きのことを減価償却といい、
 税制上、必要経費とみなされます。

企業が自社の発展のために
設備投資を行った際、
損失が出るのは建物や機械を購入した年だけですが、
実際には、その建物や機械を何年にもわたって使い
利益を出していくわけです。

利益を生むためにかかった費用を、
経費として認めているというわけですね。

減価償却費は決算時には費用として計上されますが、
現金の支出を伴わない費用ですので、
(資金収支計算書上の支出にはなります。)
実際には計上された減価償却費の額だけ
企業内部に資金が留保されることになります。

またどんな固定資産も、
減価償却により価値がゼロになるのではなく、
一定の価値が残るものとされています。
これを残存価格といい、
会計上、取得価格の10%とされています。

PCFR<7

4名無しさん:2011/11/03(木) 20:00:44
【EV/EBITDA倍率とは】

こなつさんの見解では、

EV/EBITDA<7


EV/EBITDAとは、Enterprise Value/
Earnings before Interest, Taxes, Depreciation,
and Amortization の略で、
イービットディーエーとかイービットダーと読みます。

EV(企業価値)が
EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・
無形固定資産の減価償却前利益)
の何倍かという指標です。
それぞれ以下のように表されます。

EV=株式時価総額+有利子負債−現預金

EBITDA=営業利益+減価償却費

※本によっては
EBITDA=経常利益+支払利息−受取利息+減価償却費
としているところもあります。

※アモーチゼーション(Amortization)とは、
無形固定資産の取得原価などを一定の耐用年数にわたって、
各会計期間の費用として配分することです。


Photo by esupply

企業を買収する際には
発行済株式すべてを購入しただけでは収まりません。
企業には借金もありますから有利子負債を足して、
現預金など余剰資金を差し引いた金額で
企業を買収することができます。

それを「企業価値=EV」と見ているのですね。

EV/EBITDA倍率は、その企業を買収して
何年で元が取れるかの指標として有名です。

1980年代に当時の米タイムワーナーなど
メディア企業が使い始めたのが起源とされています。

90年代後半からIT企業を買収する際の目安として、
米国の投資銀行などが使うようになって急速に広まりましたが、

金利、税金、減価償却費を引く前の利益を元にした数値ですので、
企業の設備投資競争は次第に過熱し、
2002年に破綻した米通信大手ワールドコムの
粉飾決算問題が露呈してからは、
EBITDA指標に対する関心も
急速に衰えました。

5名無しさん:2011/11/03(木) 20:11:14
【ROE(Rate of Return On Equity)】
自己資本利益率[じこしほんりえきりつ]、株主資本利益率[かぶぬししほんりえきりつ]

発行済み株式数に対しての企業の自己資本(株主資本)に対する当期利益(税引後利益)の割合。

米国では株主構成に機関投資家が増加し、これらの投資家が「投下した資本に対し、企業がどれだけの利潤を上げられるのか」という点を重視したことも背景となって、最も重要視される財務指標となった。

企業は、株主資本(自己資本)と他人資本(負債)を投下して事業を行い、そこから得られた収益の中から、他人資本には利子を支払い、税金を差し引いて最後に残った税引利益が株主に帰属する。したがって、自己資本利益率は、株主の持分に対する投資収益率を表すことになる。

そのため、経営者が株主に対して果たすべき責務を表した指標と見ることができる。また、それは株主に帰属する配当可能利益の源泉となるものであり、配当能力を測定する指標として使われる。自己資本収益率は株式の投資尺度としても重要である。

BPS(一株当たり純資産)が所与とすれば、自己資本利益率を高めることはEPS(一株当たり利益)の上昇につながり、将来的な企業利益上昇の期待から株価上昇につながる(企業の将来価値を金利等で割り引いた、企業の現在価値の上昇につながる)。


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