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月刊 加藤茂伸

164名無しさん:2003/11/08(土) 01:30
2003年11月7日 金曜日

 今日は書きたいことが溢れ出てくる。
 止められない衝動を書き連ねる。



 僕は弱者だ。
 一人では生きていくことができない。
 正しく言えば、一人だと感じてしまうと生きていけない。
 
 だから、心のどこかで自分は一人ではないと期待している。
 本当は、一人なのに、一人ではないことを期待している。

 自分を騙し、
 自分を騙し、
 自分を騙すストーリーを書き続けている。
 
 それは、妄想でしかないのに。



 ハンニバルのように、頭をかっさばいて
 脳の感情を司る中枢を破壊したい。
 
 心に感情があるのなら、
 感情などガムのようにクッチャクチャに噛みほぐして
 味も何も無くなったところを思いっきり吐き出して
 砂利まみれにし、
 アスファルトにへばりついて
 干からびて、黒い染みになればいい。

 感情など要らない。
 期待など跡形も無く消えればいい。



 「頑張れ」などと言うな。
 
 例えば僕は、とある就職活動サークルが嫌いだ。
 苦しんでいる人間にやたらと「頑張れ」というからだ。

 苦しんでいる人間が、「頑張れ」一言で立ち直れるわけが無い。
 そんな人間は、そもそも苦しんでなどいないのだ。

 本気だからこそ、
 本気だったからこそ、苦しいのだ。

 苦しみに耐えることで精一杯なのだ。
 それだけで、どれほど「頑張って」いることか。

 簡単に「頑張れ」などとは、口が裂けても言えない。



 だからと言って、「勝手にしろ」とも言われたくない。
 だから僕は「弱者」なのだ。

 誰かに気付いて欲しい。
 けれども、誰にも気付かれたくない。
 背反する感情は、回り続けるコインの裏表のように
 クルクルと立場を変える。
 二つの感情は、均衡点を見つけることは無く
 絶えず、どちらかが僕を支配する。
 僕は、どちらが自分なのか分からなくなる
 


 僕にとって、書くこととは
 自分の感情の澱みを、火葬に処し
 残った骨を、砕き、骨粉にし
 大洋に向かって、ばら撒く作業だ。

 僕は書き続けている。
 僕の感情の澱みはまだ、消えていないということだ。


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