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【誰が→誰と→どこで→どうして→どうなった】リレースレ
658
:
名無しさん
:2009/03/19(木) 00:37:15
そして、珍らが入ってきたのとは別の講堂の入口に、スポットライトが当てられBGMが流れ始めた。
そのBGMはなぜか『朝まで生テレビ!』のパネラー入場時のものだった。
659
:
名無しさん
:2009/03/23(月) 01:16:17
講堂の扉を開けて、選手たちが入ってきた。
最初の選手は柔道着を着ていた。
アナウンス「元柔道オリンピック代表、時空機動隊所属・小川隊員!!」
観客席から歓声と拍手が起きた。
続いて二人目の選手が入ってきた。
なぜか烏帽子を被り、平安時代の貴族のような服装をしていた。
アナウンス「由緒正しき狂言師の家系、和泉宗家の血を引く御曹司!
科学捜査部所属・和泉技師!!」
拍手と歓声の中、一礼をして花道を歩いていく。
660
:
名無しさん
:2009/04/04(土) 01:42:27
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜こりゃこりゃ〜〜〜〜〜〜〜
661
:
名無しさん
:2009/04/05(日) 01:33:14
…と、珍らが奇声をあげたので、泰葉隊員は間髪入れずに
5匹の額にげんこつを食らわせた。
泰葉隊員「静かにしろ!ノールス野郎!!」
続いて、3人目の選手が入ってきた。
664
:
名無しさん
:2009/05/18(月) 01:06:42
ところが、入場の最中に珍の一人である自称DarkGlowが突如暴れだした。
高田総統は当然見逃すことなく泰葉隊員と小川隊員に指示をした。
一般人Aの子供「試合前なのに暴れるなんて恥ずかしいね、お父さん」
665
:
名無しさん
:2009/05/18(月) 01:49:33
更にもう一人の珍、自称AS部長も突如カメラに向かって暴れだした。
自称AS部長「オメーら珍だ珍だってウゼーんだよっ!大体俺たち何でプロレス出ないといけねーんだよっ!」
678
:
名無しさん
:2009/05/19(火) 01:20:51
『自称AS部長』からTVカメラを守るため、『時空機動隊』が割って入る。
盾や棍棒、警棒で『自称AS部長』をどつき回す!!
AS部長「ちきしょう!!何すんだよ!!離せよ!!」
醜悪な顔が、TVに大写しになる。
その時、3人目の選手が現われた。
色黒で、大柄な男性だった。
アナウンサー「ハワイからの刺客、ボノ隊員の登場だ―――――――っ!!」
679
:
名無しさん
:2009/05/19(火) 01:36:27
その瞬間、小川隊員は『自称DarkGlow』の胸倉をつかみ
一本背負いで放り投げた。
小川隊員「うおおおおおおおおお―――――――っ!!」
と同時に、ボノ隊員も走り出した。
ボノ隊員「うおおおおおおおおお―――――――っ!!」
ボノ隊員はジャンプして、床に叩きつけられた自称『DarkGlow』にのしかかった。
ベシャッ!!
ボノ隊員の『ボディスラム』で自称『DarkGlow』はぺちゃんこになった。
680
:
名無しさん
:2009/05/20(水) 01:31:26
その隙を見て、自称『AS部長』が逃げ出した。
泰葉隊員「あ、こら!どこへ行く!和泉技師、やつを止めてくれ!!」
和泉技師「あいや、分かり申した!」
和泉技師は軽々とジャンプして、自称『AS部長』の肩に、肩車状態で乗っかった。
和泉技師「我が偉大なる祖先、『和泉元彌』が編み出したる秘伝の必殺技を食らうがよい!
必殺!!元彌チョップ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
和泉技師は右手を振り上げ、自称『AS部長』にチョップを食らわせた。
チョップは的確に自称『AS部長』の脳天を直撃した。
自称『AS部長』の珍は、ゆっくりと崩れ落ちた。
682
:
名無しさん
:2009/06/18(木) 01:15:51
>>680
の続き。
そして残った珍3匹の前に、4人目の選手が現われた。
今度は、黒のエナメルのレオタードに身を包んだ美女だった。
アナウンサー「台湾のエロテロリスト、インリン様の登場だ―――――――――――っ!!」
珍らは、インリン様の姿に鼻の下をだらしなくデレッと伸ばし
口から涎を垂らし、股間を大きく固くしていた。
683
:
名無しさん
:2009/06/19(金) 00:37:27
観客たちは、インリン様の登場に黄色い声援をあげた。
その時、珍の一人が我慢できずに固くしていた股間を露出した。
珍C「インリン様ぁ〜、俺ので宜しければ差し上げます!」
珍Cは土下座までしたが、インリン様はそれを無視して股間を蹴飛ばした。
インリン様「アンタの汚い股間なんて興味がないわ。早くしまいな!」
観客たち「インリン様に向かって何てことを!!!」
684
:
名無しさん
:2009/06/19(金) 01:29:36
そしてインリン様は、珍Cの股間をピンヒールのかかとでグリグリと踏みつけた。
珍C「あ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!いい〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
珍Cは、谷岡ヤスジの漫画(←古っ!!)のように悶絶して鼻血を大量に噴出した。
685
:
弥七
:2009/06/25(木) 22:03:02
珍Cの股間の粗末なモノは「ぷちっ」と音を立てて潰れてしまった。
インリン様は千切れた粗末なモノを観客席に蹴り上げた。
686
:
名無しさん
:2009/06/26(金) 01:34:21
屈強なタイムパトロール隊員達も、さすがにこれには驚いて我先に観客席から逃げ出した。
珍Cの『イチモツ』が落ちた半径数メートルの席に座るものは誰もいなかった。
なぜなら珍の粗末なものは、『放射性廃棄物』や『エボラウィルス』をも上回る『危険物』であるためだった。
早速、珍Cとその『イチモツ』のまわりに『バイオハザードマーク』の入った
黄色の規制線が張り巡らされた。
タイムパトロール隊員「対テロ特殊部隊をここに呼べ!!」
和泉技師「防護服も用意させるのだ!」
別の隊員が『対テロ特殊部隊』の出動を無線機で要請した。
要請を受けた『対テロ特殊部隊』が、防護服に身を包み
ものものしく花道を進んできた。
687
:
名無しさん
:2009/06/26(金) 06:18:36
一方、一般家庭に向けて配信したはずのテレビ中継は、放送すべきではない場面が映ってしまった為か突然中断した。
そして「しばらくお待ちください」の画面が現れた。
一般人Aは、さすがに子供には見せられないと就寝するよう促した。
一般人A「太郎(仮名)、宿題済んだなら早く寝なさい。しかしそこまでズルズルされたら試合にならないな」
688
:
名無しさん
:2009/06/27(土) 02:28:31
そして、TV中継が中断された『タイムパトロール東京本部・講堂』に話は戻る。
高田総統「音楽を止めろ」
高田総統の指示で、音声係は音響機器のスイッチを切り
鳴り続けていた『朝まで生テレビ!』のBGMを止めた。
講堂に入ってきた『対テロ特殊部隊』は、危険物の調査と
撤去・除染作業を行なう『危険物処理班』と、汚染物を浴びた人達の救護を行なう
医師・看護師らで構成された『救護班』とに分かれていた。
高田「直ちに珍Cのイチモツの処理と周囲の除染、被害者の救護に当たってくれ」
高田総統の指示で『対テロ特殊部隊』は活動を開始した。
危険物処理班の隊員が、ロボットアームで珍Cのイチモツを掴みあげた。
処理班隊員A「珍Cのイチモツを確保!」
処理班隊員B「これどうする?」
処理班隊員C「処分しようもこれは危険過ぎる。宇宙に棄てるしか…」
処理班隊長「これ、もしかしたらくっつくんじゃないか?」
全隊員「え―――――――――――――――――――――っ!!」
処理班隊長の発言に、高田総統をはじめ、講堂にいる全隊員が驚き、のけぞった。
早速、物はためしとばかり、処理班隊員Aは珍Cのイチモツを
本来あるべきところに、ロボットアームを操作して置いた。
すると、処理班隊長が言ったように、ちぎれた珍Cのイチモツは珍Cにくっつき
傷も跡形無く消えた。
珍Cの恐るべき回復力にまたもや全隊員が驚き、のけぞった。
689
:
名無しさん
:2009/06/30(火) 01:20:19
『危険物処理班』による、珍Cの周りの除染作業と並行して
『救護班』が『イチモツ』落下地点付近にいた隊員達の
救護活動を行なっていた。
高田総統以下、その場にいたほぼ全員が、防護服を着用して
様子を見守っていた。当然、珍らには防護服を着せなかったのは言うまでもない。
そして、高田総統はインリン様に話しかけた。
高田「インリン君、さっきのあれはやり過ぎではないのか?」
690
:
名無しさん
:2009/06/30(火) 21:42:30
インリン様「総統、いきなり私の前で汚い股間を晒されたのよ。あんなのセクハラですよ」
観客たち「そうだ、そうだ!!!」
691
:
名無しさん
:2009/07/01(水) 01:45:41
高田「私が『やり過ぎでは無いのか?』と言ったのはそれじゃなくて
観客席に珍Cのナニを蹴り込んだ事について言ったんだ。
もし、珍のナニが誰かに当たったらどうするつもりだ?
一歩間違えば目もあてられぬほどの惨事を招いていたかもしれないんだぞ!
インリン君、もしそうなったら君は重い十字架を一生背負い続ける事になるんだぞ。
あそこにいる彼等や彼女等には守るべき家族がいるんだ。そこをわきまえてくれ」
インリン様「・・・・・・・・・・・」
高田総統の言葉に、インリン様は何も言う事が出来なかった。高田総統は言葉を続けた。
高田「この件に付いては、数日以内に諮問委員会に諮る事になるだろう。
私も『監督不行き届き』で上級官庁から召喚されるはずだ。
とにかく、君が珍Cに一番近いところにいた以上、リスクが高い。すぐ検査を受けるように」
インリン様「分かりました。ボス…」
インリン様は、救護班の看護師に連れられ、隔離病室に向かった。
692
:
名無しさん
:2009/07/02(木) 01:25:57
高田総統「珍2匹もダウンだから今回の試合は不成立とする!直ちに放送を打ち切れ!」
高田総統はTVクルーに打ち切りを指示すると共に、珍どもを空間の藻屑として処分するよう指示をした。
藻屑として処分された珍どもは、一気に下へ引き込まれた。
そして、気がついたら珍どもは病院のベッドで横たわっていた。高田総統…いや高田延彦に似た医師が珍どもに声をかけた。
高田延彦似の医師「池に落ちてから半年も気を失ったんですよ。君たちは本当に奇跡だ」珍ども「((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
693
:
名無しさん
:2009/07/02(木) 01:33:34
珍「今までのは…もしかして、夢だったのか!?」
694
:
名無しさん
:2009/07/02(木) 12:37:08
しかし、半年も入院していたため、入院費がべらぼうな金額になっていることに
珍らは知る余地はなかった。
695
:
名無しさん
:2009/07/03(金) 01:45:28
医師「君たちはもう十分回復している。明日退院でいいかね?」
医師の呼びかけに、珍らはうなずいた。
翌朝、看護師が請求書を持って珍らのところに来た。
696
:
名無しさん
:2009/07/03(金) 14:24:00
でもバカだから、数字が読めない。
697
:
名無しさん
:2009/07/04(土) 01:29:20
そのため、珍らは金額欄にゼロがいっぱい並んだ請求書の内容を理解出来なかった。
さらにそれ以上の問題があった。
珍らが、請求された莫大な金額の入院・治療費を支払えない事が判明したのだった。
698
:
弥七
:2009/07/04(土) 08:44:38
病院側は親族に請求することを考えた
医師「君たち、住所は?」
珍「ジューショ?それって美味しいんすか?喰わせてくれよ。」
珍は住所の意味すら知らなかった。
699
:
^^おいで
:2009/07/04(土) 16:07:02
すごく好評のブログw
ちょっとHでどんどん読んじゃうよ。
更新もしてるからきてみてね^^
ttp://angeltime21th.web.fc2.com/has/
700
:
名無しさん
:2009/07/04(土) 21:32:34
とおバカな発言(
>>699
)をした為、医師はカウセリング等必要と判断しもう半年の延長となった。
そして珍どもは精神科病棟へ移された。
701
:
名無しさん
:2009/07/05(日) 02:08:19
早速、珍らは『閉鎖病棟』に入れられた。
702
:
名無しさん
:2009/07/09(木) 01:03:48
その頃、ナースステーションでは…
監視カメラのモニターに映し出された珍らの奇行を見た
医師や看護師らは笑い転げていた。
703
:
名無しさん
:2009/07/11(土) 02:08:55
医師や看護師らが笑い転げた事により、病院の業務に大きな支障が出たため、
704
:
名無しさん
:2009/07/11(土) 23:40:49
医師は珍どもに鎮静剤を注射するよう看護師に指示をした。
鎮静剤を打たれた珍どもは、たちまち深い眠りについた。
そして珍どもが見たものは、海の中を悠々打と泳ぎさまよっていた。
珍A「俺たち海ん中なのに息できるぞ!」
珍B「本当だ!あっ、ポニーテールの金髪の女だ!」
珍どもは、某パチンコのキャラクター「マリンちゃん」と思われる女をナンパしようと企てたが…。
705
:
名無しさん
:2009/07/12(日) 00:00:36
>>704
誤「悠々打と泳ぎ〜」
正「悠々と泳ぎ〜」
タイプミススマンm(__)m
珍ども「おーい、アンタ噂の『マリンちゃん』か?」
706
:
弥七
:2009/07/12(日) 13:50:59
くるっと振り向いた顔は違っていた。
「わしが男塾塾長、江田島平八であーる!」
707
:
名無しさん
:2009/07/12(日) 14:04:51
珍「どしぇ―――――――っ!!」
驚いた珍らは、ムンクの『叫び』のような顔になった。
708
:
弥七
:2009/07/12(日) 20:21:43
珍達は驚いて目が覚めた。
そこには実際に男塾塾長、江田島平八が立っていた。
珍の腐った性根叩き直すため院長が呼んだのである。
709
:
名無しさん
:2009/07/14(火) 01:32:10
珍たちは、病院から逃げ出そうとした。
しかし…
710
:
名無しさん
:2009/07/15(水) 01:27:32
病院の敷地から出た途端、けたたましく警報音が鳴り響いた。
ジリリリリリリリリリリリリリ!!
その音を聞きつけ、警備員や医師、看護師らも出てきた。
警備員「君達、すぐ戻りなさい!戻らないと大変な事になる!どうなっても知らないぞ!」
当然、珍らが警告を聞き入れる事は無かった。
逃げようとした珍らは、首に違和感を感じた。
首には、LEDが点滅する機械仕掛けの首輪が着けられていた。
その首輪からも、警告メッセージが流れた。
首輪「タダチニモドリナサイ。モドラナケレバ、タイヘンナコトニナリマス」
711
:
名無しさん
:2009/07/15(水) 01:52:57
珍らは、首輪を外そうとしたが、鍵が掛かっているのと
首輪自体が非常に頑丈な事もあり、外せなかった。
首輪「コレヨリ、カウントダウンヲカイシスル。10、9,8…」
珍A「もしかして、爆発するんじゃないだろうな?」
珍一同「ひえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
珍らは、パニック状態になった。
712
:
弥七
:2009/07/16(木) 00:41:02
首輪「7・6・5・4・3・2・・・」
もうダメだっと思ったそのとき・・・
713
:
名無しさん
:2009/07/16(木) 01:24:15
バシュッ!!
突如、首輪がカウントダウンを停止した。
首輪「カウントダウンヲ、テイシシマシタ」
珍らは、目を丸くし、呆然としていた。
珍らの前に、首輪のリモコンを持った『江田島平八』が立っていた。
江田島「その首輪は、わしがここの警備員さん達に付けさせたものだ。
お前等の想像通り、それは逃げようとすると爆発する仕掛けになっている。
何なら今ここで試してみるか?」
ボタンを押そうとした江田島に珍らは蒼ざめて震えあがり、首を横に振った。
珍一同「やめてくれ―――――――っ!!ブルブルブル・・・」
714
:
名無しさん
:2009/07/17(金) 01:47:32
そして珍らは、警備員達に連れられ、病室に戻されたのでした。
江田島「ふっ… 爆発させても面白かったんだがな」
715
:
弥七
:2009/07/19(日) 18:35:11
江田島「はっ…はっ…はっくしょん!……あ…」
クシャミの弾みでボタンを押してしまった。
病室から激しい爆発音がした。
珍の頭部は粉々に吹き飛んでいた。
江田島はせめてもの弔いと思い
破片を集め頭部に乗せていった。
もぞもぞもぞ・・・肉片が動き形を成してきた。
珍「あ〜びっくりした!」
珍は復活した。
716
:
名無しさん
:2009/07/19(日) 19:05:34
珍は生き返ったものの、病室はぐちゃぐちゃに壊れてしまった。
江田島「お前ら、病室を修理しろ」
江田島は珍らに大工道具を渡した。
717
:
名無しさん
:2009/07/28(火) 01:23:19
しかし、珍らは大工道具を使いこなせなかったので、
718
:
名無しさん
:2009/08/01(土) 01:33:57
珍らの病室は、修理する前よりもぐちゃぐちゃになってしまった。
720
:
名無しさん
:2009/08/04(火) 01:24:08
入院費を払ってもらえない上、病室も破壊されたため
院長は困り果てていた。そこで、
721
:
京都刺民
:2009/08/13(木) 05:10:18
背に腹は代えられぬと、地獄のキリトリ(取り立て)をすることで超有名な、
萬田銀次郎氏に入院費と修理費の取り立てを依頼したが、
722
:
名無しさん
:2009/08/14(金) 02:20:54
程なく、珍らからは取り立てられる財産が全く無い事が判明した。
萬田「マグロ漁船に乗せようとしても、珍では使い物にならん。
かと言って風呂に沈めるわけにもいかん。こうなったら
お前等の体で払うてもらうしか無いな」
珍ら「ええ――――――――っ!!おれ等もしかして
『新宿二丁目』に連れてかれるの――――――っ?
『アッー!』とか『ウホッ!』の世界なんてやだよおおおおおっ!!」
萬田「気色悪い事ぬかすなボケッ!!」
情け無用な取立てをしても、決して債務者に暴力を振るわない萬田ではあったが
この時ばかりは、珍らの股間を思いっきり蹴り上げた。
723
:
名無しさん
:2009/08/15(土) 02:15:43
萬田銀次郎が珍らに言った『体で払わせる』とは
珍らをロープや手錠で動けないようにした上で
大都市の繁華街に連れて行き、お金を取って珍らを殴らせる
『殴られ屋』として活用することであった。
萬田の提案を、江田島は快諾した。
まずは、珍らを萬田のホームグラウンド、大阪・ミナミへと連れていく事にした。
萬田「さあさ、ご通行中の皆様、1回1000円で珍を殴り放題!!
『殴らせ屋』だよ〜〜〜〜〜!!」
萬田の呼び声に、黒山の人だかりが出来た。
724
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 17:21:04
珍共の心の呟き「ひえ〜〜せっかく、肉体を再生させたのにこれじゃあ〜また…」
725
:
名無しさん
:2009/08/18(火) 20:15:59
そこへ一番に現れたのはアントニオ猪木であった。
726
:
名無しさん
:2009/08/20(木) 01:38:57
A・猪木「何か面白そうな事やってるな。まずはおれに殴らせてくれ」
アントニオ猪木は、萬田銀次郎に1000円札を渡した。
萬田「猪木はん、おおきに。どの珍からいきまっか?」
A・猪木「(一人の珍を指差し)まずは、こいつからだ」
アントニオ猪木に指差された珍Aは蒼ざめた。そしてアントニオ猪木は手を振り上げた。
A・猪木「元気ですか―――――――――――――――――っ!!」
ぶわっち―――――――――――――ん!!
A・猪木のビンタが珍Aの頬に炸裂した。その音は、道頓堀に響き渡った。
727
:
京都刺民
:2009/08/20(木) 05:06:49
猪木氏の張り手の音が道頓堀に響く中、萬田氏の背後から、ぼそっと
クレームが聞こえた。
『産業廃棄物未満な珍滓如きをしばいたら、手も穢れるのに、
それに1000円ってのは、高すぎるよなぁ。勿論、1000ウォンでも
だけど…。』
それを聞いた萬田氏は早速…、
728
:
名無しさん
:2009/08/22(土) 21:56:57
「そこまで言うなら全部只にしたるわ。
持ってけ、どろぼう、つーか、好きなだけ殴ってけ。」
729
:
名無しさん
:2009/08/23(日) 02:07:00
と思ったその時、萬田銀次郎の耳にどこからか声が聞こえてきた。
声「そこでヤケになったら試合終了じゃぞ、萬田君」
萬田は、声の聞こえた方向に振り向いた。
そこには、萬田たちの様子を見にきた『江田島平八』がいた。
730
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 01:39:30
萬田「江田島はん、何でこんなところまで?」
江田島「ちょっと気になったのでな… 萬田君、君が珍を活用するために考案した
『ビジネスモデル』を批判されて悔しい気持ちは分かる。しかし
ここで投げ出しては元も子もない。とにかく、君の愛車のトランクを見てみろ」
萬田「わしのベンツに何を…」
江田島の発言に疑問を抱きつつ萬田は愛車の黒の『メルセデスベンツ500SL AMG』のトランクを開けた。
トランクの中には、木刀や金属バット、ボクシングのグローブ、どういうわけか
ボーリングの玉に、槍投げ用の槍まで入っていた。
731
:
名無しさん
:2009/08/28(金) 01:48:46
江田島「後、これも用意しておいたぞ」
江田島は中身がぎっしり詰まった『ドン○ホーテ』の黄色いポリ袋を萬田に手渡した。
萬田が袋の中を確認してみると、中には使い捨ての『紙お絞り』がたくさん入っていて
病院などで手洗いの時に使うポンプ式消毒薬も入っていた。
732
:
名無しさん
:2009/09/03(木) 01:58:33
A・猪木「あー面白かった。結構楽しめるな、これ」
珍を殴り終えたアントニオ猪木が萬田に近寄ってきた。
萬田「猪木はん、これ使っとくなはれ」
萬田は、アントニオ猪木にお絞りと消毒薬を渡した。
A・猪木「お、すまないね」
アントニオ猪木は、お絞りで手をふき、消毒薬で手をきれいにした。
A・猪木「(萬田のベンツのトランクを除き込み)お、なんか物騒な物が入ってるな」
733
:
名無しさん
:2009/09/07(月) 22:04:08
そこには、噂の珍獣ハンター・イモトアヤコが隠れていた。
734
:
名無しさん
:2009/09/08(火) 01:41:45
萬田は、アントニオ猪木の『物騒なものが入ってるな』と言ったのが
ベンツのトランクの中の木刀や金属バットなどの事を指していると思った。
が、イモトアヤコを見つけた萬田は、肝を潰さんばかりに驚いた。
萬田「うわぁぁぁ!!江田島はん!!何やこれは!!」
江田島「し、知らん!!わしはこんなのを入れた覚えは無いぞ!!」
萬田は江田島の目を見た。江田島はうそをついているようには見えなかった。
江田島「恐らく、わし等の知らぬうちに入り込んだのだろう」
珍獣ハンター・イモトは、金属バット片手にベンツのトランクから出てきた。
服装は『イッテQ』に出演してる時同様、セーラー服だった。
A・猪木「珍をどつく気まんまんだな」
そんなイモトの肩を、萬田はポンポン、と叩いた。
萬田「珍をどつくんやったら、その前に1000円払てんか」
735
:
名無しさん
:2009/09/09(水) 01:16:33
イモトは、財布を取り出して500円硬貨を2枚、萬田に渡した。
萬田「おおきに。どれからどついてもええで」
イモトは無言でバットを構えた。
アントニオ猪木のビンタで腫れ上がった珍等の顔に恐怖の色が浮びあがった
イモト「うおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
イモトは雄叫びを上げて珍らを金属バットでどつき始めた。
ガシッ!!ガシッ!!ガシッ!!ガシッ!!ガシッ!!ガシッ!!
イモトが珍をどつき回す音が景気良く響き渡った。
736
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 01:16:32
イモトの次に現われたのは、元・コメディNO.1の前田五郎だった。
前田「萬田はん、次はわしにどつかせてくれんか?」
前田五郎は、財布から1000円札を取り出して言った。
737
:
名無しさん
:2009/09/12(土) 03:02:23
それからすぐに噂が広がったのか、蝶野正洋や佐々木健介・北斗晶夫妻がやって来た。
萬田「アンタら順番やで。1000円用意して待ちなはれ」
738
:
名無しさん
:2009/09/13(日) 01:37:08
イモトが殴り終え、前田五郎の番が回ってきた。
萬田「前田はん、あんたの番やで」
前田五郎は、萬田銀次郎に1000円札を渡し、木刀を手にした。
萬田「おおきに。どれでも好きなだけボコボコにしてええで」
珍ら「ひえええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
前田五郎は、木刀で珍らに殴りかかった。
バキッ!!バキッ!!バキッ!!バキッ!!バキッ!!
前田「おのれN田Kウスめ!!オンドレだけは絶対許さん!!」
前田五郎は、かつての所属事務所と、そこにいる芸人達を貶しながら
珍を殴っていた。
前田五郎の口からは、怨嗟の言葉だけではなく、とても口外出来ない
芸能界の数々のスキャンダルも飛び出し、周りの人達を驚愕させていた。
739
:
名無しさん
:2009/09/14(月) 20:41:22
前田五郎が珍らをボコボコにしている間、蝶野、佐々木&北斗夫妻に次いで「浪花のロッキー」こと赤井英和がやって来た。
赤井英和「何やあれ?でも面白そうやな」
740
:
名無しさん
:2009/09/19(土) 01:35:32
そんな赤井英和に、江田島が近寄ってきた。
江田島「赤井さん、ちょっとお耳を… 実は…ゴニョゴニョ…」
江田島は今までの経緯を赤井英和に耳打ちした。
赤井「ほお、そうかいな。ほんなら俺もやらせてもらうわ」
赤井英和は1000円札を用意し、萬田のベンツのトランクからボクシンググローブを取り出し
蝶野正洋や佐々木健介・北斗晶の後ろに並んだ。
741
:
弥七
:2009/09/21(月) 23:43:57
「赤井、何しとんねん。」
トミーズ雅が声をかけてきた。
雅「今日はゴキブラの収録日やろ。はよ行かんと・・・」
赤井「せやけどな、ごにょごにょ・・・」
雅「そら、おもろいわ。ワシも並ぼ!」
赤井「収録はどないするねん?」
雅「街頭ロケにしてもらお」
赤井「せやな」
赤井の後ろにトミーズ雅が並んだ。
742
:
名無しさん
:2009/09/22(火) 07:17:14
トミーズ雅は早速携帯を取り出しプロデューサーの携帯へ電話した。
トミーズ雅「もしもし、今日の収録の件で電話したんやけど、実は…ゴニョゴニョ」
743
:
名無しさん
:2009/09/23(水) 01:43:17
トミーズ雅が電話を掛けて程なくすると、『ごきブラ』こと
『ごきげん!ブランニュ』のスタッフ達を乗せたテレビ局の車が雅たちの元に来た。
それを見た前田五郎は、無用のトラブルを避けるためか、珍をどつくのを止めて
木刀を放り出し、その場から立ち去った。
雅「あれ?五郎兄さんがおらへん。どこ行ったんやろ?」
赤井「あ、ホンマや。前田さんもいろいろあったから、テレビに映るわけにはいかへんねやろ」
蝶野正洋「次はおれの番だな」
萬田に1000円札を渡そうとした蝶野正洋に赤井英和は声を掛けた。
赤井「蝶野はん、ちょ… ちょっと待ってくれへんか?」
744
:
名無しさん
:2009/09/25(金) 01:47:09
赤井英和は蝶野正洋に、これからTVの収録を行なうため
珍を殴るのは少し待って欲しいと頼み込んだ。蝶野正洋は困惑したものの承諾した。
赤井はプロデューサーに、萬田銀次郎と江田島平八がこの件の責任者である事を告げた。
プロデューサーは二人に名刺を手渡し、収録に関しての交渉を始めると同時に
ディレクターが、蝶野正洋・佐々木健介・北斗晶との出演交渉を始めた。
その横で、カメラ・照明・音声等のスタッフが車から降りてきて収録の準備を始めた。
745
:
名無しさん
:2009/09/30(水) 02:33:54
トミーズ雅は、赤井英和がボクシンググローブを持っている事に気付いた。
雅「赤井、そんなんどこにあったん?」
赤井「ああ、これか?あそこの黒いベンツのトランクの中にあったんや」
赤井英和は、萬田銀次郎のベンツを指差して言った。
トミーズ雅は、萬田のベンツのトランクを覗き込んだ。
中には金属バットに木刀、ボウリングの玉、槍投げの槍等が入っていた。
雅「なんやらいろんなもん入っとるなぁ」
それらの中から、トミーズ雅はボクシンググローブを見付けて取り出した。
746
:
名無しさん
:2009/10/04(日) 02:26:09
一方、プロデューサーは、萬田・江田島両名との交渉をしていたが
『ごきブラ』の収録について、萬田は難色を示していた。
747
:
名無しさん
:2009/10/20(火) 01:55:04
萬田「わしがテレビに出たら、顔さして本業に差し障るんや」
プロデューサー「あなたが多くの人々に知られて差し障りのある本業って一体何なんですか?」
萬田「金貸しや。それも『トイチ(10日で10%の利子)』のイリーガルやけどな。
もし入り用があったら、わしがナンボでも相談に乗るで」
プロデューサーは蒼ざめ、萬田は不敵な笑みを浮かべた。
しかし、それでもプロデューサーは萬田に食い下がった。
プロデューサー「あ、萬田さん。VTRの編集の際、あなたのお顔にモザイクを掛けて、声を
ボイスチェンジャーで変える、というのは如何ですか?
もちろん、あなたのお名前も放送では出しません。もし誰かが言ってしまった場合
口元を隠して『ピー』音で聞こえなくしますから」
『モザイク』などで正体を分からなくする、というプロデューサーの提案に、萬田は応じることにした。
ちなみに、江田島平八は『顔出しOK』であった。
748
:
うんち
:2009/10/20(火) 18:54:46
うんち
749
:
名無しさん
:2009/10/31(土) 01:31:32
うんち
750
:
弥七
:2009/10/31(土) 19:05:15
と、2回も排泄したいと珍が言ったが
誰も聞いてないので珍はとうとう漏らしてしまった。
751
:
名無しさん
:2009/11/01(日) 01:35:06
周囲に悪臭が漂った。
赤井「くっさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
雅「えげつな〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
悪臭が漂う中、蝶野正洋は萬田に1000円札を握らせた。
萬田が「おおきに…」と言い終わらぬうちに、蝶野は
う○こを漏らした珍Bの足を取り、ぐるぐると回り始めた。
豪快な投げ技『ジャイアントスイング』であった。
グルングルングルングルングルン… 回転速度が最高潮に達したその刹那
蝶野は珍Bを思いっきり放り投げた。
蝶野「うおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
放り投げられた珍Bは放物線を描いて宙を舞い、公衆便所に放り込まれた。
ドス〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!
そして中から「ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と水の流れる音が聞こえてきた。
蝶野「そこで好きなだけ糞でも垂れてろ!!」
蝶野の『ジャイアントスイング』に周囲の人だかりから歓声と拍手が上がった。
ディレクター「(カメラマンに)今の撮ったか?」
カメラマン「ばっちり撮れました!!」
ディレクター「そうか!よくやったぞ!!」
752
:
名無しさん
:2009/11/01(日) 13:52:49
蝶野「アイアムストローング、ストローング!!!」
ギャラリー達「蝶野、蝶野、蝶野…!!!」
753
:
名無しさん
:2009/11/07(土) 01:30:06
そうこうしているうちに、蝶野正洋・佐々木健介・北斗晶らの所属団体と出演交渉がまとまり、ロケの準備が整った。
メーク担当者が赤井英和とトミーズ雅ら出演者の顔にメークを施していた。
ディレクター「赤井さん、雅さん、立ち位置はあちらです!」
赤井英和とトミーズ雅は、ディレクターに指示された位置に移動した。
754
:
名無しさん
:2009/11/07(土) 08:38:33
>>752
の「アイアムストローング!!!」より「アイアム・ア・ストローング!!!」でも良かったかも…。
佐々木健介・北斗晶夫妻の番が来た為2000円払おうとしたところ、萬田はこう言い出した。
萬田「アンタら夫婦で来たんやろ?だったら2人で1500円でええよ。ほな、500円の釣りやで」
755
:
名無しさん
:2009/11/22(日) 02:10:44
そして、『ごきブラ』こと、関西ローカルのTV番組『ごきげん!ブランニュ』の収録が始まった。
赤井「さあ、今日はミナミに来ました!」
画面には『グリコのネオン』や『戎橋から見た道頓堀の眺望』『かに道楽の看板』等が映し出された。
雅「赤井、今日は何でミナミに来たんや?」
赤井「ここでなんかオモろい事やってる奴がおるんや」
雅「なんやろ?」
赤井「なんと!1000円で珍を殴り放題!!得物(飛び道具)ありありで!」
雅「そらオモロい!ストレスも発散できそうやし」
756
:
名無しさん
:2009/11/22(日) 02:14:38
二人は、江田島と萬田に話しかけた。
江田島と萬田は自己紹介をしたが、萬田の顔にはモザイクが掛けられていた。
字幕は『事情により名前と顔を出せないMさん』となっていた。
雅「せやけど、何で珍を『殴られ屋』にしようとしたんでっか?」
江田島と萬田は、赤井英和とトミーズ雅に、珍らが入院費を払えない事や
病室を壊したのに弁償出来ない事、『殴られ屋』は萬田のアイデアである事を話した。
萬田「まあ、今回は『人助け』っちゅう事や」
赤井「そんならその人助け」
雅「わし等も一肌脱ぎますわ」
江田島「(ボソッと)萬田君、病室の件はわしの不注意なんだが…」
萬田「かまへんかまへん。ついでに珍らに引っかぶせたらええ」
757
:
名無しさん
:2009/11/22(日) 02:28:46
赤井「そして今回は、スペシャルゲストが来られております!」
雅「え!誰やろ?」
赤井「プロレスラーの蝶野正洋さん、佐々木健介さん、北斗晶さんで〜す!」
三人はカメラに向かって頭を下げた。
雅「お三人さん、なんでまたこんなところに?」
三人は、『1000円で珍をどつき放題!』の話を聞きつけ
いても立ってもいられず駆けつけたという。
赤井「まずは、先ほど収録した蝶野選手の『ジャイアントスイング』の映像をご覧いただきましょう!」
TVの画面には
>>751
での映像が映し出された。
赤井達は小型モニターでその映像を見ていた。
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