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やすいくんのだいぼうけん

24エヌルタ:2006/10/15(日) 18:57:46 ID:nu6Wn5KU
第二十四話 探さないでください
やすいくん「む、むーこくをよろしくおねがいします」
ヒトラー「いよう」
やすいくん「は、はなしがつうじてない」
リニアモーターカー「びゅんびゅーん」
やすいくん「は、はやい」
リニアモーターカー「速いだろー」
リニアモーターカー「今じゃドイツの目玉なんだぜ」
やすいくん「そ、そうなんですか」
ヒトラー「いよう」
リニアモーターカー「あ、総統」
リニアモーターカー「こんなところにいたんですか」
ヒトラー「いよう」
やすいくん「ど、どうしたんですか」
リニアモーターカー「突然失踪したんだよ」
ヒトラー「いよう」
リニアモーターカー「それじゃあ私に乗ってください」
リニアモーターカー「帰りますから」
ヒトラー「いよう」
リニアモーターカー「あ、逃げた」
やすいくん「に、にげあしがはやいですね」
リニアモーターカー「また追っかけないと」
リニアモーターカー「乗っていくかい」
やすいくん「い、いいんですか」
リニアモーターカー「たくさんの人にこの速さを体感してもらわないと」
やすいくん「せ、せんでんなかまですね」
リニアモーターカー「同業者かあ」
にちゃ「(&&0&&)」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

25エヌルタ:2006/10/29(日) 21:21:22 ID:D6.sDjf2
第二十五話 同乗者
リニアモーターカー「出発するから気をつけてね」
リニアモーターカー「じゃあ、しゅっぱーつ!」
やすいくん「や、やっぱりはやい」
リニアモーターカー「これが最先端技術の力さ」
やすいくん「そ、それにしてものってるのはわたしだけですか」
リニアモーターカー「だって臨時運行だし」
やすいくん「そ、そうでしたね」
ヒトラー「いよう」
やすいくん「い、いよう」
リニアモーターカー「今別の声がしなかった?」
やすいくん「え、えっと」
やすいくん「ひ、ひとらーさんがいます」
リニアモーターカー「えええ!?」
リニアモーターカー「いつの間に乗ったんですか総統!」
ヒトラー「いよう」
リニアモーターカー「いようじゃないですよ!」
ヒトラー「いよう」
やすいくん「と、とびおりました」
リニアモーターカー「は?飛び降りた?どこから?」
やすいくん「ま、まどから」
リニアモーターカー「!?」
リニアモーターカー「慣性の法則無視ですか」
やすいくん「ど、どうしますか」
リニアモーターカー「とりあえず止まろう」
リニアモーターカー「どっかにつかまっててね」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

26エヌルタ:2006/11/01(水) 19:47:12 ID:SRwpMX5k
第二十六話 緊急停車
リニアモーターカー「止まったよ」
やすいくん「も、もうどこにいるか」
リニアモーターカー「まったく困った人だなあ」
やすいくん「だ、だれかえんぐんをよびましょう」
リニアモーターカー「そうだなあ」
やすいくん「そ、そういえばにちゃは」

ヒトラー「いよう」
にちゃ「(%0%0%)」
ヒトラー「いよう」
にちゃ「(@<>@)」
添付「懐かしさ全開の登場」
ヒトラー「いよう」
添付「あ、どうも」
にちゃ「(##・・・##)」
添付「???」
ヒトラー「いよう」
添付「あ、どうも」
にちゃ「(^^〜・〜^^)
添付「日本語が通じてない気がする」
添付「せっかく久しぶりに出演したのに」
添付「こんな役回りじゃやっていけないよ」

東ドイツ軍「はいーるヒトラー」
西ドイツ軍「はいーるヒトラー」
リニアモーターカー「知人と言ったらこれくらいしか」
やすいくん「ぶ、ぶんれつしてたんですね」
リニアモーターカー「ちょっと前にね」
リニアモーターカー「でも今回はあまのじゃくの関係じゃないよ」
やすいくん「そ、そうなんだ」
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27エヌルタ:2006/11/03(金) 21:00:59 ID:/DoXtw4s
第二十七話 乗り物
東ドイツ軍「一体なにがあったんだい」
リニアモーターカー「ヒトラー総統が失踪したんだ」
西ドイツ軍「えー」
リニアモーターカー「見かけなかった?」
東ドイツ軍「いや、さすがに」
リニアモーターカー「そっかあ」
にちゃ「(’’’)」
やすいくん「に、にちゃがもどってきた」
にちゃ「(;TT)」
やすいくん「な、なんていってるんだろう」
リニアモーターカー「乗れって言ってるんだね」
西ドイツ軍「なんで分かったんだ」
リニアモーターカー「乗り物同士は話が通じるんだよ」
やすいくん「そ、そうなんですか」
東ドイツ軍「まあとりあえず乗ろうぜ」
リニアモーターカー「こういう場合登場人物の大きさとか数とか気にしちゃいけないんだよね」
やすいくん「だ、だいぼうけんしりーずのてっそくです」
にちゃ「(-DD-)」

にちゃ「(//・・//)」
添付「なんか空から奇妙な物体が降りてきた」
ヒトラー「いよう」
リニアモーターカー「いたー」
ヒトラー「いよう」
東ドイツ軍「じゃあ帰りましょうか総統」
ヒトラー「いよう」
にちゃ「(N--N)」
やすいくん「に、にちゃにのってにげました」
リニアモーターカー「わあああああ」
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28エヌルタ:2006/11/05(日) 21:08:04 ID:TfwLnR6Q
第二十八話 逃避行
にちゃ「($$−==−$$)」
ヒトラー「いよう」
ぐちゃ「お、戻って来たね」
しんじくん「やすいくんもせんでんのうでがあがってきたんじゃないかい」
ルーズベルト「な、なんでドイツの独裁者がここに!?」
ヒトラー「いよう」
アナン「まあ同じ国民同士力をあわせて頑張ろうじゃないか」
りょうちゃん「あいこくむざいだね」
胡 錦濤「いい言葉だ」
ぐちゃ「あれ?やすいくんは?」
しんじ「そういえばいないね」
毛沢東「あの変な生き物に乗ってたのはこいつだけだったぞ」
ヒトラー「いよう」
ぐちゃ「何があったんだろう」
イギリス軍「早くここから出せよ」
ブレア「すいません」

やすいくん「み、みうしないました」
添付「なんて加速力だ」
やすいくん「い、いままでのってたのできづきもしませんでした」
リニアモーターカー「最先端の技術も完敗だね」
東ドイツ軍「どうすんだよ」
西ドイツ軍「総統がいなくなったらドイツは乱れるなんてもんじゃすまないぜ」
リニアモーターカー「にちゃの後を追いかけるしかないな」
添付「一体どこに向かったんだい」
やすいくん「む、むーこくだとおもいます」
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29エヌルタ:2006/11/10(金) 18:16:22 ID:cGPLUpaM
第二十八話 通常の移動手段
添付「ムー国?」
やすいくん「あ、あたらしくできたくにです」
東ドイツ軍「国が出来てたんだ」
西ドイツ軍「日本が沈んだと思ったらもう新しい国が」
リニアモーターカー「世の無常だねえ」
添付「で、なんでムー国なんだい」
やすいくん「じ、じつは」
やすいくん「に、にちゃはむーこくの・・・」
リニアモーターカー「ムー国の、なんだい?」
やすいくん「こ、こくみんというか」
東ドイツ軍「確かに国民と呼ぶには・・・」
西ドイツ軍「まあとにかくムー国に住んでるんだね」
やすいくん「そ、そういうことです」
リニアモーターカー「そうと決まればさっそくムー国に行こうぜ」
添付「て、どうやって」
リニアモーターカー「えーと」
東ドイツ軍「お前は無理だろうな」
リニアモーターカー「列車の特性を考えてみてよ」
西ドイツ軍「だよなあ」
やすいくん「こ、ここはひこうきで」
東ドイツ軍「あ、そっか」
添付「というか移動手段としては飛行機が普通なんだよ」
リニアモーターカー「この物語に飛行機って出てきたっけ」
やすいくん「い、いちおう」
添付「しんじとりょうちゃんに出てきたことがあるね」
西ドイツ軍「なんで雑談が始まってるんだ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

30エヌルタ:2006/11/13(月) 21:18:38 ID:QQJbqIZk
第二十九話 旅客機を
添付「じゃあ空港だね」
やすいくん「で、でもいきなりきてのれるんでしょうか」
東ドイツ軍「おいっ!飛行機を出せ!」
空港の人「は、はい!ただいま!」
やすいくん「こ、これはてろにちかいものが」
空港の人「飛行機を手配しました!」
西ドイツ軍「いいだろう」
リニアモーターカー「とっとと乗ろうぜ」
飛行機「びゅーん」
添付「こんなんでいいのかなあ」

飛行機「着陸できません!」
東ドイツ軍「なんでだよ」
飛行機「目的地に飛行場がないからです!」
やすいくん「そ、そうだった」
西ドイツ軍「しょぼい飛行機だな」
西ドイツ軍「適当な平原にでも着陸すればいいじゃないか」
やすいくん「そ、それが」
やすいくん「む、むーこくはどこもかしこもいわだらけなんです」
リニアモーターカー「なんだそれ」
飛行機「というわけでどうしましょう」

しんじ「なんかじょうくうをひこうきがせんかいしてるよ」
ぐちゃ「なんだろう一体」
りょうちゃん「ばくげききかもしれないよ」
ぐちゃ「それは大変だ」
にちゃ「(C・・C)」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

31エヌルタ:2006/11/24(金) 17:58:58 ID:f/SQ8LQA
第三十一話 一話ずれてました
ルーズベルト「爆撃機だって!?」
ぐちゃ「聞いてたんだ」
アナン「早く何とかしないと」
しんじ「でもこのくににはたいくうみさいるとかないから」
りょうちゃん「みてるだけだね」
ルーズベルト「わあああああ」
毛沢東「それにしてもどこの戦闘機だろう」
イギリス軍「何言ってるんだ」
イギリス軍「あれは戦闘機なんかじゃなくて旅客機だぜ」
胡 錦濤「何だ旅客機か」
ぐちゃ「それなら安心だね」
登場人物「でも旅客機だからといって安心しちゃダメなんだよ」
SWAT「アメリカで何が起こったか、知ってるよね?」
アナン「ま、まさか」
ルーズベルト「テロ!?」
ヒトラー「いよう」
ブレア「すいません」
にちゃ「((^^)(^^))」

やすいくん「そ、そういえば」
リニアモーターカー「何か解決策が?」
やすいくん「へ、へいたんなばしょがないわけではありません」
東ドイツ軍「ほんと?」
飛行機「どこですか」
やすいくん「こ、こうそうまんしょんのおくじょうです」
添付「狭すぎるだろ」
西ドイツ軍「いや、でもこのまま墜落するよりは・・・」
リニアモーターカー「できそう?」
飛行機「一か八かやってみます」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

32エヌルタ:2006/12/14(木) 19:21:33 ID:5v4ROQJ.
第三十二話 無理じゃないんだ
やすいくん「せ、せんかいをはじめましたね」
飛行機「まっすぐに飛んでいたら着陸可能範囲から飛び出してしまいますので」
東ドイツ軍「回りながら着陸するわけだね」
西ドイツ軍「大丈夫かなあ」

アナン「うわ旋回を始めたよ」
ルーズベルト「どういうことだ」
SWAT「うーん」
登場人物「どのビルに突っ込むか品定めしてるってこと?」
毛沢東「ずいぶん行き当たりばったりなテロだなあ」
胡 錦濤「いずれにせよただの旅客機でないことは確かだね」
ぐちゃ「テロとは断固として闘う」
しんじ「いまここでいってもなあ」

飛行機「行きます!」
添付「なむあみだぶつ」
リニアモーターカー「念仏唱えるなよ」

アナン「ビルの屋上に!」
りょうちゃん「もうだめだあ」
ブレア「すいません」

添付「・・・ん?」
やすいくん「た、たすかった」
西ドイツ軍「本当にビルの屋上に着陸したのか」
東ドイツ軍「すげえ」
飛行機「私の生涯で忘れられないフライトになると思います」
リニアモーターカー「乗り物仲間として尊敬するよ」

SWAT「あれ?」
ルーズベルト「突っ込まなかった」
登場人物「何が起こったんだ」
ぐちゃ「テロとの勝利だ!」
イギリス軍「勝つの早いな」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

33エヌルタ:2006/12/21(木) 21:12:28 ID:qFLpGaI2
第三十三話 奇跡のフライト
SWAT「ビルの上に飛行機が乗ってる」
ぐちゃ「すごい絵だなあ」
アナン「どうするんだろう」
ルーズベルト「あ、人が降りてきた」
やすいくん「せ、せんでんしゅうりょうしました」
しんじ「おお」
りょうちゃん「おつかれー」
添付「本当に疲れた」
リニアモーターカー「ここがムー国かあ」
ヒトラー「いよう」
東ドイツ軍「あ、いた」
にちゃ「(&&LL&&)」
ブレア「すいません」
毛沢東「なんか人でごった返してないか」
ぐちゃ「国民が増えるのはいいことだよ」
やすいくん「つ、つぎはどこでしょうか」
ぐちゃ「あ、もういい」
胡 錦濤「やっぱり人増やしすぎたんじゃないか」
しんじ「というかぜんいんはつげんしなきゃいいんだよ」
りょうちゃん「たしかに」
飛行機「すいませーん」
西ドイツ軍「あ、忘れてた」
飛行機「どうやって降りれば」
登場人物「どうしようもないような気がする」
イギリス軍「うーん」
ぐちゃ「じゃあ空港を作っちゃうか」
やすいくん「そ、そっけつですね」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

34エヌルタ:2006/12/24(日) 00:24:00 ID:oadgp1dg
第三十四話 これから
ぐちゃ「じゃあ皆さんそろそろ家にお戻りください」
添付「家なんてあるの?」
ぐちゃ「ムーヒルズがあるよ」
リニアモーターカー「あのマンション群か」
ぐちゃ「ところで君」
リニアモーターカー「ん?」
ぐちゃ「この国で働く気はないかい」
リニアモーターカー「まあ走れるんならどこでもいいさ」
リニアモーターカー「ただし線路はちゃんと敷いてね」
ぐちゃ「そうこなくっちゃ」
やすいくん「も、もうみなさんかえりましたね」
しんじ「きたくははやいなあ」
やすいくん「こ、これからどうするんですか」
りょうちゃん「こくみんもあつまったしね」
ぐちゃ「国として必要なものは他に・・・」
ぐちゃ「軍事力か」
添付「わあ」
しんじ「ぐんじりょくねえ」
ぐちゃ「っていっても軍隊はいるから」
りょうちゃん「たしかいまこのくににいるぐんたいは」
やすいくん「いぎりすぐんととうざいどいつぐんですね」
添付「もうすでに三国分の軍隊が」
ぐちゃ「というわけで残るは軍事施設と兵器」
しんじ「かってにかいはつしていいのかな」
ぐちゃ「まあ大丈夫でしょ」
これでやすいくんはもっとあんぱんが食べたくなった

35エヌルタ:2006/12/28(木) 21:10:19 ID:U5MsPmFU
第三十五話 んぷと
ルーズベルト「そうだ言い忘れてた」
ぐちゃ「なんだよいきなり」
ルーズベルト「ここも国として成立したんだし」
ルーズベルト「国連に入ってもらおうと思ってるんだけど」
しんじ「え?はいってたような」
ルーズベルト「いや、あれは国として承認されただけ」
りょうちゃん「そうなんだ」
ぐちゃ「まあ世界協力も必要だしね」
ルーズベルト「じゃあ加盟ってことで」
やすいくん「そ、そうかいとかは」
ルーズベルト「この前も言ったけど機能してないから」
添付「というか事務総長いないし」
ルーズベルト「確かに」
ぐちゃ「これで国際的地位も確立ってわけだ」
ルーズベルト「それと」
ルーズベルト「NPTにも入ってもらいたい」
しんじ「なにそれ」
ルーズベルト「簡単に言うと核兵器を作りませんっていう約束」
ぐちゃ「約束するだけ?」
ルーズベルト「定期的に査察官が来て核兵器を作ってないかどうか調べる」
ぐちゃ「それじゃ全然信用してないじゃないか」
ルーズベルト「頼むよ」
ルーズベルト「査察っていっても形式的なものだから」
ぐちゃ「うーん」
ぐちゃ「いいと思う?」
やすいくん「わ、わたしですか」
ぐちゃ「右大臣と左大臣じゃ公平な判断が出来ないからね」
しんじ「みぎです」
りょうちゃん「ひだりです」
添付「ちょっと待てそういう意味の右左だったのかよ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

36エヌルタ:2007/01/21(日) 17:45:14 ID:osvgskl.
第三十六話 是か非か
ぐちゃ「さて、どうするんだい?」
やすいくん「え、えっと・・・」
やすいくん「と、とりあえずはいっておいたほうが・・・」
ぐちゃ「だって」
ルーズベルト「りょうかーい」
ルーズベルト「じゃあそのうち査察官が来ると思うから」
添付「早いな」
ぐちゃ「わかった」
ルーズベルト「それじゃあヒルズに戻るか」
しんじ「またねー」
やすいくん「こ、これでよかったんでしょうか」
ぐちゃ「心配することはないさ」
ぐちゃ「核兵器だけが兵器じゃないんだし」
添付「兵器は作るんだな」
りょうちゃん「あたりまえじゃん」
ぐちゃ「まずは会議だ」
ぐちゃ「僕は準備があるから先に行ってるよ」
ぐちゃ「軍隊たちを集めてヒルズに来てくれ」
やすいくん「わ、わかりました」
ぐちゃ「それじゃ後ほど」
添付「そういや軍隊ってどこに行ったんだ」
しんじ「どこかでぐんじくんれんでもしてるんじゃない」
添付「なんだそれ」
りょうちゃん「じゃあさがしてみよっか」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

37エヌルタ:2007/02/04(日) 20:26:16 ID:ezTeQxVI
第三十七話 岩場で
添付「水平線が見えるよ」
しんじ「こうりょうたるこうけいだねえ」
りょうちゃん「うみといわしかないからね」
やすいくん「い、いました」
西ドイツ軍「えっさほいさ」
東ドイツ軍「えっさほいさ」
しんじ「ぐんじくんれんちゅうだね」
添付「えっさほいさが軍事訓練の効果音か」
イギリス軍「なんで俺がこんなことを」
西ドイツ軍「ほらそこ!サボらない!」
イギリス軍「やってられっか」
りょうちゃん「はんらんぐんだ」
添付「訓練サボるだけで反乱軍かよ」
イギリス軍「ああ反乱軍になってやるよ」
イギリス軍「もともとこんな岩だらけの島に愛着はないからな」
やすいくん「ほ、ほんとうにはんらんをおこすみたいですよ」
しんじ「ひとかどのくににないせんはつきものだよ」
添付「また勝手なことを」
りょうちゃん「それはそうとどいつぐんのひとたち」
西ドイツ軍「なんでしょうか左大臣」
りょうちゃん「ちょっとぐんぽうかいぎがあるから」
東ドイツ軍「ぐ、軍法会議!?」
西ドイツ軍「私たちは潔白です!」
添付「軍法会議じゃニュアンスがちょっとなあ」
しんじ「まあとにかくきなって」
りょうちゃん「こないとしけいだー」
やすいくん「ご、ごういんですね」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

38エヌルタ:2007/02/23(金) 23:21:47 ID:L2bG1Uf6
第三十八話 軍法会議
ぐちゃ「よく来たね」
添付「なんだその悪役風のノリは」
西ドイツ軍「私達が何をしたっていうんですか!」
ぐちゃ「黙れ!」
ぐちゃ「貴様等に発言の余地はない!」
東ドイツ軍「くっ・・・!」
添付「何を始めてんだよこいつら」
しんじ「まじめにやろうよ」
ぐちゃ「そうだね」
やすいくん「し、しんじさんのくちからそんなことが」
りょうちゃん「さすがだいじん」
ぐちゃ「さて、本題に入るけど」
ぐちゃ「今のところ軍隊の調子はどんな感じだい?」
西ドイツ軍「多少分裂がありましたが訓練は順調です」
ぐちゃ「分裂?」
やすいくん「い、いぎりすぐんがはんきをひるがえしました」
ぐちゃ「へえ」
ぐちゃ「まあいつか鎮圧すればいいだけの話」
添付「余裕だな」
しんじ「ぼくたちにたてつこうなんてひゃくねんはやいんだよ」
ぐちゃ「というわけで軍事基地を作りたいんだけど」
やすいくん「と、とつぜんほんだいにとつにゅうしましたね」
東ドイツ軍「軍事基地ですか?もちろん賛成ですよ」
ぐちゃ「問題はどこに建てるかってことなんだけど」
りょうちゃん「とちならいくらでもあるじゃん」
しんじ「むーたいりくはひろいよー」
ぐちゃ「スペースが無いので話の続きはまた次回」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

39エヌルタ:2007/03/13(火) 00:36:07 ID:QS3lYLLA
第三十九話 設置場所
ぐちゃ「何の話だったっけ」
西ドイツ軍「軍事施設をどこに設置するかっていう話ですね」
東ドイツ軍「ところで軍事施設って具体的には」
ぐちゃ「いろいろだね」
ぐちゃ「ミサイル基地もあれば訓練所もあればって感じの」
西ドイツ軍「それなら海のそばがいいでしょうね」
しんじ「なんでー」
東ドイツ軍「海軍との兼ね合いなどで有利な点が多いんですよ」
ぐちゃ「うん」
ぐちゃ「そこでなんだが」
ぐちゃ「どの向きに設置する?」
西ドイツ軍「方角ですか」
ぐちゃ「と、いうよりも」
ぐちゃ「どの国に向けて設置するかってこと」
東ドイツ軍「ああ、なるほど」
西ドイツ軍「確かに外交と密接に関わってきますからね」
やすいくん「と、というかまわりにはどんなくにが」
ぐちゃ「一応ムー大陸は太平洋にあるってことになってるから」
ぐちゃ「周りにはいわゆる環太平洋の国々があるね」
りょうちゃん「あめりかにしようよ」
しんじ「そうだね」
西ドイツ軍「アメリカ!?」
東ドイツ軍「それはちょっと・・・」
ぐちゃ「でも左大臣と右大臣が意見揃うぐらいだからなあ」
やすいくん「し、しそうがたいりつしてましたからね」
ぐちゃ「まあとりあえず強気に出てみて反応をうかがおう」
ぐちゃ「軍事施設建設開始だ!」
西ドイツ軍「はいーるぐちゃ」
東ドイツ軍「はいーるぐちゃ」
しんじ「だんだんくにらしくなってきたね」
りょうちゃん「こくみんのちゅうせいしんもたかいよ」
添付「忘れ去られてた」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

40エヌルタ:2007/03/18(日) 14:12:04 ID:LWZr2U1I
第四十話 建築士
やすいくん「と、ところでだれがぐんじきちをつくるんですか」
西ドイツ軍「そうですよね」
東ドイツ軍「私たちに建築の能力はありませんし」
ぐちゃ「実はね」
ぐちゃ「僕の友達に建築のエキスパートがいるんだ」
ぐちゃ「その人に任せようと思ってる」
しんじ「それってまさか」
りょうちゃん「ついにあのひとが」
復興屋「そのまさかです」
添付「いや、まさかじゃないだろ」
添付「てっきり話題の元一級建築士が出てくるものかと」
復興屋「あの人は多分もう出てこないですよ」
復興屋「話題が沸騰してたときに出演の機会を逃しましたからね」
しんじ「だいぼうけんにしゅつえんするにはしれつなあらそいがあるんだよ」
やすいくん「き、きびしいんですね」
りょうちゃん「まあわすれられたころにでてくるかもしれないけど」
ぐちゃ「とにかくだ」
ぐちゃ「復興屋君は超一級といってもいいほどの建築士だから」
復興屋「またまた」
ぐちゃ「実際まちこのだいぼうけんでは立派なミサイル基地を建てたし」
添付「そのせいで戦争が起こったけどね」
やすいくん「な、なにものなんですか」
ぐちゃ「というわけで軍事施設の建設、よろしく頼むよ」
復興屋「お安い御用です」
復興屋「ただ、長丁場になると思いますが」
ぐちゃ「問題ないよ」
西ドイツ軍&東ドイツ軍「私たちもお手伝いします」
復興屋「そうしていただけるとうれしいです」
ぐちゃ「さて、それじゃあ僕たちはまた別の場所へ」
しんじ「せいじはいそがしいね」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

41エヌルタ:2007/03/31(土) 00:06:58 ID:NZ./UsUI
第四十一話 移動中
やすいくん「け、けっこうくにらしくなってきましたね」
ぐちゃ「そうだねえ」
ぐちゃ「やっぱりこうして自分の国が育っていくのを眺めるのは感無量だよね」
添付「そもそもどうして国づくりなんかはじめようと思ったのさ」
ぐちゃ「だって男のロマンでしょ」
しんじ「そうかなあ」
ぐちゃ「誰でも一度は自分の国を夢見るものだよ」
りょうちゃん「いわれてみれば」
しんじ「りょうちゃんもあるんだ」
りょうちゃん「うん」
やすいくん「ど、どんなくになんですか」
りょうちゃん「てっていてきなじゅうしゃかいだよ」
添付「銃社会ね」
りょうちゃん「かんじへんかんどうも」
ぐちゃ「りょうちゃんらしいなあ」
ぐちゃ「しんじくんはどうなんだい?」
しんじくん「呼んだ?」
しんじ「ぱんぱん」
しんじくん「ぎゃあ」
やすいくん「な、なんなんですか」
しんじ「いまのはげんかくだよ」
しんじ「ぼくはへいわなくにがいいなあ」
ぐちゃ「メカしんじだね」
添付「メカしんじってそういうキャラだったっけ」
しんじ「ぐちゃくんはどんなくにをめざしてるのさ」
ぐちゃ「僕かい」
ぐちゃ「僕は高遠な理想は持たないんだ」
ぐちゃ「僕の国が僕の目指す国だからね」
添付「ほお」
添付「高望みはしないってわけだ」
ぐちゃ「国づくりに必要なのは潔さだよ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

42エヌルタ:2007/04/04(水) 10:54:40 ID:s/DSftuo
第四十二話 大船に乗って
しんじ「そういえばどこにいくつもりなんだい」
ぐちゃ「え?別に考えてないけど」
やすいくん「い、いくあてないんですか」
ぐちゃ「まあね」
ぐちゃ「とりあえず島探検ってことで」
りょうちゃん「このしまにもしらないところがたくさんあるからね」
添付「しっかしいつ見ても岩だらけだよな」
ぐちゃ「少しずつ整備していかないとね」
やすいくん「あ、あの」
やすいくん「な、なんかひじょうにいりくんだばしょにはいりこんでないですか」
しんじ「うわー」
ぐちゃ「大渓谷って奴だね」
りょうちゃん「だいしぜんをかんじるねえ」
添付「ムー大陸にこんな自然があったとはな」
ぐちゃ「ここ世界遺産にできないかなあ」
添付「いや、本当になってもおかしくない場所だぞここは」
しんじ「わがくにのほこりだね」
ぐちゃ「うん」
やすいくん「ち、ちょっといいですか」
ぐちゃ「ん、なに?」
やすいくん「わ、わたしたちはどうやってここをすすんでいるんでしょう」
りょうちゃん「なにをいってるんだい」
しんじ「これだからきみってやつは」
ぐちゃ「僕たちは渓流をカヌーで進んでいるんだよ」
やすいくん「い、いつのまに」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

43エヌルタ:2007/04/11(水) 17:33:43 ID:EBbTlvY2
第四十三話 いかにも
やすいくん「ど、どこにつづいてるんでしょうね」
しんじ「さあ」
りょうちゃん「あれ?」
ぐちゃ「どうしたんだい」
りょうちゃん「むこうからなにかながれてくるよ」
添付「どうして分かるんだ」
りょうちゃん「ながれとはちがうおとがきこえるんだよ」
やすいくん「み、みみがいいですね」
ぐちゃ「でも一体何が」
しんじ「あ、みえた」
しんじ「ひとがすうにんおよいでくる」
やすいくん「め、めがいいですね」
ぐちゃ「人?」
添付「あ、ほんとだ」
やすいくん「だ、だれなんでしょう」
しんじ「げいげきだー」
添付「勝手に敵とみなすな」
りょうちゃん「ぶきがないよー」
しんじ「じゃあこのぱどるで」
やすいくん「ぱ、ぱどる?」
ぐちゃ「パドルってのはカヌーをこぐのに使う棒のことだね」
りょうちゃん「むかえうてー」
ぐしゃ
添付「わああああああ」
しんじ「はずしたよー」
りょうちゃん「まだまだだねしんじくん」
添付「ぐしゃって効果音はなんだったんだ」
ぐちゃ「それにしても今のは誰なんだろう」
やすいくん「お、おいかけてみますか」
しんじ「じゃあほうこうてんかんだー」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

44エヌルタ:2007/04/21(土) 20:45:42 ID:oEi1CO5I
第四十四話 誰か
添付「なんで向こうの泳ぎの方が速いんだよ」
しんじ「おいつけないよー」
ぐちゃ「それにしても一体誰なんだあいつらは」
りょうちゃん「こくみんのだれかじゃないの」
ぐちゃ「今はみんなムーヒルズにいるはず」
添付「なんで分かるんだ」
ぐちゃ「ムー国は治安がいいんだよ」
添付「???」
やすいくん「げ、げんじゅうみんってことでしょうが」
ぐちゃ「原住民?いるわけないよ」
ぐちゃ「だってムー大陸はつい最近浮上したんだよ」
やすいくん「そ、そういえばそうでした」
しんじ「みうしなっちゃったね」
りょうちゃん「およぐのはやすぎだよー」
ぐちゃ「まあ仕方ないか」
添付「で、いつの間にかまた岩場を歩いてるんだけど」
やすいくん「こ、これからどうします?」
ぐちゃ「実はね」
ぐちゃ「僕が秘密裡に建設してたある施設があるんだ」
しんじ「へえ」
添付「黒い指導者だ」
ぐちゃ「そこの様子を見てみようと思う」
りょうちゃん「じゃあいこー」
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45エヌルタ:2007/04/29(日) 21:17:44 ID:nX4W63Oo
第四十五話 裏の施設
ぐちゃ「うん、うまく行ってるようだね」
添付「おい、ここって」
やすいくん「げ、げんしりょくはつでんしょですよね」
ぐちゃ「もちろん表向きだけどね」
しんじ「ってことはやっぱり」
ぐちゃ「実は核開発をやってるのさ」
添付「いきなり核開発に乗り出すとは」
ぐちゃ「ちゃんと僕が呼んでおいた研究者がいるよ」
りょうちゃん「あってみよう」
研究者「ども」
やすいくん「そ、そのまんまですね」
しんじ「それがだいぼうけんくおりてぃー」
研究者「お久しぶりです大統領」
ぐちゃ「うわ普通だ」
添付「普通なことにそんな驚くのか」
ぐちゃ「壊れる癖があるからね」
研究員A「中も視察されますか」
りょうちゃん「まだなんかいた」
ぐちゃ「いや、今はいいや」
やすいくん「お、おきゃくさんみたいですよ」
研究員B「はい、どなたでしょう」
エルバラダイ「どうもはじめまして」
添付「新キャラだ」
研究者「どういったご用件でしょうか」
添付「ってかどうやって来たんだ」
エルバラダイ「IAEA専用の移動手段がありましてね」
やすいくん「そ、そうなんですか」
ぐちゃ「え、IAEA?」
エルバラダイ「IAEAです」
しんじ「こくさいげんしりょくきかんってやつだね」
研究員A「で、ご用件は」
エルバラダイ「いやもちろん核関連施設の視察ですよ」
ぐちゃ「事務局長じきじきにですか」
エルバラダイ「最初ですからね」
ぐちゃ「まずいな」
エルバラダイ「え、なにか」
ぐちゃ「いえ、別に」
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46エヌルタ:2007/05/06(日) 11:11:03 ID:4F1q1dso
第四十六話 癖
エルバラダイ「それではさっそく視察させてもらいますよ」
ぐちゃ「え、あ、どうぞ」
研究員A「どうします?」
ぐちゃ「とりあえず普通に活動していてくれ」
研究員B「分かりました」
エルバラダイ「ん、どうしたんですか?」
ぐちゃ「あ、いや」
しんじ「どきどきわくわくだね」
添付「わくわくはしないだろ」
研究者「どうも」
エルバラダイ「所長さんですか?」
研究者「そんな感じですかね」
エルバラダイ「それじゃあお聞きします」
エルバラダイ「この施設はいつごろから稼動していますか?」
研究者「あひゃ」
りょうちゃん「あ、こわれた」
エルバラダイ「?」
研究者「bヴぇー」
エルバラダイ「ど、どうしたんですか!?」
ぐちゃ「例の壊れ癖だ」
やすいくん「ほ、ほんとにこわれてますね」
研究者「bヴゃヴぉヴヴぇヴぉー」
研究者「bヴゎ」
どかーん
エルバラダイ「ぎゃあ」
しんじ「ばくはつしたね」
りょうちゃん「ぎせいしゃがやくいちめい」
研究員A「強烈な核エネルギーを検知しました!」
研究員B「よし、取り込めー」
使用済み研究者「ふう」
添付「どっかでありそうな」
やすいくん「こ、これでよかったんですか」
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47エヌルタ:2007/06/03(日) 20:11:08 ID:p4Mi58cU
第四十七話 しばし
ぐちゃ「とりあえず順調みたいだね」
使用済み研究者「こちらは大丈夫ですので」
しんじ「じゃあかえろうか」
添付「それにしてもこの島謎だらけだな」
りょうちゃん「なぞのひととかなぞのかくかいはつとか」
添付「核開発は謎でもなんでもないけどな」
やすいくん「そ、それにしても」
やすいくん「あ、あめりかのえらいひとをころしちゃっていいんですか」
ぐちゃ「まあなんとかなるっしょ」
ぐちゃ「さて、もうすぐ朝だね」
やすいくん「あ、あさなんですか」
しんじ「このものがたりでよがあけるなんて」
りょうちゃん「かんどうだね」
添付「感動する場所が違う」
ぐちゃ「今日からお勤め開始の人も多いんじゃないかな」
添付「なんだそれ」
やすいくん「そ、そういえばしごとって」
しんじ「このくにしつぎょうしゃだらけじゃん」
りょうちゃん「まあぼくたちはかんりょうだからいいけど」
ぐちゃ「大丈夫」
ぐちゃ「国民には全員仕事が用意されてる」
ぐちゃ「まさかの失業率0%!」
やすいくん「ど、どんなしごとなんですか」
ぐちゃ「今からその仕事場に行くところさ」
使用済み研究者「楽しみだね」
しんじ「なんかいた」
ぐちゃ「付いてくる癖が発動したんだね」
添付「発動かよ」
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48エヌルタ:2007/07/08(日) 20:57:18 ID:6IjXPg/o
第四十八話 朝礼前夜
ぐちゃ「ここはムーヒルズ2番ビルだよ」
しんじ「ここがみんなのしごとばだね」
やすいくん「い、いちばんもあるんですか」
ぐちゃ「うん」
ぐちゃ「1番ビルは国民の住居だよ」
添付「一つのビルに全国民を住まわすのか」
りょうちゃん「だってこくみんかぞえるほどしかいないじゃん」
添付「あ、そっか」
ぐちゃ「で、第2ビルは職場だから」
使用済み研究者「家から職場まで歩いて数分!」
ぐちゃ「そういうことだね」
やすいくん「だ、だいさんびるとかもあるんですか」
ぐちゃ「それはまた今度ね」
添付「まだ裏でなんかやってんのか」
ぐちゃ「さて」
ぐちゃ「これから仕事始めの挨拶をするんだけど」
ぐちゃ「誰か司会をしてくれないかな」
しんじ「やすいくん」
ぐちゃ「じゃあ決定ね」
やすいくん「な、なんでですか」
りょうちゃん「しゅじんこうだから」
添付「ひどい扱いだ」
ぐちゃ「これ台本ね」
やすいくん「は、はあ」
使用済み研究者「じゃあ僕たちは会場整理とかをしておくよ」
しんじ「いすならべだー」
りょうちゃん「わーい」
添付「どこの小学生だ」
使用済み研究者「椅子並べを喜ぶ小学生もそんなにいないけどね」
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49エヌルタ:2007/07/15(日) 18:21:09 ID:FPWU2cIQ
第四十九話 会場整理
使用済み研究者「混雑するといけないから整理券とかも作っておこうか」
添付「いや、だから国民少ないんだって」
しんじ「でもひとりのはつげんでいちぎょうつかうこのすたいるだと」
りょうちゃん「いろんなひとのはつげんがいりみだれてむちゃくちゃになるかもよ」
添付「まあ、確かに」
使用済み研究者「さすがだいぼうけんシリーズの元祖」
しんじ「まあだてにしんりょうのしゅじんこうやってるわけじゃないからね」
りょうちゃん「ほんけはもうすたれてるけど」
使用済み研究者「ってわけで発言整理券でも配っとくか」
添付「なんだよそれ」
使用済み研究者「『あなたは奇数話のときしか発言してはいけません』とか」
添付「ひどいな」
しんじ「あたらしいこころみだね」
りょうちゃん「これでとうじょうきゃらのいんふれもおさえられるね」
添付「いいのかそれで」
使用済み研究者「ところで今回ここに来る国民って何人?」
しんじ「ちょっとまっててね」
りょうちゃん「かぞえちゅう」
しんじ「ぼくらみたいなれぎゅらーをのぞいて9にん」
添付「9人か」
しんじ「たぶんね」
使用済み研究者「じゃあ3人ずつに分けよう」
りょうちゃん「そうだね」
添付「で、3回に1回しか発言できないと」
しんじ「うん」
りょうちゃん「すぺーすのつごうじょうしかたのないことなんだ」
しんじ「わかってくれ」
添付「俺に言われても」

ぐちゃ「会場整理うまくいってるかねえ」
やすいくん「さ、さあ」
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50エヌルタ:2007/07/16(月) 21:14:08 ID:ac3PkFVY
第五十話 配布
しんじ「そろそろひとがくるころかな」
りょうちゃん「せいりけんのよういはできた?」
使用済み研究者「おっけー」
登場人物「ここでいいのかい?」
使用済み研究者「この整理券をどうぞ」
登場人物「ん、どうも」
毛沢東「こんな仕事何年ぶりだろう」
使用済み研究者「これどうぞ」
毛沢東「なにこれ」
ルーズベルト「ふう」
使用済み研究者「これをどうぞ」
ルーズベルト「整理券?」
SWAT「何の任務だろう」
使用済み研究者「これを持っておいてくださいね」
SWAT「うん」
ブレア「すいません」
使用済み研究者「すいませんこれを」
ブレア「すいません」
胡 錦濤「朝だねえ」
使用済み研究者「この整理券を」
胡 錦濤「え?」
アナン「おはよー」
使用済み研究者「おはようございます。これを」
アナン「なにこれー」
柳「整理券はもう持ってます」
使用済み研究者「え、そうなんですか」
柳「あ、嘘言いました」

やすいくん「こ、こんかいはなんかすごいですね」
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51エヌルタ:2007/07/22(日) 20:25:12 ID:romP5QOg
第五十一話 整然とした朝礼
やすいくん「そ、それでは」
やすいくん「こ、これよりしごとはじめのちょうれいをかいしします」
胡 錦濤「どもりすぎだぞー」
やすいくん「し、しようです」
SWAT「朝礼って一体何をするんだい」
やすいくん「え、えっと」
やすいくん「だ、だいとうりょうのおはなしと」
やすいくん「し、しごとのせつめいです」
柳「大統領はもう死んだ」
柳「あ、嘘言いました」
SWAT「こいつ会話に加われないじゃん」
胡 錦濤「必ず嘘つかなきゃいけないからね」
SWAT「面倒くさい奴だ」
やすいくん「は、はなしをすすめていいですか」
胡 錦濤「どうぞ」
やすいくん「そ、それではまず」
やすいくん「だ、だいとうりょうのおはなしです」
やすいくん「こ、こころしてきいてください」
SWAT「心して聞いてくださいってなんかおかしくない?」
やすいくん「だ、だいほんにそうかいてあったんです」
柳「実は台本すりかえました」
柳「あ、嘘言いました」
胡 錦濤「台本そのまま読んでるようじゃいい司会者にはなれないよ」
やすいくん「は、はあ」
SWAT「てか柳無視ですか」
胡 錦濤「構ったってしょうがないだろ」
SWAT「じゃあ発言者実質二人だね」
胡 錦濤「ライバルが減ったぜ」
添付「発言者三人でも結局話が進んでない」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

52エヌルタ:2007/08/10(金) 14:17:27 ID:/X.XmqA2
第五十二話 次はこの方々
ブレア「すいません」
添付「ブレアってもう首相じゃないし」
やすいくん「そ、そういえばそうですね」
ブレア「すいません」
アナン「そんなことどうでもいいから早く進めようよ」
やすいくん「は、はい」
やすいくん「そ、それではだいとうりょうどうぞ」
ぐちゃ「えーみなさんおはようございます」
毛沢東「普通だな」
ぐちゃ「普通で悪いか」
アナン「やーい怒ったー」
ぐちゃ「こいつら死刑ね」
やすいくん「お、おちついてください」
ブレア「すいません」
ぐちゃ「・・・」
ぐちゃ「はい、ではみなさん、仕事頑張ってください」
ぐちゃ「以上」
毛沢東「短いな」
アナン「怒っちゃったじゃないか」
毛沢東「お前のせいだ」
ブレア「すいません」
添付「だめだこの会話」
ぐちゃ「では」
やすいくん「だ、だいとうりょうのおはなしでした」
添付「なんだそれ」
やすいくん「つ、つづきましては」
やすいくん「し、しんじさんからしごとのせつめいです」
毛沢東「長引くなあこれ」
ブレア「すいません」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

53エヌルタ:2007/08/12(日) 20:50:22 ID:jrPtcDx2
第五十三話 そして忘れていた
しんじ「じゃあおしごとのせつめいをするよー」
登場人物「やっと僕の出番だね」
ルーズベルト「肉体労働なら勘弁だよ」
しんじ「さて、みんなにやってもらうおしごとはね」
添付「どんな口調だよ」
しんじ「あいてぃーかんれんのおしごとです」
登場人物「IT?」
ヒトラー「いよう」
やすいくん「い、いたんですか」
使用済み研究者「まだ整理券渡してないのに」
添付「どこから現れたんだよ」
ヒトラー「いよう」
やすいくん「と、とりつくしまもありませんね」
しんじ「ほらほらしずかに」
ルーズベルト「IT関連ってどういうことだよ」
登場人物「幅が広すぎるよね」
しんじ「ぎじゅつてきにむずかしいことはようきゅうしません」
しんじ「くわしいことはじっさいにしごとげんばにいけばわかるよ」
ヒトラー「いよう」
しんじ「そうだね」
添付「なにがだ」
やすいくん「し、しんじさんありがとうございました」
登場人物「え?説明おわり?」
ルーズベルト「説明になってない気が」
やすいくん「そ、それではみなさん」
やすいくん「し、しごとばのほうにいどうしてください」
使用済み研究者「いい感じにグダグダだね」
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54エヌルタ:2007/08/17(金) 17:40:13 ID:3YHESzl.
第五十四話 そして仕事場へ
やすいくん「で、では」
やすいくん「み、みなさんしごとばへいどうしてください」
SWAT「結局意味不明な説明会だったね」
胡 錦濤「パソコンとか苦手なんだよなあ」
りょうちゃん「わたしのしごとばへようこそ」
添付「悪い研究者風な口調やめろよ」
使用済み研究者「なんか言ったかー」
添付「お前は使用済み」
やすいくん「そ、それではりょうちゃんさん」
やすいくん「せ、せつめいよろしくおねがいします」
りょうちゃん「はいよー」
りょうちゃん「じゃあみんな、かくじこんぴゅーたーのまえにすわってね」
SWAT「ずいぶん新型のコンピューターだね」
柳「実は米軍が開発してたスーパーコンピューターを盗んできた」
りょうちゃん「ばれたか」
柳「あ、嘘言いました」
胡 錦濤「今ばれたかって言ったぞ!?」
りょうちゃん「きにしたらまけだよ」
りょうちゃん「さて、いまがめんにぐらふがかいてあるよね」
SWAT「リアルタイムで折れ線グラフが描かれてるね」
胡 錦濤「なにするんだよこれで」
りょうちゃん「それと、よこのちょくせんがにほんあるとおもいます」
SWAT「確かにグラフを横切って上下に2本直線がある」
胡 錦濤「この直線も動いてるみたいだぞ」
添付「なんでわざわざSWATが繰り返すんだ?」
使用済み研究者「分かりにくいからだろ」
やすいくん「ひ、ひらがなですし」
柳「直線3本あるよ」
りょうちゃん「そんなはずは」
柳「あ、嘘言いました」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

55エヌルタ:2007/10/11(木) 11:59:57 ID:GUlWipBk
第五十五話 おおきな
りょうちゃん「しごとはかんたんです」
りょうちゃん「そのぐらふがうえのせんをこえたらみぎしたにあるぼたんをおして、」
りょうちゃん「したのせんをこえたらひだりしたにあるぼたんをおせばいいだけ」
アナン「それだけ?」
添付「この平仮名だらけの説明で理解したのか」
ブレア「すいません」
毛沢東「まあやることは大体分かるが」
アナン「おお」
アナン「ボタンを連打したらグラフが面白いように動くね」
毛沢東「てかこれって」
使用済み研究者「株取引?」
りょうちゃん「よくわかったね」
ブレア「すいません」
やすいくん「い、いいんですか」
りょうちゃん「べつにいほうなことはしてないから」
アナン「ゲームみたいで楽しいね」
毛沢東「まさかこの作業のためだけに」
りょうちゃん「まあらくしてかせげるからね」
添付「確かに楽といえば楽だが」
りょうちゃん「これからはおかねがたくさんこのくににはいってくるよ」
やすいくん「こ、これでいいのかな」
ブレア「すいません」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

56エヌルタ:2007/10/27(土) 19:02:14 ID:S.rqqvGs
第五十六話 きざし
ぐちゃ「元気でやってるかい」
りょうちゃん「あ、だいとうりょう」
ぐちゃ「しかし株取引とはいい事を考えたね」
りょうちゃん「がいかかくとくにはこれがいちばんですよ」
添付「なんだかなあ」
ぐちゃ「じゃあこっちはりょうちゃん君に任せたよ」
やすいくん「ど、どこかにいくんですか」
ぐちゃ「ちょっとね」

西ドイツ軍&東ドイツ軍「はいーるぐちゃ」
やすいくん「こ、ここは」
ぐちゃ「ムー国軍隊の軍事演習所だよ」
やすいくん「そ、それってまえに」
ぐちゃ「そう」
ぐちゃ「第四十話あたりで軍事施設がどうのって話してた場所」
復興屋「大統領ですね」
ぐちゃ「お、復興屋君か」
ぐちゃ「建設はどうだい?」
復興屋「整地に少々手間取りまして」
復興屋「まだ完成には少し時間がかかりそうです」
西ドイツ軍「このあたりはもうずっと岩だらけですから」
東ドイツ軍「軍事演習にはもってこいなんですけどね」
ぐちゃ「なるほど」
使用済み研究者「何か変わったことは?」
やすいくん「い、いたんですか」
使用済み研究者「付いてくる癖をなめてもらっちゃ困るよ」
東ドイツ軍「変わったことと言えば・・・」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

57エヌルタ:2007/11/03(土) 16:02:05 ID:hkMqCeQo
第五十七話 気配と
西ドイツ軍「最近海の向こうに船らしきものが目撃されるようになったんです」
やすいくん「ふ、ふね?」
ぐちゃ「どういう船だか分かるかい?」
東ドイツ軍「そこまでは」
ぐちゃ「ふむ」
使用済み研究者「船ぐらい見えてもいいんじゃない?」
西ドイツ軍「今まではぜんぜん目撃されなかったんですよ」
ぐちゃ「うーん」
ぐちゃ「漁船か何かだと思うけど」
ぐちゃ「とりあえず監視は続けてくれ」
東ドイツ軍「はい」
西ドイツ軍「あ、それとイギリス軍の話ですが」
使用済み研究者「イギリス軍?」
ぐちゃ「反乱起こすとか言ってどっかに行っちゃった軍隊だね」
やすいくん「そ、そういえばいましたね」
東ドイツ軍「南の方に軍事演習所を構えたようです」
ぐちゃ「そっちはちょっと気になるな」
西ドイツ軍「まったくけしからん奴らですね」
ぐちゃ「じゃあ僕たちはそっちに行くことにするよ」
東ドイツ軍「気をつけてくださいね」
やすいくん「そ、それでは」
ぐちゃ「軍事演習頑張ってね」
東ドイツ軍&西ドイツ軍「はいーるぐちゃ」
ぐちゃ「復興屋君もよろしく頼むよ」
復興屋「お任せください」
使用済み研究者「じゃあねー」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

58エヌルタ:2009/10/29(木) 18:37:29 ID:afFjWdiI
第五十八話 反旗
ぐちゃ「さて、ムー国南部だけど」
やすいくん「み、みなみのほうはみどりがおおいんですね」
ぐちゃ「そうみたいだね」
ぐちゃ「で、このあたりに反乱軍の軍事基地があると」
使用済み研究者「あれじゃない?」
ぐちゃ「ふうん」
ぐちゃ「なかなか立派に作ったじゃないか」
やすいくん「ど、どうするんですか」
ぐちゃ「もちろん中に入る」
やすいくん「き、きけんじゃないですか」
ぐちゃ「君もそういう心配をしてくれるようになったのか」
ぐちゃ「一国の大統領が自国の軍隊ごときにやられてどうするんだい」
使用済み研究者「よっ!大統領!」
やすいくん「は、はあ」
ぐちゃ「というわけで入りますか」

使用済み研究者「入ったけど」
ぐちゃ「誰もいない…?」
やすいくん「ど、どういうことでしょう」
使用済み研究者「なんだか知らんが空き家に用はないぜ」
ぐちゃ「…そうだね。帰ろうか」
やすいくん「ど、どあがあきません」
使用済み研究者「な、なんだってー」
ぐちゃ「やっぱりそういうことか」
使用済み研究者「?」
ぐちゃ「この軍事基地は…罠だ」
やすいくん「わ、わな!?」
ぐちゃ「そう」
ぐちゃ「そして、僕の予想が正しければ…」
ぐちゃ「ここには爆弾が仕掛けられている!」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

59エヌルタ:2009/11/05(木) 23:44:18 ID:4DrKeSCY
第五十九話 宝の地図
やすいくん「ば、ばくだん!?」
ぐちゃ「おそらくね」
ぐちゃ「まあ薄々こうなるんじゃないかとは思ってた」
使用済み研究者「ならなんで入ったんだ」
ぐちゃ「さっきも言ったと思うけど」
ぐちゃ「軍隊ごときを国家元首が恐れてはならない」
ぐちゃ「罠だと知っていたとして、それで逃げ出すようでは国の指導者として失格なんだ」
やすいくん「き、きぜんとしたたいどですね」
ぐちゃ「まあ嘘だけどね」
使用済み研究者「嘘かよ」
やすいくん「こ、こうちょうみたいですね」
ぐちゃ「本当の理由はこれなんだ」
やすいくん「ち、ちず?」
ぐちゃ「ただの地図じゃないんだよ」
ぐちゃ「なんと、これは宝の地図なんだ!」
やすいくん「な、なんだってー」
使用済み研究者「デフォだ」
やすいくん「ち、ちょっとのってみました」
ぐちゃ「ほら、ここを見てごらん」
ぐちゃ「ちょうど今の位置のあたりに×印がついているでしょ」
やすいくん「ほ、ほんとうですね」
ぐちゃ「だからここに宝があるのさ!」
使用済み研究者「思考が単純すぎる」
使用済み研究者「大体その地図どこで手に入れたんだ」
ぐちゃ「地理学者の柳くんからもらった」
使用済み研究者「あいつ嘘しか言わないじゃん」
ぐちゃ「そうだったっけ」
やすいくん「と、というかばくだんは」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

60エヌルタ:2009/11/09(月) 00:35:10 ID:vw45qj9k
第六十話 脱出のその先に
やすいくん「ど、どうやってだっしゅつするんですか」
ぐちゃ「そうだった」
ぐちゃ「おーい」
にちゃ「(^-^)/」
使用済み研究者「にちゃだー」
ぐちゃ「こいつに乗って帰るのさ」
やすいくん「で、でもここはみっしつじゃないんですか」
使用済み研究者「そうだよ。どこから入って来たの?」
ぐちゃ「君たち知らないのかい」
ぐちゃ「にちゃは高次空間を移動できるんだよ」
ぐちゃ「だから遮蔽物の中にも入れるのさ」
にちゃ「(^-^ゞ」
使用済み研究者「なんなんだにちゃって」
にちゃ「( ̄∇+ ̄)」
ぐちゃ「まあとにかくこいつに乗ろう」
にちゃ「(`・ω´・)」
やすいくん「だ、だっしゅつしましたね」
使用済み研究者「まったくこいつには頭が下がるぜ」
にちゃ「m(__)m」
ぐちゃ「もうすぐ爆発の時間かな」
どかーん
やすいくん「き、きちがばくはつしました」
ぐちゃ「穴を掘る手間が省けたぜ」
使用済み研究者「そういう策略だったのか」
ぐちゃ「さて何があるかな」
やすいくん「な、なんかしろいこけいぶつのような」
使用済み研究者「確かに白いものが穴の底に溜まってるね」
ぐちゃ「なんだかよく分からんけど財宝じゃないじゃん」
ぐちゃ「あの柳くんが嘘をつくなんて」
使用済み研究者「いやだから嘘しか言わないんだって」
にちゃ「f(^_^)」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

61エヌルタ:2009/11/12(木) 21:56:20 ID:MbwxXl5s
第六十一話 公共事業
ぐちゃ「じゃあにちゃ君」
にちゃ「(・ω・)」
ぐちゃ「ここの白い固形物を少し採って」
ぐちゃ「ムーヒルズ2番ビルにいるりょうちゃんのところまで届けてくれないか」
にちゃ「(`・ω´・)」
使用済み研究者「興味ないんじゃなかったのか」
ぐちゃ「イギリス軍の設置した毒薬とかだったら困るでしょ」
やすいくん「は、はあ」
ぐちゃ「そういえばにちゃで思い出したけど」
ぐちゃ「交通網も整備しなくちゃだめだね」
やすいくん「こ、こうつうもうですか」
復興屋「ここにいましたか」
ぐちゃ「やあやあ」
復興屋「軍事基地の建設が終わりましたのでご報告します」
ぐちゃ「お疲れ様」
ぐちゃ「で、たびたび申し訳ないんだけど」
復興屋「なんでしょう」
ぐちゃ「交通網の整備をお願いしたいんだ」
復興屋「もちろん可能ですが」
復興屋「私一人ではさすがに無理ですね」
ぐちゃ「まあそうだよね」
使用済み研究者「というか軍事基地も一人じゃ無理だろ」
ぐちゃ「よし、じゃあ従業員を連れてきてあげよう」
やすいくん「そ、それって」
ぐちゃ「今株取引やってる中から数人連れてくる」
使用済み研究者「強引だ」
ぐちゃ「もちろん給料は上乗せするよ」
復興屋「人手が増えるのは非常にありがたいです」
ぐちゃ「そうと決まれば早速ムーヒルズへ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

62エヌルタ:2010/07/07(水) 20:24:13 ID:841Vz3zQ
第六十二話 みんなの仕事場
にちゃ「(▼皿▼)Ψ」
ぐちゃ「ムーヒルズ2番ビルに着いたよ」
りょうちゃん「だいとうりょうごぶじでなにより」
添付「何だそのにぎにぎしい言い方」
ぐちゃ「そうだ左大臣」
やすいくん「こ、こんなものがみなみのほうでとれたんですが」
にちゃ「(つ´∀`)つ」
りょうちゃん「なんだろうこれ」
ぐちゃ「成分分析をお願いできるかな」
りょうちゃん「がってんでい」
ぐちゃ「それと右大臣」
しんじ「よんだかい」
ぐちゃ「社員全員の取引成績をまとめたリストが欲しい」
使用済み研究者「取引ってか株取引だけどな」
しんじ「まあいいけど」
やすいくん「な、なににつかうんですか」
ぐちゃ「そのうち分かるよ」

しんじ「はいこれ」
ぐちゃ「ありがとう」
ぐちゃ「どれどれ」
やすいくん「な、なにをしらべてるんですか」
ぐちゃ「取引成績の最も悪い3人をピックアップしてるんだ」
ことー「ぴっかっぷ」
使用済み研究者「ぱんぱん」
ことー「ぎゃあ」
やすいくん「い、いまのは」
使用済み研究者「危なかったですね大統領」
添付「何がだ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

63エヌルタ:2010/07/24(土) 10:29:49 ID:TUe6z9TA
第六十三話 ワースト3
ぐちゃ「じゃあ成績の悪いこの3人を連れて来てくれ」
使用済み研究者「はいよー」
添付「何をする気だ」
やすいくん「け、けんせきしょぶんとか」
ぐちゃ「どこの相撲界だよそれ」
使用済み研究者「連れて来ましたー」
アナン「ういっす」
胡 錦濤「だからパソコン苦手だって言ったのに」
ブレア「成績悪くてごめんなさい」
添付「こいつらか」
りょうちゃん「まずわーすとさんいはあなんくん」
アナン「どうもどうも」
りょうちゃん「しごとにむかうしせいがふせいじつ」
やすいくん「さ、さりげなくきびしい」
りょうちゃん「そしてにいはこきんとーくん」
こきんとう「パソコン苦手なんです」
添付「いや、ボタン二つしかなかっただろ」
りょうちゃん「そしてだんとつのいちいはぶれあくん」
ブレア「すいません」
使用済み研究者「ボタンに恐縮してたらしいよ」
ぐちゃ「なんじゃそりゃ」
りょうちゃん「ちなみにいちばんせいせきがよかったのはひとらーくんだよ」
添付「なんでだ」
ぐちゃ「まあとにかく」
ぐちゃ「君たちはこの仕事にはあまり向いてないみたいだから」
やすいくん「か、かいこしょぶんですか」
ぐちゃ「いやだから違うって」
ぐちゃ「今から交通網整備の仕事に転職してもらう!」
アナン「まじでー」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

64エヌルタ:2010/09/09(木) 23:40:39 ID:rei2LF6Y
第六十四話 適材適所
使用済み研究者「でもなんでこの3人なんだい」
ぐちゃ「適材適所っていうでしょ」
ぐちゃ「人にはそれぞれ得意不得意がある」
ぐちゃ「それを生かした仕事をさせるのは生産効率向上の基本だよ」
やすいくん「た、たしかに」
ブレア「すいません交通網の整備ってどうすれば」
ぐちゃ「とりあえず僕についてきて」

ぐちゃ「従業員を連れてきたよー」
復興屋「ありがとうございます」
アナン「どもー」
添付「こいつはどんな仕事をしてもダメな気がする」
ぐちゃ「それじゃあお願いするよ」
復興屋「かしこまりました」
胡 錦濤「何をすればいいんだい」
復興屋「何て口の聞き方しやがるんだてめえは!!」
胡 錦濤「え?え?」
復興屋「上司には敬語を使え!そんなことも知らねえのかこの野郎!」
胡 錦濤「も、申し訳ありません」
やすいくん「く、くちょうがきゅうにかわった」
ぐちゃ「復興屋くんは仕事となると厳しいからね」
添付「キャラ変わり過ぎだろ」
ぐちゃ「それじゃあ僕たちは別の場所に用事があるんで」
復興屋「お疲れ様です」
使用済み研究者「またねー」
アナン「ばいばーい」
復興屋「お前はとっとと働け!」
アナン「ひー」
添付「こいつは鍛えられて少しはマシになるんじゃないか」
やすいくん「そ、そうですね」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

65エヌルタ:2010/10/19(火) 13:02:49 ID:at3MWLpY
第六十五話 来客
やすいくん「つ、つぎはどこに」
ぐちゃ「ついさっきIAEAの本部から面会の申し込みがあったんだ」
添付「IAEAって…」
使用済み研究者「事務局長が最近殺されたらしいね」
添付「殺したのお前だろ」
やすいくん「か、かぎつけられたんでしょうか」
ぐちゃ「かもしれない」
使用済み研究者「ところで向こうさんはどうやってここに来るの?」
ぐちゃ「ジェット機らしいよ」
添付「飛行場も無いのにか?」
ぐちゃ「あるじゃん」
ぐちゃ「ムーヒルズ第1ビルの屋上」
添付「いや確かに一度使ったけど」
添付「本来そういう場所じゃないから」
ぐちゃ「まあしょうがないよ。他にないし」
添付「いやせめて船とか」
やすいくん「じ、じぇっときがきました」
ジェット機「ぶーん」
添付「わああ」
使用済み研究者「ドイツの旅客機だって着陸できたんだから」
使用済み研究者「きっと大丈夫さ」
どかーん
ジェット機「ぎゃあ」
添付「わああああ」
ぐちゃ「テロだああああ」
添付「いや違うから」
やすいくん「ち、ちゃくりくしっぱいでしたね」
添付「どうすんだよ」
ぐちゃ「うーむ」
天野之弥「どうも」
ぐちゃ「わあ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

66エヌルタ:2010/11/13(土) 14:59:01 ID:hT9T0rUk
第六十六話 強敵
ぐちゃ「…誰?」
天野之弥「新しいIAEAの事務局長です」
添付「日本人なのか」
やすいくん「に、にほんはちんぼつしましたけど」
使用済み研究者「大丈夫だったのかい?」
天野之弥「あの時はウィーンの本部にいましたので」
添付「ってか今の事故で生きてるのはなんでだ」
天野之弥「体だけは丈夫なもので」
添付「丈夫ってレベルじゃねえ」
天野之弥「それよりそちらのビルを破壊してしまって申し訳ありません」
ぐちゃ「まあいいですよ」
ぐちゃ「壊れたのは最上部だけですし」
ぐちゃ「幸い今国民は全員2番ビルで仕事中ですからね」
添付「いや数人の住居が確実に失われただろ」
天野之弥「そういえばまだ私が来た理由を申し上げていませんでした」
天野之弥「エルバラダイ前事務局長の件です」
やすいくん「や、やっぱり」
天野之弥「今なにか」
やすいくん「い、いえ」
天野之弥「前事務局長がこちらへ視察に向かったと思われるのですが」
天野之弥「なぜか連絡が途絶えてしまいましてね」
使用済み研究者「それは大変ですねー」
天野之弥「前事務局長とこちらでお会いしましたか?」
ぐちゃ「いや、会っていませんね」
天野之弥「なるほど」
天野之弥「迷子にでもなったんでしょうかね」
使用済み研究者「そんなところじゃないですか」
天野之弥「ふむ」
天野之弥「ではせっかくですからムー国の見学でもさせていただきましょう」
添付「・・・」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

67エヌルタ:2011/02/04(金) 02:45:56 ID:xaO.o7QM
第六十七話 天野之弥
ぐちゃ「こちらがムーヒルズです」
天野之弥「悪いですね案内までしていただいて」
ぐちゃ「いえいえ」
ぐちゃ「せっかくのお客様ですから」
やすいくん「ど、どうしてあんないすることになったんですか」
添付「たぶん奴の行動を見張るためだと思うよ」
添付「勝手に動かれてあちこち調べられたらまずいんだろう」
やすいくん「な、なるほど」
天野之弥「今なにか」
やすいくん「い、いえ」
ぐちゃ「こちらのビルは最先端の耐震構造を備えていまして…」
天野之弥「原子力施設は?」
ぐちゃ「へ?」
天野之弥「こちらに原子力施設があるはずですが」
天野之弥「エルバラダイ前事務局長はその用件で伺ったはずですから」
天野之弥「私としては別件とはいえ、興味があるもので」
使用済み研究者「ありますけど、そんなたいしたもんじゃないっすよ」
添付「お前が言うな」
天野之弥「施設の研究者の方ですか?」
使用済み研究者「使用済みですがね」
天野之弥「使用済み?」
ぐちゃ「まあそれはともかく」
ぐちゃ「せっかくですから案内しますよ」
天野之弥「度々すみませんね」
添付「やはり油断のならないやつだな」
やすいくん「て、てごわいですねこのひと」
天野之弥「今なにか」
やすいくん「い、いえ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

68エヌルタ:2011/04/01(金) 23:26:07 ID:H7LrbEAk
第六十八話 査察
やすいくん「た、たいむりーですが」
ぐちゃ「知らん」
使用済み研究者「こちらが原子力施設です」
天野之弥「ふむ」
天野之弥「中を見学させていただきたいのですが」
使用済み研究者「えっ」
天野之弥「新興国の原子力技術にも興味がありますし」
天野之弥「差し支えなければ」
ぐちゃ「い、いやあ今はちょっと立て込んでおりまして」
天野之弥「事務局長権限です」
添付「!?」
天野之弥「NPTに加盟している以上、抜き打ちでも査察を受ける義務があります」
天野之弥「施設内部を見せなさい」
やすいくん「き、きびしいですね」
天野之弥「当然です」
ぐちゃ「…それでは中へどうぞ」
添付「おい、どうするんだよ?」
ぐちゃ「やるしかないな」
使用済み研究者「やるって?」
ぐちゃ「エルバラダイのときと同じ方法だ」
添付「それってあれか」
添付「研究者の爆発でエルバラダイを爆死させたやつ」
やすいくん「で、でもいまはしようずみですよ」
ぐちゃ「大丈夫」
ぐちゃ「まだ在庫はある」
添付「なんだ在庫って」
天野之弥「今なにか」
添付「い、いえ」
使用済み研究者「こちらで原子力発電を行っています」
天野之弥「これは…」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

69エヌルタ:2011/07/30(土) 23:26:27 ID:v1zRRdf.
第六十九話 新人採用
天野之弥「見たところ普通の発電所のようですが」
添付「"見たところ"って確実に疑ってかかってるよな」
天野之弥「ふむ」
天野之弥「なるほど」
天野之弥「新興国にしては洗練された原子力技術で正直驚きました」
天野之弥「是非とも技術者の方とじっくりお話がしたいですね」
使用済み研究者「そう来たか」
天野之弥「確かあなたでしたよね、研究者の…」
使用済み研究者「いかにも、私が」
ぐちゃ「いえ、違います」
やすいくん「!?」
天野之弥「ですが、先ほど自ら研究者と…」
ぐちゃ「そうなのですが、彼は使用済みです」
添付「いや、意味分からんし」
天野之弥「使用済み、とおっしゃるのは」
天野之弥「退職された、とかそういう意味でしょうか」
使用済み研究者「まだまだ現役の使用済みです」
添付「お前は話をややこしくするな」
ぐちゃ「我が国の原子力施設では老朽化による事故を防ぐために、あらゆる設備を定期的に交換しております」
ぐちゃ「研究者もその例外ではありません」
天野之弥「なるほど。それで使用済みというわけですか」
天野之弥「少々やり過ぎな気もしますが、心がけとしては悪くないかもしれません」
添付「なぜか評価された」
天野之弥「ということは、新しい研究者は…」
ぐちゃ「彼です」
やすいくん「え、えええ」
やすいくん「ぼ、ぼくですか」
天野之弥「なんか驚いてますけど」
ぐちゃ「新人なのでご容赦下さい」
添付「そういう問題じゃないだろ」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

70エヌルタ:2011/10/11(火) 23:31:56 ID:ZQn1v4OI
第七十話 主人公爆発
天野之弥「では、新研究者さんにいくつか聞きたいことが」
やすいくん「は、はい」
天野之弥「私の手元にある資料では、財源の使途に不透明な部分があります」
やすいくん「は、はあ」
天野之弥「特に設備投資に関して」
天野之弥「実際の発電量に比して、月別の設備投資額が桁外れに大きいように見受けられるのですが」
ぐちゃ「それについては先ほど申し上げました通り」
ぐちゃ「こちらでは設備の頻繁なメンテナンスを重視しておりまして」
天野之弥「私は新研究者の方にお聞きしているのですが」
天野之弥「それに設備のメンテナンスであれば年間予算としてコンスタントに盛り込まれるはずですよね」
天野之弥「こちらの月別投資額が大きく変動している説明にはなっていません」
天野之弥「そもそもここムー国の人口数や産業・インフラの発展段階から考えて」
天野之弥「これほど立派な原子力発電所があること自体がおかしい」
天野之弥「どうしても我々が望まざる研究開発が行われていると邪推せざるを得ません」
ぐちゃ「ぐっ…」
添付「こいつ…やばいな」
使用済み研究者「そろそろ本当のことを言ったらどうなんですか」
添付「お前は空気読め」
天野之弥「元研究者さんの言う通りですよ」
天野之弥「やはり現場で携わっている方は倫理観が備わっていますね」
天野之弥「あなたはどうなんですか、新研究者さん」
やすいくん「そ、それは…」
ぐちゃ「仕方ないなあ」
やすいくん「あ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
添付「!?」
天野之弥「なっ…!?」
ぐちゃ「ここの研究者に任命された人には自動的に自爆機能が備わるのさ」
添付「なんじゃそりゃ」
ぐちゃ「しかも起爆スイッチは僕持ち」
添付「本人のメリットゼロじゃん」
ぐちゃ「残念ながらあなたにはここで死んでもらいましょう」
やすいくん「あ、あっひゅうううううう」
どかーん
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった

71エヌルタ:2012/02/09(木) 16:59:12 ID:ggUs9fWM
第七十一話 爆発を越えて
研究員A「強烈な核エネルギーを検知しました!」
研究員B「よし、取り込めー」
ぎゅいーん
添付「こんな時でも発電には使うんだ」
ぐちゃ「貴重なエネルギーを無駄にはできないからね」
使用済みやすいくん「ふう」
添付「わああ使用済みになってる」
使用済みやすいくん「どうしましたか」
添付「しかも何故かどもりがなおってる」
使用済みやすいくん「ほんとですね」
使用済み研究者「仲間が増えたよ」
ぐちゃ「まあとにかくこれで邪魔者は消えた」
添付「てかまた事務局長殺しちゃって大丈夫なのか」
ぐちゃ「その点は心配ないよ」
天野之弥「死んでいませんからね」
ぐちゃ「わあああああ」
添付「ええええー」
ぐちゃ「あの至近距離であれだけの爆発を受けて…生きているだと…!?」
天野之弥「あいにく体は丈夫なもので」
使用済みやすいくん「じょうぶどころのはなしじゃないきが」
使用済み研究者「これならどうだ!」
使用済み研究者「ぱんぱん」
天野之弥「効きませんよそんな古典的な攻撃」
使用済み研究者「うおぅ」
添付「うおぅってなんだよ」
天野之弥「さてさて」
天野之弥「明確な証拠を掴まないと動けないのが公的機関の辛いところでしてね」
天野之弥「あなた方の企みが明らかになったところでやっと次のステップに進めます」
ぐちゃ「最初から分かっていたくせに」
天野之弥「それは言わない約束で」
これでやすいくんはもっと日本語が上手になった


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