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妄想ティッシュ
1
:
Takuya!
:2002/07/11(木) 14:44
様々な妄想を吐き出したティッシュ達を集めてみました。
74
:
Takuya!
:2010/04/18(日) 14:24:37
風の記憶
その時は僕は風になれるだろうか
時に激しく時にやわらかく時にかすかに
あなたの頬を撫で吹き抜けて行くあの丘の
あの丘の風になれるだろうか
僕はあの風になれるだろうか
風の記憶に
http://www.youtube.com/watch?v=10b0u0_m3f8
75
:
Takuya!
:2011/03/20(日) 09:22:16
Big Moon
月が一番近付く夜はカーテンを開けて眠ろう
ランプを消してもなんとか本が読めるほど明るいベッドで真っ白の月を見上げて
自由を奪われた象みたいな気分でさ
優しかった遠い昔の日々に祈りを捧げる
今日は月が一番近い夜
きっと明日は良い日になるさ
そうだろ
月が一番近い夜
明日は誰かが待ってるさ
月が一番近い夜
とっても月が綺麗だね
76
:
Takuya!
:2011/12/11(日) 19:03:38
冬の日
雪が降る
この街に今年も雪が降る
何もかも色褪せて景色から色が無くなった男
きっと彼の中に色が無くなってしまったから彼には感じない
そんな彼の上にも雪が降る
鉛色の空はすべて白く覆い尽くそうとする
白い雪の下では色彩が凍り付いている
誰かか汚く感じる色も、誰かが美しく感じる色も
その時の為に息をひそめて
その時が来る
素敵だね
77
:
Takuya!
:2011/12/11(日) 19:15:59
きっとそこにあるのさ
何もかも色褪せて景色が色を失う時は
きっとそいつの中に色が足りなくなってるんだ。
誰かがそいつに色を足してあげれたら
きっとそいつの景色は鮮やかさを取り戻す
僕はそういうの素敵だと思う
78
:
Takuya!
:2012/03/06(火) 03:13:42
真夜中のベッドで
夢を見て過ごしたい
せめて夜はベッドの中で好きな夢を見て過ごしたい
タフじゃなければ生きてゆけない優しくなければ生きている資格が無い
とか言ってるユッカ街の探偵みたいな世界とは無縁な夢の中で
ハイボールの泡からジンバックの泡へと飛び移り
青く発光するジントニックの光で夢を照らして透かして観ていたいのさ
独りのベッドで夢を抱きしめてまどろんでいたいのさ
明日も早いからさ、きっと寒さも厳しいからさ、
春はもう少しだけ先にあるだろうからさ
幸せな記憶をほじくり返して夜が明けるまで
つらい記憶で幸せを鮮烈に浮かび上がらせて
辛いって字も幸せって字もたいして変わんないんだから
きっと明日は俺の日が来るはずだぜ
そう信じて
明日はきっともう一本だけで良いから線を増やして
信じてないとやってられなかった日々をきっと酒の肴にして
夜が明けるまで
夢を見て過ごしたい
せめて夜はベッドの中で好きな夢を見て過ごしたい
79
:
Takuya!
:2012/04/22(日) 13:56:57
当たりクジはどこだ
素敵な出逢いがあったって
額に汗や冷や汗かいたって
孤独や貧乏は俺を離してはくれないらしい
憂鬱はベッドに潜り込み朝になっても冷たい体を絡めてまとわりついてくる
なんにも希望が無いから
このどん底に光りが欲しくって
なけなしの金で宝くじ買った
もうこれ以上絶望なんて間に合ってるからね
当選番号なんて見ないのさ
きっと俺は当たるんだと
いつか俺が当たるんだと言い聞かせ
ベッドから追いかけてきて冷たい体を擦り寄せてくる憂鬱に
ラム入りの熱いコーヒーぶっかける
財布も冷蔵庫もカラだから言葉の海で満たしてやれ
春なのにすっかり冷え込んじまったからさ
猫舌にコーヒーのせて言葉の海で小さな灯を点す
きっと俺は当たるんだと
いつか俺が当たるんだと独りぼっちが鼻をかむ
80
:
Takuya!
:2012/04/23(月) 10:33:06
baby radio
風が強い日
雲は千切れて
小雨は僕を湿らせ
何処にも行けない君を諦めさせる
baby radioを点けて踊ろう
きっと何処にだって行けるさ
あのDJがゴキゲンなナンバー流してくれる
baby radioを点けて走ろう
きっと何処までだって行けるさ
あのDJは君のためのナンバー流してくれるさ
baby baby baby radio come on baby…
81
:
Takuya!
:2012/06/11(月) 16:41:09
マーブル2
溶けちまいたい
紅い血と碧い血が混ざり合わずに
ぐるぐるマーブル模様で加速して
溶けて飛び出したい
世界を二つの色彩で侵蝕したいのさ
マーブル模様になって離れられないスピードで
いつまでも回り続けて
マーブル模様で飛び出すのさ
82
:
Takuya!
:2012/06/18(月) 01:40:13
ラムシロップ・ポム
兵隊も眠っているこの夜に
ベッドを抜け出して
ガソリンをオンザロックできめて
きついラムで火炎瓶を作ろう
君の脳みそをちりちり焦がすその導火線に
そいつで!
わかるだろう?
とっても簡単なことさ
きっとみんなの笑い話
きっともう忘れ始めてるさ
そんな甘い匂いの夜に
83
:
Takuya!
:2012/06/28(木) 18:18:41
忘れるな
自分の価値は自分で決める。
間違ってるか正しいかも自分で決める。
極めてプライベイトな問題なので自分で決める。
100歳位まで生きるかもしれないから100年スケールで計画して明日死ぬかもしれないから今日実行する。
今なんだよ。
今しか走ってられないんだ。
84
:
Takuya!
:2013/02/03(日) 03:33:11
僕はドリームキャッチャー
夢を叶える事は素敵なことだ。
でもいくら努力しても夢がなかなか叶わない事もある。
それってそれまでの自分のままでは叶わないほどデカイ夢を見てる証明でもあるんだから僕はそんな自分褒めようと思う。
簡単に叶うような安パイ狙いの小さい人間じゃないって事だ。
胸張ってくぜ。
それまでの自分じゃ通用しなかったんだから僕は自分を超えてやろうと思うんだ。
夢に届く迄それまでの自分を超えて引き上げて強引にでも掴んでやるよ。
ガタガタぬかしてる奴等はそこまでデカイコトを想像もできない小さい奴等だから何も言わずに鼻で笑えば良いのさ。
そいつらは人間は想像できた事やイメージできたことは必ず実現できるって事を知らない可哀相な奴等なんだ。
僕は僕の為に自分の信じる自分や仲間や笑顔の為に
そりゃぁ時々は半ベソかいたりかっこ悪い日もあるけれどヒーローやヒロインが求められてるこの時代の為にも笑顔で行くぜ。
85
:
Takuya!
:2013/05/03(金) 03:48:41
今夜のベッドで
風が窓をたたく夜
この音があの娘の心臓の音だったら
僕はきっと自分の鼓動をそのリズムに合わせハードコアなメロディーを刻むだろう
風がそいつを彼女の髪の間を鋤いてくれることを祈りながら
風が雨を流す夜に
87
:
Takuya!
:2014/07/07(月) 02:38:11
センチメンタルだが前向きに思考する深夜。
僕にはまるで何の才能も無い。
しいて言えば、自慢にならない程度のちょっぴりだけの器用さと出逢いに恵まれてる事くらい。
何も無いから逢ってくれた人には感謝するしかないし、向いてる事も特に無いから好きな事を選んで頑張るしかない。
もう少しこっちでジタバタするさ。
欠落が才能だぜって明日にうそぶきながらね。
88
:
Takuya!
:2020/02/26(水) 17:54:46
ミラーキラー
鏡に映った自分の姿を威嚇する奴がいる
鏡に映った自分の姿に怒りをまき散らす
左手で指差し右手でなんだそれと怒鳴り散らして
右手を振り上げその左手なんだと騒ぎまくってる
そんな光景を君はどう思う?
そんなやつらをあなたはどう思う?
自分の尻尾を追いかけまわしてぐるぐるまわる
狂った犬みたいに吠え散らかして飼い主に伝えたいんだろ
でも、ほんとの犬はたいがい利口で哲学的だよ
でも、多くの猫はきっとすぐにそれが鏡って認識するよ
僕はと言えば近親憎悪の鏡の前のヤツに呆れて途方に暮れてるだけさ
みんなそうだろ?
みんなうそだろ?
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