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ΖΖ関連資料スレ

85名無しさん:2011/12/06(火) 19:23:47
 アーガマと行動を共にできるという。しかし、ラビアンローズも敵の攻撃に対して脆弱である。兵員が極度に少なくなっていたのである。
 そこにいた少女、ルー・ルカは、元気だけは良いジュドーを協力しようと好意を寄せたが、ジュドーはそれを拒否した。
 女性を信じていないのである。エマに振られたということもある。ファに説得されてしまったという負い目も感じていた。
 母親願望もあって、それが若い女性に対しては拒否反応となって現れと考えてもよい。
 さらにやっかいなのは、ゼータ・ガンダムを操ることに自信を持ち始めたという自尊心の芽生えもあって、ジュドーはマニバリングを倒すために、猪突猛進する。
 エマがたしなめ、ガンダム・マークIIで援護もするが、手に負えない。
 子供の癖に、威張っているのである。
 が、宇宙でのマニバリングの巧妙な攻撃に、ジュドーは傷を負ってしまう。
 自信喪失に陥る。
 その間は、エマが、整備なったガンダム・マークIIで、抵抗をして、アーガマとラビアンローズを守るのである。
 アーガマの動きを知ったグラナダにあるアナハイム・エレクトロニクスの技師が、ゼータ・ガンダムの後期型を開発して、アーガマに運んでくれた。
 「元気のいい子がいるっていうじゃないか? ニュータイプかもしれないって、期待しているんだ」
 その技師、エルポー・スマッシュは、エマにニコニコと言うのだった。
 ジュドーは、新型のガンダムに乗って(エマと取り合いドラマがある)敵に対するが怪我が直りきっていないというハンデは、新型のガンダムを傷つけるだけであった。
 エルポー・スマッシュは、泣き喚いて、ジュドーをコテンパにしたりする。
 そして、アーガマには、もとからのクルーとギガーとの仲間割れを呑み込んで、退避行動が続くのである。
3
 ラビアン・ローズのルー・ルカも助けてくれない。
 「みんな冷たい!」
 ジュドーは、叫ぶ。
 ラビアン・ローズの全力を上げての整備によって(と言ってもラビアンローズは、ルーのような子供の集団になり切っているので、作業は悲劇的なのである。
 エルポー・スマッシュは、ひたすら真青になる)
 その上で、エマが新型のガンダムで出ていっても、多勢に無勢では、新型のガンダムでも、いかんともしがたかった。
 エマは、その悲しい戦闘の中で死んでいくかも知れない。

○ 敵とアーガマ
 アクシズを整備したハマーン・カーンは、ミネバを擁立して、ザビ家再興を果することを強力に押しすすめるしかないと信じていた。
 「バカな戦争をするのは、魂を引力に引かれた人々であるからだ。なぜ、もっと高貴な精神の代弁者であるザビ家の信条に従わないのか? 従えば、人は幸福になれる」
 そう言うハマーン・カーンにブライトは、
 「自分の主義を人に押しつけて自由を奪う結果になるのは分っている!」
 と厳然として、ハマーンの主義を否定したのである。
 ジュドーは、そう言うブライトを初めて好きになれそうだと思う。
 この間、アーガマとラビアン・ローズは、サイド4の暗礁宙域に隠れている。
 その為に、厭戦気分に溢れたアーガマにジュドーは、遂に爆発をして、
 「出て行っちまえ! お前たちっ!」
 と、アーガマの軟弱兵員を追い出す。もとギガーの仲間だけでアーガマを占領するのである。
 シンタ、クムがとりなすが駄目だった。
 アーガマの兵員は、皆ラビアン・ローズに行ってしまう。
4


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