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千鶴ちゃんの一日【ギャグですw】

15斎藤 一Λ:2011/12/26(月) 11:36:30 ID:KOUFrX8E

「うむ・・そこで雪村君に女装して、偵察に出てもらおうと思ってな・・・」

千鶴ちゃんの場合は「女装」じゃない!とツッコミが入りそうな場面なのだが、ここはあえてスルーの方向でww

「あ、はい。私でお役に立てるなら女装して・・・」

そこまで話したところで間違い(?)に気がつく千鶴ちゃんw

ま、隊では男の子扱いなんだから、仕方が無いけどねw

「うむ、承知してくれるか、雪村君。っと・・着付けは・・・」

「以前と同じく、祇園の君菊さんに頼めば宜しいかと?」

やはり山南さんの助言は的確である。

もしかしたら近藤さんとナイスコンビかもしれないw

「店に入って何も買わないと怪しまれるからな。ここに二両用意したから。中で好きに買い物をしてくれ。」

「え?いいんですか?近藤さん」

「うむ、今回の任務の報酬と考えてくれ」

顔が綻ぶ千鶴ちゃん。

二両も買い物ができるなんて、嬉しいよね、やっぱ。

「それでは各自行動に移してくれ」

さあ、千鶴ちゃんのスパイ大作戦の始まりだ!ww

16<士道不覚悟により粛清>:<士道不覚悟により粛清>
<士道不覚悟により粛清>

17斎藤 一Λ:2013/02/04(月) 21:47:18 ID:W/b277/w

「ここがそのお店ね・・・?」

1時間後、ブティックの前に立つ千鶴ちゃんの姿があった。

完璧な女装(?)で、どこから見ても女の子であるw(女装ではないが、やはりスルーの方向でw)

「きゃ〜買っちゃった♪」

「すごかったね」

店の中からは、買い物を終えた京娘が、ニコニコ笑いながら出てきた。

かなり人気のお店らしい。

幕末の京都にブティックがあったとの記述は、どの歴史書にも載っていないが、現実にあるんだから、たぶん記載漏れだろうw

「こ、こんにちは・・・」

恐る恐る入ってみた千鶴ちゃんであったが・・・

「きゃ〜可愛い♪」

やはり女の子である。

あっという間に洋服に目を奪われてしまったw

任務なんだから、忘れちゃダメだってばw

「っと・・・任務を忘れちゃダメだよね」

ナレーションの声が聞こえたかは定かではないが、思い出したようだw

「店員に長州訛りの人は・・・いないかな?」

そうそう、その調子で頑張らないと。

「怪しい浪人の出入りは・・・?」

と、注意深く観察していた千鶴ちゃんであったが・・・・・・

「やだ、このリボン可愛い〜♪ え?この服、スケスケ・・・」

何だかんだ言っても、やはり女の子である。

次第に洋服に心が・・・

任務忘れちゃダメだってばw

「えっと・・これが5分で・・・こっちが1両・・・あれが・・・」

あ〜もう計算まで始めちゃってるw

「全部で三両・・・足りない・・・えっと・・どれを・・・」

だから任務なんだってば・・・あ、聞いてないw

その時、周りがざわめきだした。

どうやらカリスマ店員の登場らしいw

18<士道不覚悟により粛清>:<士道不覚悟により粛清>
<士道不覚悟により粛清>

19斎藤 一Λ:2013/05/31(金) 18:09:21 ID:twKdtKVQ

「きゃ〜・・・様よ」

「いつ見ても凛々しい〜♪」

店の奥から出てきた店員に、京娘の心はすっかり動かされてるw

で、千鶴ちゃんは・・・?

「えっと・・・これは決まりだし・・こっちをやめると・・・」

あ〜まだ計算してるよ、この人w

「お客様、何かお悩みでしょうか?」

そんな千鶴ちゃんに、カリスマ店員が話しかけてきた。

ふと顔を上げる千鶴ちゃんだが・・・・・・

「えっと、これ・・・え?鏡??」

そう、見上げた「そこ」には、自分と全く同じ顔が・・・

「げ!千鶴・・・・・・」

「え!?・・・薫・・・・」

鏡と見間違うのも無理はないw

現れたのは千鶴ちゃんの双子の兄、南雲 薫ちゃん(女装バージョン)だww

てことは・・この店は土佐藩の・・・・

「な・・何で千鶴がここにいるんだよ?」

小声で囁く薫ちゃん。

「はは〜ん・・薫がいるってことは、ここは土佐藩の・・・むぐ!」

慌てて千鶴ちゃんの口を塞ぐと・・・

「皆様、少々失礼いたしますね」

ニコリと笑って挨拶すると、そのまま千鶴ちゃんを店の奥へと連れて行ったしまったw

そりゃ聞かれたくない話だよねw

20斎藤 一Λ:2013/11/09(土) 20:19:28 ID:RYMiRaVE

「いくら妹だからといって、ここの事喋ったら・・・」

店の奥で凄む薫ちゃんだが・・・

「ふぅ〜ん・・やっぱ知られたくないんだ?」

あれ?千鶴ちゃんは意外とあっさりしてる・・・何で??

「当たり前だ!喋ったら殺す!」

こ・・怖いよ薫ちゃん・・・・

あれ?千鶴ちゃんはまだ余裕の表情なんだけど・・・・???

「ふぅ〜ん・・・へぇ・・喋られると困るんだ。へぇ〜」

不敵な(ある意味不気味なw)笑みを浮かべる千鶴ちゃん・・・

なんだかこっちのほうが怖い・・・

「な・・何考えてんだ!いいか?喋ったら・・・」

「じゃあ、これ全部で2両にマケてくれる?」

さっきまで品定めをしていた洋服を見せる千鶴ちゃん。

これって?w

「えっと・・これが1両で・・こっちが・・・」

悲しき店員の性だろうかw

計算を始めてしまう薫ちゃんであるw

「おい!これ全部で3両5分じゃないか!いくら何でも・・・」

睨みつける薫ちゃんだが・・・

「ふぅ〜ん・・マケてくれないんだ・・・?ふ〜ん・・・」

ますます不敵な笑みを浮かべる千鶴ちゃん・・・

こ・・怖い・・・w

「当たり前だろ!どこの世界に半額近くまでマケる店があるんだよ!?」

「でもマケてくれるんでしょ?」

ニコニコ笑いながら迫る千鶴ちゃん・・・

この笑顔って、絶対に裏があるでしょ?w

「テメエ!何考えて・・・」

「私が喋るとまずいんだよね?マケてくれる?」

おいおいwそれって裏取引じゃあ・・・・w

「こ・・この・・・・」

言葉を失っていく薫ちゃんw

「マ・ケ・て・くれるよね?」

最後通告とばかりに、薫ちゃんの顔を覗き込む千鶴ちゃんw

女の子って、やっぱ魔物だよねw

「くっ・・・」

項垂れる薫ちゃんw

この勝負、千鶴ちゃんの勝ちだw

そして半時後・・・

洋服の詰まった袋を抱え、ニコニコしながらブティックを出てくる千鶴ちゃんの姿があったw

そして・・・

「あのお店は長州藩とは何の関係もないお店でした」

と、ニコニコと報告する千鶴ちゃんであった・・・

それでいいの!?

ま・・嘘はついてないんだけどねw

「ルンルン♪」

その夜・・姿見の前で、洋服を着てニコニコする千鶴ちゃんの姿があったw


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