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大河×竜児ラブラブ妄想スレ 避難所2
167
:
逢坂流高須大河の子作り計画
◆QHsKY7H.TY
:2010/04/08(木) 23:51:13 ID:???
「お、おはよぉ」
「おぅ」
いつもと変わらぬ声で竜児は挨拶をし、いつもと変わらぬ様で朝食の用意をしている。
それでも今朝は結婚した次の日の朝くらいに緊張しながら大河は挨拶をした。
「きょ、今日もい、良い天気ね!!」
「はぁ?」
竜児は窓の外から空を見上げる。
かつてのアパートと違うことはお隣に日を遮る大きなマンションが無いことだ。
そこから見える空はどんより曇り空だった。
「今日は曇りだぞ?大丈夫か大河?」
あまりに普通で普通な反応。
大河は肩透かしを喰らった気分だった。
「さっき天気予報でも降水確率80%だったし傘忘れんなよ?」
ぱっぱっと手の水を切ると竜児はECOエプロンを外して玄関へと向かう。
「悪い、今朝も早いんだ。飯は用意しといたから、それじゃ行ってくる」
「あ、うん。いってらっしゃい」
バタン、と玄関の扉が閉じてポツーンと一人取り残される。
いつものことではあるが、今日は力みすぎていただけに一気に脱力した。
ペタン、とその場に座り込み、ボーッと竜児が出て行った玄関を見つめる。
「普通、だったわね……」
さっきまでの自分の緊張を返せと言いたくなるほど竜児は普通でいつも通りに感じた。
こうまで普通だと、自分の考えがただの勘違いや思いこみの類では無いかと考え直す。
竜児のことだからたまたま落ちていたショーツを見つけて親切にもアイロンがけをしておいたとか。
そんな親切は大きなお世話でもあるんだが。
「まぁ、昔はやっちゃんもいたんだし今更下着くらいでどうこうってのは無い、かも」
パタリ、と横に倒れ、グゥとお腹が鳴る。
こんな時でもお腹が空く自分に少々呆れながらよいしょと起きあがり、竜児が用意してくれた食事に手をつけ……、
「……ん?」
違和感に気付いた。
「薄い……」
味が若干薄いのだ。
こんなことは過去、高校時代に竜児が病気に気付かず無理していた時以来だと記憶している。
あの時ほど酷くは無いが、どうにも今一歩味が足りていない。
「……?体調でも悪いのかしら?」
今日、帰ってきてみたら注意深く竜児を観察してみようと大河は決めた。
***
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