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大河×竜児ラブラブ妄想スレ 新避難所

458◇eaLbsriOas ◆dvuHYisf.g:2009/07/28(火) 13:16:58 ID:???
「そうか……うん、わかったよ、大河。信じるよ、おまえを」
「竜児……」
「あー……でもそうなら、やっぱお義母さんに上がってもらった方がよかったかなあ? なあ大河、
 おまえはどう……あら、おまえ、うちゅーって、いつからタコちゃんだ……?」
「……さっきからよ」
「おう、そうか、すまねえ……」
「ぷいっ」
「な、なんだよ大河。キス、いらないのか?」
「いらない。ぷいいいーっ!」
「ど、どうしたんだよ、なあ? 大河。そんなぶんむくれて、ふくらんだほっぺも可愛いけどよ……」
「ふっ、ふるふるなんかさせても、駄目なんだから! なによ、もう! お母さんお母さんって、
 そんなに好きならお母さんとキスでもすれば!? ぷいいいいぃぃぃ――っっ!」
「おまえ……」
「な、なによっ?」
「大河……」
「だ、だからなによっ?」
「大河……」
「なによ、ほっぺた撫でないで!」
「大河……大河。大河。大河、大河……」
「なによ……っ! なによ、そんな、や、優しい声で、いっぱい名前呼んだって、だ、だめなんだから……
 そんな、竜児、いっぱい、大河って、だ、だめ……いっぱい、だめ……」
「大河……」
「りゅ、竜児……っ。声、好きなんだもん。だめ……っ」
「大河……」
「わーん! ひどいっ! 抱っこ! 抱っこして! お、おかしくなるの!」
 ぎゅ……っ
「大河……」
「ひどいの、竜児、ひどいの。その声で、いっぱい優しく、されたから、私、だめなの……
 だめに、なっちゃうんだから……」
「この声はおまえだけのものだよ、大河」
「っ! りゅ、竜児……っ」
「だからさ……やきもちなんか焼くなよ、な? 大河」
「うん、うんっ。やきもち、焼かないよ? 竜児……っ」
「……あ、いや。やっぱたまに焼いてくれ、大河。やきもち焼くおまえ、すげえ可愛いからさ」
「う、うん……っ。じゃ、じゃあ、たまに、焼く……」
「よし、じゃあ……おまえの唇、俺にくれよ、大河」
「っ! は、はい……っ」
 ちゅ。
「……ただいま、大河」
「っ! お、おかえりなさい、竜児……っ。その……忘れて、なかったの……?」
「忘れるわけがあるか。……よし、ようやく笑ってくれたな?」
「だって、竜児がニコニコしてるから……ね、竜児。もう一回、して……」
「お、おう……」
 ぐきゅるるるるるるる〜〜〜〜〜〜っ!
「あらやだ。……ちょっとあんた、笑いすぎ……笑いすぎだってば、もうっ! あんたって最低!
 愛してるけど」
「……いや、すまねえ。おまえのお腹の虫にはかなわねえわ」
「もーっ! かなわないって、なによ!?」
「だっておまえ、そいつも俺たちのキューピッドじゃねえか」
「っ!」
「な? そいつが鳴って、俺はチャーハン作ったんだ。真夜中に、おまえのために」
「うん、うん……っ」
「さ、じゃあ、メシにしよう。な? 大河」
「うんっ! ……あ、そういえばね、竜児」
「おう、なんだ?」
「お母さんだけど、よかったのよ。あれで帰ってもらって」
「おう……どうしてだ?」
「お母さん、すぐ帰るつもりで来たのよ、初めっから。じゃないとこんな、夕食時になんか
 顔出さないわよ。あれはお母さんの手。どうとでもできるように狙って襲撃してきたのよ。
 お昼遅かったとか、お茶も済ませたなんてのもたぶん嘘。お母さんいまごろご飯食べてるはず」
「はああああ……やっぱおまえのかあちゃんにもかなわねえわ……」


***おしまい***


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