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大河×竜児ラブラブ妄想スレ 新避難所
291
:
◇eaLbsriOas
◆dvuHYisf.g
:2009/07/09(木) 22:59:26 ID:???
ヒントはいくらでも、そこらじゅうにあったのだ。
大河のように俺は美しくない。
大河のように俺は可愛くもない。
かといって格好良くもない。だから。
俺は俺の身体が恥ずかしい。
なにを考えていたというのか。
身体にまつわる恥も哀れもなにもかもを投げうって、大河は竜児に自分のすべてを捧げてくれていたというのに。
与えてくれていたというのに。そうだ。
大河の愛は与える愛だ。
それが、奪う愛と対になる、もうひとつの愛なのだ。
泣きながら、突き入れて。
竜児はついに決意する。
逆にする。逆にしなければならない。
おのれのすべてを大河に捧げる。与える。
おのれのすべてを大河に受け止めてもらう。
射精ができるかどうかなぞ、知ったことではなかった。とにかく。
俺のすべてを大河に捧げなければ、愛は完成していない。
俺のすべてを大河に奪わせなければ、愛は完成しない――
泣きながら、突き入れて。
「大河!」
「りゅ、りゅう、じ……」
途切れぬ絶頂に震える大河に呼びかける。
「俺はおまえのものだ、大河!」
あふれる涙を吼えて散らす。
「俺はおまえに俺のすべてを捧げたい! 俺のすべてを奪ってくれ! 俺の涙を流して欲しいんだ、おまえに! 大河!」
唐突な上になにがなにやら滅茶苦茶だが、竜児は思ったとおりの思いのたけをぶちまけた。けれど。
唐突なのに、滅茶苦茶なのに。
大河は痙攣に抗って、微笑んですらみせて。
「うん、わかった……」
一片の謎もないかのように応えてくれたのだった。
わけがわからないが、こいつは最高。
俺の女は最高の女。
思って、竜児は、優しさもここまでと、
「じゃあ、いくよ。大河」
穏やかな声でひとつ、言って。
大河の返事も待たずに。
腰を激しく使い出す。
動物になった大河を追って、おのれも動物になるために。
獣に、なるために。
竜児に激しく貫かれて。
大河は狂おしい快感の中、必死に目蓋を開いて竜児を見つめていた。
私の甘い声を燃料にして、私を貫く愛しい獣。
渦巻き貫く毒のように甘い快感も、愛しくて大河が微笑むことを止めることは出来ない。
喘いで、汗を散らして。私の竜児ったらひどい顔。
月の影に下から蒼く照りかえされて、竜児の顔はスペースお化け屋敷ライド全開。
汗が目に入ってぎゅっと閉じ、かっと見開いては私を見つめる竜児の目なんて、血走って、もう。
殺すぞ――――――っっ!
犯すぞ――――――っっ!
奪うぞ――――――っっ! てなもん。
奪ってくれとか言ってたくせに、奪う気まんまんの鬼畜犯罪者にしか見えない。
私じゃなかったらきっと気絶モノ。心臓の弱い方はお控え下さい。
竜児ったら汗だくで、必死で腰をふりたくり、息を詰めたり喘いだりで口も歪んでひんまがり、インコちゃんみたいなイマイチ色の舌も踊らせて、次には歯も食いしばって、まるで間近に警察が迫ってとにかく大忙しの、全力疾走の凶悪逃亡犯。
もう笑っちゃいそう。だって竜児ったら、まるで。
全力疾走、の。
大河は笑わなかった。
泣いた。
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