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大河×竜児ラブラブ妄想スレ 新避難所
280
:
◇eaLbsriOas
◆dvuHYisf.g
:2009/07/09(木) 22:39:59 ID:???
これは思いもよらぬ逆襲で。
竜児は不意にときめいて、のぼせた血が耳や目蓋まで熱くするのを感じてしまう。湧いた生唾を飲み下す。
竜児とは違って、大河はちいさく、華奢で、美しく、可憐で、可愛くて。だから。
どうしても、つい忘れてしまうのだった。
竜児が大河の身体を求めているように、大河もまた、竜児の身体を求めてくれていることを。
しかし、大河におのれの絶頂を晒すとは、想うだけでもなんと恥ずかしいのか。
大河に口で愛されてもなお、射精を拒んだおのれの気持ちは、きっとこれだったのだと竜児は気づく。
俺はやはり、美しくもなんともないというのに。
もし竜児がそう言えば、大河は違うと言うだろう。怒ってくれさえ、するだろう。けれど。
今や大河こそがおのれを越えた真実と、わかっていてもなお、俺は――
「竜児……?」
大河に、呼ばれて。
大河に竜児と呼ばれるようになってから、俺は自分の名前が本当に好きになったのだと、不意に竜児は思い出す。
竜児。この、きっと父の臭いをまとわせられた名前。
求めるにも憎むにも遠くて。他人のようにぼんやりとしか思うことの出来ない、血の父。
うすうすと気づいて、竜児はおのれの名前に対してもぼんやりとした愛着を持つばかりだった。
悪くはない。だけど……悪くはない、とでもいうように。
大河が変えたのだった。
竜児、竜児、竜児、と。
なんか他にもひでえ呼ばれ方もされまくったけれど、とにかく、大河が。
竜児、竜児、竜児、と。
ちいさな身体に見合わぬ、少し大人びた低い成分をもった、けれどとても可愛い、あの声で。
「大河……もう一度、俺の名前を呼んでくれ」
「えっ? りゅ、竜児……?」
そう、この、声で。
まんざらではなくなった。やがてはっきりと好きになっていた。俺の名前。
俺は、竜児。
高須竜児。
そういえば、大河もそんなようなことを言っていた――
「大河、俺はおまえの名前が好きだよ」
「えっ? あっ、なに? 私の……あ、ありがと」
あまりに唐突で、さすがにきょとんと目を丸くして、でも大河は嬉しそう。そして、
「あっ! わ、私も……竜児の名前、好きだよ……大好き」
上目遣いに頬も染めて、またも大河はすぐにお返ししたがるのだった。
ここにもなにか魔法の力があるのだと、竜児は思う。
愛するものに照り返されて、おのれへの愛にも目覚めるとでもいうような、魔法の力が。
おのれの名前がそうであるならば、また――
「大河、俺のイクところ、見せてやるからな」
「っ! りゅ、竜児……っ」
「大河、俺はおまえの中で射精して……射精したい。射精する。そして、俺はおまえにイクところを見せる」
「は、はい……っ!」
大河はまた、柄にもない素直な返事をして。嬉しくて。たまらなくて。ずきずきと。震えて。吐息する。
竜児は、大河の震えて喘ぐ薔薇色の唇を、薄い唇でまたひとつ、ついばんで、
「動くよ、大河」
宣言する。
うん、と、大河はうなずく。
またもやいつのまにか、ふたりで到達していた深い結合で、大河が痛まないことは確認していた。
竜児は、ゆっくりとおのれの意志によって慣れない腰を使い始める。
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