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大河×竜児ラブラブ妄想スレ 新避難所
127
:
◇eaLbsriOas
◆dvuHYisf.g
:2009/06/20(土) 20:54:04 ID:???
「おう……はい」
そう叱られても、気をつけて返事しないと、なぜかはいはいと繰り返してしまいそうになるのを、竜児はなんとか一回に収める。そして撫でなで。
「よしよし、いい子だ。いい子だな、大河は」
「きゅーん……」
なんと聞いたことのない声まで出してくる。本当に可愛いのだった。
ほどなく大河は顔を上げて、竜児が撫でるにはその頭は遠くなる。満足するにはまだ早かったんじゃないのかというタイミングで。すると大河は、
「あのね竜児、ご褒美、足りないと思うの」
子どものようにあどけない顔を竜児に向けて、そんなことを言う。
「おう……」
「あのね竜児、ちゅうとかあるべきだと思うの、ご褒美」
頬すら赤らめず、ひたすらにあどけなく、大河はそんな恥ずかしいおねだりを平気でしてくる。
「お、おう……ちゅう……」
赤面が移されたのか、かわりに竜児が倍は赤くなる。ついでに馬鹿も移されたのか、ちゅう……なんて復唱までする。
「ねぇ竜児、お願い」
桜色の舌先をぺろと出して、乾いた唇を潤して薔薇の艶めきを取り戻させて、大河は準備万端よ、と。
思わず固唾を呑んで、くやしく心臓をドキドキさせながら。それでも竜児は大事なことを確認しなければと思う。
竜児の股間を、そしてそれとつながった大河の股間を、見る。
勃起は半分ほども、埋まっただろうか。
指の長さほどは、入っているようだった。
大河の奥がどこまでなのかも、知れない。ひとまずこんなところではないかと、竜児も思う。
幸いなことかもしれない。小さな大河の狭くてキツいそこは、それでも――勃起の先半分ほどでも、がっちりホールドしてくれているように感じる。なんというか、結合部さえこの位置で維持できれば、すぐに抜けるものでもないように、竜児にも思われた。
この位置、この角度で、維持できれば。
「大河、枕、取ってくれ」
「へっ? ……枕?」
いいかげんしびれでも切らしていたのか、薔薇の唇も蕾にして突き出し、うちゅ〜っ、とでもいうように、アピールタイムに入りかけていた大河は、まったく予期していなかったのだろう、竜児の依頼に一瞬、目を白黒させる。復唱してようやくわかったのか、これ? と自分の頭にしいた枕を右手で逆手ぎみに掴んでみせる。
「いや、隣の俺の……は、無理か、逆か。いや、大河、こっちの脚を持っててくれ、右手で。そう。それで、かわりに左の脚を俺が持つから、手を離して……そう。その左手で、届くか? 左の、俺の方の枕」
ふたりでなにをやってんだか、だが、竜児が言ったとおりのことをふたりでやっているのである。
ていていっ、と、股間を竜児に縫いとめられた大河は、左手を伸ばして隣のふとんの枕を掴もうとする。つかまえる。
「届いたっ!」
「よし……ああまて! ゆっくりだ、ゆっくり俺に渡してくれ……」
細腕とも思われぬ力で、この枕であんたをぶっ叩いたろかいっ、的な速度で持ち上がった枕の勢いを、竜児は声で制して、自分の左手で譲り受ける。ふたりの股間が微妙につながっている今は、叩かれてはマズイのである。もちろん、普段だって叩かれたくは無いのだが。
「大河、こっちの脚も持っててくれ。そう、両手で、両脚とも……」
いたって真剣ではあるのだ。あるのだが、大河のその格好を見て、連想の記憶というやつ、竜児の脳裏をやらしい言葉のカケラがふとよぎる。たしかそれは、まんぐり……まんぐり……なんとか。つまり今の大河の格好は、まんぐり……なんとか、のちっこいバージョン……いやいや、と竜児は首を振って妙な言葉を追い払う。
自由になった両手で、竜児は浮いている大河の尻の下に枕を差し入れる。枕を両側から押して硬くし、しっかりと大河の尻を宙に支えられるようにする。
「よし、これでいい。大河」
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