したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が901を超えています。1001を超えると投稿できなくなるよ。

大河×竜児ラブラブ妄想スレ 新避難所

122◇eaLbsriOas ◆dvuHYisf.g:2009/06/20(土) 20:50:03 ID:???
「大河、左脚、持っててくれるか? 自分で」
「う、うん……」
 竜児は右手でつかんでいたミルク色の大河の脚をゆだねて、大河に膝をかかえさせて。そうして自由になった右手で、竜児は自分の勃起をつかむ。快感など無く、膝でいざって、ゴムで包まれた勃起の先端を大河の股間の秘めた花唇にあてがう。あてがえばもう、秘唇は勃起の先に隠れてまったく見えなくなる。大河の身体がびくりと震える。そして、
「いくよ、大河」
「うんっ……」
 ぐっ、と。
「痛っ」
「いてっ」
 ほぼ同時に小さく叫んで、ふたりは顔を見合わせる。
「また……?」
 それだけで、大河の言いたいことは竜児に充分伝わった。
 また、あんたも痛かったの? と。
 そして、今度は竜児も見つけたことがあった。
「わかった、大河。どうも、おまえが痛いと、俺も痛いらしい」
「……なに、それ……?」
「だから、おまえが痛むと、駄目なんだよ俺。どこがって、わけじゃねえ……強いて言えば、胸のあたりかどっかが。ぎゅっとなる。しめつけられたみたいに、なる」
「そんな……そんなこと、嘘でしょ……?」
「ところが嘘じゃねえんだ。なんだろうな? 思い出した。たまにしか無いからか。だけど、もう、だいぶ前から、俺はおまえが痛いと駄目なんだ……それがわかると、駄目なんだよ……」
 そしてそれが、俺には嬉しいんだ……とは、竜児は口にはしなかった。
 大河が、静かに泣き出したからだった。笑っているような、困っているような、そんな顔をして。竜児を見つめて、鼻をすすりながら言う。
「もう、やだ……やだよ竜児……あんた変。今日、あんた、おかしいよ……やめてよ……なんで、なんでそんな、素敵なことばっかり言うの……?」
「大河……」
「……言ったでしょ? 私、もう、落ちてるって……ずっと、ずっと前に、私もう落ちてたって。だから、もう、口説かなくていいんだってば……誘惑、しないでよ……私、おかしくなっちゃう」
「口説いてなんかいねえぞ、ただの事実だ」
「ほら……っ! もーっ! ……はあ、だめだ。あんたバカなんだった。思い出した。何言っても無駄だ。そーだった、うん。竜児ってバカなんだった」
 バカバカ、と繰り返して、大河は空いているちいさな右手の甲で涙をぬぐうものだから、
「素敵とか、バカとか。おまえ滅茶苦茶だぞ、言ってること」
 つい、竜児は薄い唇を尖らせてしまう。
 いつの間にか泣き止んでいた大河は、まだ濡れている瞳の星を縮めて、そんな竜児に微笑みかける。
「そんな顔しないでよ。怒んないで、ね? 竜児のそんなとこも、ぜんぶ、私、気に入ってるんだからさ」
 なんて言って、大河はひと瞬き、薔薇色の唇を蕾に変えて、ちゅっ、とキスまで飛ばしてみせるのだ。
「っ!? バカっ!」
 焦ってしまう。竜児は耳まで赤くしてしまう。
「ふふん、おあいにくさま。私はバカじゃないね。まあ……そんなこと、いいからさ……ねぇ、竜児、とどめをさしてよ、私に」
 偉そうに顎をしゃくってみせてから、大河はそんなことを言って、また竜児に耳を疑わせる。
「おう、と、とどめ!?」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板