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【けいおん!】律×唯スレ

1軽音部員♪:2010/05/15(土) 22:38:01 ID:8ZHPh4dA0
何で2chのは荒らされるんだ

183軽音部員♪:2012/07/15(日) 00:16:10 ID:FAfesGpo0
エロパロのスレ落ちた?

184軽音部員♪:2012/07/15(日) 00:30:56 ID:bFU7sDuo0
あそこでも保守無ければ落ちてしまうのか・・・

185軽音部員♪:2012/07/15(日) 18:53:57 ID:rnUkDP2QO
もう一個位何か書いてみたいけど何も思い浮かばない…

186軽音部員♪:2012/07/16(月) 10:15:52 ID:qTUfbXFE0
思いついたら書けばいいよ
急ぐことないだよ

187軽音部員♪:2012/07/16(月) 11:42:33 ID:tl/vFE3AO
>>180
乙です。
とても素晴らしくて凄く良かったです。

188軽音部員♪:2012/07/17(火) 06:19:54 ID:SA75C1MIO
「りっちゃん…」
呼ばれた方を向いてみれば、人のベッドですやすやと眠る唯
「寝言か…」


朝、突然家に訪ねてきた来た友人とさっきまでゲームをしたりして遊んでいた。
ひとしきり遊んで疲れたのかベッドに座っていた唯がいつのまにか寝息をたてていた。
「人の気も知らないで…」
子供の様な寝顔で無防備に横たわる唯
「暑いのに良く眠れるなー」
エアコンが苦手な唯の為に窓を開けてあるが風はあまり入って来ない。

つまんない…とりあえずベッドの縁に肘をついて唯の寝顔を観察してみる。
うーん と唸って眉間に皺が寄ったかと思うと、今後は眉毛を垂らして笑ってる。
コロコロ変わる表情…どんな夢見てんだろ?
そういえばさっき名前を呼ばれたな…私も夢に出てきてるのかな。

189軽音部員♪:2012/07/17(火) 06:47:20 ID:SA75C1MIO
そんな事を考えていると

ゴロン

仰向けに寝ていた唯が寝返りを打った。

息がかかりそうなほど近くに突然現れた唯の顔、びっくりして仰け反ると自分の顔がどんどん熱くなるのが分かる。
自分だけドキドキしてるのが悔しくて
「起きろー、起きないといたずらしちゃうぞー」
起こす気も無く呟いて、ほっぺ軽くつついてみる。
反応は無い、次はつまんで引っ張ってみる。まだ反応は無い、調子に乗って今度は鼻をつまんでみると、流石に息苦しかったのかハッと口を開けて仰向けに戻ってしまった。

ベッドに座り上から顔を覗いて見ると、口を開けた唯はさっきの子供っぽい顔じゃなくどこか色っぽく見えた。



どうしようもなく暑い部屋・唯の寝息だけが聞える、クラクラする頭の中は、暑さのせいだとか起きない唯が悪いとか考えて目の前の唇に そっと口づけた
唯の横に寝転がり気持ち良さそうに眠る唯を見ていたら、こっちまで眠くなって
これくらい良いかなと思いながら手を繋ぎ、私も意識を手放した。

190軽音部員♪:2012/07/17(火) 07:07:16 ID:SA75C1MIO


目を開けると見慣れない天井・何処だっけ、とうまく回らない頭で考えていると手に違和感を感じる。
そっちに視線を移そうとした時、視界に入ったのはりっちゃんの顔
一気に目が覚める、寝ちゃってた!!せっかく二人きりで遊んでたのに…
時計を見るともうすぐ五時、昼食を取って確か二時位までは記憶はある…
「起こしてくれれば良かったのに…」
そう言いながら起き上がろうとしたらやっぱり手に違和感、何だろうと思って見てみるとしっかりと繋がれた手、顔が赤くなるのを感じながら
「私が寝呆けて繋いじゃったのかな…それとももしかしてりっちゃんが?」
繋いだ手が解けないように体だけ横を向ける。

191軽音部員♪:2012/07/17(火) 07:27:38 ID:SA75C1MIO
良く見ると外されたカチューシャ、合宿の時みたいにゴムで縛られず髪は下ろされている。
いつもは可愛いのに今はかっこいい。少しズルいなと思いながら、空いた手で髪を撫でた。
しばらく髪をいじってたらくすぐったそうに身をよじり

「ゆ…い…」

名前を呼ばれ、起こしちゃったかなと慌てたが、直ぐに規則的な寝息が聞こえてきた。


ドキドキと高鳴る胸・こんな気持ちにさせたりっちゃんが悪い、私の横で無防備に眠るりっちゃんが悪い。
そう自分に言い聞かせ、隣で寝ているりっちゃんの唇にそっと唇を落とした


終わり
もうむりかけないもえつきた
駄文失礼しました。

192軽音部員♪:2012/07/17(火) 19:37:13 ID:SA75C1MIO
今見たら誤字、脱字多過ぎた。
句読点もおかしいから読みにくいな。

193軽音部員♪:2012/07/17(火) 21:20:12 ID:9UL4Yjqg0
おお、いいね!
暑い部屋ってのは人を惑わせるね
なんかこの恋人未満の状態で
お互いの様子見というか、微妙な距離感というか
ムズ痒さがたまんない
乙でした またの投下を期待してますぜ!

194軽音部員♪:2012/07/17(火) 21:44:23 ID:DiMSfuEg0
ID

195軽音部員♪:2012/07/17(火) 21:46:48 ID:DiMSfuEg0
唯が拗ねそうなIDですね。

196軽音部員♪:2012/07/17(火) 21:54:06 ID:wlr3V5I60
唯「りっちゃんと付き合うんだから一々嫉妬なんかしてらんないよ」

律「それお前が言う!?」

197軽音部員♪:2012/07/18(水) 17:50:35 ID:/Q2d1.akO
あ〜昨日のID気付かなかったわ。別に良いけど。
>>196
嫉妬りつゆい?

唯「〜♪」ニコニコ
律「ごきげんだな〜唯」
唯「うん!この間のりっちゃんを思い出してたの!」ニコニコ
律「この間?」
唯「『私以外の人にベタベタするなー!』…みたいな」
律「ゆ、ゆい〜!///」
唯「私以外って独占欲?」
律「言うな〜!!///」
唯「だって嬉しかったんだもーん」
律「わ、忘れろ、忘れてくれ〜///」ジタバタ
唯「やだ〜!それともりっちゃん後悔しちゃってる?」
律「い、嫌そんなことは…」
唯「でもね、もう遅いよ。私はりっちゃんのモノだから」ダキッ
唯「りっちゃんが好だから、りっちゃんしか見えないから」ギュッ
律「唯…」ギュッ

198軽音部員♪:2012/07/18(水) 18:13:21 ID:/Q2d1.akO
唯「だからりっちゃんも私以外見ないで、私のモノになってよ」
律「…あたりまえだろ、私が告白して付き合いだした時から私は唯のモノだから、唯しか見えてないから」
唯「うん…でもね、りっちゃんの事好きになればなるほど不安になっちゃうんだ」
律「唯」
唯「えっ?」

ちゅっ

唯「///」カーッ
律「どう?少しは不安無くなった?」
唯「///」コクン
律「でも以外だな〜私の方が独占欲強いって思ってたけど、唯も不安になるんだな」
唯「だって人を好きになったの初めてだもん///」
律「お、おう///」
唯「それに…」
律「それに?」
唯「りっちゃんが幼なじみMさんとかバンドメンバーTさんとかジュリエット候補Iさんとかフラフラするから」…ゴゴゴゴゴ
律「ゆ、ゆいさん、怖いです、落ち着いて」
唯「とにかく!!私が不安になるのも、不安を取ってくれるのもりっちゃんしかいないのです!!」フンス
律「そんなの私も一緒だから」
律「だからこれからも宜しくな唯!!」
唯「うん!!」

終わる
勢いで書いたからグダグタで落ちがまとまらなかった。
でも地の文?より会話文の方が書きやすいな〜

199軽音部員♪:2012/07/19(木) 14:18:42 ID:40ACaxrgO
>>198
乙です。とても素晴らしい唯律でした。
唯律の愛は永遠に不滅。

200軽音部員♪:2012/07/19(木) 22:52:09 ID:DWuVTY1k0
甘過ぎて倒れそうや
片思いで切ないもいいけど、両想いもいいな

201軽音部員♪:2012/08/03(金) 10:27:26 ID:dIMl5BxoO


202軽音部員♪:2012/08/03(金) 10:51:27 ID:dIMl5BxoO
ミスった…
短いけどリハビリ。


「暑いよ〜りっちゃん」
そんな事を言うこいつと来たら、後ろから手を回して抱きついている。
「だったら離れろよー」
「いや!」
即答。うん、分かってた。
「何でだよ、暑いだろ」
私はズルい。
だって唯の言葉や行動は、いつも素直で真っ直ぐだから。次に言うセリフも分かってる。
それでも唯の口から聞きたいから。
「だって好きなんだもん」

…あーヤバい、顔が熱い、多分耳まで真っ赤だな…
うん、これ以上抱き付かれたら私のなけなしの理性が持たない。

ちょっと強引に腕から抜けて
「アイス買ってあったの忘れてた!」
これで唯も落ち着くかと思ったら。
「アイスよりりっちゃんが良い」

上目遣いでそんな事言われたら…
本当にズルいのは、私か唯か。


終わり

203軽音部員♪:2012/08/05(日) 01:59:56 ID:8iuK/9060
甘過ぎてマジ倒れるわ
GJです

204軽音部員♪:2012/08/06(月) 19:59:41 ID:GXFy2.yYO
律「うお〜祭だー!!」
唯「祭だー!!」
律(今日は唯と初めてのデート、しっかりリードしてかっこ良いとこ見せなきゃ)

律「唯隊員!これより先は、はぐれたら危ないから手を繋いで行こう」キリッ
唯「り、りっちゃん隊員…!分かりました!!」ギュッ
律「じゃあ行くぞー!!」
唯「お〜!!」


律「よーし、先ずは金魚すくいだ」
唯「お祭りっぽいね!」
律「よっ!」ビリッ
律「ほっ!」ビリッ
律「はっ!!」ビリッ
唯「…」
律「うが〜!!ちまちましたのはダメだー!!」

唯「結局取れなかったね」
律「ま、まあ、あたしには向いてなかったかな?」

205軽音部員♪:2012/08/06(月) 20:16:21 ID:GXFy2.yYO
唯「次は何しよう…あっ、かわいいぬいぐるみ!」
律「射的か。よーし行こう!(ここで良いとこ見せないと)」
律「よーし見てろよ!」
唯「うん!」
律「えいっ」スカッ
律「やー!」スカッ
律「とー!」スカッ
唯「…」
律「…(お、おかしい、あたしってこういうの得意なキャラのはずなのに…)」
唯「わ、私も一回やってみようかな」アセアセ
律「は、ははは…これ結構難しいぞー」アセアセ
唯「そうだよねー。えいっ」パシッ
律「あっ!?」
唯「えっ!?」
律「一発で…」
唯「取れちゃった…」
律「い、いやー唯凄いなー」
唯「た、たまたまだよ〜(気まずい…)」
唯「そ、そう言えばそろそろ花火の時間だよ、りっちゃん!」
律「お、おおっ!!忘れてた!向こうによく見える場所があるぞ唯!(気を遣われてしまった…)」
唯「行こう!行こう!」

206軽音部員♪:2012/08/06(月) 20:29:17 ID:GXFy2.yYO


唯「おおー!よく見えるねー!!」
律「そうだなー(良し、今度こそかっこ良く決めないと)」
唯「わーっ、きれいだねー」
律(ここだ!!)
律「唯の方が綺麗だよ」キリリッ
唯「…りっちゃん」
律(決まった!!)
唯「……ぷっ…あはははは」
律「わ、笑われたー」ガーン
唯「あはは、だってりっちゃんのキャラじゃないよ」
律「唯の中のあたしのキャラって一体…」
唯「りっちゃんはりっちゃんだよ。もっと自然に楽しまなきゃ!!」
律「もっと自然に…?」
唯「うん」
律「…そうだな!あたしとした事が色々考え過ぎてた」
律「こうなったら、とことん祭を楽しむぞ唯隊員!!」
唯「おーっ!!」

207軽音部員♪:2012/08/06(月) 20:45:19 ID:GXFy2.yYO


律「つ、疲れた…」
唯「でも楽しかったね」
律「そっか?へへへっ」
唯「お店も閉まってきたねー」
律「そだなー。そろそろ帰りますか」
唯「うん。でも私最後にかき氷食べたい」
律「あっ、そう言えばまだ買ってなかったな。じゃああたし買って来るけど何味が良い?」
唯「私いちご味!!」
律「良し、じゃあ行って来る」


律「ほい、唯」
唯「ありがとー、りっちゃん」
律「いいって。それより早く食べよう!」
唯「うん!」シャリッ
律「慌てて食べると頭痛くなるぞー」シャリ
唯「冷たくておいひい〜」シャリシャリ
律「唯!唯!舌出してみ」
唯「?」ベー
律「あはは、真っ赤!」
唯「ほえっ///」
唯「りっちゃん、りっちゃんは何味?」
律「あたひ?あたひはレモン」シャリシャリ
唯「じゃありっちゃんの舌は?」
律「んっ」ベー
唯「あはは、黄色だ〜」
律「へへへ」

208軽音部員♪:2012/08/06(月) 20:58:23 ID:GXFy2.yYO
唯「…」
唯「りっちゃん」
律「ん?」シャリシャリ
唯「レモン味、一口食べたい…」
律「良いぞー。ほら、あ〜ん」
唯「そっちじゃなくて」スッ

ちゅっ

唯「ん、甘くて酸っぱいレモン味///」
律「///」
律「こっ///」
唯「こ?」
律「こんなのあたしの知ってる唯のキャラじゃない!!///」
唯「えへへ、隠してました///」
律「う〜。帰るぞ///」
唯「あーっ、待ってよ〜」
律「唯…」
唯「んー?」
律「来年も来ような」
唯「うん!来年もその次もずっと一緒だよ!!」


終わり

ありがちでワンパターンすなあ。
どうやったら先人の様に、唯律特有のほのぼのと甘さが出るのか…

209軽音部員♪:2012/08/06(月) 23:40:40 ID:dIFS/hX.0
おおSS祭りか
202と204が同一人物か知らんが激しく乙
甘さ出てるとおもうぜ

210軽音部員♪:2012/08/18(土) 22:24:04 ID:lyCQUVag0
久々に覗いてみたらまさかのssラッシュ
みなさん乙

211軽音部員♪:2013/04/01(月) 00:37:01 ID:pd3RuU3M0
次スレはここ?

212軽音部員♪:2013/04/01(月) 22:58:16 ID:yQbwhrRM0
でいいんじゃね
前スレ落ちたのか
990位いってたとおもたが

213軽音部員♪:2013/04/02(火) 13:08:35 ID:IO3JpxoE0
平沢 唯 × 田井中 律 4
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1326024755/

993 名前:名無しさん@秘密の花園[] 投稿日:2013/03/28(木) 19:11:23.38 ID:pJxmKaD6
>>991 カップケーキのシーンは完全に二人だけの空間だったと思うなー

900超えは圧縮時に優先dat落ちとかだったっけ

214軽音部員♪:2013/04/02(火) 22:20:10 ID:ii.0QEkk0
1000を目前に残念だったな

215軽音部員♪:2013/04/03(水) 23:16:58 ID:v1CvTq8s0
>>213
980越えてから24時間レスがないと落ちる。

216軽音部員♪:2013/04/08(月) 00:50:55 ID:tfJq4W920
唯「ここが私達の新しい愛の巣だよ、りっちゃん!」

217軽音部員♪:2013/04/09(火) 00:25:43 ID:Ar4.KOrAO
かえって向こうで新スレ立てるよりここ(したらば)で立てた方が安心して語れる様な気がする。

218軽音部員♪:2013/04/09(火) 20:29:50 ID:/Ptt14pU0
それは言えてる

219軽音部員♪:2013/04/11(木) 23:45:25 ID:1wNE3MJc0
唯の他人に対する呼称って基本「ちゃん」付けなんだけど、
憂だけには呼び捨てなんだよね。

そんな場面を度々見て、自分も名前だけで呼んで欲しいとか思う律。

220軽音部員♪:2013/04/13(土) 23:04:11 ID:ALNOz7Lk0
さすがの唯も妹にちゃん付けはしないのでは
ただ、親しくなると呼び捨てになるのは同意
律って呼ぶのは澪だけかと思ったが
よく考えれば和もクラスメートも律って言ってるなw

221軽音部員♪:2013/04/15(月) 00:56:55 ID:QVQGO7eI0
唯「憂ー、アイスー」

唯「律ー、愛すー」

222軽音部員♪:2013/04/15(月) 23:22:53 ID:p76wZZdI0
りっちゃんは受けだと思う

223軽音部員♪:2013/04/16(火) 01:24:11 ID:WjfxyUtg0
律は総受け
だから唯もうっかりしてらんない

224軽音部員♪:2013/04/16(火) 01:43:10 ID:WjfxyUtg0
あー、でも逆に唯は攻めすぎて、梓や憂、和にも手を出してるからなぁ
うっかりしてらんないのは、律も同じかー

225軽音部員♪:2013/04/22(月) 01:14:53 ID:tOisffhs0
花粉症な唯の鼻をかんであげる律

226軽音部員♪:2013/04/22(月) 23:38:44 ID:twizXrXg0
唯と律が付き合った時のHTTの反応はどうだろ
ムギは喜びそうだが…

227軽音部員♪:2013/04/29(月) 12:11:07 ID:fClxBui.O
久しぶりに支部イラストに唯律が来てたね。

228軽音部員♪:2013/04/29(月) 18:01:22 ID:V8qbqTBE0
>>227
偶然だけど2件来とるやないかーい

229軽音部員♪:2013/04/29(月) 23:24:05 ID:MzYhw4aQ0
二人とも名前が似てるのも偶然か?
それとも、唯律が好きな果物なのか?

230軽音部員♪:2013/04/30(火) 00:30:56 ID:nxnTBmMQ0
何から何まで素晴らしいが、特にラスト辺りは至高だね。
キスられた時の唯の喘いだ表情も、完璧入ってる姿勢も。
ああ、入ってるって舌の事ね、したw
唯と律の口の間に繋がれた唾液とか、ホント神懸かってる。
最後の律の立った姿も凛々しい。
んでもって、そん時の律の「じゃあ唯……また明日な」という台詞に対し、
「泊まってかないの?」って言えずモジモジしてる唯もいい感じ。
ああ、最後一個、自分の妄想入っちゃいましたね。

乙ーっす。また愉しませてくださいな。

231軽音部員♪:2013/04/30(火) 21:06:48 ID:7cpLNNGw0
最後に破壊力抜群のイラスト入ってたのに今気付いたww
何て書いてあるかわかんないんだけどこれで終わりってことじゃないよね?

232軽音部員♪:2013/04/30(火) 23:33:56 ID:hFg6VJSs0
「見てくれてありがとう。私の仕事もまさに終わりました」
キャプションと読みあわせると、嫌な予感はする。

233軽音部員♪:2013/05/03(金) 12:30:52 ID:X4t2FmSc0
今までのまとめて一冊の同人誌にしてくれ

234軽音部員♪:2013/05/05(日) 13:28:46 ID:.f.SrutY0
GWも二人で過ごす唯律

235軽音部員♪:2013/05/13(月) 01:10:53 ID:vU./uIgM0
唯ってわりと、無邪気に攻めそうだよな

236軽音部員♪:2013/05/13(月) 22:42:59 ID:ZHLzCJBo0
猪突猛進のイメージがある
律は、もじもじしてるイメージかな
アニメでは二人ともおバカな感じの描写が多いけど
周りがまじめだからそう見えるんじゃないかな
唯律は軽音部の牽引役だから、二人がいなくなると軽音部は
あっというまに失速すると思う

237軽音部員♪:2013/05/14(火) 00:10:53 ID:X6rAA4Lo0
特に律の場合、かなり強引に軽音部を再興した経緯があるからなぁ。
自分を原因として、部活に迷惑を掛けられない負い目が強くあると思う。
書類の提出忘れとかはまだフォローが効くから甘えられるとして、
フォローの効かない人間関係には気を遣ってそう。
「私が無理矢理に皆を巻き込んで始めたのに、私がぶっ壊したら駄目じゃん」みたいに、自分で自分に拘束されてる感。
まぁ実際に、澪の文芸部に対する入部届を破ったり等、かなり無茶な事やってるし。

そういう楔のない唯の方が、律を攻め易くはあるかな。
唯が好きなのに、しがらみから自由に恋できない律。
そこを積極的に攻めて、救い出す唯みたいなのもいいかも。

反面、罪悪感に苛まれながらも恋を貫いて、
唯にアプローチしちゃう背徳的な律も捨て難い。

238軽音部員♪:2013/05/15(水) 21:40:55 ID:N0f8SuIo0
>>237
そこまで考察するとは、やはり天才か

239軽音部員♪:2013/05/29(水) 14:20:00 ID:OxzMvWpYO
支部小説に唯律が来ていたよ。

240軽音部員♪:2013/06/01(土) 07:33:05 ID:6GZWeUTc0
支部の方に大人な唯律が

241軽音部員♪:2013/06/01(土) 10:38:44 ID:HGS9mR6w0
ついにここまできたか
今回は唯が攻められぱなしなんだが、律の心境はいかに
とまあ小難しいことはいいとして、薄い本はよ!

242軽音部員♪:2013/06/01(土) 23:52:10 ID:CDmn19qM0
友情の延長、という唯律が多かったなかで、あの人の放ったインパクトは大きいな。
臆す事なく、濃く深い関係が描かれてる。
線や塗りがはっきりしている、という私好みの絵柄も相俟って、世界観に引き込まれるよ。

公式からの燃料がなくとも、これで暫く戦える。ね?

243軽音部員♪:2013/06/02(日) 21:53:14 ID:TrLbu3ow0
今でも唯律を書いてくれる絵師さんやSS書きさんには感謝だ。
なんかね、もう、たまに投稿してもらえるだけで十分嬉しいいわ。

244軽音部員♪:2013/06/03(月) 22:42:27 ID:6iknzSOo0
律が何を考えていたのか
暑さゆえの気まぐれか

245軽音部員♪:2013/06/03(月) 22:46:41 ID:XqJ.8Q9w0
睡眠から起こされて尚、律を受け入れていた唯も素敵
心底から律に惚れてるんだなぁ、と

246軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:02:05 ID:P97DUD2Q0
こんばんは、SS落とします。

247軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:04:51 ID:P97DUD2Q0
 花より団子、という慣用句が律の頭に浮かんだ。
眼前の唯は頭上を覆う桜に目もくれず、弁当ばかり食べている。
尤も、その慣用句は唯の姿のみから連想した訳ではない。
律とて桜の木々を横目に、健啖な唯に見入っている。

「ん、りっちゃん、食べないの?」

 不意に、唯の顔が向けられた。
見惚れていた、とは素直に言い辛い。
律は咄嗟に桜へと目を転じると、唯に対する揶揄を交えて強引に取り繕う。

「私は桜を見るのに忙しいからなー。
花より団子な唯とは違うの」

 唯の口が、不服そうに尖る。

「りっちゃんに言われたくないよ。お花見ないで、ずっと私ばっか見てたくせに。
りっちゃんの方から、お花見に誘ったのにね」

 食事に夢中なように見えていたが、律の視線には気付いていたらしい。
律は素直に観念すると、舌を出して言う。

「あらー?バレちゃってた?」

「うん、無遠慮だったもん。
それにね、私に関しては、りっちゃんが悪いよ?
だって、こんな美味しいお弁当作ったの、りっちゃんなんだよ?」

 もともと、喜ぶ唯の顔が見たくて作った弁当だ。
そこを狙い澄ましたかのような唯の言葉に、律は赤らむ顔を抑えられなかった。
同時に、花見に誘った経緯も思い返されてくる。

 多くの人がそうであるように、律もまた花見は口実でしかなかった。
勿論、律とて桜の美しさは認めているが、主目的は唯をデートに誘う事だった。
特に花見のような飲食を伴う催しは、手料理を振る舞う絶好の機会となる。
だからこそ律は、忘我の勢いで弁当を食べてくれる唯に見惚れていた。

 確かに唯の言う通り、自分が悪いに違いない。
唯が桜よりも弁当に現を抜かすよう、願っていたのだから。

248軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:07:27 ID:P97DUD2Q0

「ありがと。まー、私が悪いなら、仕方ないな。
うん、いっぱい、食べてくれ」

「へー、素直だね。じゃ、遠慮なく、頂きまーす」

 唯の箸が再び弁当へと伸び、料理が口へと運ばれた。
途端に弾ける唯の笑顔に、律は報われる思いで眺め入る。
料理を味わう唯の口から飛び出す賞賛の言葉も、律の耳朶を心地好く擽って響いた。

「ね、りっちゃんも食べよ?」

 眺めるだけで箸を付けない律に、唯が言った。

「私はいーよ。そんなにお腹空いてないし、唯が食べな」

 幸せそうに頬張る唯を見ているだけで、律は幸福だった。
だが唯は納得せず、拗ねたように口を尖らせている。

「えー?折角、こんなに美味しいんだから、りっちゃんも食べなよー。
私、りっちゃんと一緒に食べたいもん」

 そう言われては、律も従わざるを得ない。
できれば全て唯に平らげて欲しかったが、考えてみれば無理な量だろう。

「分かったよ。一緒に食べようなー」

 律も箸を手に取ると、唯の表情に再び幸福が漲る。

「えへへ、美味しいものは二人で食べないとねー」

 唯がまた料理を褒めながら、箸を伸ばした。
繰り返された賛辞だが、律も聞き飽きてはいない。
寧ろ、何度も聞きたいと思えた。

249軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:10:16 ID:P97DUD2Q0

 だから──また唯の為に料理を作りたい、そして食卓を囲みたい。
できる事ならば、日常的に。
この幸福を得る為ならば、料理の手間が連日に渡っても構わなかった。

「あのさ、唯。
その、そんなに美味しく食べてくれるなら、毎日作ろうかなー、なんて」

 律は少し迷った末、思い切って言った。

「ほんとっ?でも、毎日なんて、りっちゃん大変じゃない?」

 唯は喜色満面に声を弾ませた後で、気遣うように付け加えていた。
確かに大変ではあるが、唯の笑顔を見る為に惜しむ手間などない。
律は唯に遠慮させまいと、素直な思いを口にする。

「そんな事ないぞ。だって、好きな人のご飯作るのって、幸せだから。
唯の為に、毎朝毎晩、ご飯作りたいし。それで一緒に、食卓を囲みたいなって」

「りっちゃん、それって」

 唯の言葉が途切れ、口を開けたままその表情が固まった。
お節介が過ぎただろうかと、律の胸に不安が湧く。
二つ返事で調理を頼んでくると思っていただけに、
申し出を咀嚼するような唯の態度は予想外だったのだ。

 考えてみれば、唯には憂という料理を含めて家事の巧い妹が居る。
自分の出る幕など、初めからなかったのかもしれない。
律の労を気遣った言葉も、今となっては婉曲な謝絶に思えた。

 不安から弱気に傾いた律の瞳に、動きを取り戻した唯の表情が不意に映った。
言葉を返される前兆に、律は思わず唯に注視の目を向ける。
眼前、姿勢の変化を交えながら、唯の唇が動く。

250軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:12:19 ID:P97DUD2Q0

「りっちゃん、それ、プロポーズ?」

 頬を淡く染めた唯が、上目に律を見上げたまま言った。

「えっ?」

 反射的に、律は頓狂な声を上げていた。
意表を衝く問いに理解が追い付かず、それ以上の対応が咄嗟にはできない。

「りっちゃんの言った事って、そういう事だよね?」

 唯が言葉を重ねた事で、律は慌てて自分が放った提案の言葉を脳裏で反芻した。
そうして、すぐに気付く。
唯の為に毎食の調理を担いたい、そして食卓を囲みたい。
その申し出が、求婚の外観を呈している事に。

 気付いた途端、言葉が口を衝いていた。

「なっ、違っ、そういう意味じゃなくって……」

 言いながらも唯と結婚した生活が想像され、律の語調は次第に弱くなっていった。
心を惹かれるその想像に、唯の誤解を正す事が惜しまれてくる。

「あっ、いやっ。それもいいかなー、っていうか」

 前言の軌道を修正するように、律は付け加えた。
その慌てる様子が滑稽に映ったのか、唯の口から含み笑いが漏れる。

「ふふっ、りっちゃん、可愛いー。
で、どっちなの?」

 顔は相変わらず微笑んでいるが、唯は追及を緩めていない。
求婚だと解したい唯の執念が透けて見え、律の胸を深く愛されている愉悦が貫いた。
だが素直な言葉は羞恥に阻まれ、口を衝く言葉は変わらず煮え切らない。

「いやまぁ、唯が望むなら、プロポーズでもいいかなー。
いや寧ろ、私もそれ望んでるかもしれないしー」

 もどかしい。律は肝心な所で踏み切れない自分が苛立たしかった。
反面、優柔不断な恋人に対する苛立ちを、唯は見せていない。
それどころか、律の気弱な態度さえ愛おしむように、頬を上気させ瞳も潤ませている。

「もうっ、りっちゃんたら可愛過ぎ。相変わらず乙女ですなー。
分かったよ、プロポーズするんじゃなくて、されたいんだよね?」

251軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:14:23 ID:P97DUD2Q0

 唯の口から飛び出した解釈に、律は反射的に目を瞠っていた。
唯から求婚されたいなど、今まで思ってもみなかった。
その意味では、その解釈自体は誤謬でしかない。

 だが、律は否定しようとは思わなかった。
今となっては、その願望に心を拘束されてしまっている。
確かに誤った解釈ではあるが、同時に心を惹かれる過ちでもあるのだ。
このまま、唯の過ちに便乗してしまいたかった。
そして、咲き広がる桜の下、唯から生涯の愛を誓われてみたい。
律は芽生えた願望に衝かれるまま、息せき切って口を開く。

「じゃ、じゃあ、おね」

 言い掛けた律を遮って、唯の声が被せられる。

「答えは要らない。だって私も、りっちゃんにプロポーズしたいんだから。
りっちゃんをお嫁さんに貰いたいんだ。だから、私に任せて?」

「そ、それがもう、プロポーズだしっ」

 導くように言う唯の顔が凛々しく映り、堪らず律は揚げ足を取るように言った。
そうでもして抗う素振りを見せていないと、理性を保てそうにもない。

「んーん、こんなの、まだ宣言の段階だよ。
りっちゃんは、私の事を花より団子って言ってたからね。
花見らしい、桜の花の下らしいプロポーズで、その印象も変えてあげないと。
うん、花に因んだ歌で、落としてあげる」

 唯にしては珍しく、雰囲気を大切にしてくれるらしい。
先程から普段とは違う様子を見せ続ける唯に、律は求婚の兆候を感じ取った。
唯もまた、求婚を特別なものと考えて、風采も料簡も正しているのだろう。

 こうも恋人の想いを大事に扱ってくれる唯の前ならば、
理性など捨て去ってしまってもいいのではないか。
そうして赤裸々に取り乱した自分を、唯に委ねてしまってもいいのではないか。
頼もしい唯に甘えてみたいと、律の胸中で大胆な気持ちが強くなってゆく。

「聞いてみたいな」

──落とされてみたいな。
と、胸中で律は付け足す。

252軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:17:14 ID:P97DUD2Q0

「でも、オリジナルじゃないけどね。
他の人が作った歌で、ピッタリなのがあるから。
それでも、いいかな?」

「うんっ。唯の選んだ歌なら、いいよ」

 唯の感性が選んだものなら、自作でなくとも構わない。
記念日の贈り物を待つ気分で、律は頷いた。

 律の肯定が合図となったのか、唯の手が自身の胸に当てられる。
その畏まった姿勢で、唯が唄った──否、詠った。

「願わくば、花の下にて、春死なん。
その如月の、望月の頃」

 それを聞いた途端、律は眉を潜めた。
歌曲ではなく、短歌だったからではない。
そこは意外ではあったが、不満ではなかった。
律の耳朶を擽る歌さえ選択してくれれば、歌曲と短歌の差異など些末でしかない。

 そう、問題は、その選択にある。
幾ら唯が選んだものとはいえ、求婚に適した歌だとは到底思えなかった。
律は口を尖らせて言う。

「それ、西行が自分の理想の往生を詠った歌じゃんかー。
プロポーズっぽくないし」

 西行法師が詠った中では、百人一首所収のものと並ぶ有名な歌だった。
それだけに、律にもその程度の知識はある。

「シチュエーションを考えずに字面だけ読むと、そうかもね。
でも、好きな人に対して詠うなら?プロポーズになると思うよ」

 唯にしても、敢えてその歌を選んだ意図はあるらしい。
その真意を律は問い質す。

「どういう事?」

253軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:19:06 ID:P97DUD2Q0

「死ぬまでりっちゃんと一緒に居たいって事。
花って桜だけじゃなく、向日葵もイメージしていて。
りっちゃんって、向日葵みたいな印象があるから」

 添い遂げたいと口にされた時点で、律の身体は芯から火照っている。
そこに律を向日葵に喩える言が付されては、発火に至らざるを得ない。
相乗して身を燃やす気恥ずかしさに、律は堪らず切り返す。

「向日葵って、夏の花だぞー、唯ー」

「うん。でもね、次の”春死なん”が掛詞にもなってるんだよ。
死ぬまで、っていう意味だけを込めたんじゃなくってね。
春の死後、つまり春の次にくる夏も表してるの。
勿論、西行さんの意図じゃなくて、私が勝手にそう適用しただけだけど」

 律は感嘆の吐息を漏らして、唯に見入る。
唯に短歌の素養があるとは、思っていなかった。
意外な一面に改めて恋慕の念を深めるとともに、下の句の説明も促す。

「凄いな、唯。それで、下の句は?
どういう風に、この歌をプロポーズに適用してるの?」

 唯はこの歌を「ピッタリ」だと言っていた。
やはり下の句も、自分達の関係に対応させて適用しているのだろう。

「も、もう勘弁してよ、りっちゃん。
こういうのを自分で解説するのって、凄い恥ずかしいんだよ?」

「えー、いーじゃん、唯ー。折角なんだから、全部教えてよ」

 唯の表情と声が羞恥に喘ぐが、律は構わず促した。
自分に対する愛が具体的に語られる度、
愛されている喜びが心の奥深くにまで染み渡ってゆく。
言葉に込めた意図を全て語って、この心を唯の情念で浸して欲しかった。

「じゃ、じゃあ。満月がおデコで、りっちゃんを表すっていうのはどう?
それで、許してくれると」

 律の耳にも明らかな逃げ口上だった。
律はその逃げ道を塞ぐように、カチューシャを外す。
唯の口から、観念したような吐息が漏れた。

254軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:21:18 ID:P97DUD2Q0

「分かったよ。
如月って二月でしょ?だからね、二人目っていう事。
で、望月が満月で、最終的に月が満ちた状態だから。
りっちゃんの二人目で最後の恋人は私って意味」

 唯は言い切った後、恥じらうように表情を伏せた。
詠う時まで見せていた凛々しさから一転、今度は可愛らしい一面が顔を覗かせている。
律は愛しさに惹かれつつ、改めて感心していた。
ここまで求婚と短歌を見事に結び付けられては、
唯に対して花より団子と形容した自分を恥じるほかない。

 尤も、唯は誤解もあるようだった。

「ありがと。でも、唯は一つ勘違いしてるって。
私と澪、別にそんなんじゃなかったしさ」

「誰も澪ちゃんの事だなんて、言ってないもん」

 唯が拗ねたように頬を膨らませる。

「他に、唯が誤解しそうな相手なんて、思い当たらないし。
澪は……大切な親友だよ。
アイツ、唯と付き合っていけるか不安な私を、何度か励ましてくれたし」

 唯が顔を上げた。

「本当?」

「本当だって」

「じゃあ私、澪ちゃんに申し訳ない事しちゃったね。
勝手に対抗心燃やしちゃったりして」

 瞳を俯かせた唯に、律は反省も込めて慰撫の言葉を掛ける。

「それに付いては、私も悪い所があるよ。
唯というものがありながら、ちょっと仲良くし過ぎたかもしんないし」

 唯の首が、左右に振れた。

「んーん、それだけじゃないよ。
私ね、冬の日を歌った時から、凄い対抗意識を燃やしちゃってたんだ。
負けたくない、って。だから、歌詞作りの勉強だってしてた。
歌詞には韻が重要だって知ったから、日本語で韻を踏むには、
和歌の勉強が一番かなって。
りっちゃんが澪ちゃんにベッタリだった事を除いても、
私は勝手に対抗意識を燃やしちゃってるんだよ」

255軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:23:30 ID:P97DUD2Q0

 唯が短歌に精通していた裏には、そういう事情があったらしい。
律は納得すると同時に、春を意識した唯の真意にも触れた気がした。

 律は自分が「花より団子」と揶揄した事に、唯が拘っているのかと思っていた。
それ以前に、唯がそもそも今の季節を意識する事に不自然は感じなかった。
だが実際には、『冬の日』に対抗する意図を込めていたのかもしれない。
そこに考えが及んだ律の口を、本心からの言葉が衝いていた。

「でもさ、私、ちょっと……いや、かなり嬉しいよ。
好きな人が嫉妬してくれるのって、なんか素敵だし。
私って愛されてるなーって」

 言葉が進むうちに気恥ずかしくなった律は、慌てて話を変える。

「それにさ、そういう事情があったからこそ、
私は素敵なプロポーズを受けられたんだよ。
うん、結果オーライ」

「もうっ、りっちゃんたら上手なんだから。
でも、素敵じゃないかな。
誤解なんだから、如月の意味が通らなくなっちゃったよ」

 唯の言う通り、如月に付した意味は破綻していた。
唯からの求婚を変わらず活かしたい律は、必死に頭を働かせながら言う。

「そんな事ないぞ。例えば……如月っていうのは、二月って事だから……二つの月、
うん、割れてる二つの月の象徴、とかさ。
私達がそれぞれ、その月の片割れな訳だ。
それが望月の頃、つまり、片割れ同士がくっ付いて完全な月になる訳で……どうかな?」

 律は自信なく唯を見遣った。
やはり自分には和歌の素養などないようで、勉強していた唯には及んでいない。
だが、唯の顔には満足そうな笑みが浮かんでいた。

「いいね、それ。恋人ってまだ不完全な状態だし、それを半分の月で表現かー。
そして望月が象徴するように、夫婦になるって訳だね。
ありがとね、りっちゃん。私のプロポーズ、無駄にならなかったよ」

256軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:25:16 ID:P97DUD2Q0

 律とてそこまで考えていた訳ではないが、見栄を張って言う。

「もっちろん。だって、夫を支えるのは妻の役目ですし」

 妹の役目ではないと胸中で付け加えた自分に気付き、律は苦笑が漏れそうになった。
嫉妬はお互い様だ、と。

「あっ、うん。夫婦、なんだよね。
法律とかは置いとくとして、ご飯、毎食作ってもらうもんね。
同居……とかも。
あはは、何か、照れちゃうね」

 律に夫と呼ばれて実感が伴ったのか、唯が耳まで赤く染め上げて言った。

「唯ー、真っ赤だぞー」

「り、りっちゃんこそ」

 唯に指摘されるまでもなく、顔に感じる熱で分かっていた。
唯の放った夫婦という言葉に、触発されている。

「ゆ、唯の方が赤いやい。あれだ、トマトみたいだ」

 他に形容の仕方がなかったのかと、律は我ながら呆れた。

「りっちゃんなんて、サクランボみたいに真っ赤だよ」

 唯の放った比喩に、律は膝を打ちたくなる程の共感に駆られた。
始め、律は自分達を団子に喩えた。
先程は、割れた月に喩えた。
だが今は──桜の下、赤らむ顔で見つめ合う二人には──

「それだ。唯も、サクランボだな」

 軸で対になった桜桃こそ、似つかわしく思えた。

<FIN>

257軽音部員♪:2013/06/09(日) 23:33:49 ID:P97DUD2Q0
>>247-256
完結です。お読みくださった方、有難うございました。

以前からスレには参加してましたが、
ピクシブでクオリティの高い唯律漫画とか見てると、
このカプに対する思い入れも強くなりますね。
触発されて、非力な身ながら何かしたくなりました。
カプやスレの殷賑の一助となれれば幸いです。

ではまたの機会に。

258軽音部員♪:2013/06/10(月) 21:48:58 ID:VJ0u9P.o0
>>257
激しく乙です
文章から257の博識な雰囲気が伝わってくる
久しぶりのSS楽しめましたわ!

やはり唯は澪に対抗意識を燃やすのかね

259軽音部員♪:2013/06/11(火) 14:13:51 ID:QfhPhnoYO
>>257
乙です。
とても素晴らしい良い唯律でした。

菫ノートさんの大好きシリーズにも最新の唯律が来ていましたしこの調子でどんどん唯律カプSSが増えていってほしいですね。

260軽音部員♪:2013/06/12(水) 23:11:41 ID:h0SiLGnw0
澪と律は幼馴染だから、唯も気が気でないかもな
唯と和もそうなんだけど

261軽音部員♪:2013/06/15(土) 21:32:46 ID:jRBJvXNY0
>>257
素晴らしいSSを乙でした
逆に絵を描く身としては、SSを読んだら何か描きたくなるものですw
マイナーカプで見る人少ないけど、マイペースにゆっくり描けたらなと思うよー

http://uproda.2ch-library.com/674145goj/lib674145.jpg

262軽音部員♪:2013/06/16(日) 07:17:39 ID:p6ivNYCg0
そんな風に上手く絵描けたら楽しそうだな
後この前だかVIPにもSS来てたよ

263軽音部員♪:2013/06/16(日) 23:59:14 ID:iPmt/lYU0
>>261
向こうでも享楽させてもらってますが、ほんと巧いですね。
ブームの最盛期が過ぎようと、またマイナーカプであろうと、
こういう人が唯律カプで創作されている事には勇気付けられます。

素晴らしいイラストをスレでも投下して頂き、有難うございます。

264軽音部員♪:2013/06/17(月) 22:03:20 ID:7GFA8yG60
>>260
唯と和の仲に嫉妬する律……って、ピンチ回を彷彿とさせるね。
律と和って割と共通点なさそうでいて、仲良くなる人がバッティングする傾向にあるのかも。

反面、律は憂とは仲良くやれそう。
料理上手で唯に甘いという共通点があるし、三人で和やかな時間を過ごしそうだ。

一方で、梓に対しては遠慮しちゃうのかも。
律にとっても梓は可愛い大事な後輩。
それが、唯に対して友情から先へ踏み込めない律の躊躇に繋がっているのかも。


律(障害が多くて、唯に近付けない……)

唯「障害が多い程、恋は燃えるもの。
  さぁりっちゃん、その火を飛び越えて来い。
  その火を飛び越してきたら」


ごめん、潮騒を読んだ事がないのにネタに使った。

265軽音部員♪:2013/06/18(火) 11:54:10 ID:5JtkuJkM0
>>264
障害が多いほうが燃えるのは同意

火を飛び越えるなら思いっきり飛ばないとな
中途半端だと火だるまになりそうだよ、りっちゃん

266軽音部員♪:2013/06/18(火) 23:38:22 ID:SWDG9ETU0
唯「りっちゃんの作ってくれたハンバーグ、美味しかったなー。
  ボタン付けも上手だし」

純「へー、律先輩って家庭的なんですね。
  ところで、憂も料理が美味しいですけど、唯先輩的にはどっちに軍配上がります?」

唯「」

憂「……」ピク

律「……」ピク

唯「え、いやまぁ、両方美味しいっていうか、それぞれの良さがあるっていうか……」

267軽音部員♪:2013/06/20(木) 22:52:35 ID:VSXV2X.k0
よけいなことを言う純ww

268軽音部員♪:2013/06/22(土) 20:48:11 ID:YO1/D4RQ0
梅雨だけどふたりでホタルでも見に行ってほしい
普段騒がしい二人でも、沈黙が続くと空気が変わりそう
そこから妙に意識しだす二人

まあ、翌日には元に戻ってそうだけど

269軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:36:08 ID:OBCCm5D.0
>>268氏のシチュに触発されて、SS書いてみました。
特に蛍を見に行く辺り。

270軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:40:11 ID:OBCCm5D.0

 目的地の池に達する前から、暗闇の向こうで蛍の発光が遠目に見えた。
黄と緑が重なったような光の尾を引いて、見る者を誘うように舞っている。
律も自然と早足になった。

「あっ、そんな恰好で急いだら危ないよ」

 唯も律の隣で歩調を合わせてくれているが、同時に注意を促してもいた。
水面に小石を投じた波紋のように、唯の窘める声が律の心に広がってゆく。
暗くなった辺りに慣れない地形、更に慣れない下駄と浴衣。
唯の言う通り、足取りには慎重を期すべきだろう。

 そう思って速度を緩めた時は既に遅く、律は足元の小石に躓いていた。
身体が律の意思を離れ、前のめりに傾く。
律は反射的に息を詰めて、目を瞑った。
目先に迫った痛みを身体が恐れた、反射的な行為だった。
だが、痛みに襲われる事はなかった。
代わりに、柔らかくも頼もしい腕の感触を胸に感じる。

 唯の腕に支えられたのだと、律も即座に気付いた。抱擁の安心に押され、目を開く。
暗い視野の中でも、草の疎らに生えた地面が視認できた。
地からの目測だが、この視点は立ち身ならば腰の辺りだろう。

「危なかったね、りっちゃん」

 首を捻っても唯の顔は見えないが、漏らす吐息に安堵が滲んでいる。

「ありがと、唯」

 律は唯の腕に抱かれたままの姿勢で礼を言った。
本来ならば身体を捻ってでも向き直り、正面を向いて言うべきだろう。
だが、その体勢では唇を奪われてしまいそうだった。
抱かれて交わす口付けは、確実に律をクライマックスへと誘う。
目的の蛍に達さずして、それはまだ早い。

 まずは、池に向かう事が先決だ。
そう思い自力で身体を支えるべく、地に足を付けようとして律は漸く気付く。
転倒の興奮のせいか、気付いていなかった。
律は片足で立つと唯の袖を掴んで、身体の均衡を保つ。

271軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:42:30 ID:OBCCm5D.0

「お礼には及ばないよ。
だって、私から誘ったんだもん。
ちゃんと責任を持って、無事にお家まで帰すよ。
ちゃんと、蛍を見てからだけどね」

 唯から蛍を見に行こうと誘われた時は嬉しかった。
今日は朝から曇天ではあったものの、天気予報では降雨を知らせていない。
梅雨時の六月である事を考えれば、出掛ける好機にも思えた。
律は胸を躍らせながら、二つ返事で承諾したものだ。

 それだけに、浮かせた足が恨めしい。

「ん?りっちゃん、怪我とかしてないよね?
挫いちゃった、とか?」

 唯も律の異変に気付いたのか、不安を帯びた声で問うてきた。

「怪我も捻挫もしてないけど……」

 律は地に転がった下駄を指差して続ける。

「鼻緒、切れちゃった」

「ああ」

 唯は納得したような声とともに頷いた。

「ごめんな、唯。折角ここまで来て、水差しちゃって」

 律は項垂れて言う。
下駄の鼻緒が切れると、縁起が悪い。律も聞いた事のある俗信だ。
縁が恋慕の情を繋ぐ意味も持つ以上、俗信といえども気に掛かる。
また、スマホで応急処置の方法を調べるにせよ、代替の靴を調達する算段に掛かるにせよ、
目的地を前にしては興が削がれる事に違いはない。
恋人の逢瀬において、テンポと雰囲気はそれだけ大切なのだ。

272軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:44:48 ID:OBCCm5D.0

「ん、心配しないで。水を差されたなんて感じないよ。
どんなトラブルだって、りっちゃんと居ればね、
大、丈、夫、じゃんっ」

 唯は興醒めの様子を見せていなかった。
この事態を想定して、代替の靴でも用意してくれているのだろうか。

そう思いを巡らす律の眼前に、不意に屈んだ唯の背が映った。

「さ、乗って。池まで私が連れてくよ。
帰りだって、ちゃーんと送るよ」

「え、でも、唯、大変じゃない?」

 背負ってくれるらしいが、唯の負担を憚って律は咄嗟に遠慮した。

「りっちゃんは軽いから平気だよ。
それに、いつもは私が圧し掛かっちゃってるからね。
偶にはりっちゃんが私に乗っかるのもいいでしょ?」

「なっ、何言ってんだよ馬鹿唯っ。お仕置きですっ」

 律は焦って言うと、唯の背に身を預けた。
薄い浴衣越しに伝わる唯の体温が、今しがたの言動と相俟って律の劣情を衝く。
唯の戯れた言動は、律に気を遣わせまいとする配慮だろう。
それとて織り込んで乗ったものの、意識せずにはいられない。

「ふふっ、じゃ、行こうか」

 唯は律の臀部を両手で支えると、立ち上がった。
律も応じて唯の肩に両手を置こうとして、咄嗟に思い直す。
臀部に宛がわれた唯の両手に、自分の両手を重ね合せた。

 唯の癖のある髪が歩く度に揺れて、律の鼻腔を柔らかく擽る。
凶兆が転じて為した副を、律は暫し満喫した。
これも、唯のフォローの甲斐だろう。
急に頼もしく感じられる背中を、律は熱く火照った胸に感じた。

273軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:47:07 ID:OBCCm5D.0

 気付けば、揺動は止んでいた。
目的地に着いたのだろうと、律は唯の後頭部から顔を出す。
途端、息を呑んで光景に見入った。

 遠目とは比較にならない程、灯が躍動的に飛び交っている。
蛍光の尾が流れてゆく様は、流星が一度に押し寄せたかのようだ。
ただ、流星と異なって、光の動きに規則性はない。
その事実が、生命の籠もった運動であると律に訴えている。

「綺麗、だね」

 唯も圧倒されているのか、漏らす感想は短かった。

「うん」

 律が短く返すと、二人の間に沈黙が下りた。
言葉では言い表せない光景を、瞳を通して共有するように。

「少し、池の周り、歩いてみようか」

 暫く続いた静謐を破って、唯が呟いた。

「唯が大変じゃなかったら、お願いしたいな」

 見ているだけでも飽きないが、連れ添って動いた方が逢瀬らしい。
律は素直に甘えた。

「大変だなんて思わないよ。りっちゃんとデートしたいもん」

 緩やかに歩みを始めながら、唯が言った。
提案した唯とて、思いは同じらしい。

 街路灯の疎らな然して広くもない池を、時間を掛けて唯は歩く。
躓かないように慎重を期しているだけではなく、鑑賞の為でもあるのだろう。
律は緩く揺られながら、心ゆくままに蛍を味わう事ができた。

274軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:50:20 ID:OBCCm5D.0

「あっ、りっちゃん、見て、見て。私達みたい」

 不意に、唯が足を止めて言った。
唯の視線に合わせて目を向けると、番を為して発光する蛍が目に映る。

「ん、本当だ。この二匹の蛍も、デート中なんだね」

「そういう意味だけじゃないよ、りっちゃん。
ほら、見て」

 唯が池の水面に視線を遣った。
律も倣って、視線を向ける。

「ああっ、本当だ……」

 律は得心がいった。
水面に映る自分達の臀部も、蛍に似た光を発している。
唯の言う通り、蛍のようだった。

 正確には臀部ではなく、その位置で重なった二人の手が発光を擬していた。
そこでは、唯が薬指に嵌めているトパーズの指輪と、律が薬指に嵌めているペリドットが連なっている。
トパーズの黄とペリドットの緑が合わさって光を反射する事で、
蛍と同じ色を放つに至ったのだろう。

「仲間みたいって、思ってくれたかなぁ」

 律は水面から番の蛍に視線を戻して言った。
光る尾部を揺らしながら、水際を歩いていた姿は二匹にどう映っていただろうか。

275軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:52:05 ID:OBCCm5D.0

「りっちゃん次第、かな?
ああ、りっちゃんも似てるって、認めちゃってたね。
なら、仲間なんだよ。りっちゃんも、大胆だよねー」

 思わせぶりに言う唯の口から、含み笑いが漏れていた。
気になった律は、拗ねたように言う。

「何だよー。唯一人だけ、分かったみたいな事、言っちゃってー」

「あれ?もしかして、りっちゃん知らなかった?
あのね、蛍の発光ってね、交尾のサインなんだって」

「えっ」

 律はそれきり絶句すると、顔を唯の背に埋めた。
だが、どれだけ羞恥に塗れても、重なった薬指を離す事はなかった。
それだけで、唯にも伝わったようだ。

「りっちゃん、顔、上げよ?
それは帰ってからのお楽しみ、家までは無事に送るって言ったもんね。
だから今は一緒に、蛍を見よう?
池を一周、周り終わるまでは、ね」

 律が素直に従って顔を上げると、唯も呼応して歩みを再開した。
律は少しずつ遠ざかる番の蛍に、胸中で別れを告げる。
頑張れ、と。
応えるように、番の蛍が池に向かって飛んだ。

 律は釣られて、池に目を転じた。
生命の活動を証するように、無数の光の束が舞っている。
風情の一言で片づけられない激しさが、律の胸にも迫ってくる。

 自分達は生殖を伴わない。けれど、この激しさは共有している。
間違いなく、自分達は蛍の仲間なのだ。
煌めき動く灯の群が、頑張れ、と言っているようだった。
律は応えて、重なる手に力を込めた。命を教える蛍の手前、決して離すまいと。
蛍の発光には伴わないはずの熱を、手に胸に下腹部に感じながら。


<FIN>

276軽音部員♪:2013/06/23(日) 23:59:06 ID:OBCCm5D.0
>>270-275
以上で完結です。
今日中には書き上げられないかもと思っていた折、
幸運にも支部で栄養を摂取できて気力が戻りました。感謝。

お読みくださった方、有難うございました。
また、インスピレーションを与えて下さった>>268氏には、
重ねてのお礼を申し上げます。
それでは、失礼します。

277軽音部員♪:2013/06/24(月) 08:18:25 ID:ZzW3.Dr20
何ていうかあんたリドルとかいう奴だろ。
唯○沼SSとか律が好きなのか他のキャラを酷い扱いにしてるSSが多いから素直に喜べないんだよ。
ただこれは良い方か…取りあえず乙。

278軽音部員♪:2013/06/24(月) 13:51:12 ID:xspCctb20
>>276
唯が男前だw
二人っきりでのホタル散策は萌えるものがあるな
非日常な独特の雰囲気と、普段のコント役ではない唯律が
いい味出してます
良いSS乙でした!

ぴくしぶにも唯律のイラストマンガあったな
梅雨の晴れ間的な感じだけど最後のセリフが少し切ないわ

279軽音部員♪:2013/06/24(月) 23:19:42 ID:BgLJbCJY0
確かに切ない。愛人のような不安定さが、唯を苛んでそう。


そういえば、あの方の作品群の中で、
律の方から唯に「好き」って言った事は無かったよね?
その逆はあっても、さ。
まさか、ここに至る伏線だったんだろうか。

それはともかくとして、律の性格がよく表れてると思う。
言葉ってのは放った時から、発言者を拘束してしまう。
特に相手が居る場合、約束のような力さえ持ってね。
後戻りできなくなる、っていう状況を律は怖がりそう。

反面、だからこそ唯にとっては、「好き」という言葉が安心を齎すんだろうけれど。
後戻りできなくなってしまえば、不安定じゃなくなるんだから。

280軽音部員♪:2013/06/24(月) 23:33:05 ID:BgLJbCJY0
却説。ちょっと、逆のシチュエーションを考えてみよう。

唯って結構、人懐っこいじゃん?
梓や憂に抱き付いたり、和や姫子に懐いたり。
そういう明け透けな好意の振り撒きを、律はどう見てるんだろうか、って。
律にとって好意の表出が重ければ重い程、
唯の態度に内心を揺さぶられるんじゃないだろうか。
「あまり簡単に、好意を振り撒かないで欲しい」みたいな。
それが故に唯の言う「好き」という言葉を信じきる事ができず、
更に踏み込んだ行為で愛情を示して欲しい、と焦れちゃう律。
なんてシチュエーションもいいかもしれない。

うん、唯律って、ドラマがドラマを生むように次から次へと、
シチュエーションが浮かんでくるね。
マイナーカプではあるけれど、それ故に未だ用いられていないネタが沢山あると思う。
どんな角度からでも二人のドラマを創造できる、魅力のフロンティアだよ。

281軽音部員♪:2013/06/25(火) 21:58:06 ID:UGJhhLgc0
>>279
律はロンドンで唯に「好きだよ」って言ってるね
律からの言葉はその1回だけなんだよな

自分自身がストレートに感情表現できないって言ってるし
そんな自分でも好きでいてくれるのか?と唯に聞いている
自分で好きと言わずに唯に答えさせてる分、悪く言えばずるいし
279の言うように、ある意味小心者なんだろうなと思う

282軽音部員♪:2013/06/25(火) 22:11:15 ID:UGJhhLgc0
まあ、唯に甘えてるってことなのかな
なんとなく今の時点では、唯が律に振り回されてるように感じる
沢夏さんのマンガのなかではね

だけど、唯がそっけなくなると律は急に焦りそうではあるね
ピンチ回みたく行動がおかしくなりそう


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