したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレ part13

1名無しさん:2012/03/30(金) 06:05:11
このスレはファンタジア文庫史上、まれに見る
エロい妄想が出来る猛者を広く求めています。

■まとめ
生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレまとめWiki
http://seitokaiero.wiki.fc2.com/

■前スレ
生徒会の一存のエロ小説を創作してみるスレ part12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/7556/1310310381/

339笹菜家の人々:2012/12/20(木) 19:33:40
覚えている方はお久しぶりです、笹菜です。
職人が増えたので活動を停止することにしました。
まだ書いてる途中ですが、人が増えたら辞めると書いたので辞めます。
駄作、というか茶を濁しただけの話でしたが、読んで下さった全ての方に感謝を。
今までお世話になりました。

340名無しさん:2012/12/21(金) 00:51:59
笹菜家の人々さん、とりあえずお疲れさまです。
でも、僕はまだ期待していますよ!
いつでもいいので続きを書いてくれるとうれしいです。

341名無しさん:2012/12/23(日) 17:37:41
杉崎を尊敬してるんですが、守くんもすきなんですよねー。
守×椎菜とか…どうでしょう?
需要があるようでしたら、かいてみようと思います。

342浅葱:2012/12/23(日) 17:41:16
<<341、浅葱です!
名前抜けました…ごめんなさい。

343名無しさん:2012/12/24(月) 08:23:52
<<341
好きなもの、書きたいものを書けばいいと思います。
待ってますよ!

344たらこ:2012/12/27(木) 20:01:06
入ります!
やる前に質問
BLとGLどっち派?
私小4よろしくおねがいしますは

345名無しさん:2012/12/28(金) 16:58:45
安価の仕方がわからない
書く人でもないのにコテハン

346名無しさん:2012/12/29(土) 22:58:29
誘い受け、慣れ合い、自分語り、age厨、書き手でもないのにコテ付け・・・
これは酷い

347名無しさん:2013/01/02(水) 01:44:57
楽しくいきましょうや皆さん
争ってちゃ何も出来ませんよ

348赤ずきん:2013/01/02(水) 18:53:13
だから職人さん来ないんですよ

349白夜の夜:2013/01/04(金) 02:16:11
書きます。今回は真冬が幼なじみの設定です。

(真冬サイド)
は〜ぁ……
杉崎「深夏、サッカーしようぜ」
深夏「ん? 鍵にしてわ、まともな考えだな。」
ちっとも私をみてくれない……
あの頃は見てくれたのに。

9年前
私は小学1年、杉崎くんは2年生だった。
その頃は、仲がよかった夏希ちゃんと縄跳びをしていた。
その時…2年生男子2人が来て。
男子「ドッチボールするから、そこどけよ!」
ドンッ
真冬「キャァ!」
夏希「真冬!」
その時、めまいがしたけど微かに見えた。
杉崎くんが!
そこからは覚えて無いけど…
次の日から遊ぶようになった。

次回に続きます

350白夜の夜:2013/01/04(金) 04:09:00
注意点、なぜ真冬は先輩といわなかったのか。
A.9年前…つまり先輩、後輩の区別ができなかったから。
なぜ深夏は鍵と呼んだのか?
A.書き主(俺)のミスです。
それでわ引き続き、お楽しみ下さい。

351白夜の夜:2013/01/04(金) 04:51:52
続き…
小学5年生になって、杉崎くん家に遊びに行った
杉崎「汚れた部屋だけどどうぞ」
林檎「はい、お茶」
真冬「あ、ありがとう」
ガチャ トントン…
杉崎「2人っきりだね」
真冬「そ、そうだね…」
ドキドキ…
杉崎「あのさ…」
真冬「う、うん」
杉崎「好きだ!」
真冬「あ、え?んむっ」
チュッ
真冬「はうぅ〜」
何だろう…変な感じ。
チュパチュピチュッ
真冬「はぁはぁ…」
真冬「触って、杉崎くん」
自分の余り膨らんでいない胸をブラウスの上から
杉崎の手を押し付けた。
杉崎「あれ?固い物がある」
杉崎が触った物は、紛れもない真冬の突起だった。
真冬「あぅん」
つかさず杉崎は真冬のズボンとパンツを脱がした。
杉崎「あれ?湿ってるぞ?」
真冬「え?あ!見ないで」
杉崎「拭き取ってあげる」
杉崎はそういうと真冬の秘部を舐めた。
真冬「ぁぁ…」
ちょっとヒリヒリする…
杉崎「いくよ」
杉崎はそういうと自分の毛の生えかかった息子を真冬の秘部の
中にめがけて、放った。
パン!
部屋じゅうに音が鳴り響いた。
真冬「あ!いたい!」
いたあああああああい!
杉崎「どうした?おぃ!真冬!」

3時間後
真冬「いたたたた」
杉崎「ごめん!真冬」
真冬「いいんだよ…過ぎた事ゎ仕方ない」
大丈夫だから…
その日から、杉崎と真冬の会話が途切れた…

現在…
話して欲しいよ杉崎先輩
深夏「真冬も来なよ〜」
真冬「うん!」

続く

352白夜の夜:2013/01/04(金) 04:58:21
次回 第一章 第一話「深夏の激怒」
げきど↑

353白夜の夜:2013/01/04(金) 23:48:14
第一章 第一話 「深夏の激怒」

杉崎「何だよ、真冬も入るのか?」
真冬「……」
杉崎「何だよハッキリ言えよ!」
こ、怖い…
深夏「あんた…」
杉崎「こっち来いよ」
真冬「…はい」
どうしよう…

体育館の裏
杉崎「またあんな痛い思いしたいのか?」
真冬「い、いや!」
杉崎「じゃあ、さよなら」
真冬「で…でも」
必至に出した真冬の声は、杉崎には届かなかった。
深夏サイド

グラウンド
深夏「あんたねぇ、よくも私の真冬に!」
杉崎「わりぃ、その話は後で俺の家でな」
何だよあいつの態度…

放課後
深夏「なぁ、言えよ理由とかいうやつを」
杉崎「俺は、あいつの処女を奪ったんだ…」
え?な、ちょっ
杉崎深夏「……」
杉崎「だから仕方ないだろ?」
深夏「あぁ、どうしようもない奴だな!みそこなったよ」

真冬サイド

杉崎先輩に会って話さないと…
END次回に続く

354赤ずきん:2013/01/05(土) 00:03:03
どーも、駄文投下で定評のあ(ry
質問ですが、ここって同時進行で2つ投下するのはOKですか?
できたら今書いてる深夏ルートと同時進行で真冬ちゃんルート書きたいです

355白夜の夜:2013/01/05(土) 08:02:48
いいんじゃない?

356名無しさん:2013/01/05(土) 21:18:52
僕もいいと思いますよ

357赤ずきん:2013/01/06(日) 00:13:17
ではぉKもらったんで真冬ちゃんルートを。

「思いを伝えるのは、必ずしも簡単ではないのよ!」
会長さんがいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていました。
(本当にそうですよね、会長さん!)
ですが真冬は、今回ばかりは会長さんに激しく同意します!
「まぁ、誰にでも本心をさらけ出す事はできないし、失敗した時の自己嫌悪が半端じゃないものね」
(そうなんですよ、紅葉先輩!)
やっぱり紅葉先輩が人の心を見ているような的確さで核心を突いてきます…。
「でもあたしは「当たって砕けろ!」と思うぜ?まずは自分から動かないとな」
(そうなんだよ、お姉ちゃん!)
こっちはこっちで核心を突いてきます。…でも、先輩は…自分から当たってくるような子が好きだったりしてーー
(〜〜〜ッ!)
やっぱり、最近の真冬、変です。杉崎先輩の事を考えて、一喜一憂して…。
……あ、別に先輩が好きとか、そういう訳じゃ…いやいや、好きではあるんです!現に告白しましたし!実は今、少し独占を狙ってみたり……………
(うにゃぁぁぁぁあああああああ!!!)
「あれ、どうしたの真冬ちゃん?気分でも悪い?」
(へにゃぁぁぁぁぁあああああああああ!!!?)
「あ、す、す、杉崎先輩ッ!だ、だだだ大丈夫ですっ!い、今真冬はた、ただのもやもやまふぅーずなのですよ!」
「?そう?なら良かった……そういえば真冬ちゃんて、会えば会うほど面白くなるよね」
「!?…も…もしかして失望とかされてしまいました!?」
「いや、そういう事じゃなくて…なんていうか、みんなと親しんで、自分を出すようになってきたねって事」
(ーーー!)
「…あ、ありがとうございます…」
こういうところが、優しくて。
「もちろん、真冬ちゃんの本質ーー根っこの部分が変わらないなら、俺は好きだけどね」
こういうところが、格好良くて。
「でも俺はハーレムルート一直線だけどね!ハーレム最高!」
こういうところが、素直で。
「真冬ちゃんもだからな!絶対幸せにしてやる!」
こういうところが、純粋で。
だから真冬は、先輩の事がーーー
「杉崎、真冬ちゃん?会議始めるよー!えっと、今日の議題は…」

もう、迷いません。
(……よし)
真冬は決心して、会長さんに答えました。

358赤ずきん:2013/01/06(日) 00:18:08
一応今日はここまでです。
多分濡れ場は次の次くらいになります。
よければ感想を!

359名無しさん:2013/01/06(日) 00:58:56
エロ小説どころかリアルエロな椎名真冬ちゃんもいますよ♪

http://www.cityheaven.net/s/kochi-noble/A6GirlDetailProfile/?girlId=719269

360名無しさん:2013/01/06(日) 01:00:47
すいません。URL最後の数字抜けてました

http://www.cityheaven.net/s/kochi-noble/A6GirlDetailProfile/?girlId=7192695

361名無しさん:2013/01/06(日) 02:21:35
>>360
サンクス!

362名無しさん:2013/01/07(月) 00:55:10
赤ずきんさん、これからもファイトです!
あと、よろしければ真冬がある程度書き終わったら深夏を書いてもらえるとうれしいです。無理にとはいわないので、できればよろしくおねがいします。

363白夜の夜:2013/01/07(月) 02:52:07
第一章 第ニ話 「真冬の本心」前編

深夏サイド

杉崎「…」
深夏「でも…だからこそ、今から変わる事が出来るんダ!」
杉崎「そ、そうだな」
深夏「頑張れよ、ケン」
杉崎「あぁ」
ヒューンガチャ

真冬サイド
早く行かないと…取り返しがつかなくなっちゃいます。
タッタタッタ

杉崎サイド
よ〜し、そろそろ買い物に行くかぁ。
母さんも父さんも犬のケルベロスも
ウンチ踏んで死んじゃったし…
真冬「先輩〜」
杉崎「真冬?」
タッタタッタ
コテッ(石につまづく音)
スルッ(小学6年生2人がスカートとパンツを指に引っ掛けて
脱げる音)
ドンッ(倒れる音)
真冬「ぁ…」
子供「あぁ!おねいちゃんごめんなさい」
真冬「気にしないで
オヤジ「…美尻だな」
真冬「はぁ〜恥ずかしかったですぅ〜」
杉崎「大丈夫か?とりあえず俺の家入っとけ」
真冬「はい!」

スーパーマーケット
杉崎「肉やすいなぁ、今日はすき焼きにするか…」


杉崎「おーし帰るかぁ」

真冬サイド
テレビでも見よっと〜
オヤジ「ちょっと失礼〜」
ぁ、鍵掛けるの忘れちゃった。
オヤジ「おぉ、いたいた美尻ちゃん」
真冬「え?ぁ、ちょっと…やめて下さい。」
ポイッ。オヤジは紙を捨てた。
オヤジ「こっちに来い」
真冬「あ!んままむ」
オヤジが連れて来た場所はお風呂だった。
杉崎「真冬〜」
真冬「んままむままぁ」
オヤジ「うるせぇ…」
杉崎「なんだ?この手紙」


杉崎「なにぃ!」
杉崎は出て行った。

次回に続く

364白夜の夜:2013/01/07(月) 03:04:57
別編「知弦さんの家庭精育」

知弦「お邪魔しまぁす」
中二「家庭教師さんよろしくお願いします」
中二「さぁ入って入って」
知弦「さっそく分からないとこ教えて?」
中二「…」
知弦「ん?私のここが、そんなに見たいの?」
中二「コクリ」
知弦「しょうが無いわねぇ」
中二「わーい」
知弦「ところで、あなた精子でるの?」
中二「でないよ」
知弦「じゃあ私が出させてあげる」
知弦「その代わり貴方の初めてを貰うわよ」
中二「うん!」
続く
駄文で、すみません( ;´Д`)

365白夜の夜:2013/01/07(月) 03:17:29
別編「真冬、ソードアートオンラインやります」

ドラえもん「真冬さん、面白いものゲットしましたよ」
真冬「なんですか?」
杉崎「なんだ?」
くりーむ「なぁに?」
深夏「なにしてんだ?」
知弦「抜けがけは、良くないわよ。」
ドラえもん「とりあえず、これかぶってみて。」
真冬「ガチャ」


みんな「すごーい」
真冬「ギラッ」
プシューン
真冬「クリアしました」
みんな「……」
終わり

366白夜の夜:2013/01/07(月) 19:54:52
別編「真冬、ソードアートオンラインやります」

ドラえもん「真冬さん、面白いものゲットしましたよ」
真冬「なんですか?」
杉崎「なんだ?」
くりーむ「なぁに?」
深夏「なにしてんだ?」
知弦「抜けがけは、良くないわよ。」
ドラえもん「とりあえず、これかぶってみて。」
真冬「ガチャ」


みんな「すごーい」
真冬「ギラッ」
プシューン
真冬「クリアしました」
みんな「……」
終わり

367白夜の夜:2013/01/07(月) 22:25:42
http://livedoor.blogimg.jp/doujinokoku/imgs/6/0/6079f660.jpg

368名無しさん:2013/01/09(水) 21:35:57
367、関係ないの書くな邪魔

369白夜の夜:2013/01/10(木) 01:15:14
すいませんでした〜

370名無しさん:2013/01/13(日) 02:08:18
取りあえずちゃんと謝ろうぜ。話が良いだけに余計気になるよ。

371白夜の夜:2013/01/18(金) 23:15:38
誠に、申し訳ありません。

372名無しさん:2013/01/26(土) 00:07:08
受験という大きすぎる壁にぶちあたり、久しぶりにこれました。
白夜の夜さん、元気出して下さい。

373紅 梓:2013/01/29(火) 18:28:30
初めまして、駄文…というか糞文ですが書かさせていただきます。

「好きです」
今日の俺の生徒会活動は、そんな言葉から始まった。…始まった?
「うん、聞き間違いですかね、知弦さん?今なんとおっしゃいました?」
言葉の発生源、知弦さんは可愛らしく首を傾げて言った。
「あら、心外ねキー君。貴方なら素直に喜んでくれて、そこの窓を突き破って大空に身を躍らせる…と思ったのだけれど」
「あれ!?もしかして本当に聞き間違い!?」
本当にそうらしかった。知弦さんは俺の消滅を望んでいるらしかった。
あれ…なんか目から汗が…
「キー君?どうしたの、涙流して?」
「いえ、何でもないです…続けてください」
「ええ……好きです。キー君、付き合ってください」
「ぐっはああぁぁぁ!!」
今度は鼻血を出してしまった。

374名無しさん:2013/01/30(水) 18:02:19
その調子です!
ファイト〜〜〜!

375紅 梓:2013/01/30(水) 18:22:32
一応起き上がって知弦さんに声をかけようと…
「知弦さ…」
「…(///////)」
…した。大事な一言を言う直前で言葉が詰まってしまう。
なぜならそこには、赤く染めた顔を逸らし、漆黒の長髪を片手でいじっている大人な美少女さんが、居た。
ちなみに俺はといえば追加の鼻血がだらだらである。正面を見ると失血死でもしてしまいそうなので、俺も顔を逸らす。
いや、そういえばどうしてこうなった!?えー、会長も椎名姉妹も趣味関連の行事で欠席で、知弦さんと駄弁っていたらこうなっていたと。うん。…うん!?
「キ、キー君、あのね…」
「は、はい!?な、何でしょう!?」
いきなり声をかけられ、体をびぃん!と音が鳴りそうなほど仰け反らして向き直る。
知弦さんはさっきより頬を赤くし、小さく呟く。
「あ、あのね…今日…アカちゃん達いないから…」
「は、はい」
「し、シても…良いかなって…」
してもいい?シテモイイ?何それ?.........
「キー君?どうしたの!?」
体が火をつけたように熱くなるのを感じた。
理由は単純。知弦さんの言葉の意味を理解したから。
「キ、キー君?」
「あ、いいいいいや、なんでも!…っていうか、い、いいんですか?」
「.........キー君となら…いいわよ」
「..................ぃ」
喉がからからになって、何も言えなくなる。
俺も嬉しいんだけど!!嬉しすぎるんですけど!!展開速すぎ…

376たらこ:2013/02/04(月) 19:55:08
Gj続き早く

377赤ずきん:2013/02/04(月) 22:02:31
Gj続き頼む

378名無しさん:2013/02/14(木) 23:41:18
まじで、受験てなんなんだ〜
続きもがんばって下さい!

379名無しさん:2013/02/23(土) 17:38:48
hihiさん・・・・・
俺はいつまでも待ってるぜ!!!!!!!!

380:2013/02/26(火) 21:40:40
ぼくは、翼!!よろしくお願いします!!さっそくイメージが、出来ました!!かいても、いいですか?

381名無しさん:2013/03/02(土) 20:14:05
いいとおもうよ

382名無しさん:2013/03/03(日) 18:54:33
僕もOKだと思います
ちなみにどんなイメージなんですか?
県立二期まであと三日♪
がんばりまーす

383不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:16:24
おひさです……昔書き手してた不意です……
投下したか忘れた作品あるんで投下しておきます……

384不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:17:03
知弦×真儀瑠先生

その日、私は生徒会顧問の真儀瑠先生に呼ばれたので職員室に向かった。寒気が背中を流れるが気にしないでおこうと思いながら、職員室のドアを開けた。
「おお〜、待ったぞ紅葉。これが生徒会役員用の碧陽学園フェスティバルのプリントだ。生徒会は何をやるか決めておけ。」
「待って下さい先生、 生徒会で何かをやらなくちゃいけないんでしょうか ?」
「うむ、私が顧問だからな。」
私は、メチャクチャ言うな!このクソ年増、と言いたくなる衝動を抑え静かに職員室を退散した。

生徒会室

「という訳で、今日の司会は、アカちゃんに代わって書記の紅葉知弦が進行します。」
「知弦さんなら、安心です。会長みたいに重要な事をすぐほっポリ出さないですし。」
「そうそう、鍵の言う通り今までの会長さんよりかは話がいい方向に行きそうだしな。」
「私も、お姉ちゃんの意見に賛成です!」
会長こと、桜野くりむ以外はみんなハイテンションだが…
当の本人は楽しそうじゃないみたいだ。
「アカちゃん、今日の司会進行は私がするけど…、異論はないわよね?」
「良いよ、知弦がそんなに言う議題なら私が口を挟まなく ていいもん。」
会長は、言ってる事とは裏腹に不機嫌そうに言う。
「では、今日の議題は…」
「「「「議題は?」」」」
「碧陽学園フェスティバルにおける生徒会の出し物についてです!」
みんなイスからずり落ちる。
「それ、私でもできんじゃん!」
みんなあれこれ言いながら文句をたれる。
「うるさいわよ、真儀瑠先生が絶対決めろって言われたからここに立ってるのよ。何か文句あるの?」
私は凄みながら、みんなに言い聞かせた。
「「「「いいえ、文句ありません。」」」」
うふふふ、気持ちいい……これが支配者のカ・イ・カ・ン ♪何度やっても楽しいわ。
「じゃ、知弦さん、司会進行を進めて下さい。」
「言われなくても、わかってるわよキー君。じゃ、みんな意見を出していって。」
「女性はみんな下着姿で乱舞!」
「却下」
「かめはめ波の撃ち方を教える会」
「却下」
「グラセフのチートを教えあう会」
「却下」
「みんなでお菓子を食べあう会」
「却下、アカちゃん…それ、あなたの願望でしょ。」
「水着ショーはどうですか?」
「却下、キー君……あなたの考えはお見通しよ。」
「な、何だと!俺のみんなに水着着せて写真を撮りながらの、俺の脳内に永久保存しよう計画がバレただと……」
「いや、あんたの考え駄々漏れだから。」
会長からツッコミを入れられる。
「地上最強人類決定 戦!!」
「却下、出来るはずがないでしょう。」
「真夏の美少年達が触れ合い…そして愛の極致へと誘う物語はどうです?」
「却下、それ18禁でしょ。」
みんな自分の意見が却下され苛立ちはじめた。
「じゃあ、知弦の意見はどうなのよ?」
「女王と奴隷による饗宴はどう?」
「「「「却下」」」」
私は、みんなから自分の意見が却下されちょっと傷付いていた。
「よっ、紅葉、ちゃんと会議しているか?」
すべての元凶があんパンをくわえてやってくる。
おいおいおいおいおい、てめぇぇぇ
のせいでこんなに議題がまとまんねぇんだよデカパイ。鞭で叩いて痣だらけにしてあげようかしら?と思いながらも知弦は心の中で思いながらにこやかに応える。
「すいません、意外と手間取ってなかなか決まらないんですよ。」
「へぇ〜、そんな難しい議題なのか?適当にやれば良いじゃんか。」
「じゃあ、先生は何をやったら良いと思います?」
「う〜ん、ハリー○ッターとか?」
「「「「著作権と版権問題どうするんだよ!(ですか!)」」」」

385不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:17:38
2時間後…

結局何も決まらないまま、会議は終わってしまいみんな解散してしまった。
「はぁ…」
ため息をつく。やっぱ私って役に立たないのかな…
「あれ、紅葉まだいたのか。ちょっとこっちで手伝ってくれないか?」
悪魔こと真儀瑠沙鳥先生がこっちに向かい呼び掛けていた。
「何の用ですか、先生?」
「いや〜、私の様な神の存在に肉体労働は厳しくてな、紅葉手伝ってくれないか?」
「嫌です、キー君に頼めば良いじゃないですか。」
「それが、あいつ義妹が来てるとかで忙しいから先に帰ってしまったんだよ。だから、紅葉頼む!」
先生は、頭を下げて頼んできたので私は思わず了承してしまった。
廊下に出てみるとダンボールの多さにギョッとする。
「じ ゃ紅葉、後はよろしくな。」
「ちょっと待って下さい先生、この多さを私一人でやらせるつもりですか?」
「何か神である私に文句でも?」
「大有りです!!こんな多いとは思いませんでした!先生も手伝って下さい!」
文句を垂れる先生を引きずりながら、三回の国語準備室に運びこんでいく。
大体運び終えた頃に、先生は私に話しかけてきた。
「なぁ、紅葉…お前生徒会にいて楽しいか?」
「いきなりなんですか?」
私は首を傾げながら答える。
「勿論楽しいですよ。アカちゃんは相変わらず可愛いですし、キー君はあの何をやってもへこたれない精神力が好きですし、椎名姉妹は個性豊かでとても楽しいですよ。」
「何故、椎名姉妹とまとめたのは疑問だが、その生徒会には私は入 らないのだな……」
先生はとても悲しい目をしながら虚空を見ていた。その姿は、とても綺麗でそれでいてとても切ない。私はどうしても先生にかける言葉が見つからなかった。
「今、言った事は気にしなくて良いぞ。只の私の独り言なのだからな。」
「先生……」
私は其処から逃げ出したかった。先生の無言の時間は私にとって息苦しく嫌な時間だった。


その日、私は一人で家路に着いた。

386不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:18:14
知弦さんの家にて……

私の家はどこにでもありそうな普通のアパート。独り暮らしだ。
私には、日課がある。
それは、俗に言うオ○ニーをする事だ。この行為は私のストレス解消法にもなりつつあった。
まず、パンツの上から陰部に指を這わせていく。
「ハァハァ、んんんんっん …あっん」
十分濡れはじめたらパンツを引っ張り、割れ目に食い込ませていく。
「くっ、良いよぉっ、はぁ…き、気持ち良い…」
濡れてグチョグチョになったパンツを脱ぎ捨て、割れ目に指を挿れ込んでいく。
「ふぅ、わぁぁ、あああ、あああああああぁぁぁ、んぁぁああああ」
人差し指が完全に入り、次はブラをずらし豊満な胸を揉みしだいていく。そこからもっと敏感な乳首の回りの乳輪をなぞっていく。
「さ、最近大きくなったかしら…は……ぁ……うぅぅ…んあぁぁ」
最後は、指で膣中をかき回してイク
「ふひゃぁぁぁ………ん…んんあぁぁ……だ…だめぇぇ……イ…イッチャウわぁぁぁぁあぁぁあああ」
プシュッ…プシャー
液体が飛ぶ音が聞こえる。
「今日も…またやっち ゃった……」
そのまんま、シャワールームの中に入り汚れを落とす。その容姿は誰が見ても綺麗と言う程清らかである。シャワーの水滴が一滴ずつ艶やかな肌を流れ地面へ−ー
まるで、天女の様だった。
タオルで全身をくまなく拭き、お気に入りの花柄の寝間着に着替える。
TVを点け、下らないバラエティーを見ながら今日の事を振り返った。
そういえば、今日の真儀瑠先生おかしかったな…何かあったのかな?頭の中はその疑問でいっぱいになり、いつの間にか眠たくなったしまった。今日ぐらい、宿題は良いよね…と思い、床に着いた。

387不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:18:49
碧陽学園内食堂

「知弦〜、学食何にする〜?」
「フォアグラ…」
「食材じゃん!ってそんな高い物なんて無いよ!」
「アカちゃん、ツッコ ミが鋭くなったわね。」
「で、何にするの?」
「担々麺で辛さ15倍ね。トッピングはネギお願い。」
「へい、お待ち」
食堂のおばちゃんが威勢良く声をかける。
「はい、知弦〜、担々麺だよ。」
「ありがとう、アカちゃん。」
私はそう言って頭を撫でる。
「えへへ〜どういたしまして〜。」
アカちゃんのランチはお子様ランチである。二人とも全て食べ終わり、知弦は本題を言い始めた。
「最近、真儀瑠先生の調子おかしくない?」
「そうかな?いつも通りだと思うけど……知弦は気になるの?」
「少しね…」
アカちゃんはそんな私の様子を訝しげに見てきた。
「大丈夫よアカちゃん、ちょっと気になるだけなんだから。」
「知弦…無理だけはしないでね。」
やっぱり、 私の親友はアカちゃんだけだ。全部見透かされちゃった。
「ありがとう、アカちゃん。」


碧陽学園生徒会室

「今日の議題は引き続き碧陽学園フェスティバルの生徒会の出し物についてです。」
「知弦〜、私考えたんだけど、言っても良い?」
「何?アカちゃん?」
「えっと、普通の劇でどうかしら?
定番のロミオとジュリエットやハムレットでも良いと思うんだけど?」
私はアカちゃんの口から出た普通の案に驚いた。
「だけど、生徒会にしては普通すぎない?」
「私もそう思ったんだけど、いつも遊んでるからフェスティバルくらい真面目にやろう、と思ったんだよね。どう思う知弦?」
「そうね、たまには真面目な生徒会も良いのかもね。みんなも異論はないわよね」
「ああ、会長の言う事なら俺に異議はないです。」
「私も、会長さんがそこまで言うなら、異論なんて言えませんよ。」
「私もお姉ちゃんの意見に賛成です。」
これで、生徒会役員全員の了承を得て残る関門は生徒会の顧問だけだった。
「真儀瑠先生、今回の生徒会の出し物はロミオとジュリエット劇ダイジェスト版に決まったんですけど、これで良いですか?」
先生は難しい顔をしながら、気まずい時間が二人の間に流れる。
「良いと思うぞ。みんなが納得したならそれで良い。」
「了解しました。」
自分の仕事が終わったので、安心してその日は普通に帰った。

ロミオとジュリエット練習風景

ロミオとジュリエットは基本的に恋愛悲劇である。さらに役がイケメンな男と美人な 女性なのだから、みんな選ぶのに困っていた。時間をかけて決まった役はこうなった。

ロミオ(深夏)
ジュリエット(紅葉)
ロミオ父(杉崎)
ジュリエット母(桜野)
メイド(真冬)

「ちょっと待って下さいよ。配役が意味不明なんですけど…何で俺はロミオ役じゃないんですか?」
みんな当たり前そうに言った。
「だってあんた何かしそうじゃん。」
全員の息が合った瞬間であった。

388不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/13(水) 20:19:39
ロミオとジュリエット演劇練習後

「ふぅ〜、終わったぁ。今日はここまでにしよう。」
会長はそうみんなに言うと、着替え始め帰る準備を始めた。
みんなも会長に促され、黙々と帰る準備をする。
「じゃ、紅弦お疲れ〜」
「お疲れ様です、知弦さん。」
「先輩お疲れです。」
「では、また明日。」
私は役員4人を全員見送り、生徒会室の掃除をしてた。
「よう、紅葉何でお前掃除してるんだ?」
「みんなが汚したり散らかした物を片付けてるんですよ。」
「ところで、紅葉ちょっとこのDVDを見てくれないか?」
真儀瑠先生は、勝ち誇った顔をしながら私にそれを渡してきた。
只のDVDなのだが、彼女には嫌な予感しかしな かった。
「先生、これ何のDVDなんです?」
「見ればわかる。」
先生は不敵な笑みを浮かべているだけで何も言わない。
私は自分のPCを起ち上げ、それを中に挿れる。
画面は肌色で埋め尽くされていて、最初誰かわからなかったが、段々ズームアウトされていき見えてきたのは私だった。
その映像は私が昨日、自慰行為をした時の映像だった。
映像の中の私はとても喘いでいて官能的であり自分で見ていても欲情しそうであった。
「せ、先生、私の家にカメラ仕込んだんですか?」
「それは秘密♪紅葉、この映像を見せられて次の展開はわかるよな?」
「先生……、そんな私は健全な女子高生なんで…」
そう、言い訳しながらも知弦は照れくさそうに身体をくねくねと動いていた。そんな 身体に真儀瑠は近づいて行き知弦の敏感な場所を刺激していた。
「ほらほら、紅葉どうした?身体は正直だな。」
知弦の身体はもっと激しくうねっていく。
「せ、先生そ、そこはいけません。んっんんぁぁ」
「紅葉、お前は本来Sキャラだよな?」
「はい…」
「そうか、じゃあ今からメスブタにしてやるよ。」
「あ……あぁぁ…んあぁ……ああああああぁぁぁぁぁ」
知弦は盛大に潮を噴きながら、激しくイった。
「先生、もっと弄って下さい。」
恥ずかしそうに知弦は言う。
今イッタばかりだと言うのに、花びらは物欲しそうにヒクヒクしている。
「じゃあ、今度は指で天国まで逝かせてあげるわよ」
「は、はい、お願いします。」
真儀瑠の指は花びらの奥まで沈み込んでいき 、根元までスッポリ埋まった。
「このまんまGスポットまで攻めていくぞ♪」
「んあぁ……んふぅ…ふひゃぁぁぁぁあぁ……んんんああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
生徒会室に嬌声が響き渡った。


続編読みたかったらで良いんでコメ下さい

389たらこ:2013/03/14(木) 15:40:08
なんか物足りないな…なの
ひゃうん!とか入れたら?
あと腰を持ち上げてとか

390不意 ◆2NA38J2XJM:2013/03/15(金) 21:31:31
アドバイスありがとうございます。

後、書き手以外はコテハン外した方が良いと思います……
見難いですし、無用な争いを招くので…

それと……私的に、一星龍さんおかえりなさいです!

391ミサ:2013/03/16(土) 11:34:56
たらこお前小4だろ

392名無しさん:2013/03/19(火) 18:00:56
新生徒会の一存(下巻)最高だった!火神怖かった・・・

393名無しさん:2013/03/20(水) 03:52:43
俺としては火神好きだったな。
火神、超ヤンデレ可愛い

394名無しさん:2013/03/27(水) 15:02:26
火神かわいいよ火神

395名無しさん:2013/03/27(水) 15:03:03
火神かわいいよ火神

396名無しさん:2013/04/03(水) 10:44:29
知弦さんてSなのかMなのかたまにわからなくなる・・・・・・

397名無しさん:2013/04/04(木) 02:12:01
最近良作ssが少ない・・・
書いてない俺が言うのもなんだがなw
マジで良いの読みてぇ
てか、ユーリさんのって完結したの?w
田中さんとか一星龍、Kさん
がナツイ
何様なんだよって言うのは
なしでwww

398名無しさん:2013/04/04(木) 02:38:57
そこまで言うならてめぇで
書けよks
ま、確かに良作は少ないが
住人が少ないからしかたないな・・・

399名無しさん:2013/04/04(木) 03:00:23
カガミ怖ぇーでも可愛いね!w

400たらこ:2013/04/04(木) 12:47:31
このお話はつい一時間前のこと
「ねっねえ!」
「なんですか?会長」
「これ見て!って!?」
会長がずっこけた
「イテテテテ…」
「大丈夫ですか?」
なんだかボーとしている
「私は杉崎様に仕えるメイドでしたわ!」
「えっ…?」
あれからのことだ
皆は想像できるだろうか
今俺が裸になってることについてだ


スミマセン!全然書いてなかったです
時間無いんで明日続き書きます!
では(゚∀゚ゞ)

401たらこ:2013/04/06(土) 14:17:38
「鍵様ハーレム目指してるんでしょ?私を…攻略して下さい」
「ぶはっ!?」
会長は自分の秘所に俺の手を添える
「ゴクン…」

思わず息をのむ
「こんな胸で申し訳ないです。」 
「そんな気にするなよ」
「はい…ありがとうございます」
と会長が俺の秘所に手を当てて
ぎゅと握ったと思うと
自分の秘所にこすりつけた
「んっ**あ…ん」
「かっ**会長出そう**です」 
「出すんなら私の…中で…」
「!?」
俺は会長に言われるまま
会長の腰を持って俺の秘所を
会長の秘所にヌプヌプと入れ始めた
「ひゃ!?はっ入ってくりゅぅー!!!!」
「あっ痛かったですか?」
「平気ですからね…」
俺の秘所がスッポリ埋まったと
思うと俺の精液が噴き出した
「イっイくぅぅ!」
ビシャアと会長にかかる
「鍵様私を攻略してくださりありがとうございました」
「うん」
会長はふらっとたおれた

〜会長目線〜
 
「…長!会長!」
「あれ私…」
「会長急に倒れたんですよ!」
「そっかー」
杉崎が顔を赤らめている
杉崎は気づいていないようだ
私が杉崎のメイドになるという
演技をしていたことも
「ヨイショっと!さぁ!今日もガンバロー!」
私はふふんと笑って3年の教室へと駆け出した

402K ◆v4XtHYlfYY:2013/04/08(月) 03:18:48
>>397

お久しぶりです。
住人の少なさもそうですが、原作に勢いがなくなってきたせいではないでしょうか。
ギャグのキレは健在ですが、会長達の卒業で新刊では絡みが少ないという……新キャラも良いですが、インパクトに欠けるんですよね。

まぁ、一番の問題は『保管庫が更新されていないこと』でしょうかね。
まとめサイトすら機能していない以上、書き手の方の意欲も湧かないでしょうし。

403たらこ:2013/04/08(月) 09:47:00
402

それは同感です。
キャラのボケは健在でも
やはり心のどこか
くりむ達の生徒会が良いと思ってしまう

404名無しさん:2013/04/08(月) 22:57:22
保管庫
kousinngijutuganai

405名無しさん:2013/04/08(月) 23:09:11
402

403と同じく同感です
やっぱ一存〜十代、日常〜土産がいいと思う自分がいます・・・
新が悪い訳じゃないのですがインパクトなんでしょうか・・・
祝日に期待w(マジレススマソ)

406一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:36:32
どうも!
今度からこの掲示板で小説を書こうと思って(ry

……なんかすいませんでした
というわけで改めまして
どうも一星龍です。本物です、コテハンはなんかうろ覚えです。変わっていたらお察しで
ようやく大学受験が終了しPCが再びインターネットにつながったので小説投稿を再開します
たとえ一存が「一存? オワコンでしょwwwww」「ああ、あの二期が屑だったやつ」
「いwwwwwwちwwwwwぞwwwwwんwwwww」
と言われても小説を投稿する所存ですので、今後ともよろしくお願いします。
とりあえず、今月中に一作投下できればいいな……

新生徒会の鍵には失望した、それが新生徒会の感想です

407一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:45:05
というか、出す出す詐欺と思われてもあれなので出来ているところを少しだけ投稿します
しかし、ずっと受験勉強していたのでかなり文章力が下がっていると思いますのでご了承ください

たぶん深夏ルート9話です

408一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:46:36
ざぁ――っと雨の降る音がする。梅雨の時季でもないのにかなり大きな音とスコールの光景が窓の外には広がっている。
「結構降ってんなぁ……」
正直こっちが引くくらいの降雨でただただ唖然として外の景色を眺めることしかできない。
天気予報で雨が降ることを聞かされるとはいえ、完全に失念していたし、またこんな事にはなるとは思えなかった。
今の状況を説明すると、だ。遅く、といってもせいぜい四時半過ぎ位までだが、雑務を深夏と二人きりで残ってやっていたら、いつの間にかこのゲリラ豪雨が降ってきて帰れなくなっている。という状況だ。
雑務そのものはとっくに終わっているのだが、こんな雨の中では傘なんて意味を成さないだろうし、そもそも持ってきてないし、という八方塞がりな状況だ。
「……さて、深夏。どうやって帰るよ?」
「どうやってもなにも、これじゃあ帰るに帰れねえし、帰りにしたって普通に帰るしかないだろ」
「いや、まあ、そうなんだけどさ」
それが難しいからわざわざ聞いているのであり、別に正攻法とか正論なんて聞いてないのである。
「こうなったら、無駄と分かっても傘さして帰るしかないか」
「それしかないよな、やっぱり」
ビチョビチョになるけど仕方ないか、深夏がそう付け加えた。このまま学校に残ったってこの豪雨は降りやむなんて事はないだろうし、そもそもさっき見たワンセグのニュース情報では深夜の三時くらいまで降り続けるらしい。流石にそんなには待てない。
「あ〜、もう仕方ねえ、深夏、行こう」
「うん、わかった」
生徒会室の隅にある傘立てから自分の傘を引き抜いて生徒会室から出た。



409一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:47:11
結論から言おう。
「あたしって、ホントバカ……っ!」
「いや、どこの魔法少女だよ!」
こんな豪雨の中なのに、的確なツッコミを入れてくれる深夏のことを心から一途な奴だと思う。
傘なんて五分も保たずに骨が折れてゴミと化した。そのため俺たちは鞄を傘代わりにして何とか行こうとも思ったが、こんな豪雨じゃそんな物に意味などまるでなく、結局体中濡れまくるしかなかった。
こうなると人間吹っ切れるもので、雨に濡れながら全速力で走って、とにかく家に早く着きたいと思うその一心で走っていた。
これほどに雨が降っていると道は泥だらけになるし、どうしても汚くなる、最近若干の洒落っ気が出てきた深夏はどうもそれが気になるらしくて全力では走れなさそうぽかった。まあ、それは俺もなんだが制服汚すといろいろ面倒だし。
それでもなお、深夏は全力で走っている俺より早く走っているのだから凄いと思う。
「はぁっ、はぁっ、深夏――っ! だいじょぶか――っ!?」
「ん? ああ、だいじょぶだ! くっそ、こんな雨じゃなきゃあっという間に家まで戻れんのに!」
「まあ、そう言うなって!」
ちなみに何でさっきからこんなに大声で話しているのかと云うと、こんな雨の中だから大声で話していないと、雨音に声を消されて通じないからだ。
走る度に泥が跳ねる。靴の中にはおかまいも遠慮もなく雨水が浸入してくるし、ぐじゅぐじゅとした気持ちの悪い感触が一歩踏み出す度に感じる。
このままの速度で走っても、自宅にはまだまだ時間がかかるだろう。それでものんびり歩くよりかは十分に早いのだが、この雨の中じゃたかが十数分縮まったとしても大差はないだろう。っていうか既に俺の体は下着までぐちょぐちょだ。制服なんて、比喩表現ではあるがこんなに水を吸って何倍かに膨張するのではないかと思うほどだ。
その水を吸った不快感や、まだまだ家に帰るまで時間がかかるという虚脱感に加えて、水を吸った分、服そのものが重くなると云うただでさえ生徒会の雑務を片づけたこの肉体に、身体的な疲労ものし掛かってくる。
ぶっちゃけ、ただの長距離マラソンくらいには疲れるものがあった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、く、うおおおっ!?」
体がいうことを気かず、足をもつらせて豪快に転ぶ。地面がぬかるんでいる分ブレーキもかからず、ズザザザーーッ!! と顔面から滑り込む形で転ぶ。その転び様はどこかの動画サイトに投稿すれば、ちょっと人気出ちゃうんじゃないかと思うくらいに豪快じゃないかと、自分の事ながら思った。
「け、鍵っ!?」
いきなり後方から滑ってきたのに驚いたか、深夏が心配しながら駆け寄ってくる。
「うぉっ、かっ、ぺっ、ぺっ! うぇぶっ、うあ、泥食っちまった」
「いや、もうお前全身泥だらけだよ、だいじょぶか? 立てるか?」
深夏が手を差し出してきてくれて、俺はそれに掴まり立ち上がる。
「ん、ああ、怪我とかは、してなさそうだ」
「ほんとか? どこも痛いところないか?」
「おう、だいじょぶだ。ほら、そんなことより早く行こうぜ」
深夏の手を握ったまま駆け出す。
「ちょ、鍵! いくら何でも手を握ったまんまじゃ走りにくい!」
「いいじゃん別に。減るもんでもなし」
「手を握るのはいいけど、別にこんな状況にまでロマンチックなもんを持ち出さなくてもいいだろ!」
まあ、確かに深夏の言うとおりでもあるし、手も濡れているわけだから正直深夏の手を握ったとしても、あら、不思議。不快感が幸福感に勝ってるわ。
でも、深夏も手を振り払わない辺り、満更でもないのだろう、むしろ仕方なしな感じどこか握り返してくれる。
あたってくる雨粒は容赦なく俺たちの体を打ちつける。
正直に言うと、若干痛いというレベルにいきそうだ。
「全く、訳が分からないよ!」
「だから、おまえの中だと、なんか魔法少女が流行ってるのかよ!」
痛いというレベルの雨粒にも関わらずこうやって律儀にツッコミをしてくれる深夏が俺は大好きだ。
ザアァーーッ!!
「うわ、いきなり強まりだしたぞ!」
何だろう。タイミング的にこれは俺たちがイチャついてるのをみて豪雨が嫉妬したのだろうか。そうとしか感じられなく、唐突に勢いを増して降ってきた雨の中、もう喋る余裕なんてなくただひたすらに走って帰るしかなかった。



410一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:48:14
家に着いたのは結局学校を出て二十分と少し経った頃だった。
あんな雨の中、二十分も外にいたらもう体は冷えきって、精神的にも軽く鬱になるくらいずぶ濡れになっていた。
「うぅ、へ、へっ、へくちっ」
深夏がかわいく嚔をするが、それにいちいち対応するのも億劫になっている。
とはいえこのままでは絶対風邪を引いてしまうし、せめてバスタオルを取ってこようと思い、靴を脱ごうとする。
「深夏、ちょっと待っててくれ。バスタオル取ってくる」
「うん、な、なるべく早くな」
深夏は両肩をさすりながら、体を温めてる。見ればツインテールも水を滴らせて、しんなりしている。なんだかいつもとは違う元気のなさそうな雰囲気を漂わせていた。
バスタオルを二枚取ってきて、一枚は自分の頭に被せ、もう一枚を深夏に渡す。
これは風呂も沸かせた方がいいかな、と思い風呂を沸かすシステムパネルの前に立ちそこで時間を見てある事柄に気づく。
「あ…………ああっ!?」
「どうしたー?」
深夏があっけらかんとした声で言ってくるが、俺の頭にはまるで入ってこない。
「……深夏、ごめん、すっかり忘れてた」
「? なにを?」
「今日、下水道工事だから、後三十分くらいで、断水だわ」
「ふ〜ん……え?」
「いや、だから、後ちょっとしたら風呂にも入れなくなる」
 「……や、そ、それはまた、大変だな」
 「大変だな、って他人事だな。おまえだって風呂入りたいだろ?」
 「いや、まぁ、入りたいけど」
「今から風呂を沸かして、だいたい十分ちょっと。だとするとやっぱり一人入るのが限界かな……」
俺がそう呟いていたのを敏感に聞き分けていたのか
深夏が口出しする。
「じゃ、ほら! あたしが先に入ってちゃっちゃと出るからさ!」
「それじゃカラスの行水だろうに。逆に風邪引く要因になりかねないぞ」
一人一人が少ない時間はいるよりも、一人入れなくてももう一人はちゃんと風呂に入れた方がいいだろう。
っていうか深夏の入浴時間を奪ってまで自分が風呂に入りたいとも思わない。
「じゃあ、今から風呂入れるから、深夏だけ入ってこいよ」
「は? いや、何でそんなことになるんだよ!」
「そうでもしなきゃ、おまえが風邪ひくだろ」
「はっ、あたし風邪をひく? そんなことあるわけねえだろ」
「立派に去年風邪ひいてただろーが」
「あっ、あれは熱を出してて休んでてただけだ!」
……それは風邪とどう違うんだろうか。
「とにかく、俺より深夏の方を優先させるのは当然だろ。っていうかこんな事で言い合いをしているのが不毛だ。深夏が入ってこい」
「なっ、そ、それだったらあたしだって同じ事が言えるぞ! あたしだって鍵に風邪ひいてほしくないし、あたしだけはいるのだって不公平だ!」
「別に不公平じゃないだろ? お前なんて見るからに寒そうにしてるわけだし。別に変な意地を張んなくてもいいから」
「へ、変な意地ってあたしからしたらすっげえ大切なことなんだぞ! 鍵だってあたしのことを心配してるからこうやってあたしに風呂は入れって言うんだろ? あたしだって同じだ。鍵のこと心配してるから、入れって、ふ、ふぁっくしょん!」
「ほら見ろ。どこからどう見たって風呂を必要としてるのはお前の体だろ」
「さ、寒くなんかない! い、今のはちょっと、間が悪かっただけだ!」
「もう言い訳っていうか、ただの駄々こねてるみたいになってるぞ」
「だって、鍵が我慢してんのだってあたしはわかるぞ!」
ズズズと鼻をすすらせながら深夏が鼻声で言う。
「別に我慢なんかしてねえよ」

411一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:48:49
そう言った瞬間にピロピロポーンと軽快なお湯が沸いた音がした。いつの間にか10分経っていたようだ。
「ほら、風呂沸いたぞ」
「うっ、じゃ、じゃあ、せめてじゃんけん! じゃんけんで決めろ!」
「いいけど、お前じゃんけんして負けたら素直にはいるのか?」
「ふっふっふ、あたしは負けねーからそんなことを心配しても無駄だぜ鍵。ここでじゃんけんに勝って、鍵には風呂に入ってもらうからな!」
「はいはい、でもおまえが負けたらお前が入るんだぞ」
何だろうこのバカップル臭。あと超絶にフラグ臭もする。
「「じゃあ、じゃーんけーん」」
「ポン!」
俺→グー
深夏→チョキ
「…………」
「…………」
ここまでフラグが都合よく立つなんて今時の緩いエロゲーにすらないと思う。
「さ、三回しょーー
「三回勝負なんて言ったらグーで殴るぞ」
俺が深夏をグーで殴っても逆にカウンターされそうだけど、深夏の言葉を先に遮ってそういう。
「……っ、もういい! 鍵なんか風邪ひいても看病してやんないし、知らねえからな!」
深夏はそう言い捨てて風呂場へと駆けていった。
「……ふぅ」
ようやく行ったか。
いや、ごめん。いろいろと俺嘘ついてた。
いや、何かって言うとね?
さっきから背筋のゾクゾクとか体中のだるささとかが止まらないんですけど……っ!
もう明らかに俺は風邪引いている。改めて確認しなくともそれが分かる。
正直な話、今風呂は行ったら逆に具合が悪くなる。ぶっちゃけそういう理由で深夏に風呂を譲った理由の方が大きいかもしれない。
ビショビショになっている制服を脱いで全身を拭く。
その仕草でさえ体がいうことを聞かず、体の節々が少しだけ痛みを訴える。
リアルに風邪の症状が俺の身に降り懸かっていることを今更ながら自覚する。
「はは、は……これじゃどっちが体に気をつけろって話だ」
声もすでにガラガラだ。
まあ、だからこそ深夏に気をつけてほしかったという事もあるんだが。
引き出しから風邪薬を出す。それを水道水と一緒に飲みほす。
水が喉の中を通るその一瞬だけ痛みを覚えるけど、すんでしまえばどうという事もない。
虚脱感がとたんに体中の細胞に襲いかかる。
いろいろしなくちゃならない。家に帰ってきたからってそれで安心なわけではないし、夕飯の支度だとかいろいろ家事が残っている。積みゲーも残ってるから片づけたい。 こういう体が弱っているときこそ、男はエロが増す。
「いやいや、アホか」
今この状態で液晶画面なんざ見たら、まず間違いなく頭の中が頭痛的な意味で破裂するだろう。
ただの家事でさえ体がいうこと聞くかも分からないのに、それは自殺行為に近いことだろう。
自分の脱いだビショビショに濡れた服を抱えて、洗濯機と乾燥機の中に入れるために更衣室のドアを開ける。
ガラッ
「ふぇっ?」
中から深夏の声がした。いや、当たり前の話ではある。今から深夏は風呂に入ろうとしているのだから。
髪の毛のリボンはほどいてある。しかし雨露のせいで髪の毛は固定されているみたいになっていてリボンをつけてもないのにツインテールみたいになっている。
ほとんど服は脱いでしまっているみたいで、今まさにパンツを脱ごうと下着に手をかけている次第。それ以外の深夏の肌は全て晒されている。
「う、うあああっ、うわああああああああああああああああああああああああっ!」
音もなく、影もなく、俺の顔面に深夏の拳が飛んできた。
鼻と口を的確に潰したせいか俺の声は変な声に、いやそもそも出せなかった気がする。
「おもっ……ぐぷっ!!」
そのまま、体が宙に浮き廊下の壁にめり込む。
すぐに深夏はドアを閉めて、ドア越しに俺に罵声を浴びせた。
「け、鍵のバカ! バカ! は、はじめからこれが目的であたしに風呂はいらせようとしたんだな! 最低だ! ほんとバカ! 死ね! もう、鍵なんか死んじゃえ!」
いや、そんなつもりはない。……と言おうとしたところで違和感に気づく。
声が出せないことに気づいた。今の深夏のパンチが原因ではなく、この感じは喉が風邪にやられたんだと思う。
そのせいとは云え無言だったのがいけなかったのか、深夏は何も言い返さない俺に。
「まさか、ほんとにそういう目的なの、かよ。何も言い返さないのは、ほんとにお前……」
違うんだ、と言おうとしても喉が言うことを聞かず空気が掠れたような音しかでない。
そのまま深夏は失意の表情をしたまま風呂の扉を開けて、中に入ったようだが、これはマジでやばい。
久しぶりに深夏を本気で怒らせてしまったかもしれない。とはいえ、この喉のことを話したら逆に風を隠していたことで怒られそうな気もする。
風邪でただでさえ弱っているこの時に、精神的にも肉体的にも憂鬱になり、気が滅入る事態が上がり込んだ。



412一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:49:22
結局その日は深夏と話すことができなかった。いや今の俺の喉じゃ話せないと言うのが正しいが。
そればかりか深夏は今日、リビングの方で勝手に布団をひいて寝ると俺に一方的にそう言ってきた。
逆に今はそれがありがたい。今こんな状態で深夏と一緒のベッドで寝たら、いくら深夏が丈夫でも俺の風邪をうつしてしまうだろう。
それに深夏が怒っているせいとは云え、深夏が徹底的に俺のことを無視しているせいか俺が風邪をひいていることもバレずにすんだ。そこまではよかった。
だが、結局症状はよくなりはせず、むしろ深夏に嫌われたことがあまりにも俺的には精神的なショックすぎて症状が悪くなった。病は気からなんて言われるがそれをほんとによく思い知った。
咳も必死でこらえたし、めまいや立ちくらみなんて少し立とうとする度に必ず起こった。頭痛なんてもうひどくて、よくあんな状態で料理作ったりや洗濯物を取り込めたものだと自分のことを褒めてやりたい気分だ。
で、ただいま深夜三時。深夏がリビングで寝ているから俺は一人で自分の部屋で寝ているわけだが。
なんていうかもう、死にそうだった。地獄を体現するとはこのことかと自棄になって逆にテンションがあがったりもしたが、それも俺の体を悪化するのに一役買ってしまったようだ。
こんなにも苦しいと逆に寝にくい。目を閉じようと何しようと体の虚脱感や苦悶がまるでムカデか何かのように体中を這いずり回る。
かといって寝れない訳ではなく時々いきなりガクンと意識の落ちることがある。いわゆる気絶のようなもので、少しの間の記憶が丸ごとなくなっているような感覚があって、いつの間にか時間が経過している。
その間は少なくとも寝ているのだろうけれど、いい気分ではない。っていうかむしろ気持ちが悪くなる。
寝ていたとしても、苦しい。体は熱いし、息切れもする。何よりもそれらの症状が重なり悪夢を見るし。
その悪夢の内容がさっきの深夏だ。深夏に、嫌われる夢が、夢がああああああああああああ!!!
ピピッと脇に挟んでいた体温計の音が鳴り正気に戻る。それを取り出して何度か見てみる。
42,3℃とある。どうせなら37,2℃と出てほしいものだ。いや、俺どれだけ深夏が好きやねんって云う話にもなるが。
と、再びガクンと意識が丸ごと抜けるような感覚が訪れる。徹夜明けの作家みたいに眠気と倦怠感だとか、なんか気持ち悪い、ものが……う、あ、あ…………あ



413一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/14(日) 20:52:16
とりあえず、今回はここまでで
また直に投下予定です。
生暖かくお持ちくださいm(_ _)m

414椎名 深夏:2013/04/16(火) 01:19:10
続きまってますよ!

415たらこ:2013/04/16(火) 12:15:37
一星龍さん!続きお待ちしてますよ!

416名無しさん:2013/04/16(火) 12:16:11
Kさん久しぶりじゃんまた書いてくれ!

417一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/16(火) 22:23:57
あと、何かしらリクエストあったらご注文を、できる限り努力します。
ただ、キャラクターだけではなくてシチュも一緒に教えてください。
>>414-415
ありがとーございますー(照)

418椎名 深夏:2013/04/17(水) 23:32:05
>>417
深夏でシチュは
深夏からの告白で鍵がハーレムじゃなく1人を愛することを決意し、いろいろあって遊園地にいく
(夫婦漫才可)

419名無しさん:2013/04/18(木) 13:00:11
自演乙

420名無しさん:2013/04/18(木) 22:25:46
火神北斗と生徒会室!!

421名無しさん:2013/04/19(金) 12:32:12
自演ww

422椎名 深夏:2013/04/19(金) 20:09:30
>>421
自演といっても中の人、つまり私(俺)
がいってるんだから深夏を笑うのだけはやめてください

423たらこ:2013/04/20(土) 10:53:30
火神とつくし!
火神SでつくしM!

424名無しさん:2013/04/26(金) 13:49:51
自演なんぞで騒ぐなよww 某龍()なんて盗作だろWW はあ、まともな職人カムバック!!

425名無しさん:2013/04/28(日) 18:18:34
盗作龍の話しはやめてやれよwwwww
ってかあいつも自演してたろ。ちゃんとみなおしてこいや

426名無しさん:2013/04/28(日) 19:01:12
>>424
>>425
文句あるなら自分で書け

427名無しさん:2013/04/28(日) 20:47:21
Part1の頃、SSはまだしも、何たら龍の雑談はマジで低能だった。

428名無しさん:2013/04/28(日) 23:16:26
生徒会の一存は萌えるが、エロには向かないと思うぞ。

429名無しさん:2013/04/29(月) 00:04:33
>>428
杉崎の全否定ww

430名無しさん:2013/04/29(月) 01:17:09
>>425 正しい意見だと思うよ。SSが少ない今こうして雑談だけでレスが埋まるのは正直よくないと思う
でもさ・・・自演盗作なんぞやらかすよりはこのくらいの雑談目瞑らんと
文句とかじゃなくて二次創作する上でやっちゃいけないことやってたから今叩かれてんだろ



>>427 今も自己主張の激しい雑談ばっかりだけどな。芸能人気分なんだろ
序盤で神職人だのとあがめられ調子に乗って多重職人を演じる→爆死
その後SSを投稿することで住人から受け入れられるも当時の職人Kさんから遠回しにパクりを指摘される→爆死
これ以上何やっても救いようがないわ



>>428 あくまでエロの一歩手前で終わるのがこの作品のいいところ・・・だった と思う

431名無しさん:2013/04/29(月) 01:32:46
とりあえず、龍を叩くのもいいがこんな雰囲気じゃ龍にしたってほかの作家さんも投下しにくいだろ。
あくまでSSを作るスレなんだから職人批判したいというなら、アンチスレか心の中でやれ

432名無しさん:2013/04/29(月) 14:51:04
職人でも何でもないけどな

433一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:19:56
SSが完成しましたので投下させていただきます

434一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:20:54
ざぁ――っと雨の降る音がする。梅雨の時季でもないのにかなり大きな音とスコールの光景が窓の外には広がっている。
「結構降ってんなぁ……」
正直こっちが引くくらいの降雨でただただ唖然として外の景色を眺めることしかできない。
天気予報で雨が降ることを聞かされるとはいえ、完全に失念していたし、またこんな事にはなるとは思えなかった。
今の状況を説明すると、だ。遅く、といってもせいぜい四時半過ぎ位までだが、雑務を深夏と二人きりで残ってやっていたら、いつの間にかこのゲリラ豪雨が降ってきて帰れなくなっている。という状況だ。
雑務そのものはとっくに終わっているのだが、こんな雨の中では傘なんて意味を成さないだろうし、そもそも持ってきてないし、という八方塞がりな状況だ。
「……さて、深夏。どうやって帰るよ?」
「どうやってもなにも、これじゃあ帰るに帰れねえし、帰りにしたって普通に帰るしかないだろ」
「いや、まあ、そうなんだけどさ」
それが難しいからわざわざ聞いているのであり、別に正攻法とか正論なんて聞いてないのである。
「こうなったら、無駄と分かっても傘さして帰るしかないか」
「それしかないよな、やっぱり」
ビチョビチョになるけど仕方ないか、深夏がそう付け加えた。このまま学校に残ったってこの豪雨は降りやむなんて事はないだろうし、そもそもさっき見たワンセグのニュース情報では深夜の三時くらいまで降り続けるらしい。流石にそんなには待てない。
「あ〜、もう仕方ねえ、深夏、行こう」
「うん、わかった」
生徒会室の隅にある傘立てから自分の傘を引き抜いて生徒会室から出た。



435一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:21:38
結論から言おう。
「あたしって、ホントバカ……っ!」
「いや、どこの魔法少女だよ!」
こんな豪雨の中なのに、的確なツッコミを入れてくれる深夏のことを心から一途な奴だと思う。
傘なんて五分も保たずに骨が折れてゴミと化した。そのため俺たちは鞄を傘代わりにして何とか行こうとも思ったが、こんな豪雨じゃそんな物に意味などまるでなく、結局体中濡れまくるしかなかった。
こうなると人間吹っ切れるもので、雨に濡れながら全速力で走って、とにかく家に早く着きたいと思うその一心で走っていた。
これほどに雨が降っていると道は泥だらけになるし、どうしても汚くなる、最近若干の洒落っ気が出てきた深夏はどうもそれが気になるらしくて全力では走れなさそうぽかった。まあ、それは俺もなんだが制服汚すといろいろ面倒だし。
それでもなお、深夏は全力で走っている俺より早く走っているのだから凄いと思う。
「はぁっ、はぁっ、深夏――っ! だいじょぶか――っ!?」
「ん? ああ、だいじょぶだ! くっそ、こんな雨じゃなきゃあっという間に家まで戻れんのに!」
「まあ、そう言うなって!」
ちなみに何でさっきからこんなに大声で話しているのかと云うと、こんな雨の中だから大声で話していないと、雨音に声を消されて通じないからだ。
走る度に泥が跳ねる。靴の中にはおかまいも遠慮もなく雨水が浸入してくるし、ぐじゅぐじゅとした気持ちの悪い感触が一歩踏み出す度に感じる。
このままの速度で走っても、自宅にはまだまだ時間がかかるだろう。それでものんびり歩くよりかは十分に早いのだが、この雨の中じゃたかが十数分縮まったとしても大差はないだろう。っていうか既に俺の体は下着までぐちょぐちょだ。制服なんて、比喩表現ではあるがこんなに水を吸って何倍かに膨張するのではないかと思うほどだ。
その水を吸った不快感や、まだまだ家に帰るまで時間がかかるという虚脱感に加えて、水を吸った分、服そのものが重くなると云うただでさえ生徒会の雑務を片づけたこの肉体に、身体的な疲労ものし掛かってくる。
ぶっちゃけ、ただの長距離マラソンくらいには疲れるものがあった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、く、うおおおっ!?」
体がいうことを気かず、足をもつらせて豪快に転ぶ。地面がぬかるんでいる分ブレーキもかからず、ズザザザーーッ!! と顔面から滑り込む形で転ぶ。その転び様はどこかの動画サイトに投稿すれば、ちょっと人気出ちゃうんじゃないかと思うくらいに豪快じゃないかと、自分の事ながら思った。
「け、鍵っ!?」
いきなり後方から滑ってきたのに驚いたか、深夏が心配しながら駆け寄ってくる。
「うぉっ、かっ、ぺっ、ぺっ! うぇぶっ、うあ、泥食っちまった」
「いや、もうお前全身泥だらけだよ、だいじょぶか? 立てるか?」
深夏が手を差し出してきてくれて、俺はそれに掴まり立ち上がる。
「ん、ああ、怪我とかは、してなさそうだ」
「ほんとか? どこも痛いところないか?」
「おう、だいじょぶだ。ほら、そんなことより早く行こうぜ」
深夏の手を握ったまま駆け出す。
「ちょ、鍵! いくら何でも手を握ったまんまじゃ走りにくい!」
「いいじゃん別に。減るもんでもなし」
「手を握るのはいいけど、別にこんな状況にまでロマンチックなもんを持ち出さなくてもいいだろ!」
まあ、確かに深夏の言うとおりでもあるし、手も濡れているわけだから正直深夏の手を握ったとしても、あら、不思議。不快感が幸福感に勝ってるわ。
でも、深夏も手を振り払わない辺り、満更でもないのだろう、むしろ仕方なしな感じどこか握り返してくれる。
あたってくる雨粒は容赦なく俺たちの体を打ちつける。
正直に言うと、若干痛いというレベルにいきそうだ。
「全く、訳が分からないよ!」
「だから、おまえの中だと、なんか魔法少女が流行ってるのかよ!」
痛いというレベルの雨粒にも関わらずこうやって律儀にツッコミをしてくれる深夏が俺は大好きだ。
ザアァーーッ!!
「うわ、いきなり強まりだしたぞ!」
何だろう。タイミング的にこれは俺たちがイチャついてるのをみて豪雨が嫉妬したのだろうか。そうとしか感じられなく、唐突に勢いを増して降ってきた雨の中、もう喋る余裕なんてなくただひたすらに走って帰るしかなかった。



436一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:22:11
家に着いたのは結局学校を出て二十分と少し経った頃だった。
あんな雨の中、二十分も外にいたらもう体は冷えきって、精神的にも軽く鬱になるくらいずぶ濡れになっていた。
「うぅ、へ、へっ、へくちっ」
深夏がかわいく嚔をするが、それにいちいち対応するのも億劫になっている。
とはいえこのままでは絶対風邪を引いてしまうし、せめてバスタオルを取ってこようと思い、靴を脱ごうとする。
「深夏、ちょっと待っててくれ。バスタオル取ってくる」
「うん、な、なるべく早くな」
深夏は両肩をさすりながら、体を温めてる。見ればツインテールも水を滴らせて、しんなりしている。なんだかいつもとは違う元気のなさそうな雰囲気を漂わせていた。
バスタオルを二枚取ってきて、一枚は自分の頭に被せ、もう一枚を深夏に渡す。
これは風呂も沸かせた方がいいかな、と思い風呂を沸かすシステムパネルの前に立ちそこで時間を見てある事柄に気づく。
「あ…………ああっ!?」
「どうしたー?」
深夏があっけらかんとした声で言ってくるが、俺の頭にはまるで入ってこない。
「……深夏、ごめん、すっかり忘れてた」
「? なにを?」
「今日、下水道工事だから、後三十分くらいで、断水だわ」
「ふ〜ん……え?」
「いや、だから、後ちょっとしたら風呂にも入れなくなる」
 「……や、そ、それはまた、大変だな」
 「大変だな、って他人事だな。おまえだって風呂入りたいだろ?」
 「いや、まぁ、入りたいけど」
「今から風呂を沸かして、だいたい十分ちょっと。だとするとやっぱり一人入るのが限界かな……」
俺がそう呟いていたのを敏感に聞き分けていたのか
深夏が口出しする。
「じゃ、ほら! あたしが先に入ってちゃっちゃと出るからさ!」
「それじゃカラスの行水だろうに。逆に風邪引く要因になりかねないぞ」
一人一人が少ない時間はいるよりも、一人入れなくてももう一人はちゃんと風呂に入れた方がいいだろう。
っていうか深夏の入浴時間を奪ってまで自分が風呂に入りたいとも思わない。
「じゃあ、今から風呂入れるから、深夏だけ入ってこいよ」
「は? いや、何でそんなことになるんだよ!」
「そうでもしなきゃ、おまえが風邪ひくだろ」
「はっ、あたし風邪をひく? そんなことあるわけねえだろ」
「立派に去年風邪ひいてただろーが」
「あっ、あれは熱を出してて休んでてただけだ!」
……それは風邪とどう違うんだろうか。
「とにかく、俺より深夏の方を優先させるのは当然だろ。っていうかこんな事で言い合いをしているのが不毛だ。深夏が入ってこい」
「なっ、そ、それだったらあたしだって同じ事が言えるぞ! あたしだって鍵に風邪ひいてほしくないし、あたしだけはいるのだって不公平だ!」
「別に不公平じゃないだろ? お前なんて見るからに寒そうにしてるわけだし。別に変な意地を張んなくてもいいから」
「へ、変な意地ってあたしからしたらすっげえ大切なことなんだぞ! 鍵だってあたしのことを心配してるからこうやってあたしに風呂は入れって言うんだろ? あたしだって同じだ。鍵のこと心配してるから、入れって、ふ、ふぁっくしょん!」
「ほら見ろ。どこからどう見たって風呂を必要としてるのはお前の体だろ」
「さ、寒くなんかない! い、今のはちょっと、間が悪かっただけだ!」
「もう言い訳っていうか、ただの駄々こねてるみたいになってるぞ」
「だって、鍵が我慢してんのだってあたしはわかるぞ!」
ズズズと鼻をすすらせながら深夏が鼻声で言う。
「別に我慢なんかしてねえよ」

437一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:22:42
そう言った瞬間にピロピロポーンと軽快なお湯が沸いた音がした。いつの間にか10分経っていたようだ。
「ほら、風呂沸いたぞ」
「うっ、じゃ、じゃあ、せめてじゃんけん! じゃんけんで決めろ!」
「いいけど、お前じゃんけんして負けたら素直にはいるのか?」
「ふっふっふ、あたしは負けねーからそんなことを心配しても無駄だぜ鍵。ここでじゃんけんに勝って、鍵には風呂に入ってもらうからな!」
「はいはい、でもおまえが負けたらお前が入るんだぞ」
何だろうこのバカップル臭。あと超絶にフラグ臭もする。
「「じゃあ、じゃーんけーん」」
「ポン!」
俺→グー
深夏→チョキ
「…………」
「…………」
ここまでフラグが都合よく立つなんて今時の緩いエロゲーにすらないと思う。
「さ、三回しょーー
「三回勝負なんて言ったらグーで殴るぞ」
俺が深夏をグーで殴っても逆にカウンターされそうだけど、深夏の言葉を先に遮ってそういう。
「……っ、もういい! 鍵なんか風邪ひいても看病してやんないし、知らねえからな!」
深夏はそう言い捨てて風呂場へと駆けていった。
「……ふぅ」
ようやく行ったか。
いや、ごめん。いろいろと俺嘘ついてた。
いや、何かって言うとね?
さっきから背筋のゾクゾクとか体中のだるささとかが止まらないんですけど……っ!
もう明らかに俺は風邪引いている。改めて確認しなくともそれが分かる。
正直な話、今風呂は行ったら逆に具合が悪くなる。ぶっちゃけそういう理由で深夏に風呂を譲った理由の方が大きいかもしれない。
ビショビショになっている制服を脱いで全身を拭く。
その仕草でさえ体がいうことを聞かず、体の節々が少しだけ痛みを訴える。
リアルに風邪の症状が俺の身に降り懸かっていることを今更ながら自覚する。
「はは、は……これじゃどっちが体に気をつけろって話だ」
声もすでにガラガラだ。
まあ、だからこそ深夏に気をつけてほしかったという事もあるんだが。
引き出しから風邪薬を出す。それを水道水と一緒に飲みほす。
水が喉の中を通るその一瞬だけ痛みを覚えるけど、すんでしまえばどうという事もない。
虚脱感がとたんに体中の細胞に襲いかかる。
いろいろしなくちゃならない。家に帰ってきたからってそれで安心なわけではないし、夕飯の支度だとかいろいろ家事が残っている。積みゲーも残ってるから片づけたい。 こういう体が弱っているときこそ、男はエロが増す。
「いやいや、アホか」
今この状態で液晶画面なんざ見たら、まず間違いなく頭の中が頭痛的な意味で破裂するだろう。
ただの家事でさえ体がいうこと聞くかも分からないのに、それは自殺行為に近いことだろう。
自分の脱いだビショビショに濡れた服を抱えて、洗濯機と乾燥機の中に入れるために更衣室のドアを開ける。
ガラッ
「ふぇっ?」
中から深夏の声がした。いや、当たり前の話ではある。今から深夏は風呂に入ろうとしているのだから。
髪の毛のリボンはほどいてある。しかし雨露のせいで髪の毛は固定されているみたいになっていてリボンをつけてもないのにツインテールみたいになっている。
ほとんど服は脱いでしまっているみたいで、今まさにパンツを脱ごうと下着に手をかけている次第。それ以外の深夏の肌は全て晒されている。

438一星龍 ◆ge7VYjoSAc:2013/04/29(月) 15:23:12
「う、うあああっ、うわああああああああああああああああああああああああっ!」
音もなく、影もなく、俺の顔面に深夏の拳が飛んできた。
鼻と口を的確に潰したせいか俺の声は変な声に、いやそもそも出せなかった気がする。
「おもっ……ぐぷっ!!」
そのまま、体が宙に浮き廊下の壁にめり込む。
すぐに深夏はドアを閉めて、ドア越しに俺に罵声を浴びせた。
「け、鍵のバカ! バカ! は、はじめからこれが目的であたしに風呂はいらせようとしたんだな! 最低だ! ほんとバカ! 死ね! もう、鍵なんか死んじゃえ!」
いや、そんなつもりはない。……と言おうとしたところで違和感に気づく。
声が出せないことに気づいた。今の深夏のパンチが原因ではなく、この感じは喉が風邪にやられたんだと思う。
そのせいとは云え無言だったのがいけなかったのか、深夏は何も言い返さない俺に。
「まさか、ほんとにそういう目的なの、かよ。何も言い返さないのは、ほんとにお前……」
違うんだ、と言おうとしても喉が言うことを聞かず空気が掠れたような音しかでない。
そのまま深夏は失意の表情をしたまま風呂の扉を開けて、中に入ったようだが、これはマジでやばい。
久しぶりに深夏を本気で怒らせてしまったかもしれない。とはいえ、この喉のことを話したら逆に風を隠していたことで怒られそうな気もする。
風邪でただでさえ弱っているこの時に、精神的にも肉体的にも憂鬱になり、気が滅入る事態が上がり込んだ。




新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板