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SS練習スレ2

725ストレイドMk‐Ⅱ:2017/08/03(木) 20:50:40 ID:qaPnteDI
―――――それから数週間後 ラインアーク

「では、遂に?」

「ああ、用意が整った。あとは機動部隊の人員さえ揃えば、第3特務遊撃隊が始動できる。」

ラインアークの一室、レイと黒木が話し合っていた。

「ですが、あの艦の指揮は誰が?」

レイの問いに対し黒木は

「私が取る。SX‐Ⅲもしばらくの間はオーバーホールで動かすことが出来ないからな。」

そう言うと黒木はレイに書類の束を渡す。

「これは?」

「クラナガンにいる元Gフォースの隊員たちの資料だ。彼らを召集する。」

黒木の言葉を聞きレイは資料に目を通し始める。

そこには、かつて同じ第2大隊で戦ったマリーダ達や元第5大隊のミハエル・ブランなどの姿があった。

そして

「シン・・・」

シン・アスカ、彼も召集対象であった。

「彼らの機体は未だに奪還できてはいないが、量産型ゲシュペンストMk‐ⅡのサイコミュカスタムやVF-0カスタムを手配してある。」

そう言って、手配した機体の資料をさらにレイへと手渡す。

そしてレイは受け取った資料を目を通すとある機体の資料に目をとめる。

「これは・・・」

そこに記されていたのは

「ゲシュペンストMk‐Ⅱカスタム?」

サイコミュカスタムとはまた別の性能を向上させたゲシュペンストのカスタムモデルの資料だった。

「アスカ中尉と君用に手配したものだ。君のレジェンドはしばらくはオーバーホールで動かせないからな。」

「なるほど、これならば」

そこに示されている性能にはレイも頷いた。


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