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SS練習スレ2
713
:
ストレイドMK-Ⅱ
:2017/02/04(土) 03:02:48 ID:qaPnteDI
―――シンの自宅―――
「シンジィ!!」
その叫びと共に天井に向けて伸ばされた手を見ながら、シン・アスカは目を覚ました。
「・・・・・・クソ、またあの時の夢か・・・」
天井に伸ばしていた右手で顔を覆いながらシンはため息を吐くかのように呟いた。
「・・・飯にするか・・・」
どうにもならない夢の事はいったんおいておく事にしたシンはすでに正午を回っている時計を見ながら呟いた。
―――クラナガンでは役1年前の大規模怪獣災害の爪痕は今も言えることはなく今もなお、被害地域の復旧のめどは・・・
ピッ
―――管理局本部前では今日も、旧管理局独立特殊治安維持及び対巨大有害生物対応課ことGフォースの引き起こしたクラナガンでの戦闘行為による被害者の遺族によるデモが・・・
ピッ
―――彼らのことを世界のために戦った勇敢な戦士たちだという人もいますが、彼らGフォースは管理局の質量兵器の排除という崇高な理念に反しており・・・
ピッ
―――私はねぇ、常々思っているんだけど。実は本当に悪いのはあのGフォースって人たちなんじゃないかねぇ?だって彼らは元軍隊出身の人殺しの犯罪者みたいなものだろ?
ピッ
―――管理局とヤプール帝国との講和条約締結から今日で1年が経ち・・・
ピッ・・・プツン
「俺たちは・・・俺たちは何の為に戦ったっていうんだよ!!!」
テレビを消すと同時にシンの右手の拳がテーブルにたたきつけられた。
「・・・くそ、くそ・・・・!!」
どうしようもないやるせなさと怒りがシンの中を焦がす。
ここ数日での旧友の来訪や今でも戦い続けている親友や仲間たちの存在がそのやるせなさをより強いものにした。
シンは、こんな日に限ってバーが定休日なのを我ながら恨めしく思った。
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