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SS練習スレ2

694ストレイドMK-Ⅱ:2015/10/23(金) 20:33:29 ID:LJcYaKEQ

G5‐IXAの姿にライオンファンガイアは驚く

それもそのはず、その姿は元の世界で戦った仮面ライダーイクサの姿に酷似していたからである。

「くらえぇぇぇぇぇ!!!」

驚くライオンファンガイアの隙を突くようにG5‐IXAは距離をつめ、ベルトにナックルフエッスルをセットし、イクサナックルにエネルギーをチャージすると

「ブロウンクン・ファング!!」

G5‐IXAの必殺技の一つであるブロウクン・ファングをライオンファンガイアの腹部に思い切り叩き込んだ。

「ぐぅぅぅ!?」

ブロウクン・ファングの直撃に耐え切れずライオンファンガイアが吹き飛ぶ

「フ・・・フハハ・・・ハハハハハハハハハハ!!!」

倒れた状態のライオンファンガイアが狂ったかのような笑い声をあげる。

「楽しいぞ!こんなに楽しいのは初めてだ!!」

立ち上がったライオンファンガイアはとてもうれしいそうにG5に言い放つ

「さぁ、続きだ!もっと俺を楽しませ「いけませんよルーク?」なに?!」

ライオンファンガイアが再度、戦闘態勢をとろうとした矢先、突如現れた黒いロングコートをはおり、眼鏡をかけた長身の男の声にさえぎられる。

「ビショップ!何故止める!?」

ライオンファンガイアは突如現れた男ビショップの行動に不満の声を上げる

「王のご命令です。約定がある以上あまり身勝手な行動は”まだ”とるなと」

ビショップがライオンファンガイアに説明すると

「・・・王の命令では仕方ない。従おう。」

ライオンファンガイアは了承の意を示す

この状況にシンは状況が飲み込めずにいた

自分のわからない話が目の前で進められているのもそうだが、突如現れたビショップから凄まじい殺気を向けられていた。

「さて、人間。ここは引いてやる。だが、次に私と会ったときは・・・その気にいらない仮面をぐしゃぐしゃに破壊してやるよ。」

そう言い残すとビショップは人間態へと戻ったルークを伴い闇の中へと消えていった。

「なんだったんだあいつら・・・」

変身を解除したシンは自分の想像していた以上に事態が大きい事になっている事を感じつつ、ビルの間から見えるミッド・チルダの夜空を見上げていた。




いくつもの世界と可能性は折り重なり、それは、どうしようもない大きな渦となり

人々はそれに気付かぬまま飲み込まれていった

シンやGフォースの面々、それに協力するものたちも例外ではない

彼らが後にそれに気付いた時には、既にその流れを止めるには手遅れだったのだから。


――――――レイとシンの再開まであと5日


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