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SS練習スレ2

691ストレイドMK-Ⅱ:2015/10/23(金) 20:25:25 ID:LJcYaKEQ
「まぁ、この仮面ライダーについては正体も解っているから問題は無い。問題なのは・・・」

「ああ、この怪人の方だろ?」

士の様子から海東も察していた

「この世界ではすでにオルフェノク、ファンガイア、ドーパント、ヤミー、ロイミュードの出現が確認されている。それに加えてこいつらだ」

士はそう言うと懐から数枚の写真を取り出し海東に渡す。

「おいおい、士これって!?」

写真に写っていた怪人の姿にさしもの海東も驚きを隠せなかった。

「カイザー・グロウ、グランザイラス、フィロキセラワーム、オーバーロード・レデュエそして・・・」

「ジェネラルシャドウ・・・か。ずいぶん豪華な面々だね」

海東はそう言うとそれらの怪人の写った写真をカウンターにおく

「で?この面々が何をしてるんだい、士?」

今度はこちらの晩といった風に海東が士に尋ねる

「わからん」

「は?」

士の即答にまるで理解の追いつかない海東は怪訝な表情を浮かべる。

「この世界に現れると同時に方々に散って行きやがったからなぁ、まだ調査中だ。」

それを聞いた海東も納得がいった表情になると、今度はシンの方に顔を向けて口を開く

「士の方の事情は了解したよ。で、この世界の仮面ライダーとしてはどうするつもりだい、シン?」

そういうとグラスを磨くシンもやや表情を変える

「何だ、気付いてたのか?」

シンもややぶっきらぼうな感じで海東に言い放つと

「とりあえずは士の調査報告待ちかな。でも、こんだけ色んな怪人が来るってことはやっぱり相手は・・・」

シンはそこまで言うと士の方に顔を向ける

「ああ、十中八九、大ショッカーか・・・もしくは・・・バダン・・・。」

シンと海東には、最後の部分だけは聞きとれなかったが、ショッカーの名前には二人とも納得がいっていた。

「確かに、こんだけ多種多様な怪人を送り込んでくるとしたら、まぁショッカーに目をつけるのは当然だよねぇ。」

「ああ、いくらなんでも怪人に共通する点が無さ過ぎるからな」

そう言うとシンはグラス磨きをやめると棚から自分用のグラスを取り出し水を注ぐ

「でも、シンが変身してるこのライダーってさ、やっぱり前に士がGフォースに提供したデータを基に作ったんだろ?」

水を飲んでいるシンの手が止まる

「まぁ、な。それに今のラインアークにはライダーの技術に詳しい人がいるからな。」

グラスを置きながらシンがそう言うと

「ああ、あいつか。俺も以前ラインアークであいつを見たときはさすがに驚いたぞ。」

士もやや引きつった笑いを見せる

「君たちがそう言う人物っていったい・・・」

海東もやや困惑気味になるが

「まぁ、今度ラインアークに言ったときに探してみるんだな。多分俺達の反応の意味が解るから。」

シンがそう言うと海東は肩をすくめる

「機会があったら確かめてみるよ。」


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