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SS練習スレ2
664
:
ストレイドMK-Ⅱ
:2014/10/12(日) 01:51:34 ID:3Ye5UJJE
―――防衛線・ポイントWフィールド―――
「メインエンジン被弾!!操舵不能!アーガマ、高度維持できません!!」
総舵手の叫びとがブリッジに響くとほぼ同時に
「総員対ショック姿勢!!何でも良いから手近な物に捕まれぇ!!」
その数秒後、アーガマ改が地上に墜落する。
「ヘンケン艦長!!?エニアクル少佐、アーガマの援護に回れるか!?」
「了解だシャア大佐。第3デストロイド中隊はウルフ隊に着いて来い!オブライト、援護は任せるぞ!?」
「了解です、ウルフ隊長。」
その言葉と共にウルフの駆るGバウンサーとジェノアスOカスタムを先頭にデストロイド中隊がアーガマに取り付き、防衛陣形を取る
「アーガマはこれでいい、アムロ、スミルノフ大佐、そちらの状況はどうか?」
シャアは乗機であるサザビーとサブフライトシステムを巧みに操り、襲い繰るギャオス・クローンや小型レギオンをビームショットライフルと腹部の拡散メガ粒子砲で片っ端から叩き落し、至近まで接近する敵はビームトマホークソードで切り捨てていく。
「シャア、どうする?このままでは部隊も艦隊も持たないぞ!?」
アムロはシャアからの通信を聞きつつ、この完全に逃げ場のないこの状況を打開する手段を模索しながら戦闘を繰り広げていた。
既に残段のなくなったニューハイパーバズーカを放棄し、代わりに撃墜された味方のリゼルから回収したメガビームランチャーと自前のビームライフルを駆使し、敵を撃墜していく。
「こちらの機動部隊は何とか持っているが、歩兵部隊と戦車部隊と航空機部隊の損耗がかなりひどい状態になってきている。シャア大佐、このままではアムロ少佐の言うとおり皆が持たんぞ!?」
セルゲイもまた乗機ティエレン全領域対応型を駆り、GNライフルとジンクスⅢ用のGNランスを持ち前の操縦技術で駆使して群がってくる雑魚を蹴散らしていく。
彼らMS隊のトップエースたちの奮戦もありかろうじて戦線が維持できてこそいるが、既に戦局は限界に達しつつあった。
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