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SS練習スレ2

66シンの嫁774人目:2011/10/21(金) 00:31:19 ID:BJrvEIZ.
場面は再びアーモリーワン内の商店へ戻る
「漫画読まない俺に漫画を買って来いと言うお前の方がどうかしてると思うぞ!」
「んな事言ったらピアノ触った事も無い俺にピアノの何か良く分かんない物買ってこいって言ったレイはどうなンだよ! 俺はちゃんと言われた物買ってきたぞ!?」
そんな事を他の客もいる店の中で人眼も憚らずに言い合っていると、見かねた店員が二人の近くに来て注意をする
「あのぉ・・・お客様」
「「何!?」」
「他のお客様のご迷惑になりますので、もう少し静かにして頂けませんか?」
周りを見渡せば、同じ様に買い物に来た人々がゴミを見るような目でシンとレイを睨んでいる
「「あ...」」
非常に気まずい雰囲気の中、止まってしまった会話を続ける為にシンが先に言葉を発した
「・・とにかくレイはコートニーの買い物済ませて来て」
「・・・分かった」
そうこうして買い物を終えた二人はレジで精算も済ませた
「やっぱ凄い量だな」
「そりゃ罰ゲームみたいな物だしな 有り得ない量になるのも仕方ないんじゃないか?」
積み上げた商品の山を見ながら二人が呟く、二人で頑張った御陰でスムーズに終わったがやはりすごい量になってしまった
「これバイクに積めるかぁ?」
「荷造り用の網やらサイドカーまで持ち出したんだし行けるだろ」
後はこれをそれぞれリーカとコートニーの部屋に置いてくれば買い出し終了、後は自分達の好きなように遊びに行ける
「んで今何時?」
「11時半 ちょうど昼飯前だな」
「まだ昼になってないの? それじゃ飯食ってから帰るか、荷物置いてから飯食いに行くかどっちにする?」
「さきに荷物を片づけてしまおう」
「それじゃ一旦帰るか」
そう言うと商品をビニール袋に詰め込み両手に袋を持ち二人は店を後にする。
自動ドアが開くとその先にはアスファルトの道路 レンガの歩道 休日の昼という事で賑わった街が見える 気象や温度、時間まで管理できるスペースコロニーが、熱くも寒くもなく丁度良い気温とポカポカとした日光の、実に喉かで平和な光景を作りだしている。往来を通る人々の楽しそうな笑顔や他愛も無い日常会話を見ながら歩いていると軍人である自分達も開放的な気分になってくる。だというのにこのまま無言で帰るのは余りにも勿体無い。だから自分達も買い物帰りにする他愛も無い会話を始めるべきだ。


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