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SS練習スレ2

655ストレイドMK-Ⅱ:2014/07/20(日) 00:10:00 ID:Mo4P56h6
―――ラインアーク某所

??『曹長、例の手紙はどうなった?』

通信モニター越しに男がキリコに尋ねる

キリコ『アンタの指示どおり、中尉に渡してきた』

対するキリコは簡潔報告を行う

??「そうか、ならいい。」

男は一旦、一呼吸置くと

??『曹長、作戦決行のときは近い、君には悪いが、また戦場に出てもらうこととなる。』

男は申し訳なさそうにキリコに言うと

キリコ『・・・いつものことだ。あんたこそ、へまをして作戦前に捕まらない事だ、黒木特佐。』

黒木『フ、相変わらず口の減らない男だ。ではな、曹長、また近いうちに合おう』

黒木はそう言い残し、通信を切った

????「特佐も相変わらずそうだな。」

先ほどからこの通信室にいた二人のうちのひとりが声を上げる

????「レイヴン茶化さないの。それより、キリコ、シン君のほうはどうだったの?」

もう一人もキリコに問う

キリコ「やはり、以前に管理局側からの接触はあったようだ。」

キリコがそう言うと、『レイヴン』と呼ばれた男はあごに手を当て、考えるそぶりを見せると

レイヴン「やはりか・・・キリコの異能に、俺のドミナント因子、それにシンのSEED・・・管理局め、一体特殊能力者を狙ってどうするつもりだ?」

レイヴンが思案する中

キリコ「イェルネフェルト博士、あんたはどう見る?」

キリコはもう一方、の女性『フィオナ・イェルネフェルト』に言葉を向ける

フィオナ「わからない、ただ、何かいやな予感はするわ・・・」

キリコ「・・・」

この時、このフィオナの予感が当たることをまだこの時彼らは知る由も無かった。



シンの知らぬ場所で、事態は加速し続けていく

これから起こる戦争の中心に『シン・アスカ』という存在を誘うために

運命の歯車は見えないところで確実に回り始めていた。


――――――レイとシンの再開まであと6日


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