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SS練習スレ2

64シンの嫁774人目:2011/10/21(金) 00:25:31 ID:BJrvEIZ.
「レイ! 起きてるか!?」
「・・・誰・だ・・」
親友レイ・ザ・バレルが電話に出ると、シンは少し安心したの近くに有った機材の上にドカッと腰を下ろす
「俺! シン!」
「・・・朝っぱらから・・何の・用だ・・シン・・・」
電話に出たレイ・ザ・バレルが眠そうに返すのも無理ない、何せ今の時間は朝の6時 今しがたジャンケンをした3人以外の人間はほぼ全員眠っている時間だ
「眠ってるとこゴメンな レイ」
「・・・お前非常識という言葉を知ってるか?・・・それで何の用だ・・・」
「ホンっとにゴメン でレイって今日ヒマ?」
「特に予定は無いが」
「じゃあ話が早いわ 買い物付き合って!」
「嫌だ」
一言で拒否するレイにシンも懇願する
「即答!? そこを何とか!」
「・・・一応聞くが何が有った?」
「いや実はさぁ-」
そういうとシンはこれまでにガレージ内で起こった事の顛末をレイに説明する
「つまりお前の罰ゲームの尻拭いを俺に手伝えと?」
「そっ」
「もう一度言うぞ? 嫌だ」
「だからそんなこと言わずに頼むよレイお願い!」
シンの必死の懇願にもレイは呆れた口調を変えずに答える
「こっちは気持ち良く寝ていたというのに、よくまぁそんな事で叩き起こしてくれたな」
「ホンットにゴメン でどうすれば手伝ってくれる?」
既にレイの意思とは関係無しに手伝う事が決定し、交渉の段階に入っているがこういう事は強引な位で丁度良いのだ
「そもそもなぁ、何故あの二人に俺達がジャンケンでどっちが買い出しに行くのか決めている事を教えた?」
元々この買い出し決めのジャンケンは3人が決めた物では無くレイとシンがやっていたゲームなのだ
「いや教えたというか、バレたというか」
罰ゲームと言っても二人でやる分にはあまり問題は無い、どちらが負けても自分の買い物のついでに少し寄り道をすればそれで済む話なのだ、しかしこれが3人になると話が変わってくる。寄り道のまた寄り道をしなければならず荷物も増える訳だから、同じ距離の移動でも掛かる労力は違う。


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