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SS練習スレ2

624ストレイドMK-Ⅱ:2014/04/12(土) 23:47:51 ID:PPEgVHlI
ヤプールの侵攻部隊に対し、Gフォースは今まで戦いで敗北を重ねていた管理局とは違い、優秀な戦闘部隊とそれを指揮する優秀な指揮官、そして何よりも隊員たちの豊富な実戦経験により、その極めて強力なヤプールの軍勢に対して連戦連勝を誇っていた。

しかし、ヤプール軍の先発部隊を撃退し、戦線が有利になるにつれてとある事象が発生した。

質量兵器によって有利になった戦局を快く思わない魔道士たちや、質量兵器そのものを禁非している一部の市民たちによるGフォース本部に対しての暴動が発生する。

しかし、そのときの本部は主力部隊が出払っており、防衛部隊だけが残っている状態であったが、それが悲劇へと繋がる。この暴動が発生したとき既に管理局上層部はヤプールとの裏取引を行っていた。後に、シンが聞いた話によると、このときの暴動も管理局上層部が引き起こしたものだったという。

その暴動の際にGフォース本部上空に突如ワームホールが開くと、そこから突如ヤプールの軍勢が出現し、一帯への無差別攻撃が行われたのである。それにより、多くの民間人と管理局の職員に死傷者が出てしまう。更には、暴動の対応に追われていたためにスクランブルが間に合わず、本部の防衛についていたパング・ハーキュリー大佐率いる第8混成機動大隊は出撃する間もなく壊滅。更に、本部施設もほぼ全壊となり、当時Gフォース本部にいた隊員のうち9割が死亡するという凄惨極まりない結果となった。

この本部の異常に対していち早く戻ってくることができたのは、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア大佐率いる第2混成機動大隊。MS、AT、KMF、ACで構成された機動力と展開力を重視された部隊であり、当時シンやジナイーダが所属していた部隊でもあった。

ルルーシュの指揮に加え一帯の惨状を目の当たりにした隊員たちの怒りに火を着けてしまったということもあり、ヤプール軍は凄まじい勢いで撃破される。しかし、その後に待っていたのは、管理局からのテロリスト認定と今回の被害に対する責任の追及に加え、民間人からのバッシング、そしてヤプール軍からの波状攻撃だった。

各世界に散っていたGフォース各部隊は本部の壊滅に加え、管理局の敵対、更には孤立無援となってしまった状態でX星人やゼントラーディー率いるヤプール軍の波状攻撃にさらされ、その戦力を消耗し続けていた。

シンの所属していた第2混成機動大隊もヤプールからの波状攻撃を受けるだけにはとどまらず、ミッドチルダに帰還していた際に事件が起きたことが災いし、管理局の部隊からも追撃を受けることとなっていた。

そんな中、更にGフォースに対して追い討ちをかけるように、司令官であるトレーズ及び、副司令官のジャック・Oら2名が逮捕され失脚し、Gフォースはその後ろ盾自体を失ってしまう。

この事態に対して、第2混成機動大隊指揮官のルルーシュ大佐は、次元転移システムの強行使用を行い、どうにか散り散りとなった第1〜第7大隊までの全部隊との合流を果たす。

しかし、その矢先ヤプール軍はGフォースに対して総攻撃を開始、対するGフォースは撤退が困難であることを悟り、手負いのまま背水の陣を敷き、ヤプール軍に対して決戦を挑む事となった

この戦いにおいて、Gフォースとヤプール軍の戦いは熾烈を極め、多くの隊員たちが命を落としたが、Gフォースはこの戦闘に辛くも勝利する。

しかし、その戦闘の果てにGフォースをまっていたのは間力の部隊による包囲網だった。これに対し、既に限界を超えていたGフォースは管理局からの投降勧告を受諾。その後生き残っていた隊員は拘束され、各員の搭乗機体も厳重な封印処置が施されることとなった。

後に、Gフォースは解体され、多くの隊員はそのまま管理局を離れることを条件に無罪放免とされ、管理局に残ったものは無罪放免の代わりに閑職へと追いやられることとなった。しかし、各大隊の指揮官たちはそういうわけにも行かず、現在もまだ管理局に逮捕され、その身柄は未だ行方知れずのままであった。


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