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SS練習スレ2
622
:
ストレイドMK-Ⅱ
:2014/04/12(土) 23:43:40 ID:PPEgVHlI
シンはそこで一呼吸置くと
シン「あの戦いで侵略してきたやつらは結局のところ管理局の上層部と繋がってた。本来、あんなやつらから平和を守らなきゃいけないはずの管理局が、あの時まともに戦おうとしなかったのは上の連中が自分たちの保身のために世界を売ったんだ。」
シン「俺は・・・そんな連中が許せなかった。だからあの時、トレーズ指令からの誘いに乗ってGフォースに参加したんだ。けど・・・・・・」
そこでシンは言葉に詰まる。対してジナイーダもシンが次のことを吐き出すのを無言で待っていた
シン「あの戦いが終わって、ようやく平和になると思ったけど、違かった。トレーズ指令が失脚させられて、Gフォースが解体され、みんな散り散りになると同時に、再びあいつらが仕掛けてきて・・・何とか撃退できたけど・・・たくさんの被害が出た・・・」
シン「その上、今度は味方の筈の管理局や民間人からの酷いバッシング・・・もう、それで俺にはわからなくなった・・・。何のために戦うのか、何を守ればいいのか・・・だから、俺は・・・戦いに背を向けちまったんだ」
酷く悲しそうにシンは言葉を吐き終えたところでジナイーダ以外の声が割ってはいる
セレン「なるほどな、それがお前がGフォースを去った理由か」
ジナイーダが声のするほうを向くとそこには個室の入り口付近にもたれかかるセレンの姿があった
ジナ「セレン・・・」
セレン「帰りが遅かったのでな・・・様子を見に着てみれば・・・」
そう言うとセレンはジナのほうに歩み寄る
セレン「そのバックは私が持って言っておこう、年下の面倒を見るのは、年長者の務めだ」
そう言ってジナイーダから縛を取り上げると、再び部屋のほうへと向かっていく
ジナ「すまない、セレン・・・」
セレン「何、気にするな。それとシン。」
今まで黙っていたシンがセレンのほうへと向く
セレン「今のお前はまだ迷っているだけだ、だが、いずれは出さねばならんぞ、お前の答えを」
それだけ言い残し、セレンはフランの介抱のために個室へと消えていった
シン「俺の答え、か・・・」
そこでシンは思い返す、先の大戦のことを
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