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SS練習スレ2
592
:
555
:2013/12/17(火) 19:38:39 ID:t.U0Xcao
遊戯王ZEXAL V DESTINIY
モビル ソルジャー
第2話『赤き闘士vs紅き戦士 起動!「MS」!!』
―――――『バリアン世界』
「おーーい、アコルー!どーこだー!」
バリアン世界の何処かで何処か間の抜けた呼び声が響く
血のように赤黒いローブに身を包むアコルのそれと違い、炎のような紅いローブに身を包む少年の名は『アリト』
アコルを探して疲れという物を知らないように声を挙げている。その声に呼ばれた本人がアコルがその声に気付かないわけが無く
疲れ気味のアコルがアリトの前に現れる
「何だよアリト、五月蝿いぞ」
「おっ、居た居た!」
「ったく、今疲れてるんだからな。用なら後にしてくれよ・・・」
「デュエルしようぜ!」
「聞けよ」
アコルの言葉など聞いていないかのようにデュエルを申し込むアリト。
このバリアン世界では半ば定番と化している光景だ
アコルとアリト、そしてギラグ。この3人の仲の良さは七皇や『アコルの仲間』全員が知っていることである
直情的な性格であるアコルとアリトは元々気が合うのだろうし、そんな2人をギラグが諌めているうちに仲良くなったのである
暇があればよくデュエルをしているし、デュエルでなくとも世間話などを良く行っていた。
「だってよ、ギラグの奴は人間界に行ってんだぜ?だったらお前とデュエルするしかないだろ」
「今この世界がやばいってのに気楽だなお前・・・」
「まあ慌てたって仕方ぇし、俺はいつも通り本気で楽しくデュエルができればそれでいいんだよ!」
(言い切ったなコイツ・・・)
笑顔で語るアリトに呆れながらも―――
(断れない俺も、とんだお人よしだな・・・)
と、満更もない様子である。そこがアリトの良い部分であると理解しているからだ
最もそんなことを口に出すと何を言われるかわからないので口には出さないが
「まぁいいさ。でも本当に疲れてるんだからな?1回だけだぞ?」
「おいおい、そりゃないぜアコル! 一回と言わずに10回位やろうぜ!」
「ふざけんな!疲れてるって何度言わせんだお前!」
『いいじゃねーか!』『ふざけんな!』 と延々と子供のように言い争っている二人
やがてアリトの方が根負けしたように
「ちぇっ・・・、しょうがねぇなぁ。じゃあ今度はちゃんと付き合えよ?」
「ったく・・・、わかってるよ」
アリトが渋々ながら納得したのを見て内心ほっとしているアコルは左腕から機械でできた翼の様なものを展開しデュエルを開始しようとする
これがアコルのデュエルディスク。今の彼が知る由もないが、かつての彼をよく知る者が見れば間違いなくこう思うだろう
『デスティニーの翼とそっくりだ』と
(まあ、疲れてるとは言え友人とのデュエルだ。気合を入れないわけにはいかない。)
「よし、じゃあ始めるか!」
「おっし!全力で行くぜぇ!」
アリトの方も準備が整っているようだ。燃え上がる炎の様なデュエルディスクを既に展開している
互いの闘志は最大限に高まり、デュエルに対する気合も十分。
いざ、デュエルが始ま――――――――
「「デュエ『ちょーっとまったー!』―――ルゥ?」」
――――――――らなかった
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