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SS練習スレ2
542
:
通りすがりの名無し
:2013/10/03(木) 22:07:53 ID:N1ONnryg
見上げる視線の先に映るのは、蒼海のような空と、その広大な青を泳ぐ純白の雲。
この町の名前の由来でもあるらしい、まっさらな色の『白』、自由気ままに移っていく雲を見つめる。
今日、この日から彼もあの雲のような、自由な旅が始まるのだ。見たことも聞いたこともない、不可思議であり夢と希望にあふれるこの世界で。
「さぁ、いくぞ!」
「ガウ!」
彼は、シン・アスカは、自分の世界とは異なる世界で、旅を始める。
人と、不思議な生き物『ポケモン』が共存する世界で。
事の始まりは、数日前だった。
第一話『シン・アスカ―ポケモンの世界へ―』
「………ッ」
気絶していたシンは、意識が戻った直後に襲ってきた痛みによって、頭が覚醒に導かれた。
うっすらと目を開けると、そこに広がっているのはただただ無限にも思える黒と、無数の命を奪う閃光ではなく、穏やかな緑があるだけである。
「……は?」
あまりにも理解が追い付かないため、出てきた言葉はかすれたような声。自分は明らかに宇宙にいた。
にもかかわらず、目の前に映るのは、木、木、木、木の大群。ここが森の中だと知るには一目瞭然だった。
おもむろにパイロットスーツのヘルメットを外す。外にはしっかりと空気が存在し、森の中であるからなのか、どこか清々しい気持ちを与えてくれる。
が、当人には更なるパニックの要素にしかなっていない。
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