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SS練習スレ2
514
:
凍った鈍器「コードン」
:2013/08/18(日) 17:12:42 ID:xFgOfP4s
マジョリーナの命令に頷き、胴体の輪投げを射出する。
狙いは無差別。
この攻撃にはさすがに全員驚愕し回避に移るが、
「しまッ……!」
辛うじて避けられたがすぐ横に着弾した衝撃に体制が崩れるバッドビューティ。
その時だ。
鎖が切れ、五つの宝石がバッドビューティから離れ各々が宙に待ったのは。
それを視認したBEプリキュア達は怒りを孕んだ視線をアカンベェに集中させる。
『何てことするのよ!!』(すんのや!!)
BEプリキュア達の掌から発するビームがアカンベェに直撃し数メートル程吹き飛ばした。
それを最後まで見届けることはせず、宝石へと五人が駆ける。
『主』の大切な宝石を地面に落とすわけにはいかない。
(((((間に合え!)))))
オリジナルより低い能力、そう感じさせないほどの加速。
散らばった宝石をBEプリキュア達が辛うじて手にした時だ。
『!?』
突如脳内に映し出された映像、ノイズ塗れの中で視認できたものがたったひとつだけあった。
―――あれは、『ご主人様』……?
鮮明に見ることは不可能だが、緑色の鎧を纏い、背に二つのポッドを装着している姿は確かに彼女たちの『主』の姿をしていた。
だが違和感を感じる。
鎧のデザインがわずかに違うような―――
『―――ッ!?』
刹那の間に脳内に流れた映像に戸惑うも、BEプリキュア達は後方へ下がり合流する。
今の映像は気になるが、それどころではない。
この隙に急いで撤退しなければならない。
「何やってるだわさ!早くまとめてやっつけるだわさ!!」
多少辛そうだが、それでもまだ余力があるアカンベェ。
倒しきれないことに幾分ショックではあるが問題ではない。
宝石を回収した以上即時に撤退をする……その時だ。
―――何かがアカンベェの前に降ってきた!!
あまりの衝撃に土埃がおこり、視界が一時見えなくなる。
視界が晴れた先には―――
縦に真っ二つにされ粒子化していくアカンベェと―――
真紅の鎧を身に纏った大剣を持つ戦士だった―――
「に、似てるだわさ!」
たった今アカンベェを両断した戦士は違いは多くあれど確かに鎧の造形が似ていた。何者かは知らないが、味方ではないのは確かだ。
唯一の戦力が敗れた以上撤退するしか道はない。
BEプリキュアもまた驚きのあまり動くことができなかった。『主』に似ていることもあるが、何故か赤い戦士から目を離すことができなかった。
『赤い戦士』が連結されていた大剣を解除しプリキュアとBEプリキュアを交互に見る。
マジョリーナは撤退し、プリキュアは『赤い戦士』に気を取られている。
オリジナル
(とんだ顔見せになったけど、自己紹介は次回にとっておくよプリキュア)
一体どうなっているのか。
これはプリキュア、みゆき達全員が抱いた疑問だ。
自分達にプリキュアにそっくりな戦士達と出会い、アカンベェを倒した『赤い戦士』。
あの後プリキュアに似た五人はマジョリーナ同様姿を消しており、
『赤い戦士』も大剣を背に取り付け、その場から走り去ってしまった。
そして昼間に保護した少年、『シン・アスカ』も姿を消していた。
わからないことだらけだ。
いや、一つ訂正すべき点がある。
―――バッドエンド王国との戦いはさらなる苛烈になることだ
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