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SS練習スレ2
342
:
通りすがりの名無し
:2012/09/20(木) 16:45:37 ID:iHcLwZSQ
久しぶりに投下します。
覚えている人などいるのか?
第一話 ―終わりと始まり―
どうすればよかったのだろうか。
『平和』を作るための最後の戦い。その中で、俺はふとそう思ってしまった。
議長から俺の新しい『剣』であるデスティニーを託され、議長が言う『平和』を妨げるロゴスを撃ってきた。
そのことに後悔は無い。だが、プラントに撃たれたレクイエムや、議長が用意したネオ・ジェネシスを見ていると、
俺の心の中に、見えないしこりのような感情が生まれていた。
デスティニー・プラン。生まれながらに刻まれた遺伝子によって将来が決まる。
そこにあるのは争いがない、『平和』な世界。俺はそれに縋った。
俺やレイ、そしてステラのような戦争によって生まれた存在をこれ以上生まないために、俺は議長の言葉に縋った。
いや、それしか俺にはなかった。俺には、あのラクス・クラインやフリーダムのパイロットのように、
自分たちで『平和』を得ようと動くことはできない。だから……
「……ッ!」
突如、アラートが鳴り響く。こちらに接近する機体をモニターで確認する。
モニターから見えるのは、赤を基調としたカラーリングに、背部にリフターを搭載したデュアルアイの機体。こいつはまさか、
「ジャスティス、アスランか!?」
「シンッ!」
向かってきたのはやはりアスランだった。スピーカーから、アスランの声が響く。今更、敵である俺に何を言いに来たんだ!
「これ以上はもうやめろ! そんなことをしても、何も残りはしない!」
「今更お説教かよ! アンタの言葉を聞くと思ってるのか!」
アスランの言葉を聞き流し、俺はデスティニーの背部に装備されているアロンダイトを構える。
背部のウイングスラスターを展開し、一気に加速。ジャスティスへと近づき、一閃。
だが、ジャスティスも瞬時にシールドを構えると、アロンダイトの一撃を受け止めきった。
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