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SS練習スレ2
232
:
シンの嫁774人目
:2012/05/30(水) 01:06:34 ID:RvedyvTk
「ミネルバよりインパルス! 直ちに帰還してください! これ以上は危険です!」
「分かってるよ! けど――ああもう!」
叫び、シン・アスカはフォースインパルスガンダムを加速させた。船《ミネルバ》ではなく、摩擦熱で赤く燃えて見える地球へ。そこへ今まさに落ちよう
とするユニウスセブンの破片の上で、今も踏み止まっている一機のMSのもとへ。
「おい! 何やってんだよあんた! もう戻るぞ!」
「これだけでも作動させる! この岩が半分の大きさになれば、被害がかなり少なくなるはずだ!」
そう答え、アスラン・ザラの乗るザクウォーリアは岩の上に突き立っている巨大な機械――メテオブレイカーのスイッチを入れた。信管が岩に潜り込み、
最後のカウントダウンが始まる。「よし。これで」「もういいな! 行くぞ! ――間に合わない気がするけど!」シンが叫び、インパルスがザクの手を引
いて上昇する。熱と磁場で計器が全てイカれている。もう地球の引力に捕まっているかもしれない。それでも諦める気は無かった。ただスロットルを押し込
み、最大出力でインパルスを翔ばす。
がくん、とその上昇が止まった。「!?」同時に警報。接敵。「どこだ!」誰にともなく言い、レーダーを確認する。何も映らない。自機を示す中心で光
点が明滅するだけだ。
――中心「シン! 下だ!」アスランの声とほぼ同時に、シンは自機の真下を振り向いた。
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