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SS練習スレ2

160シンの嫁774人目:2012/04/24(火) 23:33:23 ID:ZkebAfdA
 「不明な部分が多すぎますね。」
携帯を解析器にセットしコンソールを操作しながら真耶が千冬に話しかける。
 解析に掛けてみた結果ある程度までは分かったがコア以外にも所々解析不能な部分があった。
 「解析不能な部分には未知のテクノロジーが使われているみたいですね。
それにデータの一部が欠落しているみたいで……」
「もう少しだけ続けよう」
千冬も解析に加わりコンソールを操作すると、突如目の前のモニターが切り替わる。

(これは……OSか?)


MOBILE SUIT NEO OPERATION SYSTEM

Generation
Unrestricted
Network
Drive
Assault
Module
G.U.N.D.A.M

――Ver.2.5.3 Rev.07――
Z・A・F・T


(ガンダムだと!?)
OSのイニシャルを見た千冬は、目を見開き驚愕する。ガンダムという言葉に心当たりがあるからだ。

「織斑先生、どうしたんですか?」

「……いや、何でもない」
(このISは“あの事件”と何か関係があるのか?)
 あの事件とは、織斑千冬が現役引退前に起きた今では知る者が殆どいない隠蔽された事件。
 その中心にいたISらしきアンノウンの中にガンダム――上層部による呼称――と呼ばれる存在があった。

 (偶然にしてはできすぎている……)
恐らくシン・アスカはこの事件に関係してない。だが、ガンダムというISがここにある以上ただで帰すわけにはいかない。
 「あいつはこれがISだと知らなかったそうだな」
「はい、そうみたいです」
 腕を組み、顎に手を当て考える。

 「山田君は引き続き解析を頼む。私はシン・アスカの尋問を再開する」
思考を終え、そう告げると千冬はラボを退室した。


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