したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

SS練習スレ2

155 ◆ERINGIN5sE:2012/04/24(火) 23:23:22 ID:ZkebAfdA
このお話ではシンとISヒロインとの間にフラグが発生します。
もしそのような内容が苦手な方はスルーをお願いします。


第一話〜〜時空の向こうは不思議の学園でした〜〜

――数年前IS世界――
世界各地で白騎士事件以来の“ISらしきアンノウン”による襲撃事件が発生。各国の軍事、IS関連施設は壊滅的被害を受ける。
 各国は無用な混乱を避ける為に情報統制を徹底。
 “ある人間からの情報提供により"アンノウンを率いていた機体は髪の毛付きとガンダムと呼称されることになった。


φ


 ―― 多元世界。場所は宇宙――


「ミネルバ、こちらシン。異常なし、続けてパトロールに当たります」
(今日もこのまま何もなければいいけど)
 ジ・エーデル・ベルナル、エグゼクターシステムとの戦いの後、世界は安定にむかっていた。
 シンの所属するZEUTH――地球人緊急救援連合は人手不足である。先の戦い後、皆それぞれの役割の為にあるものは地球へまたあるものは木星や外宇宙へ旅立って行った。
 それ以外のもの達は別の地区や宙域を担当している。そしてこの宙域を担当しているのがザフト及び旗艦のミネルバである。
 (そろそろ帰投時間か、
戻ったらシャワーでも浴びて少し寝よう)
そう一息入れたその時だった。計器類からのアラートが鳴り響く。
「……! この反応まさか」
シンはデスティニーで反応のあったポイントに駆け寄る。
 「やっぱり時空転移かまた何かがくるのか?」
デスティニーの視線の先には小さいながらも次元境界線に歪みが生じていた。

 コンソールを操作し通信回線を開く。
「ミネルバ。こちらシン、
哨戒宙域にて時空転移発生。座標を送り――」
通信を遮るように再びアラートが鳴り響く。歪みが大きくなっている。
 そしてシンは気づく、これはただの時空転移じゃないと、
「まさか時空震動!?」
飲み込まれれば何処に飛ばされるかわからない。
「マジかよクソッ!」
焦りを隠すこともなくデスティニーのスラスター出力を全開にし離脱を図ろうとするが、歪みはそれを上回るスピードで規模を広げデスティニーを飲み込んでいく。
(ダメだ間に合わない……!)
「うわあぁっ!」
激しい衝撃と光に包まれるなかシンは気を失う。そして多元世界から彼だけが姿を消した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板