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デジモンアドベンチャー 竜と少年

1デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/03/09(日) 22:08:06
どうも、デジモン好きです。新しく立てました。え〜、更新速度も少しは早くなると思います。少し変えても基本は同じ、前作を一部変えたり、そっくり変えたりですが……。
これも、前作と同様不定期ですけども、よろしくお願い致します。
           デジモン好き

2デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/03/10(月) 22:13:28
えっと、設定などをまとめるノートを買ったら書き始めます。混乱しないように。
土日ぐらいじゃないと買うのも難しいので、なんせ学校まで片道約30分!部活もありますしね…それでは、また

3:2014/03/20(木) 20:10:49
 どうも、お久しぶりです!
 楽しみにしてます。今回も頑張って下さい!!

4デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/03/27(木) 22:16:05
壮さん……。お久しぶりです!覚えていてくれていたんですね。ありがとうございます!
最近ほったらかし気味でしてね…そして、謝罪です。ほとんどのコメントに返事を出来ず申し訳無い。いや、ごめんなさい!
もう少ししたら書き始めようと思います。
これからもどうぞ宜しくお願いします。では、さようなら。
ps(やっぱり、ます多いな〜)

5デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/08(火) 21:35:00
さて、お久しぶりです!デジモン好きです。
ようやく一段落つきそうですよ…。長かった、本当に長かった。
たぶん、土曜には書き始めれるかと思います。
では、また。

6デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/12(土) 20:46:24
第0話 終わりと始まり

色々な声がする……
叫ぶ声、泣きわめく声、人を呼ぶ声。様々な声が重なる、響く。
その中で……俺の名前がする、離れろと声が聞こえる。そして、耳に響く銃声。

色々な物が見える。
燃える山、燃える海。吹き飛ぶ木に岩。逃げる人々、泣き叫ぶ人。
その中、俺の目の前で、離れろと言う父さん、名前を呼ぶ母さん。
そして……倒れる二人とその後ろ、銃を構える人の影。

感じるのは、俺を抱え、走り、離れる白い騎士。
ここで何かが終わる。しかし、冒険の始まりだったのかもしれない。

7デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/12(土) 20:51:41
書けた〜っ!久しぶりで心配だったけど書けた!やっぱりまとめる時に少し文章を入れたのが良かったか!?。
さてビックリマークが多いですがまあまあお久しぶりですデジモン好きです!
また書いていきたいと思います!では、また!
            By:デジモン好き

8デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/13(日) 22:26:54
第1話 ”冒険の始まり

「暑い…」
うんざりするほど太陽が照りつける下、リストバンドを付けた少年が言う。
…夏は嫌いだ…昔、あいつとしゃべっていた時、自分が例えられ、笑っていた頃の俺はどこいった。
「  は太陽みたいだね〜、いつも明るくて元気やし」
「じゃあ、お前は……月だな!静かだし、頭もえいし!」
「頭関係あるの!?ないでしょ!…でも、まあ確かにそうやね、ふふっ」
一緒に皆で遊んだり、二人で遊んだのは、どれくらい昔だろうか。
「じゃあ、  が蒼い太陽で、僕は紅い月かな!」
「いいなそれ!」
「ふふっ」
「ははっ」
「「あははははっ!」」
もう戻って来ないかな。
「おーい、お前ら〜!笑いあいようけんど、あそばんか〜」
「ん、分かったっ!すぐ下りる!」
あの時場所を変えたら、少しは変わっていただろうか。
「ほら、行こう…“蒼井」

9デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/15(火) 22:26:35
「さて、今日はどうするかな」
港で呟くが、まぁ聞いている人もいないのだから大丈夫。
お気に入りの木刀持って、リュックを背負い、港の市場の屋根の下で休憩をしていると、上の方から声がした。
「蒼井?何しようがぞそんなとこで?」
「勝兄か、勝兄こそ何しようが」
まあ、当然の反応だろう。中学3年生にもなろう人が少し波型になっている壁のところに立っているのだから。
「見て分からんか?散歩よ散歩、とうふのな」
とうふとは彼の愛犬の名前である。
「いや!それは分かる!さすがに分かるで!そういう事じゃなくて、勉強は?中3ともあろう人が…村長もおじさんも言いゆったで?……ふふっ」
そう返すと明らかにギクッと音がしそうな程の顔をし、
「じいちゃんまでか!てか笑うな!この苦労は分からんろうがお前にはー!」
「まあそうやね。小3やし」
………… しばしの沈黙。
「それはそうと、何しようがぞ」
「探しよう、頑張らね」
ん…、と勝兄。
「無理…すんなよ。お前が倒れたら本も子もない」
蒼井は、分かっちょうよと言う。
(明るく、前みたいにせなね。心配かけれんし)
「そうか…じゃあな」
蒼井の心の中を知る者はやはりいない。
「さて…今日はどうするかな」
そういった時、海が輝き、その光は蒼井を飲み込んでいった。
「うわっ!何…だこれ!」
輝きが収まったとき、姿は消えていた。
「どうした蒼井、何か……蒼井?蒼井!どこに…行った!?」
そして何かに気付いたように、
「まさか…あいつ…!」

その時、同じ時間、違う場所。
集まる子供達がいた。

10デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/16(水) 22:07:28
「暑ーい!」
大声で叫ぶゴーグルをつけた少年、
「うるさいぞ…静かにしろ」
それを注意する金色の髪、青い目をした少年、
何だと〜、実際うるさいだろうが…、大体お前のせいもあるだろ!、99%お前だろ!このやろ!
「二人とも静かにしなさい!」
叱る水色の帽子をかぶる少女。
ため息もこぼしたくはなるだろう。
「ごめんなさいね光子郎君、巻き込んじゃって」
あのバカのせいで…、とついでに付け加える。光子郎と呼ばれた少年は大丈夫ですよ、
「止められなかったって言うのもありますしね」
何だと、大体お前が…、うるせぇ!やろうって言い始めたのお前だろうが!
………まだやっている……
あいつらは本当に…!そういうと水色の帽子の少女は息を吸い込み、
「いいかげんにしなさーい!!」と怒鳴った。

11デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/16(水) 22:12:47
見直しはしているんですが、ところどころありますね。気をつけなくては。
さて、一気に、という程ではありませんがまあまあ進みました。少し暗い印象が自分でもちょっとしましたね…。
まあ、書いていきたいとは思います。思いますが少しばかり寂しいですね。まあいいでしょう!では、また!

12デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/18(金) 14:06:37
「何だよ殴らなくたって良いじゃねぇか……痛っ」右の頬をさする金髪の少年。
「そうだそうだ!それにお前の方がよっぽどうるさいだろ!」
頭をさするゴーグルの少年。
「あなた達がやらなきゃいけないのを手伝ってあげてるのに遊んでるからでしょ」後ろを振り返らずに言う水色の帽子の少女。
「あなた達が泣きついてきたから手伝ってるんじゃないの、光子郎君まで巻き込んで」
「俺は泣きついてなんかねぇ!」
「そうだ!泣きついたのは太一だ!」
「何!」
「ヤマトも太一も静かにする!!」
「「でも空!」」でもじゃない!と切り捨てる。
ちなみにゴーグルの少年が太一、金髪の少年がヤマト、水色の帽子の少女が空である。
喧嘩になった理由は、少し前に遡る。

そもそも、この子供達はサマーキャンプに来ているのだ。(一日目)
そして引率の先生が火をおこすのに使う薪集め等するよう言われていたのだが、
「薪〜薪〜……どこにあるんだ?」
「お、太一か。どうした?まさか薪の場所わかんねえのか」
後ろからヤマトが声をかけたのだ。しかもその手にはちゃんとある程度の量の薪が抱えられている。
「うわっおどかすなよ…おぉ、どこにあったんだよ薪。教えてくれ」
「あっちの道を降りたら薪小屋があるけど、話聞いてなかったのか…ま、そうだとは思ったけど」
「うっ…まあ、ありがとな教えてくれてじゃあな」
水汲みに女子がいってるし、先生もいるから、目印にしろよ〜、と追加の情報。
「了解っと、え〜と?あっちだな」
そうして向かった先にはちょっとした事が起こるが、それはまた次に……

13デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/18(金) 21:50:12
はい、どうもデジモン好きです。
いや〜僕もとうとう夏休みですよ。昨日終業式でして、部活が疲れましたけどね…往復約1時間が10分縮んだから良いじゃないか!怒られてませんけどね♪
さて、大分間が空きましたが、やはりアニメとはかなりの違いです。ちょっとした事とは!……ふふふふ、次ですよ。まあ、今から書きますが!じゃっ!

14デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/18(金) 22:08:45
「さ〜て、薪小屋薪小屋、薪小屋はどこだ〜……うん?」
薪小屋を目指す太一だが、その目に何か異様な物が見えた。
「何だよ…あれ…」
視線の先には淡く輝く、蒼色をした歪んだひし形のような穴があった。
「どうしたんだ?太一」
と声をかけられ、我に帰り振り向くとクラスメイトの一人だった。
「い、嫌…何か見えたんだけどよ…」
クラスメイトは、ゲッと言い、冗談止めろよ…まだ昼だぞ。なんもねぇし…なんもないよな!と続けた。見えたと言っただけだがお化けとかの心霊系と勘違いしたようだ。
…まあこいつは苦手だしな。
「いや、青色の変な穴空いてるぞ〜、見えねえのか〜?」
「み、みみみ、見えねえ!見えねえよ、そんなのっ!」ギャーッ!と叫び走り去っていった。
「嘘だからな〜」
聞こえるかあやしいが、大丈夫だろうと納得し、穴の方を見ると
「あれ?」
穴は消えていた。話している時はあったのにな…?と思い、少し寒気がした。
「よし、いくか…」
と、改めてむかうが、
(そういや、なんか海みたいだったな)
と思った。

15デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/18(金) 22:11:31
予想以上に長くなったな。………うん、がんばろう。理由入ってないのにな。
じゃあ、明日書きまーす!では、また。

16:2014/07/19(土) 12:26:58
 お久しぶりです!デジモン好きさん。僕も今日から夏休みです。今日は中体連だったけど初戦敗退でした。
 休みは長いのでゆっくりこの小説を読むことができます。これからも頑張ってください!!

17デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/19(土) 21:57:55
どうも、お久しぶりです壮さん!
夏休みなんですか。宿題が僕は大変ですよ。数学がな〜、はぁ…。
中体連って、壮さんは何の部活をやっているんですか?
じゃ、書きま〜す!

18デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/19(土) 22:26:52
「お、あれか薪小屋は」
太一の前には薪が大量に積まれた小屋があった。
「さてと、いくつか持っていくか」
そう呟いた時、後ろから声がした。
「太一?何やってんのあんた」
「空か、薪取りに来たんだよ。お前は…あぁ水汲みか。そっちの方が大変そうだな」
空の手には水の入ったポリタンクが握られていた。
その下の川の方からは、重〜い!持てな〜い!と声が聞こえたが…。
「まあいいか。じゃあな」
そして薪を運んだが、一回運びまた戻る時に突然眠気が来たのだ。
「昨日、楽しみであまり寝れなかったからか…?」
しかし、とても眠く耐えらなかったため木陰に座ると眠ってしまったのだ。


「変な夢だったな」起きた太一はそう呟いた。
「全く、なんなんだ今日はよ…」
「何が、なんなんだ、なんだ太一?」
「うぉわ!」
あの声は我ながら情けなかったと思う。
「なんだよヤマト…お前に何度驚かされなきゃいけないんだよ」
なんの事だ?というヤマト。…てめぇ…!

19デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/19(土) 22:29:23
いつ理由に入れるんだ…。長い、我ながら長い!明日こそ書くぞ!
という訳でまた明日!

20:2014/07/20(日) 13:39:00
 どうも、デジモン好きさん。僕はテニス部所属です。最近は大会であまり進めなかったので今回は県大会に行きたいと思ったんですけど無理でした。
 続き楽しみにしてます。頑張ってください!!

21デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/20(日) 22:09:57
こんばんは、壮さん。テニス部ですか、僕はバスケ部です。3年生もいなくなって1、2年生だけ…僕は試合にもでれません♪ふふっ
よし、書きます。

22デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/20(日) 22:43:06
「それよりお前、仕事は終わったのか?」
「一応な…眠くなったから寝ちまってたけどよ」
「へ〜」
「何だよ…それより、今日なんか変なんだよ!いきなり眠くなったり寝たらおかしな夢見たり、青色の穴を見たり!」
「どういう事だ?全部夢じゃないのかよ」
「少なくとも穴については見えなかったみたいだけど証人はいる」
「ふんふん」
「あ〜、変な気分だな、全く。すっきりしねえ!」
「よくわかんねぇが大変そうだな。寝不足じゃないのか?」
やっぱりか…?と思いつつもどこかすっきりしない。
「ん〜、そうだ!ヤマト」
「なんだ?」
「野球しようぜ!どうせすることねえしよ」
するとヤマトは呆れた様な顔になり、
「お前は大体突然だよな…」
「まあいいじゃん!」
となると、道具と人数か…。と考えているヤマトに道具はあるだろ。と言う
「どこにだ?」
「薪をバットにすりゃいい。ボールは適当なもんでいいだろ」
「人はどうするんだよ」
「光子郎と空をよぶさ」
「光子郎もか?ま、いいか。俺も一人呼ぶよ」
と言うとヤマトは戻っていった。
分かった〜!五分後にここな〜!という太一の頭をどこかの風景がよぎる。それはさっきみたばかりの風景だった。
そして五分後、全員集まり計五人で始まる… 筈が光子郎はやらず、空はほどほどにと言って最初の内だけ、3人だけとなり、一応3回裏、満塁の設定でバッターヤマト、ピッチャー太一の戦いとなっていた…。
「無駄な足掻きはよせよ太一?俺が何部か忘れたか?」
「うるせえ!いくぞ!」
と投げても打たれ、投げても打たれが続き、太一が落ちてる物をとにかく投げていき(石を除く)、まあまあ汚れてしまったところに先生が現れ、投げた物(丸っぽい木)があたり…そこからはお察しの通りの内容だろう。
そうして太一達は嬉しくもない掃除を命じられたのである。
(ちなみに太一の投げた物がヤマトの頭にあたりちょっとした頭痛を起こしているが、大した事ではない)

23デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/07/20(日) 22:46:48
やっと理由に入れたぜ…、長かった。
しかしまとめるということは非常に大切ですね。見に染みました。ノートもちゃんと写してまとめよう!成績UPを目指します!(夏休みに何言ってんだか)
それでは!

24デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/08/09(土) 22:37:20
第2話 竜との出逢い
「あ〜あ、なんで他の奴らは遊んでるっていうのに俺達は掃除なんだよ…」
「不満言う暇があるなら手を動かしなさいよ…はぁ」
隠さずため息を漏らす空に太一が、
「そんなに嫌ならやんなきゃいいだろ」
というと、
「じゃあそうするわ。頑張ってね2人とも」
「待ってくれよー!」
「最初からそうしてたら良いのよ」
と半ばコントのような物を披露した。そしてその約10分後、
「集まれ〜!!集合だぞ〜!」
と先生の呼ぶ声がする。
「なんだ?もう集合なのか…ずいぶん早いな」
「あぁ、きっとこの頃続く異常気象のせいでしょう。そろそろ日本にも来る可能性があると言っていましたから」
「そうか、じゃああの二人呼ばねぇとな」
あの二人とはもちろん太一と空の事。
「なんだ。もう終わりか?早いな〜」
「あんたは遊んで寝て、掃除してたからじゃないの」
「なんだと!寝むっちゃったのはしょうがねぇだろ!」
また喧嘩が始まるかと思うと、光子郎が
「あ、あこにいるのってもしかして…」
とある方向を指指した。
「ん〜?どこに…丈!?何であんな小さい子と一緒なんだ!?」
と太一。するとヤマトは
「タケル!?何で丈と一緒なんだ!?」

25デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/08/09(土) 22:42:57
久々の投稿です。かなりいない間に賑やかになりましたねぇ。増えてくれると嬉しいんですがね!
さて、早いとこデジタルワールドに入りたいです。楽になると思うのに…。
それでは、また!

26デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/08/13(水) 23:40:36
「何だ?ヤマト。お前知ってるのか?」
太一が聞くと、
「あ、あぁ…まあな」
「微妙な反応だな」
そういう間に『丈』と呼ばれた少年は『タケル』と呼ばれた子と一緒に近くまで来ていた。
「や、やあ…太一…ヤマト…みんなもいるんだねぇ…」
と、疲れているようだが…、もう一方は元気なようだ。
「ねえヤマト、この子誰な…」
疑問を口にする空が言い終わらない内に、
「お兄ちゃん!!」
と飛び付かんばかりの勢いで走って来た。
「「「「お兄ちゃん!?」」」
と、全員が驚き大声を上げるがお兄ちゃんと呼ばれている当のヤマトはどこか困った顔で頭を掻いていた。
「い、今は良いだろ。急ぐぞ!後で話すからよ」
「あ、ああそうだったな、急ごう」
ほら丈!と疲れ果てた人を運び始めて数分後…
「自分で歩け…!重いっ!」
「すまない…太一、ヤマト」
「なんで、タケルと、一緒…だったんだ?」
「丈さん、大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ…よし、ありがとう二人とも。もう大丈夫」
ちなみに光子郎は先に集合地点に行ってもらっている。
回復し、降ろしてもらった丈。
「良いさ、別に。…でなんでタケルと一緒にいたんだ?」
「それはね…ん?」
「どうした丈…あれ!?」
突然上を向いた丈に不思議そうに上を向く太一だが、すぐに同じように驚き上を見てかたまった。
「何だ?何かあるのか…冷たい?」
「お兄ちゃん!これ雪だよ!雪!」
「雪!?なんでだ…?今は真夏だろ!?」
「皆さ〜ん!」
と集合地点から走って来る影が見えた。
「光子郎!どうしたんだお前!」
「光子郎君だけじゃありませんよ?」
と、光子郎の後ろから長い茶髪の髪をしたテンガロンハットを被った子が出てきた。

27デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/08/13(水) 23:42:20
またまた久しぶりの投稿です。
さて、もうそろそろ動き始めますね!
嬉しいです!

28デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/08/14(木) 00:00:18
この前みけさんがおっしゃってましたが、デジモン新シリーズ!
検索したら出てきましたね!しかもアドベンチャーの最新作ですよ!!僕はアドベンチャーの変えバージョン(?)ですが、アニメで!最新作で!アドベンチャー!もう最高!最、高っ!ですよ!
僕の家でも見られるでしょうか♪高知県は少しそういうとこがなぁ…。やっていない番組、遅れている番組、時間帯が違い遅れている番組など多いですし…クロスウォーズのハンターズも見れなかったんで…無理でしょうね。CSのチャンネルの内、1つでデジモンがやってた記憶があるんです、たしか東京のじゃなかったか?…まあどっちみち無理な話なんですけどね。

29デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/08/16(土) 22:20:50
「ミミちゃん!どうしたの?」
空にミミと呼ばれた少女は笑って、
「これ返そうと思って」
といいバッグの中から絆創膏の箱を取り出して空に渡した。
「後で良かったのに…」
「おい空、誰だこの子?」
「あんたねぇ…覚えときなさいよ…この子はミミちゃん、光子郎君のクラスメイトよ」
「い、嫌知らないって。4年自体そこまで知ってる奴あまりいないんだよ」
「同じ班よ」
「え、まじかよ…」
ここの班は1年から6年が何名かずつ入っており、また自由参加のため他の学校の子供が来るのも許可されている。
ちなみに丈とヤマトとタケルは同じ班。空、太一、光子郎、ミミが同じ班である。

30デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/01(月) 22:37:59
「とりあえず早くもどらないかい?」
「そうですね。吹雪になるかも知れませんし……」
「よし、急ご…うわっ!」
「いきなりかよ!」
「雪ってこんなに痛いの〜!?」
「避難しようよ!」
「あっちに行こうぜ!」
「分かった!」
太一が指したのは、あの穴を見たところだった。
「何かあったの!?」
「祠みたいなやつが見えた気がしたんだ、急ごう!」
子供達は祠の方へと走って行った。
そして…これが出会いと始まりになるんだよな〜。

31デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/01(月) 22:43:20
はいっ!お久しぶりですデジモン好きです!
またかなり間が空きましたね〜自分でも少し驚きました。夏休みも終わり、宿題も無事完済!おぉ立派立派。(当たり前)
今悩んでいるとこありましてね〜根本的なところですけども、新しく思い付いてしまいまして。どうしようかな〜?
この頃本編短いけど(恋き夜道?)聞きながら頑張って行きます!

32デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/07(日) 22:05:53
この前の2話はいまさらですが間違いでした!すいません。

33デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/07(日) 22:24:27
「やっと…ついた…」
「吹雪ってこんなに凄いのね…」
「お兄ちゃん、早くはいろうよ〜」
「あぁ、そうだな…」
そして、俺たちが入ろうとした時に、ミミちゃんが、何か見つけたようで…
「あ、あれなにかしら?」
「どうしたんですミミさん?」
「あっちになにかあ…」
と言いかけるとその後に叫び声が響いた。
「きゃーーー!!!」
「どうしたんですか!?」と光子郎、
「雪崩がおきるかもしれないよ!」と丈。
「ひ、ひ、ひひ」
「ひ?」
「人が倒れてるんです!」
「え〜〜〜っ!!!」
ほらそこ、と彼女の指した方向藪があり、そこにはひとが倒れていた…。
「お、おおおおい!大丈夫か!」
「太一!あまり揺すらない方がいい!」
「え、あ、そうか!……どうすりゃいいんだよ!?」
うろたえるのも仕方ないだろそりゃ!キャンプに来たら掃除はやらされる、雪が降ったら吹雪になって、避難したと思ったら人が倒れてるんだから!
(小学低学年…2、3年生か?)
見た事が無くてもあり得るし、他の学校かも知れないんだが。
「とりあえず中に入れよう。かなり広いから!」
ヤマト!空君!開いた!?と聞くと、
「開いたよ!重い扉だな」
「よし、中に運ぼう。太一、そっち持ってて」
「わかってるよ!」
一体今日は何なんだよ〜〜!?

34デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/10(水) 23:37:37
第2話 竜と少年
雪の降る夏、雪の中に倒れていた子供を祠に移して、看病をしている俺達。
「それにしても、一体何なんだ今日は?色々起こりすぎな気がする」
「皆思ってるわよ…考えるより、少し動いてくれないかしら?後、あなたは知らないの?」
「あぁ、知らないな。それとどけばいいんだろ」
ヤマトに遠回しにどけと言う空。
その視線の先には太一が丈と一緒に連れてきた子が寝ていた。
「それにしても、誰もこの子を知らないの?私は見たことないし…」
「俺もだ」
「僕もだよ…光子郎、君は?」
「いいえ、見てませんね」
「私も〜!」
聞いてみても知らないの答えだけしかない。
「でも、心配だな…」
「何がだよ、丈」
「太一、君は気づかなかったのかい?…この子の下、雪がなかったんだよ」
「どういうことだ?」
「雪が降る前からいたってことだよ」
「でも、あまりこいつには積もってなかったよな」
「藪が防いでたんだろ」
「たぶんね」
あのままみつからなかったら…、と呟く丈にミミが
「良かった!危なかったかもしれないのね!」
「今も危険だけどね」

35デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/10(水) 23:38:41
すっきりしません。早く書きたいんですがねぇ〜。

36デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/14(日) 21:13:56
「え?どうしてですか?」
「下がった体温はなかなか上がらないんだよ…かなり冷えてそうだから暖めなきゃいけないんだ」
「そうなのか?」
「うん」
「流石、医者志望だな!」
と言って丈の背中を叩く太一。
「痛!やめてよ太一…全く」
「お兄ちゃん!」
「どうしたタケル?」
「動いた!動いたよこの人!」

37デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/14(日) 21:16:37
短い!!
もちろんここに書いた、『一度下がった体温は〜』は僕が考えただけです。違うと思いますよ?
それにしても自分の表現力の無さ…嫌になりますよ、本当に!

38デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/17(水) 22:19:45
(寒いな…嫌になるばあ熱かったがやに…?)
「ん……」
そうして目を開けるとそこには、ゴーグルをかけた人、金髪の人、青い帽子を被った人、メガネをかけた人というようにまるで覗き込むようにして見ていた。
(誰だ?この人達、こんな人おったか…?確か俺は港で…)
「……え?」
「ん?」
「うわああああああぁぁぁっ!!!!!」
「うおっ!」
「きゃっ!」
蒼井の突然の絶叫に驚いたのか周りの人達も体をそらす。
「だ、だ誰ですか、あなた達!?」
「あ、え〜と、そりゃそうだよな…」
「まあそうだな」
これが普通だろ、と言って金髪の人は
「丈」と誰かを呼んだ。その時にメガネをかけた人が返事をしたからこの人が丈というのだろう。
「えっとね。どう説明したらいいのかわからないけど…」
(うわ、この人頼り無さそう)
と第1印象もひどい。
「君はここの近くの藪のそばに倒れてたんだよ…一部は雪に埋もれてたしね」
「…藪、ですか」
「君はどうしてあんな所にいたんだい?」
「嫌、覚えてません」
すると丈さんは怪訝な顔をし、
「覚えてない?」
「はい…それも入れて、いくつか質問あるがですけど、えいですか?」
「え、う、うん」
「ちょっと待て!」
とゴーグルの人が突然止めに来た。
「なんだい太一」
このゴーグルの人は太一っていうのか。

39デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/17(水) 22:21:36
中途半端な区切り方ですが段々書けてきた気がします。

40デジモン好き ◆hm.CEdSYHo:2014/09/19(金) 21:38:55
「覚えてないってどういうことだ!?」
「い、嫌…そのままの意味です…でも…」
とどんどん声が小さくなっていく。
「え?なんだ?」
「その…」
「でも、何だよ?」
と太一が次々に質問していくと
「太一!怖がってるじゃないの!…ごめんね、バカで。怖かった?」
空がしかって止めている。
「あ…大丈夫です。はい…」
「それで、でもの後って何を言おうとしたの?」
「えと…ここって山…ですよね?藪の後ろって言ってましたし…匂いも」
「?、そうだけど?」
「俺がいたの…海なんです。港に」

41デジモン好き ◆2h4j9YMsP6:2014/10/02(木) 22:15:17
「港?」
「なんで、そんなとこに居たのにこんな山にいるんだ?」
「嫌…分かりません」
すると丈が青い顔をして、もしかして…と言った。
「どうした丈」
「ゆ、誘拐なんじゃあ…ない?」
と、凍り付く空気。
「え…誘拐?」
「い、いくらなんでも…それは…どうなんだ?」
みんなが困惑しているが言った本人が一番動揺しているらしく、
「でも、他に何があるんだい!?さすがにないだろうけど、それでも…」
と逆の意見もあげている。
「そ、そういえば!君は何時ぐらいに港にいたの?大体でいいから…」
「え、あえ〜と、確か」
と言ってその子が腕を見るとデジタル式の腕時計がついていた。
「10時…だったと…思い…ます」
また声が小さくなっていく。しかしそうだろう。なぜなら今は…
「光子郎君、今何時?」
空が聞くと、光子郎も困ったような少し引きつった顔で返す。
「11時の、20分…なんですが…」

42デジモン好き ◆2h4j9YMsP6:2014/10/02(木) 22:17:52
また暗号変更しました。また変えるかも知れませんが…。
久々の更新でした!では!

43デジモン好き ◆2h4j9YMsP6:2014/10/08(水) 22:09:44
しばしの沈黙が流れた後…口を開いたのはヤマトだった。
「え〜と、1時間たってるよな…」
そして次に丈、太一、というように次々騒ぎ始める。
「どうするんだい!?人質助けたって事?犯人が来たらどうするのさ!」
「んなもん知るか!隠れとけ!」
「お兄ちゃん、どうするの?」
「わからないな、うごけねえし」
「私達も捕まえられちゃうの〜!」
しかし、
「あー、もう皆落ち着いて!」
空の一喝で静かになる。
「全くもう」
「すいません…」
そして空は蒼井の方を向くと
「ところで、君は本当に港にいたの?」
「は、はい。それは間違い無いです」
と蒼井も答える。
「訳分からないわね…太一の見た穴って倒れてた辺りなんでしょ?」
「ああ、そうだけど…あ!」
「どうした太一!」
「何か思い出したかい!?」
と迫ってくる丈とヤマトに太一は
「おう、そうだよ…俺が穴見たのは多分10時ぐらいだよ!」
「本当!それなら誘拐じゃあ…」
と言った空は声も小さくなっていき、頭をかかえた。
「どうしたんだよ空?」
「多分ですね、太一さんの見た穴自体おかしくて夢見てたぐらいかもって言うのにその穴があって、それを通った子がいてさらに気絶したまま雪にいたってことでしょう」
光子郎の説明に皆納得したようで
「確かに、こんなに変な事があったらそうなりますよね」
「多すぎだろ…」
「どんな日なんだよ今日は…」

44デジモン好き ◆2h4j9YMsP6:2014/10/09(木) 22:10:27
「あの」
蒼井が何か聞くように声をだすが、小さい為近くにいたヤマトにしか聞こえなかった。
「どうした?」
「えと、その、俺の…荷物ってありますか?あ、リュックなんですけど…」
「ああ、荷物な。大丈夫、ちゃんとあるよ」
「そこに置いといたよ!木刀もあったけど?」
とタケルが指さすところに、リュックが置かれていた。
「良かった…」
とほっとした顔をしていたが、荷物を取ると、リュックから転がった物があった。
「ん?なにやろこれ…」
それは少し丸みを持った四角い、透明の薄い水色をした物だった。
「え?それ、君が握ってたんだよ。運ぶ時に落ちちゃって…リュックに入れたんだけど」
と丈が言うが
「いいえ…知りませんね。これ何なんですか?」
「時計じゃねえのか?」
確かに時計のように時間が映し出されており、ちゃんと正確なようだが
「腕時計…持ってます」
と水色のバンドをしたアナログとデジタルの2つのついた腕時計をみせる。
「なら何だそれ?誰のだ?」
実際、時計とも少し違う感覚がする物だ。

45デジモン好き ◆2h4j9YMsP6:2014/10/09(木) 22:14:03
相も変わらず下手な区切り……頑張りたいですよ。近くテスト期間になりそうですし。
さて、そろそろデジタルワールド行けるかな?そっちの方が設定しっかりしてるんですよね〜。早くしたい!
では、また!

46デジモン好き ◆J93I6KVTlE:2014/11/01(土) 21:34:13
「水色の透明ですね。プラスチックでしょうか?」
「さあ…時計…じゃないよな?やっぱり」
「う〜ん。わかんね!」
と蒼井のリュックから出てきた物体を眺めていた。
「あの…もう……」
「あ、ご、ごめんな!ほら!」
と太一が蒼井に謎の物体を返す。
「あ、ありがとうございます」
「そういや、外はどうなってんだ?もう止んだか?」
「僕見てきます」
「僕も行くよ」
「ああ、分かった」
と見に行った丈と光子郎は、
「うそ!何だこれえ!」
「あり得ませんよ!こんなとこで…」
「どうしたおまえら、そんな声だして」
「なにかあったのか!」
そして全員が外に出て、二人の指指す空を見た時息を飲む。そこには、その眼前には七色のオーロラが…向こう側へのゲートが輝きを放っていた。

47デジモン好き ◆J93I6KVTlE:2014/11/01(土) 21:47:00
あ、また名前を変えました。…しかし設定がまとまりづらい!大変ですね、考えるのも。新しくまとめてるんですけどね〜。
せめてもう少し文才欲しいなと思います、相変わらず。


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