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デジモン02 回るメリーゴーランド

37みけ:2008/10/09(木) 22:37:14


『ーーーーーーー分かったわ、賢君とスティングモンにそっちに向かってもらうようにする!!』

「さんきゅー京っ!!」

「助かるわ♪」


テレビの中からてきぱきと応答する眼鏡の少女に、大輔とミミは思わずしっかり笑みを浮かべる。

スティングモンの打撃技があれば、フレイドラモンの炎と合わせて結界を破ることが出来るはずだ。


『一旦映像は切るけど、音声はつないどくから何かあったら呼んでね!!』

『しっかりこのホークモンが耳をすませておきますからっ!!それでは皆さん頑張っていきましょうっ』


プツンと石の上のテレビは真っ暗になってしまった。しかしバタバタと忙しそうな京達の様子は音声を通して森に届いている。



よーしと大輔はテレビに背を向け、いち早くドームの前に移動したデジモン達を振り返った。


「賢達がくるまで、少しでも多くドームにダメージを与えておくんだ!」

「もちろんや!!」




















元気よく返事をしたものの、テントモンの心の中は虚しさでいっぱいだった。


彼だけが光子朗の不在のため、進化することが出来ないのだ。大輔達は口にしないけれど、スティングモン達が来るのは自分の力不足のためだろう。


たったひとりのパートナーの一大事なのに、わては何もできずみんなの足を引っ張っとるんや.....



哺乳類デジモンならば今涙を流せただろうが、そのすべを持たない昆虫の彼はひたすら巨大な壁に攻撃をぶつけながらパートナーに思いを馳せた。













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー光子朗はんーーーーー


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