したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

デジモンフロンティア--受け継ぎしスピリット--

1銀狼:2007/02/22(木) 16:59:21
初めまして
銀狼っていいます
フロンティアの小説書いてみます、上手くなければ書くのも遅いですが、よければ見てやってください

278銀狼:2007/08/24(金) 21:06:57
デジロルさん、応援有り難う御座います!
不貞腐れてますよ、ショック大きいでしょうから。
影響は、特にないと思いますよ、進化しましたし(何故確信じゃない?)
氷の試練突破まで後少しです、無論3強は狙ってますよ、ニヤリ。
拓也、友樹、輝一は好きな伽羅ですから(おい)
光輝はもうだいぶ遅れとってますよ、雷太はノーコメント。

桜扇さん、応援有り難う御座います!
ペンギン、なんです。
炎のショックは本当に計り知れません。
政宗はやっぱりどこか腹黒いんです。
ペンギンに進化、失恋、良い事と悪い事でもあり、結局悪い事なんです(意味不明)
ゲンナイさん(意味不明)

ユッケさん、応援有り難う御座います!
いじけていじけて大爆発、はないと思いますよ(思う?!)
政宗は決して酷くありませんよ、腹黒いだけで(それが酷い)
決心しましたよ、両方という究極の決断を。
うん、可愛いですよね、普通に。
チャックとブリザーで何故ああなるのかも気になります。

次回もよろしくお願いします!!

279銀狼:2007/08/24(金) 21:36:49
#63


両手のアイスを見る。何故持っているのか、これが武器なのか、少し悩みながらも周りを見渡す。
最初に来た時と同様に静けさを取り戻したこの南極のような北極のような場所。
少年の姿は無く、所詮は試練の為に作り出された存在だという事を理解した。――― でもそれでも人を見捨てたくは無い。

「合格、なのかな?」

苦笑を漏らしながらふっと力を抜くと自然と自分の体をデジコードが包み込み、人の姿へと戻した後1本へと変わり、気がつけば手に持っていた
携帯電話が変化したデジヴァイスへと流れ込んでいく。

試練終了なのか、自分の周りから光が放たれ、世界が消えていく。
砂が風で飛ぶかのように塵となって消えていった……。



目が覚めれば目の前にはまだブツブツと呟いている雷太。なんだか見ていて痛いし面白いので、唯眺めている事にした。
口走るのは兄弟と思われる名前、ポ○モン等ばかり。

かれこれ数分経過、まだ呟いている雷太を余所に氷期は祠の奥を見た。
そこからは崖になっているようで、見えるのは下に広がる凄まじい流れの川。
もともと此処は谷、坂をよく登っていると思えばどうやら上のほうへ来ていたようだ。
空は鮮やかな橙色と紺色のグラデーションに染まり、少し肌寒く感じるこの場所から早く戻ってアグニモンに言おう。
氷期はそう考え、雷太の背に思いっきり蹴りを入れた。
顔面が地に突っ伏したと同時にあの箱の中に入っていた置物――― スピリットが無くなっている事に気がついた。
まぁ恐らくデジヴァイスの中へと移っただけなのだろう、気にせず雷太を眺めれば顔についた土を払いながらこちらを恨めしそうに眺めている。
又苦笑し、「行こう」と促した。

元より道なき道を歩いてきた。本来ある道に気づけなくともこの通ってきた道があるのでそこを辿れば……迷った。

「え〜っと、此処はどこ?」

来た道を辿って来た筈なのに……。こんなにも容易く迷える、というか方向音痴だったのか。
目の前に広がる光景は誰がどう見ても川、上を見上げれば祠、何故まっすぐ歩いたつもりで真下なのだろうか。
しかし、いざ冷静に考えてみれば最初前を歩いたのは自分、しかしついさっきまでは雷太だ。ずっと後ろをついてきた。
若しかして、方向音痴は目の前の少年なのかもしれない。


     この先、この人と冒険していて大丈夫なのだろうか……。


一番の年下で、一番しっかりとした少年はそう思い、1人で頑張ろうと決意したそうだ。

≪#63 end≫

280ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/08/24(金) 22:17:50
おお!遂に氷期も力を手に入れたのですね!!
両手に持っていたアイス……。うん、これだよ君の武器は(笑)
やがて現実世界に戻りましたが……改めて自分の仲間に不安を覚えましたね。
次回も頑張って下さい!!

281デジロル:2007/08/25(土) 21:24:19
氷期、遂に氷の力を手に入れた。
僕の予想ではかなり強い形態ですね、最初にこれとは……。
これからどうなるのか気になります。
次回も頑張ってください!!

282銀狼:2007/08/26(日) 19:31:45
ユッケさん、応援有り難う御座います!
手に入れちゃいました。
アイスなんですよ、武器は。ストロベリーとブルーハワイなんですよ(関係ない)
仲間は、不安覚えてもおかしくないでほす。雷太ですから。
危険ですよ、発想は。

デジロルさん、応援有り難う御座います!
手に入れちゃいました(2度目)
かなり強いですよ、何せダブルですから。ちょっと本来のプロットを変更してみました。
まだ目的の半分も消費してない一行ですから、さくさく進みたいものです。

次回も宜しくお願いします!

283銀狼:2007/08/26(日) 19:41:05
#64


雷太の方向音痴な空間を突き抜けて、遂にアンティーク・バレーの村へと辿りついた。
元々迷うような場所ではないのに、方向音痴が無いはずの道を作り上げてそれで迷い切ってしまった。

「はぁ〜……、どっと疲れた」

「氷期が迷うから―――」

喋っている途中にとんでもない殺気を感じたのか、雷太は口を慎んだ。

アグニモンは未だに昼ね中、それを確認してため息。
緊張の感の無い人――― 基、デジモンだ。
「炎さんに関する情報は無いみたいだし、一旦光輝さん達と合流するのはどうかな?」
氷期が提案し、雷太は少し考えていった。
「今のところの足手まといは俺と風見ちゃんと政宗かぁ……、まぁ合流して少しこれからについて考えるのも悪くは無いな」
と雷太が言った。実際の所、炎とは既に合流し、政は進化を得ている事は雷太も氷期も知らない。




目の前にいるのはヴォルフモン、それとカイザーレオモン。静かな高原は今は夜、余計に静けさを感じさせ寧ろ逆に不気味だ。
光輝は手に持っている青と白のデジヴァイスを眺める。本来ならスピリット――― つまり十闘士が表示される画面には、何一つ表示されて
なく、唯砂嵐が映っている。

「それで、試練とは?」

光輝が勇んで聞く。ヴォルフモンは口を閉じたまま、カイザーレオモンが言った。

「本来、光と闇は相容れぬ存在だ。だが、選ばれし子供の中に2つを受け入れる事の出来る黄昏の守護者がいる」

「――― それが、俺か?」

それにヴォルフモン、そしてカイザーレモンは首を横に振った。
何が違いのだ? 自分の目の前には受け継いだヴォルフモンに、受け継ぐと思われるカイザーレオモンがいるというのに。
「それは、政宗という少年……お前は、又別の特殊な存在なのだ」

「炎、風見、雷太、氷期、彼らは炎、風、雷、氷を受け継ぐ少年少女達だ。だが、政宗は光と闇を同時に受け継ぐ事の可能な存在、黄昏の守護者なのだ」
カイザーレオモン、ヴォルフモンの順に言った。
光輝はならば、自分は何が特別だというのかと考えた。確かに、目の前の2匹は光と闇、又特殊。しかし、黄昏の守護者は政宗、光と闇を受け継ぐ存在。
ならば自分は何だ?
そんな疑問が顔に出ていたのか、カイザーレオモンは説明を始めた。

「黄昏の守護者は寧ろ闇の力が強い為に基本的に戦闘能力の高い獣型が光だ。しかし、完全にバランスの取れた訳ではない。
そして、お前はそれに似た存在、闇より光が強く、だからこそ闇の獣がいる……。同様に、バランスは取れない」

「――― 黄昏の守護者と協力する事によって、光と闇が重なり合い、本来の力の倍以上の力が発生する」

「黄昏は夕焼け、日が沈むときだ……」

ならば、正反対の自分は……。

「夜明け前……、薄明の……守護者……」

光輝がそう言った瞬間、2匹の姿は消え、光となってデジヴァイスと重なった。
青と白で彩られたデジヴァイスは青と黒へと変化し、静かに光は消えた。
光輝はそのデジヴァイスを高々と掲げた。

≪#64 end≫

284ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/08/26(日) 22:20:37
おいおい、雷太よ。他人様に責任を転嫁するとはどういうことだい?
そう言えば二人と一匹は何も知らないんですよね。炎や政宗の事に関しては。
そしてカイザーレオモンの説明に光輝は改めて自分の受け継ぐ物を知りましたね。
その説明が終えた後、カイザーレオモンとヴォルフモンの姿が消え、新たな色に変化したデジヴァイスが彼の手に……。
次回も頑張って下さい!!

285銀狼:2007/08/29(水) 20:47:59
ユッケさん、応援有り難うございます!
雷太、ですからと納得して頂けると有り難いです(何?)
全くもって知らせてません!
受け継ぐものを理解させておいて後で徹底的なまでのサデ○ストっぷりでとんでもない状況へと追い込みたい、
とか思ってたりはします(否定しないのかよ!)
薄明ってのはちょっとしたゲームで好きになったりしたのは秘密です(バラしてるし)
黒と青って組み合わせはなかなかありませんよね? バーストくらい。

次回も宜しくお願いします!

286銀狼:2007/08/30(木) 20:01:05
#65


「あっ!!」

政宗との特訓を終えた時、突然大きな声を上げた炎に視線は向けられる。風見、政宗、ウォー、テイルモン、実に多い。何んといっても4名も。
「どうしたの?」と聞かれて炎は言った。

「カイザーレオモンにロイヤルナイツの場所へと案内してもらうはずだったのに……」

この時の4名の顔は間違いなく『ロイヤルナイツって何?』であったのはいうまでもあるまい。
炎が詳しく説明してる中、光輝は目覚めた。
ポケットのデジヴァイスはぼんやりと光っていて、まだ目に映る限りでは青と白、暫くすれば完全に変化を成すのだろう。
ただ、この戦いで自分と政宗の位置づけを知ったのだが、同時に光と闇の闘士は消えた。
2人合わせてその力が倍以上になってカバー出来るのかもしれないが、万が一バラバラになった時には問題が多くなるだろう。
これからも出来る限り仲間とは逸れず、常に共に行動しようと決意を新たにした。


宿内に既に姿が無い事から外だと悟った。
外に出てみれば噴水の周りで5人を見つけ、ゆっくりと歩み寄る

「起きたか、光輝」

寝ていた、という事になっている光輝に対して皆口々に「おはよう」、と口にする。
確かに寝起き、といった気分だが、意識ははっきりしてる。
まだぼんやりとした視界の中で今まで誰よりも不機嫌だったウォーは誰よりも御機嫌だった。


「炎、話があるんだが、いいか?」


光輝は炎の腕を強引に引っ張っていった。


「んだよ〜……、光輝。用があるならあの場所でも―――」
「ウォーは今後連れて行かないべきだ」

光輝の言葉には思わず耳を疑った。
自分を信用してくれている大切な仲間をこれ以上旅に連れて行けないというのか? ……と。

「アイツは、何れ俺達の敵にまわる。元は敵だ、いつ寝返ってもおかしくはない」

「けれど、ウォーは―――」

「アイツは過去に十闘士の敵、ルーチェモンに付き従ったロイヤルナイツの一員なんだぞ!?」


「――― ロイヤルナイツの?」

呟くように炎が言った。
光輝の目は本気、嘘を言っているようには見えない。

「判ったな? もう俺たちは―――」

「ロイヤルナイツは、俺にとっては仲間だ」
炎は小さく言った。その手に握り締められたデジヴァイス、これには大切な仲間、クレニアムモンの魂が込められている。
「俺は、俺にとってウォーは、仲間だ! どうしても連れて行けないなら、叩き潰して考え変えてやる!!」

「仲間同士で戦ってる場合じゃないのは判ってるが、一旦その気楽な考えを無理矢理にでも止めさせてやる!」

両者の左手に炎と光のデジコードが渦巻いた。

≪#65 end≫

287ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/08/30(木) 21:56:02
うおあ!!そうだった……ロイヤルナイツの居場所を教えてもらうんでしたぁぁぁああ!!!(汗)
こ、これからどうやって探せば良いんだ……。
更に炎と光輝が仲間割れ!?や、やばいかも……(汗)
果たして、お互いの意見の違いに起きた喧嘩を仲裁する者はいるのでしょうか!?
ここで炎が負けたら……ウォーよ、さよならって事に……。
次回も頑張って下さい!!

288銀狼:2007/08/31(金) 19:58:24
ユッケさん、応援有り難う御座います!
そうなんです、ロイヤルナイツについて、という事を自分も思い出して慌てて書いたんですよ!
探すなら光輝次第、なんですがー……。
いつも喧嘩してますねぇ、この2人(誰のせいだ)
仲裁する者は出ないんです、出させませんよ……ふふ。
炎が負けたらGood Byeウォー、さらば、って事で

次回も宜しくお願いします!!

289銀狼:2007/08/31(金) 20:33:56
#66


     「「『スピリット・エヴォリューション』―――!!」」


2人の姿をデジコードが包み込み、姿を変える。
方や炎の魔獣、方や光の戦士へと―――。

「『ヴリトラモン』――― ッ!」

「『ヴォルフモン』―――!」

進化を遂げたと同時に光の剣と篭手にも見える銃器が激突する。
ミシミシと音でも立てそうな勢いでぶつかりあっている両者の武器、火花を散らしお互いを吹き飛ばす。

「この―――」

尻尾を振り回し、ヴォルフモン目掛けて振り下ろす。――― が、瞬時に受け止められ、蹴りを2発もらった。
翼を羽ばたかせ上空へと飛翔する。此処からならダメージなどはまず受けないだろう。
しかし、その考えを容易く打ち破った。

「ヴォルフモン――― 『スライド・エヴォリューション』――― カイザーレオモン』

ついさっきまで光の闘士だった者の姿は闇の獅子へと変わった。

「『シュヴァルツ・ドンナー』ッ!!」

雷の気弾が放たれた。
上空といえどこれはあたる。
上昇すればするほど自分で自分の首を絞める事になるこの状況ではいくら相手の思い通りとはいえ、一旦地上に降りる必要がある。
ルードリー・タルパナから炎の熱線を放ち、カイザーレオモンへと威嚇砲撃を行い、地に下りた。
しかし既に獅子の姿はなく、戦士が目の前に立ち塞がり光の剣を一閃する。

微かに左腕を掠め、少しばかり真っ赤な血液データが零れ出る。


「……ッ!」


この油断した一瞬でも相手は容赦なく剣を振るう。
2本の光の剣を一本に繋げ、一閃し、又直ぐに獅子へと姿を変え爪で切りかかる。

思っていた以上の強敵、2つの力を交互に使い、相手を翻弄するような戦法は自分には出来ないな、と頭で考え、デジヴァイスを取り出した。

「……諦めたのか?」

「い〜や、本気で行くって事だ!」

先程のデジコードよりも更に多く、炎を纏ったデジコードをスキャンする。
炎に包まれ姿を変え、咆哮。
炎の聖獣へと姿を変え、その手の魔槍『クラウ・ソラス』を振るう。


「な―――!?」

「光輝、諦めてもらう! 『ブラッディ・ワルツ』―――!」


クラウ・ソラスを回しながら接近する。
2分割にし、右手左手で交互に一閃する。
獣型はパワーに特化している分、幾分かスピードが人型に劣る。それを知ってか知らずか、炎の攻撃速度は確実にアップしている。
右足を掠め、左手は斬られ、実力面では大幅に差をつけられた。
しかし、工夫次第でなんともなる。

「負けるかぁ!!」

寧ろ逆に接近し、腹部へと突進する。

「――― ッ!?」

吹き飛ばされ、技が途切れた。
その瞬間を狙って光輝は光の闘士へと姿を変えた。

≪#66 end≫

290銀狼:2007/09/03(月) 22:29:29
#67


クラウ・ソラスが弾かれ、目の前で剣が一閃される。
後一歩前だったら多分目がやられていただろう。

「流石に、そう容易く決まらないか……!!」

負け惜しみ、みたいな風に聞こえたな、と炎は思った。いや、事実負け惜しみだったのかもしれない。
本気ではないにしろ、それでも自分の得意な技を打ち破られたら悔しい。
ルードリー・タルパナを構え、炎の球体を作り出す。
それを何個も作り出し、光輝目掛けて放った。

「――― ちっ!」

獅子の時に負った傷は両腕だ。足に支障は何一つない。
剣を振り回し、回避に必要な最低限の球体を壊す。

「かかったな」

炎の声、目の前には一個の球体、ほかよりも随分と大きい。


「『プロミネンス・ヴァースト』――― ッ!!」


爆ぜた球体から一本の熱線が迫る。
それを避け、ギリギリでカウンターを決める。
腹部に突き刺さった――― かに見えた。
だが、ヴリトラモンは焔へと融け、光の剣が大きな音を立てて弾かれた。
背後にはクラウ・ソラスを構える炎、気づいた時にはもう遅い、首元にクラス・ソラスを突きつけられた。

「終わったな、光輝」

静かに言った。
しかし、光輝はまだ勝利を諦めたわけじゃない。


「俺の勝ちだ」


炎が言い終えるや否や炎の進化は解けた。
デジコードはデジヴァイスの中へと戻っていく。
「な、何で―――」

刹那、目眩と頭痛が炎を襲った。
そのまま倒れこみ、気を失った。

「おい、炎!」

光輝は進化を解かず、痛む両腕で炎を抱えて走り出した。仲間のもとへ―――



暗闇、あいもかわらず嫌なくらいだ。
栄吉と智也、それに又別の少女。

「優華、お前は選ばれし子供たちを見に行かなくていいのか?」

栄吉が少女、椎葉 優華(しいば ゆうか)に言った。しかし優華は首を横に振り言った。

「私じゃ勝てないもの。まだ行けない」
そのまま優華は歩いていった。
残された智也と栄吉は顔を合わせた。そして静かに智也呟いた。

「よく言うよ。僕らの中で最強、ブラックセントガルゴモンにすら引けをとらないくせに……」

≪#67 end≫

291デジロル:2007/09/03(月) 22:41:44
そういやロイヤルナイツを探すんでしたよね。
しかし光輝は敵として見なしているようで。
炎にとっては助けてもらった仲間。
ですが光輝にとってロイヤルナイツは十闘士の敵として見なしてるんですね。
しかもウォーを連れてはいけないだとか言ってますし。
しかしチーム内最強と思われる炎ですら倒してしまうとは……一体どうして!?
これからどうなるのか気になります。
次回も頑張ってください!!

292ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/09/04(火) 18:45:20
光輝の勝利で終わってしまい……ウォーよ、さらばですね。
処理に繋がった原因が未だ謎ですね……何が起きたのか?
更に敵対している子供達の中から新キャラ、優華が登場!
その強さが……ブラックセントガルゴモンにすら匹敵する?(汗)
どんだけ強いんですか!?
次回も頑張って下さい!!

293銀狼:2007/09/04(火) 22:06:29
デジロルさん、応援有り難うございます!
目的は案外簡単に忘れますよね。
ロイヤルナイツ全てが悪いんじゃなくて、ただルーチェモンが悪いだけなのにやっぱり光輝には通じません。
通じさせませんとも!
ウォーはロイヤルナイツで唯一あるデジモンと関係してますよ。
炎は決して光輝に倒された訳ではないんです。
つまり光輝の勝利というわけでもないんです。

ユッケさん、応援有り難うございます!
上記にもありますが、光輝の勝利という訳ではないです。
どうなったかの理由は別の話で。
優華も登場しましたし、これからの物語をさくさく進めていきたいです。
実力面は次の物語で判明します。
黒デジモンの実力は究極体を越える力を持ってます。


次回も宜しくお願いします!!

294銀狼:2007/09/04(火) 22:56:21
#68


「優華!」

走って優華を追う栄吉。
「何?」
「悪いけど、これからの予定はある―――」

「私は邪魔者の排除があります。まず、役立たずのスティングモン」

「待てよ! スティングモンは消さなくていいだろ!?」

栄吉の反論など聞く耳もたず、まるで喉元に刃が突きつけられているかのような殺気を感じた。
相手は目の前にいる優華、間違いなく自分に向けられているだろう。

「……判ったよ。どうせ俺がアンタと戦ったって、俺はアンタに傷一つつけられずに消え逝く」

栄吉は諦めたように両手を挙げ、負けを認めた。
――― かにみえた。

刹那、両剣を持って優華へと斬りかかった。

一瞬、痛みなど感じなかった。
右手が切り落とされた。

激痛の走る右手の切り口からは血が溢れ出てその場に倒れこんだ。


「――― ……、判っちゃいたけど…………嘘、みたいな……強……さ……だ…………」


栄吉はその場に倒れた。

「智也君が通るのを、祈って下さい」
静かに優華は呟き、そのまま歩いていった。

意識はまだある、このままじっとしていたら死ぬだけ、ならば全てを賭けて、やるしかなかった。
ない右手、それを治す為にも栄吉は黒いデジヴァイスを取り出した。


「『シャイン・スピリット・エヴォリューション』……」

≪#68 end≫

295銀狼:2007/09/15(土) 19:49:09
#69


「炎は恐らく、あの進化が原因だろう」
 光輝が言う、『あの進化』というのはクレニアムスピリット、つまりクレニアムモンの精神を使用したモードチェンジの事だ。
「通常よりも強大な力を得る代わりに精神力が強靭な炎も耐え切れず、今迄溜め込んできた分も含めて消費したんだろ」
 それだけ言うと光輝は説明を止めた。
 メンバーの周りの空気は重い、これから行こう、という時に炎がこの状況、そして光輝のあの話を聞いたから。今度ウォー
を外して目的を果たす、という事だ。ロイヤルナイツが炎とどういう関係にあるか聞いた一行だが、流石に過去何があったか
なんて知らない、重くなった空気をどうやって直すかすら考えていない。
「……もし、ウォーを連れて行けないのなら」
 政宗が口を開いた。それに耳を傾ける一同。
「ぼ、俺はウォーと行動を共にする。一人には出来ないよ」
「政宗……、俺たちは出来る限り離れて戦わないがいい」
「炎君なら、こうすると思うから」
 それだけ言うと政宗はまた口を閉ざした。光輝も特に文句を言ったり否定するわけでもなく、同様に口を閉ざした。
 風見は今炎と共に行動するのが気まずいのか、どうやら光輝についていくようだ。テイルモンは結局まったく口を開かず、
普段と変わらない行動をしている。
「なら、炎に伝えてくれ。『水晶の明星』を目指せ、と」
 光輝は風見とテイルモンに「行こう」と促して歩き出した。それをウォーと政宗は見守っている。

「ごめん、俺のせいで」
 ウォーが謝ったのを見て政宗は言った。
「気にしないで、俺が残りたいから残っただけだよ」
 ウォーは申し訳なさそうにもう一度謝った。
 政宗は炎の様子を見て溜息をついた。苦しそうに息をしながら額に汗をかいている。今迄何事もなかったのが不思議なくらいだ。

「……俺が、戦わなきゃ」

 政宗は静かに呟いて、決意を固めていた。

≪#69 end≫

296桜扇:2007/09/15(土) 21:01:22
か、かっこいいよ政宗君…。
少しの仲違いでしょうか?やはり…。
光輝も自分の勝ちを認めず冷静に判断している。
ウォーを一人にしないため、政宗は一人残る。
これからどうなるのでしょうか?
次回も頑張ってください!!

297デジロル:2007/09/15(土) 21:32:10
倒れたのは、自分自身のせい。
クレニアムモンの精神力が強すぎたせいで……。
強い力には副作用があるもんなんですね。
自力でつけた力ではなく、与えられた力だからこその副作用。
政宗も残って、これからどうなるのか、気になります。
これからも頑張ってください!!

298ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/09/15(土) 23:39:01
倒れたのは炎君が精神的に耐えられなかった……のが原因ですか。
しかし、これでウォーがサヨナラかと思いきや政宗君が残ると言い出しましたね。
彼もまた自ら戦わなければいけないと意思を強く持ちますが……果たして?
雷太や氷期と合流出来るのは何時の日やら(汗)
次回も頑張って下さい!

299銀狼:2007/09/17(月) 19:58:52
桜扇さん、応援有難う御座います!
出来る限り狙ってみました。
強さの面では高いので、ちょっと戦力傾き過ぎかな? と思うのですが気にしません。
光輝は今後沢山出番を増やしたいですね、強いので。
ただ氷期達も忘れずやっていかなければならないので、大変かな? とかいまさら考えました。

デジロルさん、応援有難う御座います!
膨大過ぎる力のリスクは考えないといけませんからね。
ただ、最初はまったく考えてなかったというのが本音なんですが(おい)
今後クレニアム以外の力も増えていくんでしょうね、十闘士だけでは微妙なので。
炎と政宗達を基本的に進めていきたいです。

ユッケさん、応援有難う御座います!
炎と政宗、光輝と風見、氷期と雷太、と分けました。
実力面では炎と氷期が並ぶ、と考えていますので。
今後の戦いでは炎組が一番強いでしょうね。
早めに合流させてあげたいです。そして早めに優華の実力を発覚させないと。

次回も宜しくお願いします!!

300J坊:2007/09/17(月) 21:28:33
300頂き!
しかし、綺麗に分かれましたね。
1組だけ偉く強めに構成されてますし。
テイルモンの過去、ウォーの過去、ロイヤルナイツの過去。
と結構謎が残ってますが、それもまた重要な鍵になりますね。
しかし、ボコネーコンビは今どこで何してるんでしょうかね?
拓也たちの過去話聞けるのに。
あと、残りの闘志の皆さん。
なんだか、グロットモンやアルボルモンは罪滅ぼしにカラツキヌメモンの村やアキバマーケットのナノモン店で生活してそう。
ラーナモンは海の家の女主人でメルキューレモンはセラフィモンの補佐でもやってるんでしょうかね?
次回も頑張ってください!!

301銀狼:2007/09/20(木) 22:29:29
J坊さん、応援有難うございます!
300が……!!
綺麗に分けてみました。そして意図せず一組強くなっちゃったんです。
テイルモン、ウォーの過去は語らずして物語は進行しませんので、いずれ語ります。
ロイヤルナイツ側でもいろいろとやならければならない事もあって、思わず溜息が。
ボコネーの出番はないかも知れません。
後残りの闘士の方々も。あまり増やしすぎると大変なので、という勝手な理由なんですけどね
思ってたよりも長く続いているこの物語は頑張って完結させたいですね。

次回も宜しくお願いします!!

302銀狼:2007/09/30(日) 13:17:53
#70


「僕思うんだけど」
 口火を切ったのは氷期、雷太とアグニモンは振り返った。
「デジヴァイスに連絡機能ついてるんじゃないかな?」
 元は携帯電話、あってもおかしくないと考えた氷期、アグニモンはそれを聞いて少し気まずそうにしながら聞かなかった
事にして先に進もうと促している。

「何か、隠してない?」

 どことなく嫌な気を纏う氷期、無論殺気。

「……デジヴァイスには連絡機能がついている事を今言われて思い出したんだ」

 そこには血の雨が降ったという。



 炎のデジヴァイスが電子音を立てた。
 いきなりの出来事なので政宗とウォーは慌てたが、デジヴァイスの画面には『氷』と表示されている。何かの連絡かもしれ
ないと考えた政宗は適当にボタンを押すことにした。

『あー、繋がった繋がった。もしもし? 炎さん、僕氷期です』
「氷期君!?」
 予想外であった政宗の応答に氷期は驚いた。
『何で政宗さんが? 合流できたんですか?』
「ああ、合流が出来たよ。……光輝達とは別れたけどね」

 政宗は一旦今の状況を説明した。
『そうなんですか……』
「アグニモンや他のデジモンに『水晶の明星』について聞いてくれないかな? 俺達も調べるけど」
『判りました。じゃあ何かわかったら連絡します』
 そういって氷期は切った。
 静かさを取り戻した噴水の傍では未だ苦しそうに炎は眠っている。

「ウォーは自分の事、何も覚えていないの?」
「ああ、気付けばクズハモンの下にいた。改心するまでずっと。その前の記憶は何もないんだ」

「相当強い衝撃か何かを受けた、て事か」

 元ロイヤルナイツ、何かの衝撃を受ける事も少なくないのだが、記憶を失う程の衝撃なんて逆に珍しい。だが記憶を奪うなんて
もっと無理に近い。やはり衝撃を受けたとしか考えられないのだ。
 ならばやはり関係してくるのはカオスデュークモン達、でなければロイヤルナイツ相手には無理だろう。

「まぁ、水晶の明星、て所に行けばきっと何かわかるよ」

 政宗はそうウォーに言って少しは気を楽にさせようとした。
 仲間がバラバラになっていく事に責任を感じているウォーだと何を仕出かすかは理解できない。

「僕等はいつでも戦えるようにしておこう。炎君がこの状態だからね」

 ウォーも頷き、炎が目覚めるまでは戦闘訓練をする事になった。

≪#70 end≫

303ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/09/30(日) 21:29:46
氷期君が一番最初に通信機能に気付いたー(汗)そしてアグニモンは血の海に沈む……。
これからの話は三つのグループに分かれて進みそうですね。
炎チームと光輝チームと氷期チーム。これからの物語で三つのグループがいつまた出会うのか……。
ウォーも何故記憶が無いのかが気になりますね。
次回も頑張って下さい!!

304銀狼:2007/10/02(火) 21:55:50
通信機能、セフィロトモンの時に使用したっきりのようなアニメだったので、思い出してみて使ってみました。
アグニモンは切なく散り逝きます。
炎、光輝、氷期、この3人を中心に進んでいきますよ。
出会うときは話してくるのでしょうか。
ウォーの記憶に関する事や、テイルモンなど色々とあります。さっさと書き上げてやりますよ。

次回も宜しく御願いします!!

305銀狼:2007/10/04(木) 11:53:42
#71


 ――― ……声が聞こえる。

 ――― ……聞き覚えのある声だ。

 そこは薄暗く、嫌な匂いが漂っている。……この匂い、血だ。
 辺りに飛び散った血など気にもかけずに見覚えのない少女がそこを通った。
「……まだ、掃除されてないのね」
 少女は静かに呟いた。その後ろには血溜りがある。そこにピシャ、と水音が鳴って見覚えのある少年の姿が目に入った。

 ――― 智也だ。
 この血の光景を見て唖然とした後に慌てて辺りを見渡した。そして叫んだ。

「栄吉君に、何かした?」
「歯向かってきた羽虫を叩き落としただけです」

 血溜りはまだ真新しい。しかし、そこにあるはずの物がない。死んだのなら、そこに残る死体。生きているとしても、あるはずの血を引きずった、
あるいは血が滴り落ちた跡がない。となると、消えた? しかし、それはないだろう。幾らこのデジタルワールドといえど、人間は粒子にもデジコードにも
ならない。となると、傷を癒したという事だ。

「栄吉君を殺そうとした事には変わりないんだね……、優華ッ!」

 両手に鉤爪を構え、優華に切りかかる。しかし優華はどこからともなく弓矢を取り出し受け止めた。

「幾ら今の私の力がないと言えど、貴方程度に負けはしないわ」
「どうかな、栄吉君は油断していたかもしれないけど、僕は本気だよ」

 金属音が鳴り、両者がはじかれた。
 しかし怯む事無く智也は再度向かっていく。

「『ダブル・クレセント・ミラージュ』――― ッ!!」

 両手の鉤爪から三日月形のエネルギーを放つ。優華は流石に拙いと判断したのか、弓矢を構えた。

 この現場が何故だか目に移る少年は何が起こっているのか全く理解していない。そもそも、何故移るのかすら。
 視界の半分は暗闇、もう半分はこの光景だ。

「『ホーリー・アロー』」

 弓矢から光の矢が放たれ、三日月形のエネルギーを掻き消し智也の左手の鉤爪に突き刺さった。
 智也は渋い顔をして優華へと視線を向けなおす。――― しかし、そこに既に優華の姿は無かった。
 背後から殺気を感じ、一旦身を屈め、上空を矢が通過したのを感じ、鉤爪を後方へと振るう。
「流石に、一筋縄ではいかないのね……。冷静な判断をする事の出来る智也君と、圧倒的な攻撃力と速度を誇る栄吉君。2人での連係プレーなら―――」
「ウダウダ御託を並べてないで、さっさとかかってきたら? 油断してるとその首吹っ飛ぶよ」
「珍しく怒りを秘めてますね。そんなに彼を消されたのが悲しい?」

「御託はもうウンザリなんだよッ!」

 両手の鉤爪の切っ先を優華に向けた瞬間だった。天井が崩れ落ち、それと同時に少年のもう半分の視界も暗闇に戻った。

≪#71 end≫

306ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/10/04(木) 21:20:02
ありゃりゃ?相手は相手で問題行動が勃発ですか?
仲間を殺そうとした優華。仲間に殺されかけている栄吉。そしてその友達の智也。
優華に襲い掛かる智也だが……天井が崩れ落ちてしまう……。
果たして、三人の安否は?
次回も頑張って下さい!!

307銀狼:2007/10/13(土) 19:00:52
ユッケさん、応援有難う御座います!
大問題、といえば大問題なのですが、炎達には無問題です(これが言いたかっただけ)
時には皆殺しもいいんじゃないか、とかいう自分の危ない思想と友人の勧めでやってしまいました。
智也VS優華は今後の話できっと何かあるに違いありません!(作者だろ)

次回も宜しく御願いします!

308銀狼:2007/10/14(日) 11:16:47
#72


「目が覚めた?」

 丁度真上にあった太陽の光を直に見て眩しそうに目を閉じた炎の耳には政宗の声が聞こえた。
 ゆっくりと体を起こし、再度目を開くとグレイモンに進化しているウォーに政宗。デジヴァイスにデジコードが吸い込まれていくところを見ると
どうやらつい先程まで進化していたようだ。
「つ〜……――― さっきの光景は」
 まだイマイチはっきりしない視界には先程の光景が映っている感じがする。
 あの暗闇で行われた戦い、智也と優華という少女、2人は人間の身でありながらデジモンの装備を身につけ、更に技まで放っていた。
 この先戦うと考えると、身震いした。




 崩れ落ちた天井の瓦礫を退かし、鉤爪を振るい、小さな石を振り落とす。
「出てきなよ、優華。この程度で死ぬ人じゃないよね」

「あら、判ってたのね」

 刹那、瓦礫は吹き飛び、その下からは体全体が発光し、その輝きがまるで羽のようになり、小さな光の粒となって辺りに舞う。
「随分と余裕なんだな、『フルムーン・ブラスター』――― ッ!!」
 両手の鉤爪の先端に光の玉を作り出し、それを一つにして光線状にして放った。
 しかし、それが優華に届く事は無かった。巨大な手がそれを阻んだからだ。

「……栄吉君!!」

 赤い機械の翼に黄色い頭部、光竜が智也に視線を向けていった。
『あれ以上やっていたらお前が死んでいた。……智也、俺に乗れ、今すぐ此処を退散するぞ』
 光竜の言葉に口篭り、大人しく従ってその手に乗る。
「逃がすとは言ってないけど―――」
 優華は弓を向けたが、光竜の放った光線で視界が遮られ、光が消える頃には既に姿は無かった。
 小さく舌打ちをした優華の左手に握られた弓矢は光の粒子となって消えた。
「……スピリット・エヴォリューション、正規でないのにも関わらず、栄吉君は使用したのね」

 優華が立ち去った後に残ったのは、激しい戦いの傷跡だった。

≪#72 end≫

309ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2007/10/14(日) 22:12:12
前回の戦いの様子を炎は何故か見えていたようですね。まさか、彼はエスパーか!?(違)
確かにこんな相手と戦うとなれば……身震いもしますわなぁ。
そして問題勃発の相手は決着つけずに智也達が闘争した事で幕引きに……。
果たして、この一戦がこの後どう響くのか?
次回も頑張って下さい!!

310J坊:2007/10/27(土) 23:10:20
どうも、こちらではお久しぶりのJ坊です。
炎たちはウォーが原因で内部分裂……。
敵さんも意見のすれ違いが原因で内部分裂……。
この先、大丈夫なのでしょうか?(敵も味方も)
次回も頑張ってください!!

311デジロル:2007/10/28(日) 09:05:39
通信機能に気付きましたね。それも氷期が。
アグニモン、安らかに成仏したまえ。まあ自業自得ですが。
そして敵も敵で仲間割れみないなのはじめちゃいましたね。
これからどうなるのか気になります。
次回も頑張ってください!!

312銀狼:2007/11/02(金) 20:12:30
どうも、お久しぶりです。
PCがネットに接続出来なくて随分と来れなかったわけです。
ユッケさん、応援有り難う御座います!
そう、彼はエスパーです(嘘です)
強敵ですよ、しかしこの先はまだ自分でも不明……。
問題が多々発生しているのですが、もっと詰め込んでしまいましょうか。
出来ればもっとおかしな展開だしたいです。

J坊さん、応援有り難う御座います!
ほんと、お久しぶりです。
敵味方お互いに問題勃発です。
この先は本当に大丈夫なのか自分でも不安なくらいです(待て)
あれですよ、昨日の敵は今日の友。

デジロルさん、応援有り難う御座います!
通信機能、実際アニメでも大して役に立ってませんでしたよね。
アグニモンの成仏は、今後特に響くこともないでしょう(おい)
敵さんだって仲間割れする事情はあるんでしょう。これからも。

次回も宜しくお願いします!!

313銀狼:2008/01/11(金) 20:07:37
#73


ぶつぶつと文句のように聞こえる言葉、その声の主はグレイモン――― こと、ウォー。
恐らく先程まで行っていた政宗との戦闘訓練の結果だろう。
その話しかけにくい空気を打ち破ったのは政宗だった。

「ほら、炎君起きたんだから早く水晶の明星を目指して旅立とう?」

しかしウォーの機嫌は治らない。暫く時間が経たないと治らないだろう。
まぁしょうがないか、と溜息交じりで炎に向かっていった。

「炎君……、その、クレニアムモードって、炎君が言うにはロイヤルナイツのクレニアムモンの精神がデジヴァイスに宿って力を貸してくれてるんだよね?」

「うん。でも、力を貸してくれている、というよりは俺の力になってくれた、かな?」

そっか、とだけ言って政宗はデジヴァイスを取り出す。
デジモン達は力を貸してくれている。中にはクレニアムモンのように炎の力そのものになってくれるものも。
しかし、それには自分自身が滅び、精神のみとなった場合だけ。
クレニアムモンのような形は極稀だろう。

考えに耽っていると電子音が鳴り響いた。
これは炎のデジヴァイスだ。又氷期からだろうか。

『聞こえるか、炎』

「デュナスモン!?」

デジヴァイスから聞こえてきた声は間違いなくデュナスモン。回復したのだろうか。

「生きてたんだな!」

『当然だろ―――』
『時間が無いんだ! 無駄話するな、デュナスモン』

こちらの声はロードナイトモンだろう。
時間が無いとはどういう意味なのだろうか。

『兎に角、炎。早急に我等と行動を共にしてくれ。厄介な事となった』

≪#73 end≫

314ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2008/01/11(金) 22:28:42
どうも、今年も宜しくお願いします。ユッケです。
水晶の明星目指して進むわけですが、ウォーは不機嫌ですな。
そんな時、炎のデジヴァイスからやって来た声はデュナスモンの声。もう一人、ロードナイトモンの声も交じってますね。
厄介な出来事が起きたと向こうから伝えられましたが……一体、何が起きてるのでしょうか?
次回も頑張って下さい!

315楸木スズヤ:2008/01/12(土) 07:37:21
銀狼さん、初めまして^^楸木スズヤと申す者です。
フロンティアの小説は珍しいですよね……しかしフロは好きなのでフロ小説が見れて嬉しいですv
物語の方は、何と政宗やウォーと共に居る炎のデジヴァイスに
デュナスモンからの連絡(ロードナイトモンもいるけど)が。
厄介なこととなった、時間がないと言っていますが……
一体何があったというのでしょうか、気になります!
次回も頑張ってください^^!

318銀狼:2008/01/12(土) 12:15:15
ユッケさん、応援有り難う御座います!
お久しぶりです。今年も宜しく御願いします。
長らく書き込んでなかったんでちょっと書くのに気が引けてました(苦笑)
ウォーの存在は今後の伏線? みたいなもんなんです。
ロイヤルナイツとの連絡もして、炎側はロイヤルナイツ中心になる予定です。
厄介な事は、次の話で……。

楸木スズヤさん、初めまして。銀狼です。
フロンティアは確かに珍しいですよねー。自分が書き始めた時も全くありませんでした。
なぜでしょうね。
厄介な事は次回説明、時間が無い事はその次になりそうです。
文字制限の関係上ちょっと長すぎたりすると書き込めないんで、あまり一話に詰め込めません(苦笑)
応援有り難う御座いました!
小説の書き込みミス、自分もありましたよー(笑)

次回も宜しく御願いします!!

319デジロル:2008/01/12(土) 14:18:19
炎のデジヴァイスからデュナスモンとロードナイトモンの声が聞こえますね。
厄介な出来事、それは一体なんなのでしょうか!?
とても気になります。
次回も頑張ってください!!
あ、それからあけましておめでとうございます、本年も宜しくお願いしますね。

320銀狼:2008/01/12(土) 14:33:08
デジロルさん、応援有り難う御座います!
明けましておめでとう御座います。今年も何卒宜しく御願いします。
デュナスモン、ロードナイトモンとの連絡を行って炎側の物語が始まる、みたいな感じです。
厄介な事については次回をお楽しみに……。

次回も宜しく御願いします!

321銀狼:2008/01/12(土) 14:36:46
#74


「厄介な、事?」

デジヴァイスから聞こえてきた声の主、デュナスモン。そしてロードナイトモン。
2匹は沈黙を守っていた。

「厄介な事って何だよ! はっきり言ってくれないか!?」

その沈黙が嫌で、気が付けば怒鳴っていた。
光輝とも言い争いになった。全て、ロイヤルナイツが絡んでいる。
一度出来た繋がりだから、此処で断ち切る事なんてしたくないし、最後まで関わって行きたいから。

『……エグザモンがお前に逢いたいと申した』

「エグザモン……?」

まだ聞いた事の無い名前だった。
誰だよソレ、と炎が言おうとした時に、先にデュナスモンが口を開いた。

『ロイヤルナイツの1人で……、その、お前に興味を持って』

ロイヤルナイツ、炎にとっては仲間同然の存在だ。
しかし、肝心の連絡手段はどうやっているのだろう。
「でも、ロイヤルナイツ同士で連絡ってどうやって取ってるんだ?」
『それは……エグザモン自身が我々の前に現れて、今はとある場所から連絡をしている』
そっか、と言った。
興味を持って逢いたい、と言われても自分はこれから水晶の明星へ向かわなければならない。
「悪いけど、俺達これから水晶の明星を目指さなきゃならないし……」

『水晶の明星? それなら、逆に好都合だ』

何が? と炎と政宗の声が重なった。
まさかとは思ったが、そのまさかの答えがデュナスモンから返ってきた。

『今此処が水晶の明星だ』

≪#74 end≫

322ユッケ ◆h8PPKSmgM6:2008/01/12(土) 23:31:37
厄介な事とはエグザモンが炎に会いたいということでしたか。
しかし、会うだけならば問題は無さそうなのですが……興味を持ったというのが怪しいですな。
更に待っている場所が水晶の明星ですと!!?これは棚から牡丹餅、偶然にもラッキーですね。
はてさて、炎達に逢いたがっているエグザモンがどんなデジモンなのかが楽しみです。
次回も頑張って下さい!

323楸木スズヤ:2008/01/13(日) 08:31:48
何とロイヤルナイツの一人・エグザモンが炎に興味を抱いたと!
しかもデュナスモン達の居場所が水晶の明星……これから炎達が向かうべき場所。確かに好都合ですな!
しかし厄介なことで時間がないというその言葉からするに、エグザモンが来たことが
彼らにとって厄介なのかそれとも別なことで厄介な事があるのか……?まだまだ目が離せませんね!
次回も頑張ってくださいませ!

324銀狼:2024/04/03(水) 19:03:00
デジモンレジェンド

神崎栄吉
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:深紅
パートナーデジモン:ブラックアグモン

秋山司
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:蒼
パートナーデジモン:ブラックガブモン

志波晃
性別:女
年齢:15歳
イメージカラー:黒
パートナーデジモン:ブライクモン

新発田春樹
性別:男
年齢:9歳
イメージカラー:白、黄緑
パートナーデジモン:テリアモン、ロップモン

九条黄金
性別:女
年齢:14歳
イメージカラー:金
パートナーデジモン:ゴマモン

白金銀次
性別:男
年齢:13歳
イメージカラー:銀
パートナーデジモン:バクモン

来栖怜二
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:赤
パートナーデジモン:アグモン

神藤恭埜
性別:男
年齢:15歳
イメージカラー:青
パートナーデジモン:ガブモン

羽崎寧
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:青紫
パートナーデジモン:インプモン

霧原斬人
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:橙
パートナーデジモン:コマンドドラモン

波崎刹那
性別:男
年齢:13歳
イメージカラー:空
パートナーデジモン:リュウダモン、ドルモン

神崎秀吉
性別:男
年齢:10歳
イメージカラー:深緑
パートナーデジモン:ピコデビモン

空海陸
性別:男
年齢:12歳
イメージカラー:桃
パートナーデジモン:ラブラモン

久遠輝
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:紫
パートナーデジモン:ギザモン

久遠昴
性別:女
年齢:14歳
イメージカラー:群青
パートナーデジモン:ガオモン

朝比奈圭一
性別:男
年齢:14歳
イメージカラー:真紅
パートナーデジモン:ブラックブイモン、ワームモン

天野恵
性別:女
年齢:15歳
イメージカラー:黄
パートナーデジモン:モノドラモン

高坂累
性別:女
年齢:15歳
イメージカラー:灰
パートナーデジモン:ブラックギルモン

渚花音
性別:女
年齢:14歳
イメージカラー:薄桃
パートナーデジモン:プロットモン

綾嶺冬真
性別:男
年齢:15歳
イメージカラー:蒼白
パートナーデジモン:レナモン

綾乃弓束
性別:女
年齢:15歳
イメージカラー:緋
パートナーデジモン:ギルモン

325銀狼:2024/08/19(月) 18:51:32
サイト名 Guld;codes
管理人 銀狼
掲示板 νでじでじもんもんν

デジモン小説 デジモンレジェンド
2006/08/11〜2016/09/14、2018/05/11

326:2024/08/27(火) 21:04:22
ラブホテルは顔認証をしてます。
アパホテルは、デリヘル嬢の出入りが自由なので顔認証でもしてるのか。
ラブホって、ほとんど同じとこが経営していて顔認証してて、パチンコ店の顔認証と繋がっているから情報を見放題なのです。
駅やコンビニや大手ドラッグストアや、照明が明るすぎる店は、顔認証してて、これともつながっています。
顔認証は、大手のダイコク電機のだろうから、全部つながっていて情報見放題だと思ってください。

ラブホテルを利用してるデリヘル嬢40万人、客の医師や政治家は、もれなくダイコク電機の顔認証で記録されてます。
マスクしてても意味ないです。

ラブホテルやパチンコ店の嫌がらせの対象になった人が来店すると、ラブホホテルでは騒音を出す、威圧する、無視するなどの嫌がらせ、チンピラを配置して大声で威圧するなどの嫌がらせをし、パチンコ店では台に座るとすぐ隣や後ろの台が大当たりする嫌がらせをしたり、店内報道で嫌がらせしたり、店員にずっと監視させる嫌がらせや、店員に後をつけさせる嫌がらせをする。

パチンコ店は30年前から大当たりは全て遠隔大当たりです、これは違法行為です。
店が大当たり信号を送らないと大当たりしないです。
大当たりしていないときは無抽選の台を打ってるだけなので絶対に大当たりしません。

顔認証を導入してからは、顔認証を使って遠隔大当たりさせています。
だから客は最後は全員、負けるようになっているのです。
これ全て違法行為です。

神奈川最大のパチンコ店ピアは暴力団稲川会のフロント企業で、大当たりはもちろん全て遠隔大当たりです。
ここで大勝ちしている人は、ピアと暴力団が送り込んだ打ち子と呼ばれるアルバイトの人たちです、毎日100人以上雇っていると思われます。
普通の一般人は最初だけしか勝てないです。
これが稲川会の資金源で、年間30億円は違法に稼いでいます、これを30年ぐらいしています。
神奈川県内の他のパチンコ店も同じことをしています。
ピアとその系列店のサントロペは、フランスの高級避暑地コート・ダジュールにある地名です。

つまり稲川会と山口組も顔認証の情報を見放題な可能性が高い。

5c@、したらば、ばくさい、はパチンコ業界や大手ネカフェとステマ契約して金儲けしています、掲示板はステマ掲示板になった。
例えばパチンコのスレでは掲示板管理人、パチンコ店長、ネット工作会社が連絡を取り連携しながらステマの書き込みをしている。
パチンコスレの書き込みの9割以上はステマの書き込みばかりです。
パチンコ店を批判する書き込みをすると、掲示板管理人からハッキングされ、名前を特定するために集団でストーカーしてきて名前を特定し、威圧したり、したらば・ばくさい管理人の女優・高岡早紀の兄の高岡のように物を盗んで嫌がらせしてくる。
ちなみに、日本ではステマを禁止する法律ができましたから。

昔、ひろゆきは「もう2chの管理人をやめました」と公言したが、朝日新聞が、ひろゆきは別の会社から2chを管理しているよというスクープをしてひろゆきの嘘がバレた。
今でも掲げているが2chの謳い文句の「今晩のおかずからハッキングまで〜」の意味は・・・・・・「今晩のおかず」は2chの大広告主の無修正えろ動画サイト「カリビアンコム」をおかずに一人えっちしてね、という意味だし、「ハッキングまで〜」は2ch管理人は普通にユーザーのパソコンをハッキングしてましよって意味です。
2ch管理人は、2chの掲示板に、きにくわない書き込みをした人、ただ掲示板を見てるだけの人も、2ch管理人は気分次第でパソコンをハッキングしていたのです。
おそらく現在も同じです。
掲示板を見てるだけでも、管理人にはリアルタイムで今、どこと見てるか分かるようになっています。
要注意人物のユーザーは、2chの掲示板を見始めたらスグに2ch管理人が分かるようになっています。
2ch管理人がハッキングをして集めたユーザーの個人情報はニコニコの管理人とも共有されていたようです。
ばくさい、したらば、も同じように普通にハッキングをします。
タヌキという掲示板も同じです。
安全な掲示板はないと思ってください。
掲示板の管理人は普通にユーザーをハッキングしてきます。
無修正えろ動画「カリビアンコム」を経営したいたのは台湾の会社で台湾人です。

327銀狼:2025/09/02(火) 17:08:17
神崎秀吉、誕生日おめでとう。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板