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舞-HiME エロパロ避難所 vol.1

263シズナツ決戦篇:2006/04/14(金) 12:06:12 ID:wZ4q21Hw
「わざわざ自分で引き受けたんやろ? ナツキのそういうとこ好きやわぁ」
シズルもGEMを起動する。
「シズル……考え直さないか? 今ならまだ間にあ……」
「あかんわ。うちはしょうもない争いに手をかして妹たちを殺すんも、
どこぞの馬の骨に抱かれるのもお断りや」
シズル……答えは分かっていた。だから、せめて私の手で……
「なら、いくぞ!」
私はエレメントを具現化した。砲口をシズルに向ける。
「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
紫の閃光が破壊を撒き散らす。
シズルはあっさりと回避した。エレメントを鞭のようにしならせ、攻撃してくる。
「くっ!!」
何とか避けて間合いを取るが、接近されては勝ち目がない。
私のエレメントは遠距離攻撃用だ。いかに敵を引き離すかが勝敗を分ける。
「当たれっ!!」
連続でレーザー砲を発射する。閃光が綾を紡ぐ。シズルは避けるので精一杯のはずだ。
現にただかわすことしかできていない。
(シズル……もう……)
このまま距離を保ち続ければ、いずれ息が切れる。そうすれば勝てると思った。
甘かった。
「なっ!?」
今まで真横に回避していたシズルが突然直進して来た。
そうか、私を水平軸に慣らせておいて、軸を一気に垂直に転じる。
咄嗟の事で反応が遅れた私の砲撃はシズルの脇を掠めるのみ。
「あくっ!!」
意識が一瞬遠のく。シズルの一撃は私の胴を薙いでいた。
倒れ臥す。
勝負あったようだ。もう動けない。
シズルがゆっくりこちらに近づいてくる。せめて相打ちに。
そう思って私は最後の砲撃を絞った。シズルのエレメントとレーザーが交差する。

264シズナツ決戦篇:2006/04/14(金) 12:07:22 ID:wZ4q21Hw
「馬鹿……な……」
腹を抱えるシズルは、やはり笑っていて。
「何でだ!? 今のは簡単に避けられたはずだ! それに、どうして……」
シズルのエレメントは私からかなり離れたところに命中していた。
あり得ないミス。あのシズルがこんなへまをするはずがない。
「強うなったな、ナツキ……」
ローブが焼け焦げたシズルの腹からは鮮血が溢れだしている。
「やっぱり、うちはナツキには敵わへんかったなぁ……」
「嘘つけ!! お前わざと外したんだろ、どうしてそんなことを……!」
何とか身を起こし、シズルに縋りつく。シズルはもう膝をついていた。
「違うんや。うちはナツキを殺して死のうと思うてたんよ」
「馬鹿馬鹿!! じゃあ何で私を殺さなかったっ!?」
「ふふ、ナツキ、覚えとる……?」
震える私のとは対照的にシズルの声はどこまでも静かだった。
「ガルデローべで、初めて会うたとき……あのときからうちは……いつか、ナツキに……」
そこでシズルの声は途切れた。
死んだ。
殺した……私が……
「どうしてだ……自分がいないと駄目だと言ったのはお前じゃないか……なのに、どうして私を一人に……」
ただ、私はシズルの遺骸を抱きしめて泣き叫ぶしかなかった。

あれから、内戦はようやく終結を迎えようとしている。
数え切れないオトメたちが戦火に散っていった。
私は漸く、そうまでして守ってきたガルデローべに別れを告げることができる。
学園長として最後の責任を取って。
私は液体の入った小瓶をあおった。
願わくば、二度とオトメが政治の道具にされないことを。
そして、シズルと今度はずっと一緒にいられることを……。

(終わり

265名無しさん:2006/04/15(土) 05:26:38 ID:PHt1jKSs
切なくていい感じだ。
GJ。

266名無しさん:2006/04/16(日) 06:22:25 ID:921xlnJs
やべ…ちょっと泣けた。
GJです。

267鮮血の愛憎篇:2006/04/17(月) 21:32:39 ID:PndMtBrA
「……遥ちゃんの仇」
なつきはその声でようやく後を振り返る。
「え?」と口にすると、一緒に鮮血が飛び出した。
脇腹に急な灼熱感が起こる。
「なつきっ!!」
慌てて駆け寄ってきた静留が薙刀で横殴りにすると、
雪之はメガネを落として吹っ飛んだ。
「ぐはぁ、げほげほ!!」
なつきは膝をつき、腹を押さえて血を吐いていた。
まだなつきの体内にささったままの凶刃は内臓にまで達していた。
「静留、私……」
「なつき、なつきしっかりしぃ!!」
静留はなつきを抱え起こし、半狂乱で叫ぶ。
抱き上げた手には血がべっとりとつく。
「ざまみろ……」
ぴくと静留はその言葉に体を固まらせた。
「ざまみろ……遥ちゃんの仇だ……」
「…………」
静留はなつきを寝かせ、エレメントを取って立った。
そして、そのまま柄の部分で雪之を殴りつけた。
「ぐぎゃああああああああっ!!」
「この、ごもくがああああああああっ!! 死んでまえええっ!!」
凄まじい表情で薙刀を振り回す静留。
滅多打ちにされた雪之は頭を打たれて血を流し、地を舐めた。
「ふふ……悔しいでしょ……」
しかし、雪之は悲しく薄ら笑いを浮かべるのみだった。
「あんたを直に殺すより……大切な人を奪う方が」
皆まで言うことなく、静留は雪之の首を切断した。

「なつき、堪忍や、堪忍や……」
「…………」
もう抱きしめるなつきの体からは力が抜け落ちている。
なつきは蒼白な唇を噛んで、掠れた言葉を吐いた。
「ありがとう……」
「え?」
「一番地を壊滅させてくれたんだな。母さんの仇を……」
なつきは泣いていた。静留に見せた最初で最後の涙だった。
「いやや、なつき、いやや……」
「私は、静留に会えて良かった……私は……」
そしてそれが最後の言葉だった。

「い、いやああああああああああああああああっ!!」

静留はふらりと立ち上がる。まだやる事が残っているから。
まだ死ねない。
彼女は戦い続けるだろう。狂おしい。愛憎とともに。やがてその命が尽きるまで。

(終わり)

268シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:24:43 ID:MAXKmxsE
世界帝国を樹立した阿尓泰皇帝ナギ・ダイ・アルタイは西洋人ジョン・スミスの勧めにより、
風華征服を企画。文永十一年四度の国書を無視した風華に対し大軍を派遣した。

「あれが敵か……」
奈月は遥か海を臨んだ。海上には朱塗りの大船が無数に並び、
大小の小船を吐き出している。
奈月はエレメントを握って武者震いした。
奈月は貧乏御家人である。小さな畑に、普段は農耕戦時には槍持ちになる下人が数人いるだけ。
暮らしぶりは貧農とあまり変わらない。是非この戦で手柄を立てて恩賞を受けねばならない。
敵が上陸を始めた。早くも弓矢の撃ち合いが始まり、綿甲に身を包んだ敵が砂浜に上がる。
奈月は敵の直中に一騎駈けをした。
「我こそは玖我の住人、風華一の剛の者、玖我なつ……」
そこまで言いかけて、奈月は派手に落馬する。
初めは何が起こったか分からなかったが、すぐ馬を射殺されたのだと気づいた。
「馬を射るとは卑怯な……」
ぼんやりしている暇はなかった。すぐに敵兵が数人がかりで襲い掛かってきたのだ。
「くっ……」
慌てて敵の槍をよける。だが、槍の穂先は次々と襲い掛かってくる。
周りを視界の端に見れば、同じように一騎駆けしたものが次々と殺されていた。
「あっ……あぐっ!!」
太股に熱い感覚が走る。エレメントを落とした奈月は太股を突かれていた。
転倒した奈月に敵が止めを刺そうと迫る。
(殺される……)
そのとき、矢が飛来した。敵兵がのけぞる。
見れば百騎ばかりの味方が救援に駆けつけていた。
「無事どすか?」
大将らしい紫の鎧に身を包んだ武者が薙刀を持って騎乗していた。
「すまない……礼をいう。貴殿は」
「うちは藤野郷の御家人、藤野静留どす。挨拶は後や」
静留は敵に突っ込んでいった。

269シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:25:29 ID:MAXKmxsE
結局戦いは風華側の敗北に終わった。
慣れない敵の戦術と弓の射程の差や毒矢、火薬兵器等の武器の差だった。
月杜町は焼き払われ、御家人たちの信仰を集める風華神社も破壊された。
生き残った御家人たちは水城まで下がり、まんじりともせずに夜を明かす。
ところが、夜が明けると、敵の大船は一艘もなく消えてしまっていたのである。
理由については時化の為やられたのだとか、存外に損害が多いので大陸へ撤退したのだとか言われるが、明らかではない。

「なぜだ!?」
奈月はにじり寄って大声を上げた。だが、中年の武士はうるさそうな顔をするだけだ。
「なぜだ、迫水殿。私が一番槍を上げたことは明らかだ。なのになぜ恩賞がもらえない!?」
「証拠がない」
「証拠……証拠ならば藤野郷の静留殿が」
「いずれにせよ、貴殿は命令に背いた。手柄にはならぬ」
それだけ言うと武士はアフロを揺らして帰っていった。
「くっ……」
奈月は佇むしかない。

「奈月」
振り返ると静留がいた。
「藤野殿」
「静留でええよ」
静留は奈月の肩に手を置く。
「手負いまで抱えたのに、残念やったな……」
「手柄を逃したのは残念だ。だが、私の未熟ゆえ。仕方ないさ」
「あんたはあの後、頑張ったやないの」
静留に助けられた後、奈月は負傷した足を引きずりながら戦い、獅子奮迅の働きをした。
だが、所詮負け戦だ。手柄には入れられなかった。
「そう言ってくれると助かる。ああ、足が治り次第修行のやりなおしだな。敵はまたくる。次こそは必ず……」
「奈月はそないに手柄を立てたいの?」
「うちの家は母の代で没落してしまったんだ。私が立て直して母の名誉を回復したい」
「ほうか……」
「世話になったな、静留。また会おう」
奈月は静留に背を向けた。それから七年が経った。

270シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:27:32 ID:MAXKmxsE
懸案だった南カルデア征服を終えたナギ皇帝は二度目の風華遠征を企図。
全軍を二手に分け前回(約二万五千)を上回る十四万余を送り出した。弘安四年の事である。

だが、阿尓泰側は今回は勝手が違った。
風華側は侵攻を予期して六万余を結集し、沿岸には延々と防塁を築いていた。
その上合流を予定していたカルデア人部隊が大幅に遅れる。
阿尓泰勢は小規模で上陸しては撃退されるを繰り返し、沿岸を西航。
やむなく財前島を制圧して島民を皆殺しにすると、波の穏やかな内海に碇を下ろした。

「ロードシルバーカートリッジ!……てえっ!!」
大筒を抱えた奈月が咆哮する。
砲弾が敵の大船の横っ腹に命中した事を闇の中確認すると、奈月は大筒を捨て小船で敵船にこぎ寄せた。
阿尓泰側は島に拠点を据えながら合流を待ち、防塁のないここから上陸する積もりであったが、
風華武士の猛烈な夜襲に悩まされる事になった。
外洋航海能力のない風華側の小船でも少人数での襲撃には十分で、風華側のゲリラ戦に阿尓泰側は大きな損害を出していた。
阿尓泰勢がアルタイ・レムス・フロリンス等の諸民族の混成軍であった事も統制を悪化させた。
その隙に付け込み、奈月はこの一月十数回に亘って襲撃を繰り返していた。
今夜こそは大将首を上げる。

奈月は敵船に乗り込むと、エレメントで片っ端から敵を打ち倒した。
敵は夜襲にうろたえ、まともに抗戦できない。
手柄を求めて奈月が船内を探すと、ふと幼い少女の悲鳴が聞こえた。

271シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:28:43 ID:MAXKmxsE
「把手槍扔捍下去、別抵抗! 不然我馬上殺害這個孩子!」
振り返ると、将校らしい軍装の男がさらって来たらしい子供の首に刃物を当て叫んでいる。
何を言っているかは聞き取れなかったが、手向かえば子供を殺すという事は明らかだ。
「くっ……卑怯な!」
見ればまだ十歳にもならないような女の子だった。恐怖の余り涙を流している。
奈月は大人しくエレメントを捨てた。
「あうっ!!」
武器を捨てたと見るや、敵兵は近寄ってきて奈月を殴りつけた。
奈月は血を流して倒れる。
『手こずらせやがって!』
将校らしい男が奈月を蹴りながら言う。
『こいつが風華のHimeですか。どうしますか、武田(ウーティエン)隊長』
『決まってるだろ。中々上玉じゃねえか。散々輪姦して……ぐぼ』
皆まで言いきる事なく、武田の言葉は途切れた。
武田の口内からは薙刀の刃が飛び出している。
「まったく、奈月はうちがおらんと駄目なんやさかい」
静留は薙刀を一閃させて敵兵を数人薙ぎ倒した。
「静留!」
「奈月、止めを!」
武田はふらふら歩くと、子供に近寄ろうとしている。
奈月は急いでエレメントを拾い上げると武田を射殺した。
「怪我はないか?」
子供の側に駆け寄る。子供は恐怖で震えていた。
「名前は?」
「亜莉沙」
「そうか亜莉沙、すぐに安全な所に連れ出してやる」
「おと……さ……」
「え?」
「お父さん……お母さん……みんな殺されちゃった……」
「……もう大丈夫だ」
「うわああああああああん」
奈月は亜莉沙を抱きしめた。
この夜奈月と静留は大いに敵を屠り手柄を立てた。

272シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:32:33 ID:MAXKmxsE
数日後、ようやくカルデア軍十万余が風華沖に到着した。
阿尓泰側の軍船は四千艘を越し、その威容は小さな内海をまさに埋め尽くした。
総勢が揃って上陸戦を開始しようという其の直後、だが、暴風雨が沿岸を襲ったのである。
台風の季節を知らない大陸勢の悲劇であった。
数千艘を数えた軍船はことごとく沈没し、遠征軍は文字通り消滅した。
生き残った敵の一部は大破した船や島にしがみ付いていたが、風華側のHimeに一人残らず討ち取られた。

翌年、水晶宮
馬上豊かに正装した貴人と伴侍の行列の前に、不意に一人の御家人らしい者が飛び出した。
御家人は見るからにみすぼらしい身形である。
「何奴!!」
「申し上げたき儀がございます」
「ええい下郎、この方は執権菊川雪之様ですわよ!! 控えなさい!!」
「遥ちゃん、いいよ。止めて」
棍棒を振り回して御家人を打とうとする伴侍を雪之が制する。
「その方、何の用事ですか?」
「私は玖我の住人、 玖我奈月という者です。私は二度の異国合戦で手柄を立てました。
先の戦いでは総把(中隊長)を一人討ち取りました。
なのに、論功行賞に遺漏があって恩賞を貰えません」
「それは本当ですか……?」
「はい」
胡散臭そうな目で奈月を見る遥とは対照的に、
雪之は思慮深そうな眼差しで奈月を見ている。
「分かりました。再審査させましょう」
奈月は深くこうべを垂れた。

「良かったなあ、奈月」
「ああ、小さな荘園一つと地頭の職を頂いた。これで胸を張って母さんの墓参りに行ける」
奈月は遊びに来た静留を縁側で迎えて一緒にお茶を啜っていた。
今や二人は掛け替えのない戦友になっていた。
「何だかんだ言って、お前には世話になったな。本当にありがとう」
「うちと奈月の仲やろ。水臭い事言いはるな」
静留がお茶をあおる。
「ところで、あの子はどないしたんの?」
「亜莉沙は妹としてうちで育てる事にした」
「……奈月ってそういう趣味があったの? ろりこん?」
「違うっ!! 身寄りがないからしょうがないだろ。それにあいつは歌が上手いんだぞ」
「ほんまか、なら今度聞かせてや」
「ああ」
奈月はにっこり微笑んだ。

後に奈月は自分の戦いぶりを一巻の絵詞に描いて風華神社に奉納した。
戦死した御家人達への供養のためだったとも言われる。
これが今日まで阿尓泰襲来絵詞として伝わり、貴重な資料となっている。
玖我家がその後どうなったかは記録にない。

(終わり)

273シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:37:05 ID:PufQf6Nk
崇禎十七年、アルタイ側の崇徳八年、賓都順天府は紅蓮の炎に包まれていた。
正確には広大な内城すべてが燃えていたわけではないが、赤赤と燃える火は天を焦がしていた。
三百年近く続いた真白朝が滅亡した瞬間だった。

風華を統一した強大な専制王朝真白朝は当初強力な統治をこの地のすみずみにまで敷いていたが、
創業百年を越す頃には各面で制度疲労が起こり矛盾が表面化していた。
相次ぐ無能な皇帝の出現や側近の専横、廷臣の派閥争いに加え、周辺民族の侵入が活発化し、
特に北部のアルタイ人は盛んに国境を侵犯した。
軍事費の増大は歯止めのきかない増税につながり、窮乏の極みに立たされた農民は次々と反乱を起こした。
最終的に国政はまったく破綻し、軍衛力は消滅した。
そしてこの日若き王に率いられたアルタイ軍が首都賓都を占領した。

「妹が……亜莉紗が……」
「駄目です、お嬢様。今はお逃げください……」
泣きながら踏みとどまろうとする少女を、男が引きずっていく。
そのまま燃え盛る屋敷を後に騎乗する。少女は何度も振り返るが、馬はそのまま城門を突き抜けていった。

それから五年が経った。

「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
エレメントから弾丸が噴き出して捕り手の一人を倒す。
次も装填するが、刺突のため中断して後退せざるを得なかった。
敵は十数人で槍衾でこちらを壁に追い込んでいる。逃げ道はない。
「くっ……」
「殺すなよ。生かしたまま捕らえろ」
隊長らしき男が命令すると、一気に包囲が狭まった。
どうする事もできない。
まさに取り押さえられようかという時、突然血しぶきが上がった。
「なっ!?」
隊長の首が切断されて地面を転がる。
兵たちが唖然とする中女はあざやかに薙刀を振るった。
また首がいくつか飛ぶ。
「お前は……」
「話は後や」
我に返るとエレメントに次弾を送り込んだ。

「助かった……礼をいう」
あらかた片付けると敵は逃げていった。ものの五分も経っていなかった。
女は何事もなさそうな顔で汗一つかかずにいて、薙刀をしまう。
「お互い様どす」
「貴殿はいったい?」
「うちは紅藤郡の嬉卒兒、字は静留。静留でええよ」
「私は姓は娜、名は都勣、字は奈月だ。ところでなぜ助けてくれた? 分かっていると思うが、私はお尋ね者だぞ」
奈月は疑わしげな目で静留を見つめる。

274シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:40:43 ID:PufQf6Nk
「お尋ね者やからや」
静留は意味ありげな顔で微笑むと、背中を向けた。
「ついてき」

「ここがうちらのアジトや」
奈月は市外の一軒屋に通されていた。
ごく普通の平屋である。
「……で、私に何の用だ?」
奈月は多少疑わしく思ったが、静留についていく事にしていた。
房間に入り、お茶を出されると座って問いただす。
静留はまっすぐに奈月を見つめて言った。
「あんたは玖我公の娘さんやね?」
「…………」
「それだけやない、連中の官吏を殺害してはる」
「ああ、そうだ」
「うちらは封架幇といいます」
「封架幇?」と聞き返すと、静留はにっこり微笑んだ。
「えびすどもを封架(ふう)じるから封架幇。分かりやすいやろ?」
「胡散臭い連中だな」
「まあ、まだできたてなんやけどね。現在幹部はうちだけや」
静留は奈月をまっすぐに見つめて言う。
「単刀直入にいうけど、あんたにうちらの仲間になって欲しいんや。近く大きな行動を計画しておす。」
「このご時世にか?」
奈月は呆れたように言った。

首都に入ったアルタイ王ナギ・ダイ・アルタイはそのまま賓都順天府で百官の推戴を受けると、
皇帝に即位し、国号も阿尓泰に代わって黒焔とした。黒焔朝の世祖金緑帝である。
真白朝の百官はアルタイ軍が入城すると香を焚き、万歳を唱え、平伏してナギを迎えた。
自縊した皇帝のために死のうとするものは一人もいなかった。ちなみに皇帝は諡号を旦角という。
黒焔軍は退廃した風華人の協力を受けて順調に華南を平定すると、抗戦を薙ぎ倒しついに風華のほぼ全土を掌握する。
各地で抵抗運動も起きていたが、個々の連携が取れず、卵に石をぶつけるように潰されていった。
抵抗は絶望的だった。だが、静留は静かに言う。

「大丈夫どす。うちはこうみえても昔、藤乃衛という所で副指揮使をしてました。
戦の心得もありますし、そのときの縁で仲間は数百人ばかりおります」
「…………」
「娜将軍の遺児がおるということになれば、心強いどす。きっと有志が決起してくれはります。
せやったら先帝の仇も……」
「皇帝は暗愚だ!」
奈月は吐き捨てた。
「敵の流言に惑わされて長城の守将だった母さんを殺した。だから国が滅んだんだ」
「奈月……」
「だが」と奈月は続けた。
「奴らが憎いのは同じだ。正直、逃げ場もなくなっている。協力してもいい」
「おおきに!」

275シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:42:00 ID:PufQf6Nk
金緑五年、奈月達封架幇は蛋黄醤という寒村で蜂起した。
この事件を記した野史によれば閏六月乙亥の事とあるが、定かではない。
封架軍は付近の窮民や無頼の徒を糾合して数千に膨れ上がると、
県城である月杜を包囲した。月杜は小さな都市であったが、
この地域では唯一の商都であり、またこの国の都市の例に漏れず市壁を持っていた。
普通なら攻略はそう容易ではないが、静留が予め紛れ込ませていた間諜の手引きによって開門されると、
封架軍はなだれを打って城内に突入した。

「武田総兵!」
兵士が泡を食って駆けつけてくる。
「駄目です。賊は既に城内の大半を制圧しています。もうもちません」
「うう、逃げなければ……」
武田は脂汗をかいた。
賊に捕まった場合も勿論、城民に見つけられた場合も非常に不味い。
彼はアルタイ人に媚びへつらい人民を虐待して今の位を手に入れたから、殺されるのは確実である。
「動くな!」
武田が振り返ると奈月がエレメントを構えて立っていた。
「ひええっ!」
轟音が響くと、逃げようとした兵士の一人が撃ち倒される。
武田は剣を抜くと破れかぶれで奈月に斬りかかる。
奈月は素早く照準を合わせるが、不意に後から別の敵に斬りつけられた。
「うっ!!」
慌てて次の斬撃を避ける。幸い傷は浅いがこちらに気を取られてしまう。
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
その隙に武田が剣を構え奇声を上げながら突っ込んできた。
「うちの奈月に何さらしますの」
「静留!」
薙刀が一閃すると、武田の首は斬り落とされて地面に転がった。
返す刀でもう一人も仕留める。
「すまない。また助けられた」
「気にしはるな。あんたのエレメントは遠距離戦用やからな」
「それに」と続ける。
「あんたはうちらの大切な大将やさかい」

日が落ちるまでに城内の制圧は完了した。守備兵は殆ど討ち取られるか、城外に脱出した。
奈月達は城民の歓呼の下、穀倉を開いて米を貧民に分け与える。
封架軍は勢いに乗って付近の数県を攻略すると、ようようと月杜に凱旋した。

「奈月?」
静留が本営の置かれている旧役所の一室に入ると、奈月は食事中だった。
「……何食べてはるの?」
「ん、知らないのか? 紅毛人が持って来たまよねーずというものだ。ご飯にかけて食うとうまいんだぞ」
「……それはともかく、お疲れさん。予定通りやね」
「そうだな」
静留は奈月の向かい側に腰を下ろす。
「奈月、ちょっといい?」
「ん?」
「どうして協力してくれたの?」

276シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:43:28 ID:PufQf6Nk
「変な事を聞くな。お前が誘ったからだろ?」
「そうやけど……」
静留は言い淀む。
「奈月は先帝に忠義を立てる義理はないんやろ。陛下はむしろお母はんの仇やったしな。
やったら何でアルタイに刃向こうたん? 風華人として夷狄に仕えるのが嫌やったん? 捕まれば処刑されるんは確実やのに」
「……私にはな、妹がいたんだ」
奈月が語り始める。
「歌が上手な子でな。いつもお姉ちゃん、お姉ちゃんとなついてくれたよ。
父親違いの子だったし、その当時はあまり好きじゃなかったんだがな」
「…………」
「アルタイ人が放った火の中で、逃げ遅れて炎に包まれるあの子を見て、初めて私はあの子が掛け替えのない存在だったと気づいた」
静留は黙って聞いている。
「逃げ延びた私を育ててくれたのは家宰の山田だったが、彼も私が十四のときにアルタイ旗人に殺された。
……今でもあの子の最後が目に浮かぶよ。悔しかった。あの日から、私は復讐だけを目的に生きてきたんだ」
「奈月……」
「つまらない話をしたな。もう寝よう。お前も帰れ。私達はのんびりしている暇はないんだ」
立ち上がり、寝室に入ろうとする奈月を静留が抱きしめていた。
「な、なにを!?」
奈月は暴れて振り払おうとするが、静留は離さない。
「泣いてもええんよ……」
静留はささやいた。
「心の中で泣いとるのに、無理に笑う必要ない。そうやろ?」
「…………」
静留は無言で奈月を抱きしめている。
そっとその髪を撫でると、奈月はかすかに震えた。
「静……留……」
やがて奈月は静留の腕の中で嗚咽していた。

二月が経った。

当初の予定では、この地に割拠し、蜂起に呼応する反アルタイ勢力の救援を待つ予定であった。
だが、彼女らの当ては裏切られる事になる。
まず、アルタイ側が予想より早く動いた。
ただの地方反乱なら今までも起きていたが、その首領が玖我公娜冴子の遺児となると勝手が違った。
娜将軍はアルタイに寝返った平西王珠遥などと違って、風華の民族的英雄である。
反乱が波及する事をまず防がねばならない。
それに民衆の参加が思った以上に少なかったのが痛手だった。
真白朝は末期には悪官汚吏がのさばって苛政を敷いていた。人民の怨嗟は深い。
それに対しナギ皇帝のアルタイは風華に入るやすぐに減税を実施したのでこれを評価するむきもあった。
月杜は間もなくアルタイの大軍に包囲された。

277シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:45:22 ID:PufQf6Nk
「あれは阿尓泰正白旗……」
奈月は包囲軍を望見して呟いた。
「叡親王セルゲイの親衛軍だ。あんなものまで出てくるとは、奴ら本気らしいな……」
「奈月」
静留が側に進み寄る。
「兵隊たちが動揺しておす。今は軍規を正してますが、このままではいずれ脱走が……」
「所詮烏合の衆だからな……」
封架軍は静留の旧部下を除くと食い詰め者の集まりだった。
勝っている裡はいいが、一度負け出すとすぐに崩れる。
「……どうやらここまでらしいな」
奈月はふと笑った。死を覚悟した笑いだった。
「奈月、逃げまひょう!」
静留は必死で奈月を諌める。
「諦めるのははよおす。夜の内に斬り切り込んで包囲を破りますさかい、奈月はその隙に……」
「何を言ってますの、姐姐」
城壁の上に一人青髪の少女が登って来ていた。
「巴……」
「姐姐が犠牲になる必要がどこにあるんです? 私達だけでとっとと逃げましょう。
なに、何度でも再起できますよ。当初の予定では……」
「巴!」
静留がきつく巴を睨んで制止するが、已に遅かった。
「……お前は静留の部下だったな。どういう事だ?」
奈月に問われると、巴は意地の悪い笑みを浮かべる。
「まぁだ分からないんですか? あなたは利用されていただけなんですよ。
姐姐が藤乃衛の副指揮使だったなんて真っ赤な嘘です。本当は私達は前王朝の錦衣衛(秘密警察)の者だったんですよ」
「な……に……?」
静留が無言で震えた。
短く漏らす奈月の前で巴は続ける。
「前王朝の寄生虫である私達は何としてでも真白を再興したい。そのために利用できるものは何でも利用する計画でした。
そこで娜将軍の遺児を祭り上げて、反乱の傀儡にするという積もりでしたわ♪ まあ、失敗した以上、逃げればいいんですけどね。
そのための傀儡ですもの。いや、それよりこいつの首を差し出して降伏すれば……」
そこまでで巴の言葉は途切れた。
びゅと巴の首を飛ばすと、静留は薙刀をしまう。
「奈月……」
静留は奈月に触れようとするが、手を弾かれた。
「触るな」
奈月の目はどこまでも冷たかった。
「う、うちは……」
「ようやくと、思ったんだ」
「…………」
「ようやく、信じられるひとができたと思った」
「う、うちは……うちは……」
泣き出す静留を背に、だが奈月は城内に去っていった。

総攻撃が始まった。

278シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:46:50 ID:PufQf6Nk
「逆賊どもに天誅っっ、粛清しなさい! 首魁を討ち取った者にはわたくしからご褒美よっ!!」
四つの城門は全て破られ、アルタイ軍が城内に突入していた。
もはや戦おうという兵隊はいないが、 アルタイ側は徹底的な虐殺を展開している。
初めは反乱軍を歓迎していた城民も手の平を返したように離反した。
城門のいくつかを開けたのも彼ららしい。
中には積極的にアルタイに協力して敗残兵狩りをする者までいた。
「母さん、亜莉沙……今そっちへ行くね……」
奈月は匕首を首に宛がって言った。
静かに目を瞑っている。
死を前にして心は落ち着いていた。もう何もかも疲れたから。
仇を討てなかったのは無念だが、まあ頑張った方だろう。
「奈月!」
房間に飛び込んできたのは静留だった。
「静留……」
「こっちへ急いで!」
有無を言わされぬまま静留に引っ張られていく。
役所の離れにいくと、小さなあずまやが立っていた。
「ここがどうしたと言うんだ?」
「大急ぎで調べおした。ここの司令官の武田はえろう人民に恨まれとったさかい、逃げ道を用意してたんや」
静留が床板を剥がすと、階段と地下道があらわれた。
「城外まで続いておす。これは手形と二十両分の銀どす。これがあれば当分逃げられおす。
奈月は替え玉の死体を用意して死んだという事にしますさかい」
「静留……」
奈月は静留に問いただした。
「お前はどうするんだ?」
静留はふと笑った。
「うちらは最後の足掻きをします」
そう言って満身創痍の部下を見やる。
「幸いまだうちについてくれる部下が五十人ほどいはるから。前王朝の寄生虫は寄生虫らしく消えるのみやわ」
「静留、でもっ……」
「さあ、早う!」
静留は奈月を地下に押し込むと、戸を閉めた。
「さよなら奈月」

279シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:47:59 ID:PufQf6Nk
城内を焼く炎もあらかた収まり、人馬の焦げた臭いだけが漂っていた。
そこに城壁を背に荒く息をつく数人。何人かは已に息絶えている。
「まったく、てこずらせてくれたわね」
「平西王!」と部下が駆けつけてくる。
「首魁の娜都勣の死体を発見しました。黒焦げになっていますが、エレメントを持っているので間違いなさそうです」
「ちっ、死んでやがったか」と珠遥は舌打ちする。
「まあ言いわ。この江南なまりを討ち取れば天誅終了よ」
珠遥は棍棒を振り上げると、静留の頭に叩き込もうとした。
そのとき。
「静留っ!!」
「奈……月……?」
呻く静留の前に遠くから誰かが駆け寄って来る。奈月だった。
「静留!!」
「奈月!!」
だが、奈月は後一歩、静留の目の前で取り押さえられてしまう。
「阿呆! 何で戻って来たんや!!」
静留は泣きながら叫んだ。
「何で逃げんかったんや、えずくろしいわ!」
叫びながら血を吐いてしまう。うずくまる静留の腹には刀傷があった。腸がはみ出ている。
「分からない……でも行けなかった。後悔してない」
「阿呆や……奈月は阿呆や……」
ぽろぽろと見詰め合う二人の頬から涙がこぼれる。
間もなく静留は息を引き取った。

三ヵ月後、奈月は賓都順天府で衆人環視の下陵遅刑にかけられた。
皇帝に対する反逆者としてしか扱われなかったのだ。
結局この反乱は当時起こった小規模の反抗の一つに過ぎず、その後も征服王朝である黒焔朝の繁栄は続く。
なお、その後封架幇を名乗る組織は蜂起を続け、黒焔朝の末期にはシュヴァルツと並んで王朝崩壊に大きな役割を果たしたが、
この時蜂起した反軍とその後の封架幇に直接的なつながりはないと言われる。

(終わり)

280配役:2006/04/24(月) 02:31:22 ID:baMhyBo.
崇禎帝 マシロくん
順治帝 ナギ
ドルゴン セルゲイ
袁崇煥 冴子ママン
呉三桂 ハルカ
陳円円 ユキノ(登場しない)
李自成 ミドリ(登場しない)
天地会 封架幇

281愛欲篇:2006/04/25(火) 00:26:41 ID:ejoJS/5w
「ん、シズル……っ」
うなじを舐められたナツキがびくと震える。
シズルはかまわずなつきの体にキスマークを刻んでいく。
二人だけの部屋に濡れた音が響いていく。
「いや……」
「あら、誘ってきたのはナツキなのに、どないしたん?」
「わ、私は誘ってなんか……」
ナツキは首を振って抗議するが、シズルは意地悪く笑うだけだ。
「あっ」
シズルはナツキの胸元に手をつっこむと、襟元を広げる。
中から黒い下着が覗いた。
「こんなんつけといて、ナツキはそれでも言い訳するん?」
「……っ」
シズルの手がナツキの下半身に伸びた。
「は、はあっ!!」
「ここはもう濡れとるんやないかな」
「んっ、シズル……っ」
ショーツの上からねちっこく其処をなぶると、其処はどんどん潤んできて布地の上から分かるくらい湿っていた。
「やーらしぃおそそやな、ナツキのおそそ、もうぐしょ濡れどす」
「はあっ……」
ナツキは涙を流して震えた。

282愛欲篇:2006/04/25(火) 00:36:26 ID:ejoJS/5w
「やだ、やめっ……」
「こんなに悦んどいて、何がやめてやの。いけずやな」
ナツキはもう体に力が入らなくて、押し倒されるとそのままぐったりと来客用ソファに横たわった。
「はっ……」
服を脱がされていき、下着だけにされる。
シズルは手馴れていて、あっという間に剥かれると、ナツキの紅潮した膚が露わになった。
「んっ……」
シズルに唇を求められるとナツキは大人しく口を開ける。
二人は舌を絡ませ合い、唾液を交換して、互いに興奮を高めあう。
その間もシズルの指はナツキの性感帯をまさぐりこすっている。
「ぷはぁ」
口を放すとナツキは上気しきった顔で荒く息をついていた。
「それじゃ、ご開帳といきますえ♪」
シズルはナツキのショーツを両手で摘むとするする脱がしていく。
ショーツが脱げると、そこから蒸れた女の匂いが漂って来た。
「綺麗やわぁ……」
「シズ……ル、あ、あんまり……見るな……あっ!!」
皆まで言い切るまでもなくシズルの口が其処に触れた。
そのままぺちゃぺちゃと音をたてて吸う。
「ひああああっ!! ああああああああああっ!!」

283愛欲篇:2006/04/25(火) 00:44:05 ID:ejoJS/5w
ナツキはシズルの頭を両手で押さえて泣きじゃくっていた。
シズルは泉の水で口をすすぐかのように其処を貪っている。
「ん……あっ……」
ナツキは目を瞑り、夢中でその感覚に浸っていた。
「あっ、そこは!!」
急にナツキが切羽詰った悲鳴を上げる。
シズルの舌先はナツキの肛門をねぶっていた。
「やめろ……そんなとこ、汚い」
「ナツキの体に汚いところなんかあらしまへん」
そう言ってシズルは舌先を肛門に入れる。
「や、ああああああああああああっ!!」
ナツキがびくんとのけぞった。
「あ、駄目……変な感じ……っ」
しばらく肛門を責められ、ナツキは初めての刺激に震えている。
やがてシズルが顔を上げた。
「やっぱり、ナツキはおいども気持ちええみたいやね」
「バカ!」
「ナツキにだけや……」
シズルはふと真っ直ぐな目で言う。
「うちがこんなことするの、ナツキにだけ……」
「…………」
ふと二人の胸によぎる、切ない空白。
確かにその間、彼女の体は別の女のものになっていた。
だけど心だけは。
「ほんまに、ナツキにだけよ」
「バカ……」
またシズルがナツキの其処に顔を埋めた。

284愛欲篇:2006/04/25(火) 00:54:52 ID:ejoJS/5w
「んあ、ああああああああああああっ!!」
ナツキが髪を振り乱して泣き叫ぶ。
シズルはナツキの一番敏感な陰核を舌でなぶりまわしていた。
「ああああっ!! あっあっ!!」
「気持ちいい? ナツキのお豆ぱんぱんや」
シズルの口元は愛液でぐっしょり濡れている。
口を拭うこともせず舌でおいしそうに口元を舐め回すと、また其処を刺激にかかる。
「駄目ぇ、駄目ぇ!!」
「ええわぁ、ナツキかわええ。もっとよがって!」
シズルはますます舌の動きを早くする。
ナツキがびくびく痙攣し始めた。もう限界が近い。
「あああ、シズル、私、私ぃ!!」
「ええよ、ナツキ。 イッてまいな」
「ああああああああああ――――っ!!」
ナツキは快楽の波に飲まれ、やがて気絶していった。

「まったく、いつも私ばっかり……」
ふてくされるナツキの髪をシズルが優しくなでる。
「うちはナツキが気持ちよがる顔を見るだけで感じるんよ♪」
「本音を言え」
「……へたれ責めはまっぴらや」
「う、うるさいっ!!」
ナツキは大声で叫んで慌てて口を押さえるのであった。

「どうしたの、マシロちゃん。学園長室の前で鼻血なんか流して?」
「……わらわには、刺激が」

(終わり)

285名無しさん:2006/06/12(月) 22:21:39 ID:FEo.PcPA
マリー&楊貴妃×拓海のお風呂3P希望。晶君は途中乱入で、

286名無しさん:2006/07/04(火) 15:34:19 ID:HWSxd2BY
修羅も出たし、234氏復活せえへんかなぁ
ご乱心もあったけど、それを差し引いてもなつき物は良かった

287名無しさん:2006/07/12(水) 00:33:13 ID:EFXh4OvI
おねがいです。エロパロ版の住人は頭悪すぎです。
どう対処すればいいのでしょうか?

764 名前:名無しさん@ピンキー :2006/07/11(火) 23:59:24 ID:I1mXFxx5
>762
なんで次スレ立てるの?


765 名前:名無しさん@ピンキー :2006/07/12(水) 00:14:19 ID:8qFXXb1H
>>764
何度埋められようが
何度でも建てなおす
それが正常化への道だろw
埋めるのはかまわんがその労力の1000分の1の労力であっさりスレ建て出来ることも覚えておけ
いつまでも
何度でも付き合うぜ

288名無しさん:2006/07/12(水) 20:45:14 ID:6.0SEoyY
>287
丸尾くんか?
下手に構うと余計に調子に乗るだけだから放っておけ

289名無しさん:2006/07/27(木) 23:01:48 ID:RNg1TAjM
巧晶ない…(´・ω・`)

290名無しさん:2006/07/30(日) 01:55:32 ID:qVngEiE6
>>286
同意
できれば高村×静留がみたい

291名無しさん:2006/07/31(月) 02:55:22 ID:iZSRVva2
ありえねー
高村×むつみさんキボン

292名無しさん:2006/07/31(月) 14:51:05 ID:5n1tiCAQ
親子丼期待age

293名無しさん:2006/08/02(水) 03:44:35 ID:.uSHfvu2
>>292
実においしそうだな

294名無しさん:2006/08/02(水) 17:48:22 ID:IYr3nKiA
高村×奈緒キボン

295名無しさん:2006/08/02(水) 19:28:28 ID:QX1QS/.Q
300まで行ったら、きっと帰ってきてくれるはず

296名無しさん:2006/08/02(水) 23:55:02 ID:SK4wWAOU
ゲーム話大杉でついていけない…orz
やっぱ買おうかな…。

297名無しさん:2006/08/03(木) 12:21:54 ID:L0Qdi.32
>>284
シズナツ最高!GJ!

298名無しさん:2006/08/03(木) 19:37:37 ID:hutPOJnM
>>291
シチュはどんなの?

299名無しさん:2006/08/04(金) 01:13:44 ID:9jA8GdlQ
>>295
もうすぐ300だね。

300名無しさん:2006/08/04(金) 10:40:56 ID:ByjXBrSU
なつき→恭司→静留→なつき→……

の3Pで頼む

301名無しさん:2006/08/04(金) 17:36:49 ID:BfJVaDDs
何その高村のハーレム

302名無しさん:2006/08/04(金) 22:18:14 ID:wL1mQ1D2
なんというか高村の命がとても危険な三角関係ですね

303名無しさん:2006/08/04(金) 23:10:28 ID:H.IGPmmo
一瞬、高村の命が、高村のミコトに見えた

304名無しさん:2006/08/05(土) 01:12:41 ID:Sr1HmFpU
初音島に行った後は「高村命」になるのもそう先の事では無いだろう

305名無しさん:2006/08/05(土) 01:57:36 ID:IdL091yI
激甘の恭司×なつきか、恭司×碧がえぇのぅ…

306名無しさん:2006/08/07(月) 00:50:26 ID:b9dzoUb2
なんかこのスレ、最近急に伸びてきたなW
肝心の小説は無いんだが

307名無しさん:2006/08/16(水) 22:38:44 ID:3CHma4lk
私が保守せぬ間に、エロパロ版のスレがほとんど落ちた。
もうあの板からは無用なイザコザは消え、これで真の平和が来る。
ああ、やっと報われる・・・・・。

308名無しさん:2006/08/16(水) 22:48:37 ID:3CHma4lk
証拠。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153066403/l100

309復活記念:2006/08/17(木) 23:24:47 ID:v6.pI47k
マシロくんはとにかくきゃわいいinエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155824076/l50

310307-308:2006/08/24(木) 23:22:35 ID:sh/8Wb/M
>309
ふっ、荒れてばっかじゃないかwwww

311ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:43:17 ID:3qJ/0sKk
「ふ、藤乃さんだめっ…こんな事!」
教室で本を読んでいたら同じクラスの藤乃さんに抱き締められ、
訳が分からないまま押し倒されてしまった。
「そう言わんと楽しみましょ。」
髪の毛を撫でられ、首筋や頬を軽くキスされた後深く口づけられる。
「え…んふっ…んー!」
彼女の舌が口内に侵入してくる。
どうしていいか分からず、ただ同じように舌を絡めるしかなかった。

312ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:45:59 ID:EIuzEWWA
だってこれがファースト・キスだったから…
「ちゅ、んはぁっ、ちゅ…ん」
彼女の手が鎖骨をなぞり胸というか乳首を刺激してきた。
「あっ、ひゃっ…ひゃう!」
「感じやすいん?ふふ、可愛らしいわぁ」
もう少し大きければパーフェクトやのに、と残念がられつつも
再びディープキス攻撃を受ける。
そして彼女の手は下降していき、あの敏感な部分に触れようとした。
「いやっそこは!」
「だめどす。もうぐっしょり濡れてるんやろ?」
直接見ようと彼女の視線も下がっていった。

313ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:47:39 ID:ph1oSMg2
しかし何故か不思議そうな顔をしている。
「ん?何か盛り上がっとるわ。ま、まさかあんた…」
「だめぇぇぇぇっ!」
ファスナーを緩められ中のものを引っ張る形で取り出されてしまった。
それは外気に晒されながらも真っすぐ上を向き、もうビンビンだった。

314ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:49:20 ID:.SWSRB8I
「あんた、男だったん…」
「当たり前じゃないか!男の制服をきてるだろ!」
「てっきり男装美少女かと思ってなぁ。なんやがっやりやわぁ」
「あのねぇ…ここまでしておいてよく言うよ」
「うちの女の子センサーが狂うなんて珍しいどす」
彼女は本当に残念そうだ。
何なんだよ一体。

315ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:50:44 ID:P0R9ZxMI
「どんなに可愛らしくても男の子には興味はありません。」
「えっ、ちょっとこれどうするのさ!」
「さぁ?そういうのはうちは専門外やから。」
「しかしその可愛らしい顔に似合わず大きいの持ってはるんやね」
彼女はくすくす笑うと「ほな、さいなら」とさっさと帰ってしまった。
未だ元気な息子を携えた僕を残して。

316ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:52:20 ID:uTTf8LEk
その後たまたま通りかかった保健の陽子先生にそれを見られて
しまい、黙秘してもらうかわりに僕の初めてを先生に…

「先生そんなに激しく動かさないでうわぁぁぁぁぁ!」


僕、いや神崎黎人中等部一年のある夏の日の出来事であった…

317ある生徒の受難 ラスト:2007/02/04(日) 23:53:50 ID:JGXF2tLU
―数年後―
「おいたはいけませんえ」
「君はくえないからねぇ」

こ っ ち の 台 詞 だ

次は、セカンドこそはちゃんと好きな人と!
…そして僕の中にいる獣を追い出して救ってくれる人を。
と決意を新たにした瞬間だった。

318名無しさん:2008/09/11(木) 12:27:27 ID:PZwYyupU
「ねえ舞さん」
「なあに詩帆ちゃん」
放課後のことである。今詩帆は祐一達と連立って歩いている。
「舞さんってお兄ちゃんにおまんこ舐められたことありますか?」
ぶーっと後ろで聞いていた祐一が噴いた。
「詩帆、この馬鹿野郎」「痛い!」
「ちょっと祐一!」
「うえ〜ん、お兄ちゃんが顔殴った〜」
「言って良いことと悪い事があるんだぞ!」
「なにもそこまでしなくても良いじゃない」
舞が詩帆を抱いて祐一をねめつける。
「おいどけよ!」
「もうやめなさい!」
ちっと拳を握ったまま祐一は背を向けた。
「大丈夫詩帆ちゃん?」舞は豊満な胸に抱いた詩帆の頭を撫でる。頬のあたりが殴られて腫れている。

319名無しさん:2008/09/11(木) 12:41:22 ID:PZwYyupU
「それでですね舞さん、お兄ちゃんにおまんこ舐められたことありますか?」
「はぃぃ〜っ!?」
「てめえ詩帆この野郎!」
祐一が戻って来て詩帆の頭のタコ足を掴むとまた顔をボコボコと殴った。
「うえ〜ん、痛いよぉ」
「このバカだけはもう勘弁ならねえ!」
「祐一やめてってば!」
「なあ、なつき。おまんこってなんだ?うまいのか」
「いやそれはそのお前にもついているものだ」
「うふ、なつきの確かめてみまひょか」
「やめろ静留ひあああーっ!!」

320ふたなり篇:2008/10/28(火) 19:09:59 ID:ejj7jJE2
「朝起きたらこんなものが生えててさあ」
三十センチはあろうかと思われる男根を叩いて杉浦碧はそう言った。
「ちょっちためしてみたいんだよねえ」

ここは碧のアパートの一室だった。
そこに縛られてころがされているのは玖珂なつきと藤乃静留の二人。
周りを取り囲んでいるのは風華学園の不良学生たちだった。
「先生……!」
静留がぬらっとした視線を碧に送る。
「そんなに怒んないでよ。ああ、この子達珠洲城さんにしかられてたコでねぇ。
今は私が面倒をみてやることにしてるの」
カメラを構えた男達が下卑た声を上げる。
「楽しい撮影会!!」
「うちらをおびき出してこれどすか。後でただで済むとでも思うて」
静留が怒るのも無理無かった。なつきの進路について相談がある――そう言って二人を誘き出したのは碧だった。
「あんまり私も本気になりたくないんだけどなぁ」
そう言うと碧はエレメントの大鎌を取り出した。
ぴととなつきの顔に当てる。
「……!」
「なつきちゃんの顔に取り返しのない傷つけたくないでしょ」
「うちたちをどうするつもりどすか?」
静留は憎悪と混乱が綯い交ぜになった目線を送る。
「そうさねえ」
碧は呟くと、
「まずはこれ、なめてよ」
「!」
碧は男根を静留の顔面に突き出す。
静留は硬直した。
「やめろ静留!」

321ふた:2008/10/28(火) 19:10:31 ID:ejj7jJE2
堪らずなつきが叫んだ。
「お前はそんなことをやらなくていいんだ!」
「なつき……」
「あら、あたしが本気でないとでも」
すっと鎌を動かす碧。なつきの顔に赤い線が走る。
「!やめて」
静留が狂ったように叫ぶ。
「いいのなつき。あんたのためなら、うち」
「静留!!」
そういうと、涙を流し、静留は必死の思いで男根に口をつけた。
「もぐ」
あまりにも巨大なそれを咥えきれず、苦戦する静留。
ちなみに今、二人は裸同然でころがされている。
「んん、あむ」
「あははは、はじめてにしちゃうまいよ」
静留は必死で碧のモノを咥えなめ抜いていく。
じゅぼじゅぼ……
淫靡な音が部屋に響く。その様子をビデオカメラで撮影していく男たち。
「んん、いい感じ」
碧はうっとりと目を閉じた。
静留は咥えた男根の先を舌で舐め、口全体でストロークしていく。
「はぁはぁ」
みどりも感じてきたようだ。大きい割りに感度は良好だ。
「じゅぶじゅぶ」
「いいよ藤乃さん……その調子」
静留は涙を目にいっぱい浮かべてそれを続けていた。そして。
「んっ、いくよ」
「!」
碧のモノが一度ビクンと痙攣する。そして大量の精子を放った。
「!!」
精子は静留の口の中に溢れかえる。こらえきれなくなって静留がそれを一部としゃした。
「げぼぉ、げほげほ」
げはははは、と男たちが一斉に笑った。
「それじゃ、なつきちゃん、藤乃さんにキスして飲み込んで」
「!」
一瞬硬直するなつき。しかしすぐに何もかも諦めたような表情になった。
「静留」
「ん、なつき」
二人は涙を流しながら口付けあい、精子を飲み干す。
「ぷはぁ」
二人は精液を飲み干すとせき込み合い、肩を寄せ合う。
飲みきれなかった精液がふたりの口や胸に垂れている。
「はぁはぁ……良かったよ」
うっとり言う碧。
「二人の様子眺めてたらまた立ってきちゃった」
藤乃さん、と静留を招きよせる碧。
静留のお尻をいとおしげになでまわす。

322ふたなり篇:2008/10/28(火) 19:11:12 ID:ejj7jJE2
「今度は何を……」
「ここらあたりかなあ」
静留の尻を掴みショーツを脱がしていた碧が一物を静留の菊門にあてがった。
そうしていきなり突き込んだ。
「ほい」
「んがぁ!!」
堪らず、静留が絶叫を上げる。
「一度アナルファックってやってみたかったんだよね。私も御尻のほう教授に開発されてるから」
巨大な一物の亀頭の部分が静留の直腸にもぐりこむ。
「静留ぅ!!」
なつきが堪らず絶叫した。
「ああ、堪忍して……おいどの穴がぁ」
構わず、腰を突き入れる碧。碧の巨大な男根が半分以上、静留の直腸に入っている。
「裂ける、裂けるぅ!!」
「静留!!」
涙を出してなくなつき。だが暴れる彼女の体は男たちにいともたやすく押さえられてしまう。
じゅぶじゅぶ……
静留のお尻から血と糞便とザーメンが混じって潤滑液となった音が漏れる。
ずぼずぼと出し入れが繰り返される。
「痛い、痛い――っ!!」
「静留、静留――!!」
「あはは、そんなに感じてんだ」
碧は冷酷に笑うと、腰の動きを早くした。
めりっ、といやな音がして静留の肛門がさけた。
「!!」
「いくよぉ!!」
びくんびくんと碧はふたたび大量の精子を静留の直腸に送り込んだ。
「はぁ……」
男根を抜かれると、血と糞尿とザーメンが混じった液が静留の肛門から溢れる。
倒れ伏し、気息奄奄とした静留に駆け寄るなつき。
「静留ぅ、しっかりしろお!!」
「な、つき……」
「いいね二人とも」
加虐に酔った目で二人を眺める碧。元気なことに、くだんの一物がまたぞろ鎌首をもたげてくる。
「それじゃ、次の遊びをしよか♪」
そういうと、碧は目で合図して男たちになつきを押さえさせる。
「!なにを」
「それじゃ今度は……なつきちゃんの処女を頂いちゃいましょうか!」
「!!」
やめろおお、と暴れるなつき。男たちが押さえにかかる。
「あんまり先生をこまらせちゃだめだよ♪」
そう笑いながら言うと碧は大鎌の刃先を静留の頚動脈にあてがった。
「!!いや、やめて……」
かくかく震えるなつき。

323ふたなり篇:2008/10/28(火) 19:11:45 ID:ejj7jJE2
静留は意識を失い、ぴくりとも動かないでいる。
「じゅあ、おとなしく……」
なつきのショーツを脱がす碧。
たちまち、なつきの綺麗なピンクの亀裂があらわになる。
「あ、あ……」
またかくかく震えるなつき。碧の一物はもう焦点を絞られている。
「それじゃ、杉浦碧! なつきちゃんの処女を頂いちゃいまーす!!」
そういうと渾身の力で一物を突き入れた。
「!!」
なつきの喉から声にならない声が溢れる。
なつきの花園は無残にも踏み荒らされ、乙女の印が紅くまわりを染めた。
「なつき……なつき……」
もはや身も世もあらぬ態で裸をさらす静留は涙を流しながらそれを見つめていた。
「痛い、痛い、静留――っ!!」
「あっははは、それじゃ、さっきのと反応変わんないよ」
碧は人間離れした巨根を小器用にストロークさせる。
なつきの女性から鮮血が溢れだす。
「痛い、痛い――っ!!」
「なつきー!」
処女のなつきには碧の巨大な凶器は痛みしか与えないようだった。
苦痛が、静留を、なつきを壊していく。

暴れ狂うなつき。そんななつきの様子をうっとりした目で見つめる碧。
「それじゃ、いくよー!」
「!」
みどりが腰をなつきの深部まで押し込んだ。同時にザーメンを発射する。
「ぐがあああああああああああ!!」

「さーて、今日の授業はこれで終わり。ん、見せて。撮れてる撮れてる」
満足げに血とザーメンまみれの二人を見下ろすと、碧はにっこり微笑んだ。
「じゃ、またね♪」
――続きは今度しようか。淫蕩な目で碧は囁いた。

(終わり)


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