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舞-HiME エロパロ避難所 vol.1

184名無しさん:2005/11/04(金) 00:55:04 ID:ZkjwvTKw
というか私信ウゼーっていうのはもう風物詩みたいなものになってるなw

185名無しさん:2005/11/04(金) 15:39:52 ID:qeDUwP5w
私信ウザいってマジで言ってたのか…?
荒らしの一部だと思ってた。

186名無しさん:2005/11/04(金) 15:57:00 ID:CfHetJ6o
というか何処が私信?

187名無しさん:2005/11/04(金) 19:30:17 ID:8s8mTsnA
ここのSSの感想と関係ない
舞衣スレでのやりとりをこっちに持ってきてるからじゃね

188名無しさん:2005/11/05(土) 15:21:21 ID:JzLVIpOQ
マターリマターリ

189名無しさん:2005/11/05(土) 15:45:06 ID:zW2BkuTk
それにしても、人増えたかな?
良き事良き事

190234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 18:57:27 ID:IEM7ATsU
リハビリ2作目

前の恭司×なつきの続きです

場面設定は凪戦の翌日

細かい設定

・巧海くんは生存(実際のゲームでは不明だったと思う…)
・恭司は燃え尽き症候群で鬱状態
(・なつき発情期)

191234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 18:58:25 ID:qD311yl6
「あっ、あぁっ、あぁぁぁぁぁああっ―――!!」

すべて終わったんだ

「はぁっ…はぁっ…」

この悲しみしか残らなかった戦い
この戦いに携わった者達は、一番大切な人を失った
恋人、親友、恩師、家族……

私も、母と親友を失った
しかし、私にはまだもう一人だけすがれる人がいた

「恭司……」

私の大好きな人。高村恭司先生

何もかも失った時、先生だけは私の傍にいてくれた
先生は私と約束してくれた

絶対一人にしないって

悲しくないと言えば嘘になるが、いつまでも悲しんでなんていられない
だから、私は悲しまない
これからは母さんと静留の、他のHiME達の分まで私は幸せにならないといけないのだ
それが残されたもの、星詠みの舞の勝者の責任であると思う

「痛くなかったか?」
恭司の私への気遣いを嬉しく思う
「大丈夫だ…。それに…見ていればわかっただろ……」

「感じまくってたもんな、何回イった?」
「だ、だまれ…! そんなの知るか……」
こういうところも…好きかも知れない…

私達はすべてが終わった後、再び肌を重ねた
お互いの悲しみを少しでも和らげあうために

恭司も、星繰の者として戦いに直接関係していた
教師として、教え子が死んだり傷ついたりするのには、随分と心を痛めていたようだ
逃れられない運命なのに、こいつは最後まで抗おうとした
一人でも多く生徒を救おうとした
その結果、自分が傷付くことになっても

こいつは優しすぎるんだ

「ありがとう…約束を守ってくれて……」
私は無意識に礼を言っていた
「俺がお前に嘘を付くかよ…」
恭司は少し拗ねたように、そう言い、私を抱き締めてくれた
「恭司って…あったかい……」
恭司は一段と強く私を抱き締める
「絶対に一人にしないからな…」

私は恭司のぬくもりの中で目を閉じた

192234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 18:59:11 ID:e8qMXOyc
「朝早くから悪かった…」
朝、恭司の話し声で目が覚める
「ああ、少し休んどけ…。じゃあな」
恭司は携帯を閉じる
「恭司、おはよう」
「…おはよう」
恭司の顔は暗く曇っていた
「舞衣か?」
「ああ…心配だったから電話をかけてみた」
「どうだった?」
「いつも通りの明るい声だったよ… それが余計にな…」
「そうか…」
舞衣は想い人、神崎黎人を失った
神崎は黒曜の君、この戦いを取り仕切っていた男
私達が憎むべき相手だが、舞衣は神崎に想いを寄せていた
「でも、鴇羽には巧海くんがいる…。すぐに元気になるさ……」
恭司はそう言って、顔を洗いに行った

―風花邸―
お昼過ぎ、私達は真白に呼ばれていた
星詠みの舞の事後処理のことだ
想い想われた者の為の慰霊碑を立てるらしい
私も恭司も、承諾した

「想い想われた者…か……」
恭司は呟く
「後悔はしないと決めていたけど……くそっ!!」
「恭司…」
「俺が他の方法を見つけ出せたら、藤乃だって神崎だって、紗江子さんだって、他のみんなだって……」
恭司の目から涙が流れ落ちる
「なあ、なつき…俺は…俺は……」
「恭司…少し学園を回ろうか…」
恭司の悔し涙など見たくない

193234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:00:04 ID:IEM7ATsU
私達は、学園を歩き回った
様々な場所で、想い出を語り合った
恭司は風華学園に来てからのことを沢山話してくれた
私が忘れていた事や、誰も覚えてないような些細な出来事
恭司は想い出を大切にする
だから、人の死に敏感なんだ…

いつの間にか日も暮れて、校舎にはオレンジ色の光で満ち溢れていた
「次は生徒会室か…」
「なつき…」
「心配するな、私は平気だ」
生徒会室に入る

あの席に座っているはずのあいつは……もう、いないんだ

「静留…」

こんなふざけた戦いなんて無かったら、静留は死なくて良かった

私と静留が会わなかったら、静留は私など好きにはならなかった
HiMEの宿命なんかに巻き込まれなかった

何回もありえないことを考えていた
あの時、ああすれば。あれが、こうだったら…
何度も何度も考えた

だが、私は一度も静留と会ったことを後悔しない

静留がいたからこそ、今の私がいるんだ

だから…許してくれるよな?
私が恭司を好きでいることを

「恭司…お前は何も悪くない……。だから、自分を責めるな」
「………」
恭司は何も言わない
「母さんや静留が死んで、私は悲しかった」
「俺もだ…」
「胸が張り裂けそうな思いもした」
「すまない…」
「でも、私は一つだけ良かったことがある」
「な……」
恭司が喋りだす前に、私は恭司に口付けをする

「お前と出会い、好きになり、こんな関係になれたことだ」

恭司は驚いた顔をする
私からキスをしたのは初めてだからかな

194234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:00:45 ID:Q4jfUhb6
「この戦いで失ったものは数えきれないほどある。 でも、失うばかりじゃない…得たものだってあるんだ……」

今なら、わかる

「母さんの愛、静留の愛、お前の愛…」
素直に自分の気持ちを伝えることだって出来る
「そして、私自身のお前に対する愛だ…」
制服を脱ぎ捨て、私は恭司に寄り掛かる

「今の私達には何が出来る? 求め合うことぐらいしか出来ないだろう」
「おい、なつき」
「何だ?」
「ここで…するのか?」
「ここだから、いいんだ」
「…?」
「天国の静留に魅せ付けてやろう…私達の愛を……」もう一度、キスをする
「なつき……」


私は恭司の前に跪く
恭司のベルトを外し、ズボンのファスナーを少しずつ下げる
「なつきがしてくれるのか?」
「じっとしてろ…」
恭司の下着を下ろすと、中から恭司の分身が現われる
少し堅い
「舐めればいいんだったな」
「ああ…」

私は舌で恭司のアレの先端を舐めてみる

"ちぅ…"

変な味がする
チロチロと先っぽを舌で転がしていると、ぬるぬるした汁が出てきた
「なつき…? お前、上手くなったな…。 一人で練習してたのか?」
「き、昨日の今日だぞ! 練習なんてする暇なんてあるか!!」

一昨日、私の初体験の時
私は恭司のアレを初めて見て、どきどきした
触りたくなる衝動に駆られ、つい恭司に聞いてしまった
『どうすれば気持ち良くなる?』って
恭司は説明してくれたのはいいが…
『胸小さい』『胸小さい』『胸小さい』『胸小さい』
その(ような)言葉を聞いて、私は逆上してしまった
勢いに任せて恭司のアレに奉仕をしたが、めちゃめちゃなリズムだったので、恭司に全く快感を与えられなかった

195234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:01:46 ID:BLIsg9tE
だが、今日は違う
見ていろ、すぐにイカせてやる

「んむぅ。……あむ」
恭司のアレをほうばる
恭司のは太くて大きくて、私の口がいっぱいになる
「ふはぁ……ん…。 恭司の……どんどん大きくなる…」
恭司は私の髪を撫でてくれる
「なつき、気持ちいいよ…」
私の稚拙な愛撫でも感じてくれている
「はぁ…むぐぅ……」
恭司のアレは熱くたぎり私の口内で暴れる
「もっと舌使って…」
「うむっん…ちぅ…ちゅぷ…ちゅぷ…」
「そう…いいぞ…」
恭司に褒められてますます私は興奮する
もっともっと恭司に気持ち良くなってもらいたい
私は頭をリズムを付けて上下にスライドさせる
「んっ…うむっ…んんっ…」
「くっ…なつき…」
恭司も私の頭に手を添え、腰を振る
恭司のアレが喉の奥まで届く
苦しくてむせてしまいそうだが、恭司は気持ち良さそうにしているので我慢する
いつの間にか、口の中は恭司の汁と私の唾液でぐちゃぐちゃになっていた
私の口を恭司のアレが出たり入ったりするたびに"じゅぷじゅぷ"と淫猥な音を立てる
わざとその淫猥な音を大きく立てる為に、私は、もっと激しく恭司に奉仕する

「んぁむ…んっんっんんっ…!!」
がぽがぽ、ぐちゅぐちゅと汚い音が聞こえる
私の口から、液体が飛び散る音だ
「なつき…そろそろ……」
「うんっ…ひひぞ……ひっぱひだふぇ……」
私の口が壊れそうなほど、恭司も私も激しく動く
先ほどよりも、口から溢れだす液体が増える
私の服はもう、ぐちゃぐちゃに汚れていた

「んっんっ…んんー!!」
「なつき!!」
恭司が私の名前を呼ぶ
恭司のアレが一瞬、ビクッと止まり
私の口に"ごぷっ"と液体が流し込まれる

コクッと喉を鳴らせ、少しだけ飲んでみたが
とめどなく放出される液体は、私の口の許容範囲を越えてしまった

「かはっ…! ……っうぇ! けほっ…けほっ……」
私がむせていると、恭司は慌ててアレを口から取り出す
だが、恭司のアレからはまだ液体が出る

「うわっ!」
恭司のアレから白濁液が私の顔に向け発射される
何回か放出され、やっと止まる

「すご…何だコレは……」
「悪いな…そんなに汚しちまって……」
「いいんだ…お前が気持ち良ければ……」
とは言え、顔がべたべたになって気持ち悪いので、生徒会室の備品である、お手拭きで顔を拭く

「恭司、良かった…か?」
「ああ、一昨日のが嘘のようだ」
「あれは、お前が悪いんだ」
「ははは…悪い悪い」
恭司の顔には、さっきまでの暗さはもうなかった
私のことを気遣ってくれていたんだろうな

196234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:02:59 ID:y8EP9Kto
「ところで…だ…」
「何だ?」
「その…なんだ……。 私も…して……欲しいんだが…」
気付けば、私の股間は信じられないほど潤っていた
歩けば蜜が腿に垂れ、靴下に染み込んでしまうほどに

「ったく…先生はお前をそんなエッチな子にした覚えは無いぞ」
「う、うるさいっ! お前が悪いんだ!!」
たぶん、これからは恭司の事を考えただけでも溢れだしそうだ

私は、それほどまでこいつが好きなんだ

「それに貴様だって、それは何だ…! さっき出したばっかなのに、まだまだ元気じゃないか」
「だって、なつきが可愛いから」
「かっ、可愛いとか言うな馬鹿!!」
駄目だ駄目だ駄目だ、いつの間にか恭司のペースになってきてる
今日は私が恭司を気持ち良くさせるんだ

私は恭司を押し倒し、馬乗りになる
「と…っ!」
恭司は、さっきよりも驚く
驚いた顔の恭司は愉快だ

そして、私はパンティを下ろす
蜜が糸を引いて垂れる

「今日は、お前を骨抜きにしてやるからな、覚悟しろ」
そう言った後、私は腰を少しずつ下ろす
恭司のアレが私の中に入ってくる

「あっ…あぁっ……」

お預けをくらっていた形だったので、より一層敏感に感じる

「どうだ…恭司……」
「なつきが、ぎゅうぎゅう締め付けてきて、気持ちいいよ」
「そっ、そうか…良かった…ぁん……」

ふと気付く
私ばっか感じてないか?
恭司は余裕の表情を浮かべているが、私は切羽詰まっている
「なつき、動いてみろ」
「わかって……る…」
何かの本で読んだことがある
男は一度射精すると、二回目は…
「早く早く〜」
恭司が腰を動かす
「あぁっ!!」
恭司のアレが擦れて、電撃が奔るような感覚に陥る
「なつきぃ〜」
もうこうなったら、ヤケだ。細かいことは考えない

「もっとお前も…動けっ…!!」
私は勢いに任せ、恭司の上で跳ね回る
「あっあっあぁっ…くぅっ…ぁぁ…!」
「任せろ」
恭司は、私の腰を掴み、自分の腰を打ち付ける
「すっ…すごっ…いぃっ…! いぃ、今までで…一番気持ちいぃっっ!!」

私の体が恭司を受け入れ始めているのか?

「はっ…んんっ…! もっとやさしく…もっとやさしくっ……」
一度目より二度目
二度目より三度目
どんどん大きくなる快楽にわたしは戸惑う
「恭司、駄目だっ… わたし…わたし、もうっ!」
恭司は無言で腰を突き上げる

「んあぁぁぁぁ―――――――!!」

頭が真っ白になる
何も考えられない
ただ絶頂を迎え、その余韻に浸るだけ……って!?

「んぁっ!? 恭司っ!?」
「なぁ〜に、一人でイってるんだよ」
そうだ、恭司はまだ…
「き、貴様…ぁあんっ…!」
恭司は、力が抜け動けない私を腕力だけで浮かす
そして、重力で加速をつけ思い切り落とす
さらに、腰を使い私を突き上げる

「はっ…くぁっ…… あぁ…あっ、あっ……」

快感が私の神経を駆け巡り、私は二度目の絶頂を迎えようとした

「今度は…一緒だからな!」
恭司は、私を貫くように激しく腰を動かす
その行為に、私は翻弄される
「恭司、恭司っ、またっ…またっ…!」
「くぅっ…!」

「イクぅぅぅぅううう――――――!!」

私は恭司の上に寄り掛かるように倒れた
私の中が液体で満たされていくのを感じる

197234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:03:36 ID:y8EP9Kto
「恭司…」

名前を呼ぶが返事が無い
「恭司…?」
もう一度読んで、恭司を見てみる

「すぅ…すぅ…」
恭司は眠っている
「まったく…デリカシーの無い奴だ」
少々腹が立った

「まあ、いいか…」

考えてみれば、恭司はここ最近、私を看ていてくれてほとんど寝てない
それに、一昨日…昨日…そして、今日…
三日連続で私を抱いてくれたんだ

「お疲れさま…」

恭司と唇を重ね、私も目を閉じた


夢を見た

『なつき…』

長い髪の女性
私のよく知っている人
私の一番の親友

『高村先生になつきを悲しませるような事したら、許しませんと伝えといてな…』

女性は光の向こうへ歩いてく

『うちがずっと見守っとるさかい…末長く幸せにな……』

待て…
待ってくれ…!

198234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:04:19 ID:DkATh9G2
「静留っ!!」

「おはよう、なつき」
「あ…恭司……」
ここは…私の家か……
「服はベタベタだったから着替えさしてやったからな」
「…ありがとう」

「藤乃の夢を…見たのか?」
「ああ…お前に伝言だ」
「なんて?」

「『なつきを悲しませるような事したら、許しません』ってな」
「ははは…藤乃らしいな…」
恭司は苦笑いする

「あと…『ずっと見守っとるさかい…末長く幸せにな……』ともな…」
「藤乃…らしいな……」

他の誰が何と言おうと、私と恭司は、静留は優しいと言い続ける

「さっき風呂が沸いたんだが、先に入るか?」
「そうだな…変な感じがするから入ろうか……」
中に何かが入っている感じがして少し気持ちが悪い

「ふぅ… 私は幸せだからな…静留……」
だから、安心して母さんと一緒に待っていてくれ
「恭司と二人で生きていくんだ…」

"ガチャリ"とバスルームの扉が開く音がする

「なつきー、一緒に入ろうぜー」
「恭司っ!?」

恭司は全裸で入ってくる…って!?
「な、なんだそれは!! 何処を向いているんだ」
恭司のアレは天を指している
「……もう一回しよう」
「………」
恭司は真顔で言う
断ると強引にするか、泣きだすかだ
「はぁ……後からならいいぞ…」
「今すぐにだ」

「…んんっ!」

恭司は私を抱き締め、唇を奪う

「貴様は変態かっ!!」
「変態で結構、よし湯槽でするぞ」
「お湯が溢れるし、湯槽が汚れるからやめろっ!」
「断る」

恭司は私を抱え、湯槽に飛び込む

「なんだ、ヌレヌレじゃないか」
「そ、それは…」
「じゃあ、早速挿入〜」
「ば、馬鹿ぁっ……」

お風呂で二回、あがった後は、脱衣所で一回、ベットで三回

化け物かこいつは…

母さん、静留…

私達は、まあ…うまくやっていける……と思う…

199234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/11/05(土) 19:05:44 ID:KQ.3JRUI
終わりです

真面目だか不真面目だかよくわかりません><

どう見ても中途半端です
本当にありがとうございました

200名無しさん:2005/11/07(月) 01:00:39 ID:02jfMRfg
テラGJ!!!

201名無しさん:2005/11/07(月) 10:50:16 ID:nJRZ6sjM
恭司マジ絶倫。

202 ◆NRrDMNlJOM:2005/11/11(金) 23:04:29 ID:LGMdXki.
>234の中の人。
自分がエロパロに無断転載したせいで
不快な目に合わせて申し訳ないです。

203名無しさん:2005/11/18(金) 19:34:43 ID:B7MD48qo
もっとどんどんエロいの書いていいんだぞ

204名無しさん:2005/11/21(月) 22:56:33 ID:Gj10J5Zg
誰か来ないかな

205名無しさん:2005/11/21(月) 23:19:00 ID:Mreoay5o
書きたいんだけど年末は忙しくて。
ヒマをみてなんとかしたいなぁ

206名無しさん:2005/11/22(火) 15:26:00 ID:wiVBl.lk
非エロならそれなりにネタがないでもない。ただしそれを文章にするのが難しい。

207名無しさん:2005/11/22(火) 21:20:38 ID:uaC.FXjk
黎人と舞衣が仲良く脇腹つっ付き合い→体の火照りが
おさまらず乳繰り合い→ギシアン
とかある日の本スレを見ていて何となく思い浮かんだ

208名無しさん:2005/11/27(日) 02:38:02 ID:kXAAHXvU
この避難所は舞乙ネタでもOKですか?

209名無しさん:2005/11/27(日) 02:53:03 ID:i8jcyrUA
特に問題ないと思います

210名無しさん:2005/11/27(日) 06:00:24 ID:jLpW9N6U
>208
期待

211へっぽこ小説家:2005/11/28(月) 05:27:40 ID:uWLL8/Hk
「マシロ様が男だなんてまだ信じられない。」
ベッドにねっころがりながら、ニナは思っていた。
ふと、隣のベッドでアリカと一緒に寝ているマシロの方を振り向く
マシロはすやすやと寝息を立てながら寝ていた
「どっからどう見ても、女の方よね・・・。」
「ん、ニナちゃん・・・・・。」
びくっ、としてニナが驚く
「すやすや・・zzzz」
「寝言だったのね、私の名前が出るなんて、マシロ様どんな夢見てるんだろう。」
いろいろなことを想像して顔が真っ赤になるニナ。
「そんなこと考えちゃだめ、マシロ様は私のご主人様なんだから・・・・・」
頸をブンブンと横に振り、寝返りをうつ。
「しかも私はアルタイに仕える身、マシロ様のオトメにはなれない。」
少し下半身が熱くなるニナ
「やだ、私何考えてるの。」
と思いつつも下半身に手をもっていく。
「だめ、そんなことしちゃ」
考えていることとは裏腹にゆびであそこをさわる。
「んんっ、」
少しづつ指の動きが早くなる、
「だめ、こんなことしちゃ、でも、ああっ。」
少しづつあそこは湿ってくる、それにあわせて指の動きも早くなる。
着ていたパジャマも脱ぎ布団の中で下着一枚という姿になる
「ニナちゃん?」
「!!、マシロ様!!。」
後ろを振り返ると、マシロがたっていた、
「なんかうなされていたみたいだったけど、だいじょうぶ?
顔も赤いし、誰か先生呼んで来ようか?。」
「いえ、だいじょうぶです・・・。」
「そう?じゃあ氷枕だけ作るね。」
マシロが、タオルと水を取りに行こうとする。
「いけません、そんなことマシロ様にさせるわけには・・・。」
といって立ち上がろうとするニナ、それとともにニナにかかっていた布団が落ちる。
振り返りながらマシロが
「別にいいよ、困ってるときはお互い・・・・ってええ!」
そこには、ズボンをはいてないニナの姿があった。
「どうなさったのですかマシロさ・・・・きゃあっ。」
ニナは必死でそこにあった布団を拾い、自分の体を隠す。
「ご、ごめん」
そういい、あわてて後ろを向く
そして、しばらく沈黙が流れる。
「ひっくひく・・・」
「ニナちゃん?」
マシロが後ろを向くとそこには泣いているニナの姿があった。
「え、あわわご免ニナちゃん。」
謝るマシロ
「何でこんな私に謝るんですか!マシロ様は悪くないのに。」
「えっあっ、ご、ごめん」
「・・・私なんて、マシロ様のことを思いながらふしだらな行為をして・・・
なんで、なんでそんなにやさしくするんですか・・・。」
まだなき続けるニナ
「ニナちゃん・・・・。」
「・・・私オトメ失格です、オトメは恋しちゃいけないって言うのに
自分のご主人様を好いてしまったんですから。」
「えっそれって・・・。」
なくのをやめ一息ついたところでニナが
「・・・好きです、マシロ様のことが・・・。」
「ニナちゃん・・・」
「・・もう忘れてください。オトメがご主人に恋するなんて、っマシロ様?」
後ろから急にマシロに抱き疲れて驚くニナ。
「じゃあ、僕もご主人失格だね。オトメを好きになっちゃたから。」
「マシロ様・・・。」
「僕も好きだよ、ニナちゃんのことが。こんな僕じゃ頼りないかも知んないけど、
だめかな?」
「だめだなんて、・・・うれしいです。とっても。」
二人は正面を向き合ってどちらかともなく口付ける。
少し時間がたち、はなれる。
そこには今までに見たニナの笑顔の中で一番のニナの笑顔があった。

212へっぽこ小説家:2005/11/28(月) 05:29:10 ID:uWLL8/Hk
とりあえず1話目
ぜんぜんえろくないですね^^
どんどん書き込むんでお暇な方は見てください

213名無しさん:2005/11/28(月) 18:35:28 ID:6iCY8XFs
久しぶりの投下(゚∀゚)イイね
やっぱりニナちゃんはいいものだ、ん!!

ニナちゃんのオナーニシーンがもう少し長いといいかも

214名無しさん:2005/12/05(月) 03:30:56 ID:2bG8xju6
エロパロにあったの転載

16 名前:ふたなり嫌な人は脳内/セルフあぼーん 投稿日:2005/11/11(金) 13:24:56 ID:+lvEjOi7
「ふにゃーー」
午前4時、目をこすりながら布団から起きあがったアリカは5分ほどぼーっとしたあとニナを見た。
いつも自分が後から起きるから、見られない寝顔だ。

意外に子供かもしれない。
写真にして飾ったら面白そうだなと無意味に思う。

そして寝顔の下の方では布団が大きく盛り上がり…。
「!?」

これはなんでしょうとばかりに、布団の横からでを入れ
「ん、ん…」

捕まえた。
「えっ」
「あっ」

ニナは飛び上がり、今起きたばかりとは思えない身のこなしでアリカを組み敷いた。

「見たな…」
「…うんん、触っただけ。何、アレ?」
「私は…ああ、どうすれば…」
頭を抱えるニナの姿

には全くかまわず。

「わーすごい」
ニナの股間をなでなでしながら"何か"を露出させる。
「おちんちん?」
「ー!っこらっ、なにをしているっ!ひっ」

それをつかむと
「うわーかたーい」
ぎゅっと握りしめる。
とたんにニナは力が抜けたのかベッドに座り込み、倒れないようになんとか手で体を支え、
耐性は逆転していた。

アリカが面白そうに触りまくる物だからそれはどうしたらいいのか
忌み嫌っていたその器官が発する感覚にニナはじわじわと壁に迫り行き場を失った。

「ぁ、だ、だから、さわるなっ」
「んー、だめ」
楽しそうにそういうと、半分眠った瞳で見つめる。

「ニナちゃんは…うーん、、」
ずるっ、

握っていた手が滑り落ちた。
「ひっ!!」

「ん? これ痛いの?」
「!!ぁあ、、、痛くは…きもち、いいっ」

215名無しさん:2005/12/05(月) 03:31:34 ID:2bG8xju6
17 名前:ふたなり嫌な人は脳内/セルフあぼーん 投稿日:2005/11/11(金) 13:31:54 ID:+lvEjOi7
う〜ん、と考えたアリカは
「手で握って動かしてみるの…」
「ばかっ、だからやめ」

ぐにゅ
「あっ、あ…」

静かになった部屋にニナの押し殺した声が聞こえる。

にちゃ、ぬちっ

「わぁ、おんなのこからいっぱいお漏らしだ」
「ちっ、ちが、っぁぁ、」

その言葉と同時に何か知らない感覚が、体内で沸騰した。
「あっあーーっ!!!!!!」
びゅくっ、びゅっ
「えっ、ひっ!」
がくがく揺れる体。そのペニスからは透明な液体が何度も噴き出していた。
「噴水だ〜きゃ、あったかい…」

ぐちゅ
「!!」
「あったか、、、、、zzZ」



「ん?」
目を覚ましたアリカはぼーっとしたまま記憶を復元しようとする。
しかし、何かとても大変なことがあった気がするだけだった。

「お、おはよう」
「おはよう」
「あの、だな…」
「なに? うーん、、なんか頭がぼーっとする」
「……おまえ覚えてないのか?」

「・ ・ ・ あ゛! 宿題が後2枚残ってる!!!」
「!?」
あわてて布団から起きると机の上にある問題を見て頭を抱えた。



「あいつ、、のっ、せいでっ」
ニナのそれは、自ら忌み嫌い嫌悪して触れることもためらった物だ。
しかし、"あの"記憶は…

「はっ、あっ、あ、ぁ、、、クるっ!!」
自らのモノに手を添え、震えるニナがいた。

216名無しさん:2005/12/05(月) 10:45:20 ID:eDc13SdM
本人の許可なしに転載するのはどうかと思うよ。

217へっぽこ小説家:2005/12/07(水) 06:18:45 ID:bIXfOG9c
>>211の続き

少しの時間がたった後、マシロ君はいきなり顔を真っ赤にして顔を後ろに向けた。
「どうしましたか、マシロ様?。」
「えっと・・・下。」
下と言われ不思議そうに、自分の下を見る二ナ
そこには、何も着ていない自分の下着姿があった。
「きゃ、」
二ナはそこに落ちていた布団で身を隠した。
「ご、ごめん。」
「いえ、私が悪いんですから・・・。」
二ナは布団の中でもぞもぞとして、パジャマを着て出てくる、
「じゃあ、僕、寝るから。」
「えっ・・・、おやすみなさい」
「・・・?お休み、二ナちゃん。」
といい、二人は自分のベッドに戻った。
「ってねむれるか〜。」
一応、マシロ君は女の子の格好をしているが、中身は立派な男の子なのである。
すぐ顔をそらしたとはいえ、あんな姿を見ては興奮して眠れなくなるのは当然であった。
普通の人だったらここで一発抜くのだろうが、マシロ君のおかれた立場ではその行為も制限されていた。
「変なことしたらちょっきんだからなぁ〜・・・。」
マシロ君はこの学園に着てから特定酵素である精子を出すことを禁止されていた。
最初のうちはどうにかなると思っていたが、最近になってピークになってきた。
それでも今まで抜かなかったのは、シズルのチョッキンが怖かったからである。
「今だったら誰も起きてないだろうし・・・。」
とそう思い立ちあがろうとした瞬間
「あの、マシロ様・・・?。」
何故か後ろで立っている二ナが小さな声でたずねてきた。」
「!!!、えっ!なに?」
驚いたマシロは、冷静を保ったふりをしながら、二ナのほうを向き返事をした。
「?・・・あのマシロ様・・・・今日一緒に寝てくれませんか?。」
「うんって・・・、ええっ!。」
「だめですか?・・・。」
「いや、だめというかうれしいけど・・・。」
「じゃあ、お願いします・・・。」
そういうと二ナは、マシロ君の横に入った。
二人は背中を合わせて、布団に入る。
「じゃあ、お休み二ナちゃん。」
「・・・お休みなさい、マシロ様。」

続くw

218へっぽこ小説家:2005/12/07(水) 06:20:06 ID:bIXfOG9c
2話目終了、
中途半端なとこで終わらせてしまったw
まあ続きはまた明日

219名無しさん:2005/12/09(金) 07:53:16 ID:lHh/KZPQ
GJ!

220名無しさん:2005/12/10(土) 22:03:58 ID:jT.LAJjQ
続き期待

221名無しさん:2005/12/11(日) 22:24:50 ID:u6rguh4k
人少なくなったね…

今、どんぐらいいる?

222へっぽこ小説家:2005/12/11(日) 22:55:41 ID:BF2la3Lw
一応ノ

223名無しさん:2005/12/11(日) 23:29:23 ID:Gf3PMBgA
何でも書いていいんだぞ。
別にエロでなくてもいいし。

224へっぽこ小説家:2005/12/11(日) 23:38:38 ID:BF2la3Lw
じゃあ、そろそろ続き書きますね

225名無しさん:2005/12/13(火) 01:14:48 ID:HMEugVf2
>>221


226名無しさん:2005/12/13(火) 06:32:11 ID:mIqKMpUI
>121
ノシ

227234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/12/15(木) 17:42:49 ID:QSKPKELg
「たくさん笑ってこいよ」

朝、水晶宮の前で恭司と別れる
いつものお別れのキスをして…
今日も一日いい事があるといいな


―教室―

私は無事二年生になれた
出席日数の不足は恭司が取り持ってくれたみたいだ

あと残り一年半、この学園生活を存分に楽しもうと思う

「なつき、おはよー」
「ああ、おはよう。舞衣」

舞衣とは、また同じクラス
一番仲が良い奴だから良かった

「おはよー玖我さん」
「おはよう」
「おはよう、瀬能に原田」

舞衣の友達の瀬能と原田
この二人とも、それなりに仲良くなった
瀬能は奈緒のルームメイトでもある、戦いのアフターケアも彼女が行ったと聞く

「なつき〜 見てたわよ〜」
「な、何をだ……」
「『早くキスしろ…!!』だもんね〜」
「まったく…朝からイチャイチャして……」
「〜〜〜!!」

顔から火が出そうになる
周りの目を気にしてはいるが、やはり見られているのか…

「いいな〜♪ 私も高村先生みたいな人とあんなことしたいな〜」
「あおいちゃんは先生みたいな人が好きなの?」
「だって、高村先生格好いいじゃ〜ん」
「まあ、普通に顔は良いよね。平均を軽く上回ってる」

恭司が誉められたり、関係を羨ましがれたら、何だか嬉しくなる
心の底から好きなんだと実感する

228234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/12/15(木) 17:43:34 ID:LhX5HZR6
「頭脳明晰、運動神経抜群。そんでもって、おっちょこちょいでドジ……これじゃあ、モテないほうがおかしいよね」
「それで黙ってりゃ…いいんだけどね」
「そこがね〜 先生ってヲタクだから」
「ウチの弟も感化されてきてるし…」

言い返せないとこが辛い、確かに恭司は筋金入りの歴史ヲタクだ。しかも、かなり重症の

「家も、そういう本でいっぱいなんだ」
「アンタ整理整頓ヘタクソだから大変でしょ」
「家事は恭司がやってる」
「それはいかんなぁ、玖我さん」
「何故だ?」
「玖我さんも、まだまだ甘いよ〜、それじゃあ舞衣ちゃんに先生取られちゃうよ」
「な、何言ってるの、あおいちゃん…」
「男の人は女の子の手料理に弱いんだよ」
「なるほど…」
「試しに作ってみるってのは、どうかな?」
「ああ、やってみよう…」

恭司が喜ぶことなら何だってすると決めている
料理か…私に出来るのだろうか……

「で、さっきのを説明してもらおうか、舞衣」
「いや〜、何というか…」
「巧海君を利用して先生を横取りしようとか考えてるんだよね、舞衣」
「ちっ、違うって…」
「舞衣ちゃんもやり手だね〜」
「まぁ〜〜いぃぃぃぃ〜!!」
「違うってばぁ!!」


ガラガラと扉が開く音がして、担任である恭司が入ってくる

「ホームルームはじめるぞー、皆席につけー!」

教室に散らばった生徒が一斉に席につく

「ちっ!」
「ふぅ…助かったぁ…」


「じゃあ、連絡事項だ…」

恭司の口から、次々と連絡事項が話される
恋愛解禁になってから水晶宮の恋愛成就の紐が増えすぎて困っているらしいとか色々と

「よし、これで連絡事項は終わりだ。一限目の準備をして静かに待っておくように」

恭司は、そう言って教室を出る
一限目は碧か……あの馬鹿は、また私を冷やかすんだろうな…

229234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/12/15(木) 17:44:18 ID:QSKPKELg
―放課後―

恭司は残業らしい
さっさと帰ろうと思ったが、舞衣達に止められる
調理室を借りて、恭司に何か作ろうとか言いだした

「アンタの腕前はわかってるから、私達がしっかりサポートしてあげる」



結果、惨敗

「ま、まあ…初めは仕方ないわ。これから毎日特訓よ」
「舞衣はバイトはいいのか?」
「舞衣がバイトの日は私達が相手をしてあげるから」
「そうそう、心配しないで」
「二人とも…ありがとう……」
「はい、コレ持っていきなさい。先生お腹空かしてるわよ」
「ああ」

舞衣達が作った、サンドイッチを受け取る
早く自分で作ったのを渡したいな

「じゃあ、行ってくる。今日は本当にありがとう」
「頑張りなさいよ」


「ふぅ…世話が焼けるわね」
「玖我さんって、こっち方面には疎いからねー」
「さて、私達も帰るとしますか」
「あー、後片付けしなくっちゃ…」
「私も格好いい彼氏が欲しいな…」
「「「はぁ………」」」


―社会科準備室―

「恭司」

名前を呼び、教室に入る
すると、恭司は驚いた顔をしてこっちを振り向く

「なつき? 先に帰ってていいって言ったはずだけど」
「待っていられたのは嫌だったか?」
「そんなことはないけど…悪かったな」
「構わない」

恭司の隣の椅子に座る
恭司の隣の机は、資料が積み重ねられゴチャゴチャして汚い。碧の机だ

「終わりそうか?」
「ああ、ちょうど今帰るところだった」
「そうか、ちょっと遅かったな」
「何で?」
「舞衣達と差し入れを作っていた、結局ほとんどあいつらが作ったんだけどな。食べるか?」
「そうだな…今から食べよう」

包み袋を開け、タッパーを取り出す
蓋を開けると、いい匂いが漂う

「これは…美味そうだ……」
「やはり、舞衣は凄いな。サンドイッチがサンドイッチに見えない」
「なんだそりゃ? いただきまーす」
「あ、待て」
「今度は何だよ…」

えっと…こういう場合は……

230234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/12/15(木) 17:45:13 ID:LexVdkOQ
「あ、あ〜ん……」

サンドイッチを掴み、恭司の口の前に持っていく
死ぬほど恥ずかしい

「あ、ああ……あ〜ん」

モグモグと恭司の口が動く
私も残りを口に入れる
私も恭司も顔を赤くして見つめ合う

「うん、美味い」
「コンビニで売ってるのとは全然違うな…」
「そうだな、なつきもこれぐらい上手くなれるといいな」
「ああ」

二人で談笑しながら、サンドイッチを食べ終える
ふと、恭司の頬にマヨネーズが付いているのに気付く

「恭司…頬っぺたに……」

ペロ…

「なつき…何やってんだよ」
「動くな、マヨネーズが付いてる」

ペロペロと恭司の頬を舐める

「もう、取れただろ…やめろって……」
「やだ…」

頬にある舌を、そのまま口に持っていく

「なつきってば……おい…」
「ん……んふ…」

恭司の口を塞ぎ、喋れないようにする

「んむぅ……ぷは…驚いたか?」
「だ、誰かに見つかったら、どうするんだよ」
「いいじゃないか、私達の関係を知らない奴なんて、この学園にはいない」
「そーいう問題じゃないだろ」
「うるさい、続きをするぞ!」

同棲を始めてしばらくすると、すでに攻守関係が代わっていた
恭司は基本的には奥手みたいなので、私自身がスイッチを入れないといけない

「ん…ちぅ……んはぁ……何だ、お前だって乗り気じゃないか…」

恭司のズボンにテントが出来ている

「そりゃあ、健全な男だから反応するって…」
「ふふっ、よろしい」

恭司のズボンのファスナーを下ろし、恭司のおちんちんを掴む

「なつき…」

恭司も私のショーツの中に手を差し入れ、割れ目をいじる

「あ…ぁん……恭司………」

恭司の声で名前を呼ばれただけでも、胸が熱くなり、秘部から汁が溢れてしまう

「凄いな…もうこんなになってる……」
「恭司…もう……」
「え…? 今始めたばっかりじゃないか」
「だって……」

この部屋に入る前から濡れてたんだ

「早く…早くぅ……」
「ったく…しょうがないな……」

授業中だって、お前のことで頭がいっぱいなんだ

「ほら、机に手をつけ」
「うん…」

いつも、こんなことをして欲しいと思っているんだ

「いくぞ……」
「早く…ちょうだい……」

ズブズブと、私の中に恭司のおちんちんが入ってくる

「あぁっ…!!」

あまりの快感に背を反らせてしまう

「ああ…あう……恭司がいっぱい………」
「人が来るとまずいから、さっさと終わらせるぞ」

恭司はそう言うと、いきなり私の腰をわし掴みにして腰を打ち付ける

「あっあっあっ…やぁっ……はげしっ…! はげしすぎるよっ…!!」
「なつき…なつきぃ……」

恭司が私の体を机に押しつける、その反動でギシギシと机が軋む

「恭司っ……らめぇっ…!わたし…わたし……イッちゃうよぉ……」
「ああ…イッていいぞ……」

恭司は普段よりも乱暴におちんちんを動かす
そのたびに割れ目から蜜が流れ出るのを感じる

「ああっあっ…恭司ぃ…恭司ぃぃっ!!」

ガクガクと足が震える
恭司の支えが無いと崩れてしまいそうだ

「なつき…俺もそろそろ……」
「中に…中に出してぇっ……」

恭司はスパートをかける
肉と肉がぶつかり合い、ズパンズパンッと外に聞こえそうなほど大きな音をたてる

「くっ…」

どくんっどくんっどくんっ!

「くぁっ…中にっ、中に流れ込んでっ……あっ、ああっあ、恭司っ、恭司ぃっ、きょうじぃぃぃぃぃぃいいいいっっ―――――!!」




231234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/12/15(木) 17:45:57 ID:5Zafb.8c
「さっさと、帰るぞ」
「うぅ…」
「まったく…ほら、おぶっていってやる」

あまりにも激しすぎたので、私の足腰は完全に砕けてしまって、立ち上がることが出来なかった

「馬鹿…」
「お前がしようって言ったからじゃないか」
「限度っていうものがあるだろう」
「あのなぁ…」

日が沈み、辺りは暗くなっていた

「今、何時だ」
「七時半ぐらいだな」
「夕飯はどうする?」
「帰ってから二人で作ろう」
「わかった…」

恭司の背中に頭をなすり付け完全に体を預ける

「恭司……」
「なんだ、急に甘えだして」
「ずっと一緒だぞ……」
「そうだな」

恭司の心地よいぬくもりの中、私は目蓋を閉じる



夕食の準備も恭司の邪魔にしかならなかった
なかなか、うまくいかないものだな……


そして、翌日

いつも通り、私が恭司を起こす
トーストを焼き、コーヒーを入れる
これぐらいなら私にだって出来る

今日も遅刻ギリギリ、バイクの二人乗りで登校

いつも通りに腕を組んで仲良く正門に入る
周りからは冷やかしの声、もう慣れた

「恭司…今日も……」
「はいはい、わかったわかった……」


「ん……」


いつも通りにキスをして別れる
長い長い戦いを終えて、手に入れた日常
私は、これからもずっと恭司と一緒にいるんだ
命を落とした者の分まで、私達が幸せにならなくちゃいけないんだ

「恭司…大好き……」
「俺もだよ、なつき……」



おしまい

232234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2005/12/15(木) 17:48:05 ID:Da1h2Pvk
なつき編終わりです
全体的にグダグダ
続き物書くとダメダメになるので難しいですね
また暇が出来たら書こうかなと思っています

では

233名無しさん:2005/12/17(土) 00:46:35 ID:PT7Cqyoo
GJ!
次の作品も期待しています

234名無しさん:2005/12/17(土) 14:41:25 ID:5erzm1KA
乙です!なつき愛されているなぁ。そして先生は相変わらずw
さいもえ用に何か書けたらなと思っとりますが(Notエロ)
こちらで投下していいのかな?
それ以前に間に合うだろうか・・・

235名無しさん:2005/12/17(土) 15:43:33 ID:oY5yf7rc
何でもおk

236イリーナ・ウッズ ◆CI4mK6Hv9k:2005/12/19(月) 01:11:35 ID:CCFD18jk
今日はよく寝た〜

わたしもシズルお姉さまの誕生日祝いたいけど、
いい感じになってるから後でにしよっと

237名無しさん:2005/12/19(月) 18:09:10 ID:0feqVYuA
なりきりスレじゃないんで

238名無しさん:2005/12/20(火) 04:29:59 ID:VqkDBHkw
誤爆じゃね?

239名無しさん:2005/12/21(水) 02:00:36 ID:eTmte1yg
イリーナ可愛いよイリーナ

240名無しさん:2005/12/23(金) 11:19:00 ID:.63kZTEs
なりきりにしてもイリーナってマニアックだな

職人さん降臨待ち。

241名無しさん:2005/12/25(日) 20:13:38 ID:FDdwXRTo
イリーナは可愛いと思うんだが、マニアックって余り人気無いのか?

242名無しさん:2005/12/25(日) 21:29:32 ID:5sBambWE
面白系だな

243234の中の人 ◆PWaoknfQGw:2006/01/02(月) 00:07:55 ID:iT4U1W9Y
あけおめ
今年も頑張ろう

244名無しさん:2006/01/02(月) 01:38:50 ID:T4fcRYps
結局世界の歪みを一身に背負った前作主人公登場までは、
話はどうにも転がっていかない(転がそうとしない)雰囲気を感じる

245名無しさん:2006/01/02(月) 01:39:20 ID:T4fcRYps
すまん、誤爆

246名無しさん:2006/01/06(金) 02:14:10 ID:ZzxyICas
マシロきゅんの陵辱系きぼん

247名無しさん:2006/01/09(月) 19:49:02 ID:5QLwUw7.
カズ君×アカネきぼん。

248名無しさん:2006/01/23(月) 22:31:21 ID:fJgCWETE
SS書いてた人も荒らしだったのか…幻滅

249名無しさん:2006/01/24(火) 08:18:50 ID:2R3lY6so
>>248
厨たんがタケダキボンヌとか職人が選び好みするなとか言ってるから、荒らしっつーよりも、ありゃリクエストに答えてたってたのが正解かもなw
俺はむしろ、あそこに普通のSS投下するほうが荒らしだと思うんだがね。
投下後、散々住民から煽られたあげく、武田厨がファビョって今まで以上に元気になり関連スレ荒らしまくると思う
まあ、基本的にROMってる俺には何もわかんねーけど
アンタはどう思うよ?

ただ、こっちの作品よりもあっちの作品のほうがおもしろかった。エロは向いてねーな
アホネタに関してはある意味天才だよ、馬鹿すぎるww

250名無しさん:2006/01/24(火) 18:37:58 ID:9P3uktkY
あそこの住人と一緒に武田厨を煽って楽しんでる時点で荒らしと同じだろ…

251名無しさん:2006/01/24(火) 21:28:07 ID:6eYdrtuU
武田厨は煽らなくても火病ります
香具師にとっては「タケダ」が出ないということ自体許せないんだから
タケダなんて今後出るはずない以上、死ぬまで満足しないだろうw

252名無しさん:2006/01/24(火) 22:27:09 ID:6qUM2TOw
つーか、書いてる人もやる気無くすよな

趣味(?)とはいえ貴重な時間割いてまで書いてるのにGJレスが二個か三個
新しい職人が来るまで頑張っていたようだが、なかなか来ない
その上、転載する馬鹿が約一名

ネタ投下したほうが評判良いときたら、そっちに走るわな

253名無しさん:2006/01/25(水) 03:24:59 ID:96zO4Z.s
2個か3個で十分だと思うけど。
もらえない人はいくら書いても一言も付かないし。

254名無しさん:2006/01/25(水) 21:01:39 ID:Ypr/xxls
1つでも嬉しいみたいなことを、ss書きのスレを覗いたらみんな言ってたよ。
それ以上は、本人の力量次第。欲しいなら、それ相応の話かけばいんでないの。

とりあえず俺は、ネタの方にはGJをつけたw

255名無しさん:2006/01/25(水) 22:11:56 ID:TNpR1Xtc
まあ、エロパロ板で二三人読んでるよみたいなレスついてるから
それなりに読んでる人いるみたいやね

もう少しこっちも活気つけば良いんだが、なかなかねぇ…


まさか、タカカズネタはこっちを活気付けるために宣伝しに行ったとか……ってわきゃねーよなw

256マシロくんスレ住民:2006/02/05(日) 00:10:45 ID:VxjJU8Dc
クッションとして使わせてもらいます
スレ汚しすみません

257マシロくんスレ住民:2006/02/05(日) 00:13:20 ID:n.uCwxcY
―ガルデローベ女子トイレ―

「あ…ニナちゃん……」
「マシロ様…? 何故ここに…」
「何って、用を足しにだけど…」
「そ、そうですね…ガルデローベでは女子トイレを使わないといけませんでしたね……」
「あんまりいい気分しないけどね」


ガチャン…


チョロチョロ……

(マシロ様が…隣で用を足して……って、私は何を考えてるのっ!?)
(気にしない気にしない…私もさっさと……)

チョロチョロ……

「ふぅ…私は変態じゃないんだから……」

(でも、ちょっとぐらいは…そう、これは勉強なのよ)


私は、自分に言い聞かせて、壁に耳を寄せて隣の音を聞く


「この隣で今、ニナちゃんが……んっ……」

(マシロ様…いったい何を……)

「ニナちゃん……もっと…ボクのをいじめて…」

(まさか…マシロ様……)

「ボク…ボクぅ……」


"きゅん…"


手が勝手に大事なところへと…
いけないことをしようとしてる…

(ダメ…何をしてるの私……)

「ニナちゃん……ぅん……」

(マシロ様が…私で……私を使ってくださっている…)

「ダメだよ…そんなにされたら、ボク……」


(ダメ…ダメよ、ニナ……こんなはしたないこと…)

感激のあまり、手に力が入る

「ぁ……」

(ダメ、声が漏れて…)

「ニナちゃん…おしりも……いじめて……」

(お尻もなの…!? ダメ…ダメよ…マシロ様のお姿が頭に浮かんじゃう)

だんだんエスカレートしていく、いけない遊び

「あっ……ぁん……」

「ニナちゃん……ニナちゃん……」

(今、私はマシロ様と一緒に…)

「マシロ様…ニナを……ニナをめちゃくちゃにしてください……」

私は今まで以上に、手を激しく動かす

(聞いてください、ニナのいやらしい音を…!)

くちゅくちゅと水飛沫が零れる
心なしかマシロ様の息遣いも荒くなっている…

「ニナちゃん…ボク……ボクぅっ!!」

「マシロ様…マシロ様ぁっ…!!」


トクンっ…トクンっ……
ぷしゅっ…

「はぁっ…はぁっ……ニナちゃん……」
「マシロ様……」


ガチャン…


「な、長かったねニナちゃん…」
「ま、マシロ様こそ…」

顔を合わせ、慌てる
しかし、私もマシロ様もすぐに目を逸らす

「教室戻ろうか…」
「はい…」


それから…

二人だけのいけない遊びは、何日か続きました

何やってるんだろ…私……

258名無しさん:2006/02/05(日) 01:28:45 ID:MDspun92
GJ!
スレ汚しなんかじゃありませんからどんどん書いていいですよ

259ニナとマシロ:2006/03/11(土) 22:17:03 ID:dab8LC4U
初めてナギ様に犯されたのは十歳のときだった。
「はっ、ナギ様……っ」
ぴちゃぴちゃと、厭らしい音が響く。
私は机に寄り掛かり必死に息を殺していた。
「もう、こんなに濡らしたのか。お前はやはり淫乱だなニナ」
ナギ様の指が後から私の粘膜をなぶる。
そこはもうしとどに濡れて、淫液でふやけた貝のようになっていた。
「ああっ、ナギ様っ、もっと……もっと掻き回してぇっ!!」
「くくく、初めはあんなに嫌がっていたのに、今ではこのざまか。このビッチめ!」
「あうっ!!」
初めて犯されたときはただただ怯えていた。
いきなり下半身を剥かれ、指で排泄孔の辺りをいじくられ、私はおぞましさと痛みに震えた。
私はナギ様に拾われ、ゴミ溜めから救っていただいた。
食べるものもなく、着るものもない私に、見たことのないような食事と服を与えてくださった。
だから、逆らうことはできない。私はただ耐えていた。それから三年経った。
「どうだ、気持ちいいか、このブタ!!」
「あうっ、あああああっ!!」
鞭がビュンビュン風を切って鳴く。
それは私の臀部に弾けて、赤い傷跡を次々と刻んでいく。
「ナギ様ぁっ……くああっ!!」
さっきまで私を溶かしていた快楽が、今度は激しい痛みとなって脳天を突き抜ける。
私はその落差に酔いしれ、ただ涙を流して手をきゅっと握る他ない。
「はぁ、はぁ……」
鞭が止んで、ナギ様が私のお尻に手をおかれる。
「くく、やはりますます濡らしているな。この変態が! まったくお前は呆れるほどのメス豚だよ」
そう口を歪めて私を嬲ると、ナギ様はキュロットのチャックを下ろされる。
その中から黒光りする男根が天を衝いて飛び出てきた。

260名無しさん:2006/04/13(木) 13:02:55 ID:JEt.x.pA
エロパロ板住民は234の中の人にひどいことしたよね

261名無しさん:2006/04/14(金) 05:01:24 ID:6eGO2h5E


262シズナツ決戦篇:2006/04/14(金) 12:04:56 ID:wZ4q21Hw
「シズル……」
私の前に佇むシズルは悲しそうな笑顔を浮かべていた。

あの戦いの後、再建されたヴィントブルーム王国はマシロ女王の下、順調に発展して行くはずだった。
だがしかし、女王の開明政策を不満に思う保守派貴族が策動を繰り広げ、新政よりわずか三年、ヴィントは内戦の渦中に飲み込まれた。
条約機構諸国は内政不干渉を口実に日和見を決め込み、裏では暗躍をくり広げる。
軍産国家として復興したアルタイを初め各国が両派に兵器を売り込み、ヴィントはさながら列国の新兵器の実験場となった。

ガルデローべも分断された。当初は中立を宣言したビューネ自治区だったが、いやおうなく戦火に巻き込まれていく。
マシロ女王のために戦おうというもの、或いはこれに刃向かおうというもの、双方が蹶起した。
ガルデローべは攻撃回避を条件に両派にオトメを供給する条約を結ばされた。
私はどうすることもなく、ただ学園長としてガルデローべの存続だけを考えて行動した。
その結果がオトメたちを相戦わせることになっても。そして私自身も……。

「もう後戻りはできまへんのやなぁ……」
「すまない、シズル……」
シズルは最も強硬に私の方針に反対した一人だった。
オトメの力を背景に頑として中立を守り通すべきだと主張した。
だが、そんなことをすればガルデローべ自体が潰されてしまう。
オトメは所詮国家の道具だ。諸国のパワーバランスの狭間で、仮初めの自治を確保しているに過ぎない。
仕方なかった。
そして、シズルは学園を去った。

「お前程のオトメを野放しにしていることは許されないんだ。
どちらかの味方に引き入れるか、でなければオトメをやめさせるか、要求はどちらか一つだ」
「どっちも断ってもうたら?」
「その場合は、消えてもらうしかない……」

私はGEMを起動した。

263シズナツ決戦篇:2006/04/14(金) 12:06:12 ID:wZ4q21Hw
「わざわざ自分で引き受けたんやろ? ナツキのそういうとこ好きやわぁ」
シズルもGEMを起動する。
「シズル……考え直さないか? 今ならまだ間にあ……」
「あかんわ。うちはしょうもない争いに手をかして妹たちを殺すんも、
どこぞの馬の骨に抱かれるのもお断りや」
シズル……答えは分かっていた。だから、せめて私の手で……
「なら、いくぞ!」
私はエレメントを具現化した。砲口をシズルに向ける。
「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
紫の閃光が破壊を撒き散らす。
シズルはあっさりと回避した。エレメントを鞭のようにしならせ、攻撃してくる。
「くっ!!」
何とか避けて間合いを取るが、接近されては勝ち目がない。
私のエレメントは遠距離攻撃用だ。いかに敵を引き離すかが勝敗を分ける。
「当たれっ!!」
連続でレーザー砲を発射する。閃光が綾を紡ぐ。シズルは避けるので精一杯のはずだ。
現にただかわすことしかできていない。
(シズル……もう……)
このまま距離を保ち続ければ、いずれ息が切れる。そうすれば勝てると思った。
甘かった。
「なっ!?」
今まで真横に回避していたシズルが突然直進して来た。
そうか、私を水平軸に慣らせておいて、軸を一気に垂直に転じる。
咄嗟の事で反応が遅れた私の砲撃はシズルの脇を掠めるのみ。
「あくっ!!」
意識が一瞬遠のく。シズルの一撃は私の胴を薙いでいた。
倒れ臥す。
勝負あったようだ。もう動けない。
シズルがゆっくりこちらに近づいてくる。せめて相打ちに。
そう思って私は最後の砲撃を絞った。シズルのエレメントとレーザーが交差する。

264シズナツ決戦篇:2006/04/14(金) 12:07:22 ID:wZ4q21Hw
「馬鹿……な……」
腹を抱えるシズルは、やはり笑っていて。
「何でだ!? 今のは簡単に避けられたはずだ! それに、どうして……」
シズルのエレメントは私からかなり離れたところに命中していた。
あり得ないミス。あのシズルがこんなへまをするはずがない。
「強うなったな、ナツキ……」
ローブが焼け焦げたシズルの腹からは鮮血が溢れだしている。
「やっぱり、うちはナツキには敵わへんかったなぁ……」
「嘘つけ!! お前わざと外したんだろ、どうしてそんなことを……!」
何とか身を起こし、シズルに縋りつく。シズルはもう膝をついていた。
「違うんや。うちはナツキを殺して死のうと思うてたんよ」
「馬鹿馬鹿!! じゃあ何で私を殺さなかったっ!?」
「ふふ、ナツキ、覚えとる……?」
震える私のとは対照的にシズルの声はどこまでも静かだった。
「ガルデローべで、初めて会うたとき……あのときからうちは……いつか、ナツキに……」
そこでシズルの声は途切れた。
死んだ。
殺した……私が……
「どうしてだ……自分がいないと駄目だと言ったのはお前じゃないか……なのに、どうして私を一人に……」
ただ、私はシズルの遺骸を抱きしめて泣き叫ぶしかなかった。

あれから、内戦はようやく終結を迎えようとしている。
数え切れないオトメたちが戦火に散っていった。
私は漸く、そうまでして守ってきたガルデローべに別れを告げることができる。
学園長として最後の責任を取って。
私は液体の入った小瓶をあおった。
願わくば、二度とオトメが政治の道具にされないことを。
そして、シズルと今度はずっと一緒にいられることを……。

(終わり

265名無しさん:2006/04/15(土) 05:26:38 ID:PHt1jKSs
切なくていい感じだ。
GJ。

266名無しさん:2006/04/16(日) 06:22:25 ID:921xlnJs
やべ…ちょっと泣けた。
GJです。

267鮮血の愛憎篇:2006/04/17(月) 21:32:39 ID:PndMtBrA
「……遥ちゃんの仇」
なつきはその声でようやく後を振り返る。
「え?」と口にすると、一緒に鮮血が飛び出した。
脇腹に急な灼熱感が起こる。
「なつきっ!!」
慌てて駆け寄ってきた静留が薙刀で横殴りにすると、
雪之はメガネを落として吹っ飛んだ。
「ぐはぁ、げほげほ!!」
なつきは膝をつき、腹を押さえて血を吐いていた。
まだなつきの体内にささったままの凶刃は内臓にまで達していた。
「静留、私……」
「なつき、なつきしっかりしぃ!!」
静留はなつきを抱え起こし、半狂乱で叫ぶ。
抱き上げた手には血がべっとりとつく。
「ざまみろ……」
ぴくと静留はその言葉に体を固まらせた。
「ざまみろ……遥ちゃんの仇だ……」
「…………」
静留はなつきを寝かせ、エレメントを取って立った。
そして、そのまま柄の部分で雪之を殴りつけた。
「ぐぎゃああああああああっ!!」
「この、ごもくがああああああああっ!! 死んでまえええっ!!」
凄まじい表情で薙刀を振り回す静留。
滅多打ちにされた雪之は頭を打たれて血を流し、地を舐めた。
「ふふ……悔しいでしょ……」
しかし、雪之は悲しく薄ら笑いを浮かべるのみだった。
「あんたを直に殺すより……大切な人を奪う方が」
皆まで言うことなく、静留は雪之の首を切断した。

「なつき、堪忍や、堪忍や……」
「…………」
もう抱きしめるなつきの体からは力が抜け落ちている。
なつきは蒼白な唇を噛んで、掠れた言葉を吐いた。
「ありがとう……」
「え?」
「一番地を壊滅させてくれたんだな。母さんの仇を……」
なつきは泣いていた。静留に見せた最初で最後の涙だった。
「いやや、なつき、いやや……」
「私は、静留に会えて良かった……私は……」
そしてそれが最後の言葉だった。

「い、いやああああああああああああああああっ!!」

静留はふらりと立ち上がる。まだやる事が残っているから。
まだ死ねない。
彼女は戦い続けるだろう。狂おしい。愛憎とともに。やがてその命が尽きるまで。

(終わり)

268シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:24:43 ID:MAXKmxsE
世界帝国を樹立した阿尓泰皇帝ナギ・ダイ・アルタイは西洋人ジョン・スミスの勧めにより、
風華征服を企画。文永十一年四度の国書を無視した風華に対し大軍を派遣した。

「あれが敵か……」
奈月は遥か海を臨んだ。海上には朱塗りの大船が無数に並び、
大小の小船を吐き出している。
奈月はエレメントを握って武者震いした。
奈月は貧乏御家人である。小さな畑に、普段は農耕戦時には槍持ちになる下人が数人いるだけ。
暮らしぶりは貧農とあまり変わらない。是非この戦で手柄を立てて恩賞を受けねばならない。
敵が上陸を始めた。早くも弓矢の撃ち合いが始まり、綿甲に身を包んだ敵が砂浜に上がる。
奈月は敵の直中に一騎駈けをした。
「我こそは玖我の住人、風華一の剛の者、玖我なつ……」
そこまで言いかけて、奈月は派手に落馬する。
初めは何が起こったか分からなかったが、すぐ馬を射殺されたのだと気づいた。
「馬を射るとは卑怯な……」
ぼんやりしている暇はなかった。すぐに敵兵が数人がかりで襲い掛かってきたのだ。
「くっ……」
慌てて敵の槍をよける。だが、槍の穂先は次々と襲い掛かってくる。
周りを視界の端に見れば、同じように一騎駆けしたものが次々と殺されていた。
「あっ……あぐっ!!」
太股に熱い感覚が走る。エレメントを落とした奈月は太股を突かれていた。
転倒した奈月に敵が止めを刺そうと迫る。
(殺される……)
そのとき、矢が飛来した。敵兵がのけぞる。
見れば百騎ばかりの味方が救援に駆けつけていた。
「無事どすか?」
大将らしい紫の鎧に身を包んだ武者が薙刀を持って騎乗していた。
「すまない……礼をいう。貴殿は」
「うちは藤野郷の御家人、藤野静留どす。挨拶は後や」
静留は敵に突っ込んでいった。

269シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:25:29 ID:MAXKmxsE
結局戦いは風華側の敗北に終わった。
慣れない敵の戦術と弓の射程の差や毒矢、火薬兵器等の武器の差だった。
月杜町は焼き払われ、御家人たちの信仰を集める風華神社も破壊された。
生き残った御家人たちは水城まで下がり、まんじりともせずに夜を明かす。
ところが、夜が明けると、敵の大船は一艘もなく消えてしまっていたのである。
理由については時化の為やられたのだとか、存外に損害が多いので大陸へ撤退したのだとか言われるが、明らかではない。

「なぜだ!?」
奈月はにじり寄って大声を上げた。だが、中年の武士はうるさそうな顔をするだけだ。
「なぜだ、迫水殿。私が一番槍を上げたことは明らかだ。なのになぜ恩賞がもらえない!?」
「証拠がない」
「証拠……証拠ならば藤野郷の静留殿が」
「いずれにせよ、貴殿は命令に背いた。手柄にはならぬ」
それだけ言うと武士はアフロを揺らして帰っていった。
「くっ……」
奈月は佇むしかない。

「奈月」
振り返ると静留がいた。
「藤野殿」
「静留でええよ」
静留は奈月の肩に手を置く。
「手負いまで抱えたのに、残念やったな……」
「手柄を逃したのは残念だ。だが、私の未熟ゆえ。仕方ないさ」
「あんたはあの後、頑張ったやないの」
静留に助けられた後、奈月は負傷した足を引きずりながら戦い、獅子奮迅の働きをした。
だが、所詮負け戦だ。手柄には入れられなかった。
「そう言ってくれると助かる。ああ、足が治り次第修行のやりなおしだな。敵はまたくる。次こそは必ず……」
「奈月はそないに手柄を立てたいの?」
「うちの家は母の代で没落してしまったんだ。私が立て直して母の名誉を回復したい」
「ほうか……」
「世話になったな、静留。また会おう」
奈月は静留に背を向けた。それから七年が経った。

270シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:27:32 ID:MAXKmxsE
懸案だった南カルデア征服を終えたナギ皇帝は二度目の風華遠征を企図。
全軍を二手に分け前回(約二万五千)を上回る十四万余を送り出した。弘安四年の事である。

だが、阿尓泰側は今回は勝手が違った。
風華側は侵攻を予期して六万余を結集し、沿岸には延々と防塁を築いていた。
その上合流を予定していたカルデア人部隊が大幅に遅れる。
阿尓泰勢は小規模で上陸しては撃退されるを繰り返し、沿岸を西航。
やむなく財前島を制圧して島民を皆殺しにすると、波の穏やかな内海に碇を下ろした。

「ロードシルバーカートリッジ!……てえっ!!」
大筒を抱えた奈月が咆哮する。
砲弾が敵の大船の横っ腹に命中した事を闇の中確認すると、奈月は大筒を捨て小船で敵船にこぎ寄せた。
阿尓泰側は島に拠点を据えながら合流を待ち、防塁のないここから上陸する積もりであったが、
風華武士の猛烈な夜襲に悩まされる事になった。
外洋航海能力のない風華側の小船でも少人数での襲撃には十分で、風華側のゲリラ戦に阿尓泰側は大きな損害を出していた。
阿尓泰勢がアルタイ・レムス・フロリンス等の諸民族の混成軍であった事も統制を悪化させた。
その隙に付け込み、奈月はこの一月十数回に亘って襲撃を繰り返していた。
今夜こそは大将首を上げる。

奈月は敵船に乗り込むと、エレメントで片っ端から敵を打ち倒した。
敵は夜襲にうろたえ、まともに抗戦できない。
手柄を求めて奈月が船内を探すと、ふと幼い少女の悲鳴が聞こえた。

271シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:28:43 ID:MAXKmxsE
「把手槍扔捍下去、別抵抗! 不然我馬上殺害這個孩子!」
振り返ると、将校らしい軍装の男がさらって来たらしい子供の首に刃物を当て叫んでいる。
何を言っているかは聞き取れなかったが、手向かえば子供を殺すという事は明らかだ。
「くっ……卑怯な!」
見ればまだ十歳にもならないような女の子だった。恐怖の余り涙を流している。
奈月は大人しくエレメントを捨てた。
「あうっ!!」
武器を捨てたと見るや、敵兵は近寄ってきて奈月を殴りつけた。
奈月は血を流して倒れる。
『手こずらせやがって!』
将校らしい男が奈月を蹴りながら言う。
『こいつが風華のHimeですか。どうしますか、武田(ウーティエン)隊長』
『決まってるだろ。中々上玉じゃねえか。散々輪姦して……ぐぼ』
皆まで言いきる事なく、武田の言葉は途切れた。
武田の口内からは薙刀の刃が飛び出している。
「まったく、奈月はうちがおらんと駄目なんやさかい」
静留は薙刀を一閃させて敵兵を数人薙ぎ倒した。
「静留!」
「奈月、止めを!」
武田はふらふら歩くと、子供に近寄ろうとしている。
奈月は急いでエレメントを拾い上げると武田を射殺した。
「怪我はないか?」
子供の側に駆け寄る。子供は恐怖で震えていた。
「名前は?」
「亜莉沙」
「そうか亜莉沙、すぐに安全な所に連れ出してやる」
「おと……さ……」
「え?」
「お父さん……お母さん……みんな殺されちゃった……」
「……もう大丈夫だ」
「うわああああああああん」
奈月は亜莉沙を抱きしめた。
この夜奈月と静留は大いに敵を屠り手柄を立てた。

272シズナツ蒙古襲来絵詞篇:2006/04/19(水) 00:32:33 ID:MAXKmxsE
数日後、ようやくカルデア軍十万余が風華沖に到着した。
阿尓泰側の軍船は四千艘を越し、その威容は小さな内海をまさに埋め尽くした。
総勢が揃って上陸戦を開始しようという其の直後、だが、暴風雨が沿岸を襲ったのである。
台風の季節を知らない大陸勢の悲劇であった。
数千艘を数えた軍船はことごとく沈没し、遠征軍は文字通り消滅した。
生き残った敵の一部は大破した船や島にしがみ付いていたが、風華側のHimeに一人残らず討ち取られた。

翌年、水晶宮
馬上豊かに正装した貴人と伴侍の行列の前に、不意に一人の御家人らしい者が飛び出した。
御家人は見るからにみすぼらしい身形である。
「何奴!!」
「申し上げたき儀がございます」
「ええい下郎、この方は執権菊川雪之様ですわよ!! 控えなさい!!」
「遥ちゃん、いいよ。止めて」
棍棒を振り回して御家人を打とうとする伴侍を雪之が制する。
「その方、何の用事ですか?」
「私は玖我の住人、 玖我奈月という者です。私は二度の異国合戦で手柄を立てました。
先の戦いでは総把(中隊長)を一人討ち取りました。
なのに、論功行賞に遺漏があって恩賞を貰えません」
「それは本当ですか……?」
「はい」
胡散臭そうな目で奈月を見る遥とは対照的に、
雪之は思慮深そうな眼差しで奈月を見ている。
「分かりました。再審査させましょう」
奈月は深くこうべを垂れた。

「良かったなあ、奈月」
「ああ、小さな荘園一つと地頭の職を頂いた。これで胸を張って母さんの墓参りに行ける」
奈月は遊びに来た静留を縁側で迎えて一緒にお茶を啜っていた。
今や二人は掛け替えのない戦友になっていた。
「何だかんだ言って、お前には世話になったな。本当にありがとう」
「うちと奈月の仲やろ。水臭い事言いはるな」
静留がお茶をあおる。
「ところで、あの子はどないしたんの?」
「亜莉沙は妹としてうちで育てる事にした」
「……奈月ってそういう趣味があったの? ろりこん?」
「違うっ!! 身寄りがないからしょうがないだろ。それにあいつは歌が上手いんだぞ」
「ほんまか、なら今度聞かせてや」
「ああ」
奈月はにっこり微笑んだ。

後に奈月は自分の戦いぶりを一巻の絵詞に描いて風華神社に奉納した。
戦死した御家人達への供養のためだったとも言われる。
これが今日まで阿尓泰襲来絵詞として伝わり、貴重な資料となっている。
玖我家がその後どうなったかは記録にない。

(終わり)

273シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:37:05 ID:PufQf6Nk
崇禎十七年、アルタイ側の崇徳八年、賓都順天府は紅蓮の炎に包まれていた。
正確には広大な内城すべてが燃えていたわけではないが、赤赤と燃える火は天を焦がしていた。
三百年近く続いた真白朝が滅亡した瞬間だった。

風華を統一した強大な専制王朝真白朝は当初強力な統治をこの地のすみずみにまで敷いていたが、
創業百年を越す頃には各面で制度疲労が起こり矛盾が表面化していた。
相次ぐ無能な皇帝の出現や側近の専横、廷臣の派閥争いに加え、周辺民族の侵入が活発化し、
特に北部のアルタイ人は盛んに国境を侵犯した。
軍事費の増大は歯止めのきかない増税につながり、窮乏の極みに立たされた農民は次々と反乱を起こした。
最終的に国政はまったく破綻し、軍衛力は消滅した。
そしてこの日若き王に率いられたアルタイ軍が首都賓都を占領した。

「妹が……亜莉紗が……」
「駄目です、お嬢様。今はお逃げください……」
泣きながら踏みとどまろうとする少女を、男が引きずっていく。
そのまま燃え盛る屋敷を後に騎乗する。少女は何度も振り返るが、馬はそのまま城門を突き抜けていった。

それから五年が経った。

「ロード・シルバーカートリッジ!!……てえっ」
エレメントから弾丸が噴き出して捕り手の一人を倒す。
次も装填するが、刺突のため中断して後退せざるを得なかった。
敵は十数人で槍衾でこちらを壁に追い込んでいる。逃げ道はない。
「くっ……」
「殺すなよ。生かしたまま捕らえろ」
隊長らしき男が命令すると、一気に包囲が狭まった。
どうする事もできない。
まさに取り押さえられようかという時、突然血しぶきが上がった。
「なっ!?」
隊長の首が切断されて地面を転がる。
兵たちが唖然とする中女はあざやかに薙刀を振るった。
また首がいくつか飛ぶ。
「お前は……」
「話は後や」
我に返るとエレメントに次弾を送り込んだ。

「助かった……礼をいう」
あらかた片付けると敵は逃げていった。ものの五分も経っていなかった。
女は何事もなさそうな顔で汗一つかかずにいて、薙刀をしまう。
「お互い様どす」
「貴殿はいったい?」
「うちは紅藤郡の嬉卒兒、字は静留。静留でええよ」
「私は姓は娜、名は都勣、字は奈月だ。ところでなぜ助けてくれた? 分かっていると思うが、私はお尋ね者だぞ」
奈月は疑わしげな目で静留を見つめる。

274シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:40:43 ID:PufQf6Nk
「お尋ね者やからや」
静留は意味ありげな顔で微笑むと、背中を向けた。
「ついてき」

「ここがうちらのアジトや」
奈月は市外の一軒屋に通されていた。
ごく普通の平屋である。
「……で、私に何の用だ?」
奈月は多少疑わしく思ったが、静留についていく事にしていた。
房間に入り、お茶を出されると座って問いただす。
静留はまっすぐに奈月を見つめて言った。
「あんたは玖我公の娘さんやね?」
「…………」
「それだけやない、連中の官吏を殺害してはる」
「ああ、そうだ」
「うちらは封架幇といいます」
「封架幇?」と聞き返すと、静留はにっこり微笑んだ。
「えびすどもを封架(ふう)じるから封架幇。分かりやすいやろ?」
「胡散臭い連中だな」
「まあ、まだできたてなんやけどね。現在幹部はうちだけや」
静留は奈月をまっすぐに見つめて言う。
「単刀直入にいうけど、あんたにうちらの仲間になって欲しいんや。近く大きな行動を計画しておす。」
「このご時世にか?」
奈月は呆れたように言った。

首都に入ったアルタイ王ナギ・ダイ・アルタイはそのまま賓都順天府で百官の推戴を受けると、
皇帝に即位し、国号も阿尓泰に代わって黒焔とした。黒焔朝の世祖金緑帝である。
真白朝の百官はアルタイ軍が入城すると香を焚き、万歳を唱え、平伏してナギを迎えた。
自縊した皇帝のために死のうとするものは一人もいなかった。ちなみに皇帝は諡号を旦角という。
黒焔軍は退廃した風華人の協力を受けて順調に華南を平定すると、抗戦を薙ぎ倒しついに風華のほぼ全土を掌握する。
各地で抵抗運動も起きていたが、個々の連携が取れず、卵に石をぶつけるように潰されていった。
抵抗は絶望的だった。だが、静留は静かに言う。

「大丈夫どす。うちはこうみえても昔、藤乃衛という所で副指揮使をしてました。
戦の心得もありますし、そのときの縁で仲間は数百人ばかりおります」
「…………」
「娜将軍の遺児がおるということになれば、心強いどす。きっと有志が決起してくれはります。
せやったら先帝の仇も……」
「皇帝は暗愚だ!」
奈月は吐き捨てた。
「敵の流言に惑わされて長城の守将だった母さんを殺した。だから国が滅んだんだ」
「奈月……」
「だが」と奈月は続けた。
「奴らが憎いのは同じだ。正直、逃げ場もなくなっている。協力してもいい」
「おおきに!」

275シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:42:00 ID:PufQf6Nk
金緑五年、奈月達封架幇は蛋黄醤という寒村で蜂起した。
この事件を記した野史によれば閏六月乙亥の事とあるが、定かではない。
封架軍は付近の窮民や無頼の徒を糾合して数千に膨れ上がると、
県城である月杜を包囲した。月杜は小さな都市であったが、
この地域では唯一の商都であり、またこの国の都市の例に漏れず市壁を持っていた。
普通なら攻略はそう容易ではないが、静留が予め紛れ込ませていた間諜の手引きによって開門されると、
封架軍はなだれを打って城内に突入した。

「武田総兵!」
兵士が泡を食って駆けつけてくる。
「駄目です。賊は既に城内の大半を制圧しています。もうもちません」
「うう、逃げなければ……」
武田は脂汗をかいた。
賊に捕まった場合も勿論、城民に見つけられた場合も非常に不味い。
彼はアルタイ人に媚びへつらい人民を虐待して今の位を手に入れたから、殺されるのは確実である。
「動くな!」
武田が振り返ると奈月がエレメントを構えて立っていた。
「ひええっ!」
轟音が響くと、逃げようとした兵士の一人が撃ち倒される。
武田は剣を抜くと破れかぶれで奈月に斬りかかる。
奈月は素早く照準を合わせるが、不意に後から別の敵に斬りつけられた。
「うっ!!」
慌てて次の斬撃を避ける。幸い傷は浅いがこちらに気を取られてしまう。
「うおおおおおおおおおおおっ!!」
その隙に武田が剣を構え奇声を上げながら突っ込んできた。
「うちの奈月に何さらしますの」
「静留!」
薙刀が一閃すると、武田の首は斬り落とされて地面に転がった。
返す刀でもう一人も仕留める。
「すまない。また助けられた」
「気にしはるな。あんたのエレメントは遠距離戦用やからな」
「それに」と続ける。
「あんたはうちらの大切な大将やさかい」

日が落ちるまでに城内の制圧は完了した。守備兵は殆ど討ち取られるか、城外に脱出した。
奈月達は城民の歓呼の下、穀倉を開いて米を貧民に分け与える。
封架軍は勢いに乗って付近の数県を攻略すると、ようようと月杜に凱旋した。

「奈月?」
静留が本営の置かれている旧役所の一室に入ると、奈月は食事中だった。
「……何食べてはるの?」
「ん、知らないのか? 紅毛人が持って来たまよねーずというものだ。ご飯にかけて食うとうまいんだぞ」
「……それはともかく、お疲れさん。予定通りやね」
「そうだな」
静留は奈月の向かい側に腰を下ろす。
「奈月、ちょっといい?」
「ん?」
「どうして協力してくれたの?」

276シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:43:28 ID:PufQf6Nk
「変な事を聞くな。お前が誘ったからだろ?」
「そうやけど……」
静留は言い淀む。
「奈月は先帝に忠義を立てる義理はないんやろ。陛下はむしろお母はんの仇やったしな。
やったら何でアルタイに刃向こうたん? 風華人として夷狄に仕えるのが嫌やったん? 捕まれば処刑されるんは確実やのに」
「……私にはな、妹がいたんだ」
奈月が語り始める。
「歌が上手な子でな。いつもお姉ちゃん、お姉ちゃんとなついてくれたよ。
父親違いの子だったし、その当時はあまり好きじゃなかったんだがな」
「…………」
「アルタイ人が放った火の中で、逃げ遅れて炎に包まれるあの子を見て、初めて私はあの子が掛け替えのない存在だったと気づいた」
静留は黙って聞いている。
「逃げ延びた私を育ててくれたのは家宰の山田だったが、彼も私が十四のときにアルタイ旗人に殺された。
……今でもあの子の最後が目に浮かぶよ。悔しかった。あの日から、私は復讐だけを目的に生きてきたんだ」
「奈月……」
「つまらない話をしたな。もう寝よう。お前も帰れ。私達はのんびりしている暇はないんだ」
立ち上がり、寝室に入ろうとする奈月を静留が抱きしめていた。
「な、なにを!?」
奈月は暴れて振り払おうとするが、静留は離さない。
「泣いてもええんよ……」
静留はささやいた。
「心の中で泣いとるのに、無理に笑う必要ない。そうやろ?」
「…………」
静留は無言で奈月を抱きしめている。
そっとその髪を撫でると、奈月はかすかに震えた。
「静……留……」
やがて奈月は静留の腕の中で嗚咽していた。

二月が経った。

当初の予定では、この地に割拠し、蜂起に呼応する反アルタイ勢力の救援を待つ予定であった。
だが、彼女らの当ては裏切られる事になる。
まず、アルタイ側が予想より早く動いた。
ただの地方反乱なら今までも起きていたが、その首領が玖我公娜冴子の遺児となると勝手が違った。
娜将軍はアルタイに寝返った平西王珠遥などと違って、風華の民族的英雄である。
反乱が波及する事をまず防がねばならない。
それに民衆の参加が思った以上に少なかったのが痛手だった。
真白朝は末期には悪官汚吏がのさばって苛政を敷いていた。人民の怨嗟は深い。
それに対しナギ皇帝のアルタイは風華に入るやすぐに減税を実施したのでこれを評価するむきもあった。
月杜は間もなくアルタイの大軍に包囲された。

277シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:45:22 ID:PufQf6Nk
「あれは阿尓泰正白旗……」
奈月は包囲軍を望見して呟いた。
「叡親王セルゲイの親衛軍だ。あんなものまで出てくるとは、奴ら本気らしいな……」
「奈月」
静留が側に進み寄る。
「兵隊たちが動揺しておす。今は軍規を正してますが、このままではいずれ脱走が……」
「所詮烏合の衆だからな……」
封架軍は静留の旧部下を除くと食い詰め者の集まりだった。
勝っている裡はいいが、一度負け出すとすぐに崩れる。
「……どうやらここまでらしいな」
奈月はふと笑った。死を覚悟した笑いだった。
「奈月、逃げまひょう!」
静留は必死で奈月を諌める。
「諦めるのははよおす。夜の内に斬り切り込んで包囲を破りますさかい、奈月はその隙に……」
「何を言ってますの、姐姐」
城壁の上に一人青髪の少女が登って来ていた。
「巴……」
「姐姐が犠牲になる必要がどこにあるんです? 私達だけでとっとと逃げましょう。
なに、何度でも再起できますよ。当初の予定では……」
「巴!」
静留がきつく巴を睨んで制止するが、已に遅かった。
「……お前は静留の部下だったな。どういう事だ?」
奈月に問われると、巴は意地の悪い笑みを浮かべる。
「まぁだ分からないんですか? あなたは利用されていただけなんですよ。
姐姐が藤乃衛の副指揮使だったなんて真っ赤な嘘です。本当は私達は前王朝の錦衣衛(秘密警察)の者だったんですよ」
「な……に……?」
静留が無言で震えた。
短く漏らす奈月の前で巴は続ける。
「前王朝の寄生虫である私達は何としてでも真白を再興したい。そのために利用できるものは何でも利用する計画でした。
そこで娜将軍の遺児を祭り上げて、反乱の傀儡にするという積もりでしたわ♪ まあ、失敗した以上、逃げればいいんですけどね。
そのための傀儡ですもの。いや、それよりこいつの首を差し出して降伏すれば……」
そこまでで巴の言葉は途切れた。
びゅと巴の首を飛ばすと、静留は薙刀をしまう。
「奈月……」
静留は奈月に触れようとするが、手を弾かれた。
「触るな」
奈月の目はどこまでも冷たかった。
「う、うちは……」
「ようやくと、思ったんだ」
「…………」
「ようやく、信じられるひとができたと思った」
「う、うちは……うちは……」
泣き出す静留を背に、だが奈月は城内に去っていった。

総攻撃が始まった。

278シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:46:50 ID:PufQf6Nk
「逆賊どもに天誅っっ、粛清しなさい! 首魁を討ち取った者にはわたくしからご褒美よっ!!」
四つの城門は全て破られ、アルタイ軍が城内に突入していた。
もはや戦おうという兵隊はいないが、 アルタイ側は徹底的な虐殺を展開している。
初めは反乱軍を歓迎していた城民も手の平を返したように離反した。
城門のいくつかを開けたのも彼ららしい。
中には積極的にアルタイに協力して敗残兵狩りをする者までいた。
「母さん、亜莉沙……今そっちへ行くね……」
奈月は匕首を首に宛がって言った。
静かに目を瞑っている。
死を前にして心は落ち着いていた。もう何もかも疲れたから。
仇を討てなかったのは無念だが、まあ頑張った方だろう。
「奈月!」
房間に飛び込んできたのは静留だった。
「静留……」
「こっちへ急いで!」
有無を言わされぬまま静留に引っ張られていく。
役所の離れにいくと、小さなあずまやが立っていた。
「ここがどうしたと言うんだ?」
「大急ぎで調べおした。ここの司令官の武田はえろう人民に恨まれとったさかい、逃げ道を用意してたんや」
静留が床板を剥がすと、階段と地下道があらわれた。
「城外まで続いておす。これは手形と二十両分の銀どす。これがあれば当分逃げられおす。
奈月は替え玉の死体を用意して死んだという事にしますさかい」
「静留……」
奈月は静留に問いただした。
「お前はどうするんだ?」
静留はふと笑った。
「うちらは最後の足掻きをします」
そう言って満身創痍の部下を見やる。
「幸いまだうちについてくれる部下が五十人ほどいはるから。前王朝の寄生虫は寄生虫らしく消えるのみやわ」
「静留、でもっ……」
「さあ、早う!」
静留は奈月を地下に押し込むと、戸を閉めた。
「さよなら奈月」

279シズナツ明清革命篇:2006/04/23(日) 17:47:59 ID:PufQf6Nk
城内を焼く炎もあらかた収まり、人馬の焦げた臭いだけが漂っていた。
そこに城壁を背に荒く息をつく数人。何人かは已に息絶えている。
「まったく、てこずらせてくれたわね」
「平西王!」と部下が駆けつけてくる。
「首魁の娜都勣の死体を発見しました。黒焦げになっていますが、エレメントを持っているので間違いなさそうです」
「ちっ、死んでやがったか」と珠遥は舌打ちする。
「まあ言いわ。この江南なまりを討ち取れば天誅終了よ」
珠遥は棍棒を振り上げると、静留の頭に叩き込もうとした。
そのとき。
「静留っ!!」
「奈……月……?」
呻く静留の前に遠くから誰かが駆け寄って来る。奈月だった。
「静留!!」
「奈月!!」
だが、奈月は後一歩、静留の目の前で取り押さえられてしまう。
「阿呆! 何で戻って来たんや!!」
静留は泣きながら叫んだ。
「何で逃げんかったんや、えずくろしいわ!」
叫びながら血を吐いてしまう。うずくまる静留の腹には刀傷があった。腸がはみ出ている。
「分からない……でも行けなかった。後悔してない」
「阿呆や……奈月は阿呆や……」
ぽろぽろと見詰め合う二人の頬から涙がこぼれる。
間もなく静留は息を引き取った。

三ヵ月後、奈月は賓都順天府で衆人環視の下陵遅刑にかけられた。
皇帝に対する反逆者としてしか扱われなかったのだ。
結局この反乱は当時起こった小規模の反抗の一つに過ぎず、その後も征服王朝である黒焔朝の繁栄は続く。
なお、その後封架幇を名乗る組織は蜂起を続け、黒焔朝の末期にはシュヴァルツと並んで王朝崩壊に大きな役割を果たしたが、
この時蜂起した反軍とその後の封架幇に直接的なつながりはないと言われる。

(終わり)

280配役:2006/04/24(月) 02:31:22 ID:baMhyBo.
崇禎帝 マシロくん
順治帝 ナギ
ドルゴン セルゲイ
袁崇煥 冴子ママン
呉三桂 ハルカ
陳円円 ユキノ(登場しない)
李自成 ミドリ(登場しない)
天地会 封架幇

281愛欲篇:2006/04/25(火) 00:26:41 ID:ejoJS/5w
「ん、シズル……っ」
うなじを舐められたナツキがびくと震える。
シズルはかまわずなつきの体にキスマークを刻んでいく。
二人だけの部屋に濡れた音が響いていく。
「いや……」
「あら、誘ってきたのはナツキなのに、どないしたん?」
「わ、私は誘ってなんか……」
ナツキは首を振って抗議するが、シズルは意地悪く笑うだけだ。
「あっ」
シズルはナツキの胸元に手をつっこむと、襟元を広げる。
中から黒い下着が覗いた。
「こんなんつけといて、ナツキはそれでも言い訳するん?」
「……っ」
シズルの手がナツキの下半身に伸びた。
「は、はあっ!!」
「ここはもう濡れとるんやないかな」
「んっ、シズル……っ」
ショーツの上からねちっこく其処をなぶると、其処はどんどん潤んできて布地の上から分かるくらい湿っていた。
「やーらしぃおそそやな、ナツキのおそそ、もうぐしょ濡れどす」
「はあっ……」
ナツキは涙を流して震えた。

282愛欲篇:2006/04/25(火) 00:36:26 ID:ejoJS/5w
「やだ、やめっ……」
「こんなに悦んどいて、何がやめてやの。いけずやな」
ナツキはもう体に力が入らなくて、押し倒されるとそのままぐったりと来客用ソファに横たわった。
「はっ……」
服を脱がされていき、下着だけにされる。
シズルは手馴れていて、あっという間に剥かれると、ナツキの紅潮した膚が露わになった。
「んっ……」
シズルに唇を求められるとナツキは大人しく口を開ける。
二人は舌を絡ませ合い、唾液を交換して、互いに興奮を高めあう。
その間もシズルの指はナツキの性感帯をまさぐりこすっている。
「ぷはぁ」
口を放すとナツキは上気しきった顔で荒く息をついていた。
「それじゃ、ご開帳といきますえ♪」
シズルはナツキのショーツを両手で摘むとするする脱がしていく。
ショーツが脱げると、そこから蒸れた女の匂いが漂って来た。
「綺麗やわぁ……」
「シズ……ル、あ、あんまり……見るな……あっ!!」
皆まで言い切るまでもなくシズルの口が其処に触れた。
そのままぺちゃぺちゃと音をたてて吸う。
「ひああああっ!! ああああああああああっ!!」

283愛欲篇:2006/04/25(火) 00:44:05 ID:ejoJS/5w
ナツキはシズルの頭を両手で押さえて泣きじゃくっていた。
シズルは泉の水で口をすすぐかのように其処を貪っている。
「ん……あっ……」
ナツキは目を瞑り、夢中でその感覚に浸っていた。
「あっ、そこは!!」
急にナツキが切羽詰った悲鳴を上げる。
シズルの舌先はナツキの肛門をねぶっていた。
「やめろ……そんなとこ、汚い」
「ナツキの体に汚いところなんかあらしまへん」
そう言ってシズルは舌先を肛門に入れる。
「や、ああああああああああああっ!!」
ナツキがびくんとのけぞった。
「あ、駄目……変な感じ……っ」
しばらく肛門を責められ、ナツキは初めての刺激に震えている。
やがてシズルが顔を上げた。
「やっぱり、ナツキはおいども気持ちええみたいやね」
「バカ!」
「ナツキにだけや……」
シズルはふと真っ直ぐな目で言う。
「うちがこんなことするの、ナツキにだけ……」
「…………」
ふと二人の胸によぎる、切ない空白。
確かにその間、彼女の体は別の女のものになっていた。
だけど心だけは。
「ほんまに、ナツキにだけよ」
「バカ……」
またシズルがナツキの其処に顔を埋めた。

284愛欲篇:2006/04/25(火) 00:54:52 ID:ejoJS/5w
「んあ、ああああああああああああっ!!」
ナツキが髪を振り乱して泣き叫ぶ。
シズルはナツキの一番敏感な陰核を舌でなぶりまわしていた。
「ああああっ!! あっあっ!!」
「気持ちいい? ナツキのお豆ぱんぱんや」
シズルの口元は愛液でぐっしょり濡れている。
口を拭うこともせず舌でおいしそうに口元を舐め回すと、また其処を刺激にかかる。
「駄目ぇ、駄目ぇ!!」
「ええわぁ、ナツキかわええ。もっとよがって!」
シズルはますます舌の動きを早くする。
ナツキがびくびく痙攣し始めた。もう限界が近い。
「あああ、シズル、私、私ぃ!!」
「ええよ、ナツキ。 イッてまいな」
「ああああああああああ――――っ!!」
ナツキは快楽の波に飲まれ、やがて気絶していった。

「まったく、いつも私ばっかり……」
ふてくされるナツキの髪をシズルが優しくなでる。
「うちはナツキが気持ちよがる顔を見るだけで感じるんよ♪」
「本音を言え」
「……へたれ責めはまっぴらや」
「う、うるさいっ!!」
ナツキは大声で叫んで慌てて口を押さえるのであった。

「どうしたの、マシロちゃん。学園長室の前で鼻血なんか流して?」
「……わらわには、刺激が」

(終わり)

285名無しさん:2006/06/12(月) 22:21:39 ID:FEo.PcPA
マリー&楊貴妃×拓海のお風呂3P希望。晶君は途中乱入で、

286名無しさん:2006/07/04(火) 15:34:19 ID:HWSxd2BY
修羅も出たし、234氏復活せえへんかなぁ
ご乱心もあったけど、それを差し引いてもなつき物は良かった

287名無しさん:2006/07/12(水) 00:33:13 ID:EFXh4OvI
おねがいです。エロパロ版の住人は頭悪すぎです。
どう対処すればいいのでしょうか?

764 名前:名無しさん@ピンキー :2006/07/11(火) 23:59:24 ID:I1mXFxx5
>762
なんで次スレ立てるの?


765 名前:名無しさん@ピンキー :2006/07/12(水) 00:14:19 ID:8qFXXb1H
>>764
何度埋められようが
何度でも建てなおす
それが正常化への道だろw
埋めるのはかまわんがその労力の1000分の1の労力であっさりスレ建て出来ることも覚えておけ
いつまでも
何度でも付き合うぜ

288名無しさん:2006/07/12(水) 20:45:14 ID:6.0SEoyY
>287
丸尾くんか?
下手に構うと余計に調子に乗るだけだから放っておけ

289名無しさん:2006/07/27(木) 23:01:48 ID:RNg1TAjM
巧晶ない…(´・ω・`)

290名無しさん:2006/07/30(日) 01:55:32 ID:qVngEiE6
>>286
同意
できれば高村×静留がみたい

291名無しさん:2006/07/31(月) 02:55:22 ID:iZSRVva2
ありえねー
高村×むつみさんキボン

292名無しさん:2006/07/31(月) 14:51:05 ID:5n1tiCAQ
親子丼期待age

293名無しさん:2006/08/02(水) 03:44:35 ID:.uSHfvu2
>>292
実においしそうだな

294名無しさん:2006/08/02(水) 17:48:22 ID:IYr3nKiA
高村×奈緒キボン

295名無しさん:2006/08/02(水) 19:28:28 ID:QX1QS/.Q
300まで行ったら、きっと帰ってきてくれるはず

296名無しさん:2006/08/02(水) 23:55:02 ID:SK4wWAOU
ゲーム話大杉でついていけない…orz
やっぱ買おうかな…。

297名無しさん:2006/08/03(木) 12:21:54 ID:L0Qdi.32
>>284
シズナツ最高!GJ!

298名無しさん:2006/08/03(木) 19:37:37 ID:hutPOJnM
>>291
シチュはどんなの?

299名無しさん:2006/08/04(金) 01:13:44 ID:9jA8GdlQ
>>295
もうすぐ300だね。

300名無しさん:2006/08/04(金) 10:40:56 ID:ByjXBrSU
なつき→恭司→静留→なつき→……

の3Pで頼む

301名無しさん:2006/08/04(金) 17:36:49 ID:BfJVaDDs
何その高村のハーレム

302名無しさん:2006/08/04(金) 22:18:14 ID:wL1mQ1D2
なんというか高村の命がとても危険な三角関係ですね

303名無しさん:2006/08/04(金) 23:10:28 ID:H.IGPmmo
一瞬、高村の命が、高村のミコトに見えた

304名無しさん:2006/08/05(土) 01:12:41 ID:Sr1HmFpU
初音島に行った後は「高村命」になるのもそう先の事では無いだろう

305名無しさん:2006/08/05(土) 01:57:36 ID:IdL091yI
激甘の恭司×なつきか、恭司×碧がえぇのぅ…

306名無しさん:2006/08/07(月) 00:50:26 ID:b9dzoUb2
なんかこのスレ、最近急に伸びてきたなW
肝心の小説は無いんだが

307名無しさん:2006/08/16(水) 22:38:44 ID:3CHma4lk
私が保守せぬ間に、エロパロ版のスレがほとんど落ちた。
もうあの板からは無用なイザコザは消え、これで真の平和が来る。
ああ、やっと報われる・・・・・。

308名無しさん:2006/08/16(水) 22:48:37 ID:3CHma4lk
証拠。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153066403/l100

309復活記念:2006/08/17(木) 23:24:47 ID:v6.pI47k
マシロくんはとにかくきゃわいいinエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155824076/l50

310307-308:2006/08/24(木) 23:22:35 ID:sh/8Wb/M
>309
ふっ、荒れてばっかじゃないかwwww

311ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:43:17 ID:3qJ/0sKk
「ふ、藤乃さんだめっ…こんな事!」
教室で本を読んでいたら同じクラスの藤乃さんに抱き締められ、
訳が分からないまま押し倒されてしまった。
「そう言わんと楽しみましょ。」
髪の毛を撫でられ、首筋や頬を軽くキスされた後深く口づけられる。
「え…んふっ…んー!」
彼女の舌が口内に侵入してくる。
どうしていいか分からず、ただ同じように舌を絡めるしかなかった。

312ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:45:59 ID:EIuzEWWA
だってこれがファースト・キスだったから…
「ちゅ、んはぁっ、ちゅ…ん」
彼女の手が鎖骨をなぞり胸というか乳首を刺激してきた。
「あっ、ひゃっ…ひゃう!」
「感じやすいん?ふふ、可愛らしいわぁ」
もう少し大きければパーフェクトやのに、と残念がられつつも
再びディープキス攻撃を受ける。
そして彼女の手は下降していき、あの敏感な部分に触れようとした。
「いやっそこは!」
「だめどす。もうぐっしょり濡れてるんやろ?」
直接見ようと彼女の視線も下がっていった。

313ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:47:39 ID:ph1oSMg2
しかし何故か不思議そうな顔をしている。
「ん?何か盛り上がっとるわ。ま、まさかあんた…」
「だめぇぇぇぇっ!」
ファスナーを緩められ中のものを引っ張る形で取り出されてしまった。
それは外気に晒されながらも真っすぐ上を向き、もうビンビンだった。

314ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:49:20 ID:.SWSRB8I
「あんた、男だったん…」
「当たり前じゃないか!男の制服をきてるだろ!」
「てっきり男装美少女かと思ってなぁ。なんやがっやりやわぁ」
「あのねぇ…ここまでしておいてよく言うよ」
「うちの女の子センサーが狂うなんて珍しいどす」
彼女は本当に残念そうだ。
何なんだよ一体。

315ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:50:44 ID:P0R9ZxMI
「どんなに可愛らしくても男の子には興味はありません。」
「えっ、ちょっとこれどうするのさ!」
「さぁ?そういうのはうちは専門外やから。」
「しかしその可愛らしい顔に似合わず大きいの持ってはるんやね」
彼女はくすくす笑うと「ほな、さいなら」とさっさと帰ってしまった。
未だ元気な息子を携えた僕を残して。

316ある生徒の受難:2007/02/04(日) 23:52:20 ID:uTTf8LEk
その後たまたま通りかかった保健の陽子先生にそれを見られて
しまい、黙秘してもらうかわりに僕の初めてを先生に…

「先生そんなに激しく動かさないでうわぁぁぁぁぁ!」


僕、いや神崎黎人中等部一年のある夏の日の出来事であった…

317ある生徒の受難 ラスト:2007/02/04(日) 23:53:50 ID:JGXF2tLU
―数年後―
「おいたはいけませんえ」
「君はくえないからねぇ」

こ っ ち の 台 詞 だ

次は、セカンドこそはちゃんと好きな人と!
…そして僕の中にいる獣を追い出して救ってくれる人を。
と決意を新たにした瞬間だった。

318名無しさん:2008/09/11(木) 12:27:27 ID:PZwYyupU
「ねえ舞さん」
「なあに詩帆ちゃん」
放課後のことである。今詩帆は祐一達と連立って歩いている。
「舞さんってお兄ちゃんにおまんこ舐められたことありますか?」
ぶーっと後ろで聞いていた祐一が噴いた。
「詩帆、この馬鹿野郎」「痛い!」
「ちょっと祐一!」
「うえ〜ん、お兄ちゃんが顔殴った〜」
「言って良いことと悪い事があるんだぞ!」
「なにもそこまでしなくても良いじゃない」
舞が詩帆を抱いて祐一をねめつける。
「おいどけよ!」
「もうやめなさい!」
ちっと拳を握ったまま祐一は背を向けた。
「大丈夫詩帆ちゃん?」舞は豊満な胸に抱いた詩帆の頭を撫でる。頬のあたりが殴られて腫れている。

319名無しさん:2008/09/11(木) 12:41:22 ID:PZwYyupU
「それでですね舞さん、お兄ちゃんにおまんこ舐められたことありますか?」
「はぃぃ〜っ!?」
「てめえ詩帆この野郎!」
祐一が戻って来て詩帆の頭のタコ足を掴むとまた顔をボコボコと殴った。
「うえ〜ん、痛いよぉ」
「このバカだけはもう勘弁ならねえ!」
「祐一やめてってば!」
「なあ、なつき。おまんこってなんだ?うまいのか」
「いやそれはそのお前にもついているものだ」
「うふ、なつきの確かめてみまひょか」
「やめろ静留ひあああーっ!!」

320ふたなり篇:2008/10/28(火) 19:09:59 ID:ejj7jJE2
「朝起きたらこんなものが生えててさあ」
三十センチはあろうかと思われる男根を叩いて杉浦碧はそう言った。
「ちょっちためしてみたいんだよねえ」

ここは碧のアパートの一室だった。
そこに縛られてころがされているのは玖珂なつきと藤乃静留の二人。
周りを取り囲んでいるのは風華学園の不良学生たちだった。
「先生……!」
静留がぬらっとした視線を碧に送る。
「そんなに怒んないでよ。ああ、この子達珠洲城さんにしかられてたコでねぇ。
今は私が面倒をみてやることにしてるの」
カメラを構えた男達が下卑た声を上げる。
「楽しい撮影会!!」
「うちらをおびき出してこれどすか。後でただで済むとでも思うて」
静留が怒るのも無理無かった。なつきの進路について相談がある――そう言って二人を誘き出したのは碧だった。
「あんまり私も本気になりたくないんだけどなぁ」
そう言うと碧はエレメントの大鎌を取り出した。
ぴととなつきの顔に当てる。
「……!」
「なつきちゃんの顔に取り返しのない傷つけたくないでしょ」
「うちたちをどうするつもりどすか?」
静留は憎悪と混乱が綯い交ぜになった目線を送る。
「そうさねえ」
碧は呟くと、
「まずはこれ、なめてよ」
「!」
碧は男根を静留の顔面に突き出す。
静留は硬直した。
「やめろ静留!」

321ふた:2008/10/28(火) 19:10:31 ID:ejj7jJE2
堪らずなつきが叫んだ。
「お前はそんなことをやらなくていいんだ!」
「なつき……」
「あら、あたしが本気でないとでも」
すっと鎌を動かす碧。なつきの顔に赤い線が走る。
「!やめて」
静留が狂ったように叫ぶ。
「いいのなつき。あんたのためなら、うち」
「静留!!」
そういうと、涙を流し、静留は必死の思いで男根に口をつけた。
「もぐ」
あまりにも巨大なそれを咥えきれず、苦戦する静留。
ちなみに今、二人は裸同然でころがされている。
「んん、あむ」
「あははは、はじめてにしちゃうまいよ」
静留は必死で碧のモノを咥えなめ抜いていく。
じゅぼじゅぼ……
淫靡な音が部屋に響く。その様子をビデオカメラで撮影していく男たち。
「んん、いい感じ」
碧はうっとりと目を閉じた。
静留は咥えた男根の先を舌で舐め、口全体でストロークしていく。
「はぁはぁ」
みどりも感じてきたようだ。大きい割りに感度は良好だ。
「じゅぶじゅぶ」
「いいよ藤乃さん……その調子」
静留は涙を目にいっぱい浮かべてそれを続けていた。そして。
「んっ、いくよ」
「!」
碧のモノが一度ビクンと痙攣する。そして大量の精子を放った。
「!!」
精子は静留の口の中に溢れかえる。こらえきれなくなって静留がそれを一部としゃした。
「げぼぉ、げほげほ」
げはははは、と男たちが一斉に笑った。
「それじゃ、なつきちゃん、藤乃さんにキスして飲み込んで」
「!」
一瞬硬直するなつき。しかしすぐに何もかも諦めたような表情になった。
「静留」
「ん、なつき」
二人は涙を流しながら口付けあい、精子を飲み干す。
「ぷはぁ」
二人は精液を飲み干すとせき込み合い、肩を寄せ合う。
飲みきれなかった精液がふたりの口や胸に垂れている。
「はぁはぁ……良かったよ」
うっとり言う碧。
「二人の様子眺めてたらまた立ってきちゃった」
藤乃さん、と静留を招きよせる碧。
静留のお尻をいとおしげになでまわす。

322ふたなり篇:2008/10/28(火) 19:11:12 ID:ejj7jJE2
「今度は何を……」
「ここらあたりかなあ」
静留の尻を掴みショーツを脱がしていた碧が一物を静留の菊門にあてがった。
そうしていきなり突き込んだ。
「ほい」
「んがぁ!!」
堪らず、静留が絶叫を上げる。
「一度アナルファックってやってみたかったんだよね。私も御尻のほう教授に開発されてるから」
巨大な一物の亀頭の部分が静留の直腸にもぐりこむ。
「静留ぅ!!」
なつきが堪らず絶叫した。
「ああ、堪忍して……おいどの穴がぁ」
構わず、腰を突き入れる碧。碧の巨大な男根が半分以上、静留の直腸に入っている。
「裂ける、裂けるぅ!!」
「静留!!」
涙を出してなくなつき。だが暴れる彼女の体は男たちにいともたやすく押さえられてしまう。
じゅぶじゅぶ……
静留のお尻から血と糞便とザーメンが混じって潤滑液となった音が漏れる。
ずぼずぼと出し入れが繰り返される。
「痛い、痛い――っ!!」
「静留、静留――!!」
「あはは、そんなに感じてんだ」
碧は冷酷に笑うと、腰の動きを早くした。
めりっ、といやな音がして静留の肛門がさけた。
「!!」
「いくよぉ!!」
びくんびくんと碧はふたたび大量の精子を静留の直腸に送り込んだ。
「はぁ……」
男根を抜かれると、血と糞尿とザーメンが混じった液が静留の肛門から溢れる。
倒れ伏し、気息奄奄とした静留に駆け寄るなつき。
「静留ぅ、しっかりしろお!!」
「な、つき……」
「いいね二人とも」
加虐に酔った目で二人を眺める碧。元気なことに、くだんの一物がまたぞろ鎌首をもたげてくる。
「それじゃ、次の遊びをしよか♪」
そういうと、碧は目で合図して男たちになつきを押さえさせる。
「!なにを」
「それじゃ今度は……なつきちゃんの処女を頂いちゃいましょうか!」
「!!」
やめろおお、と暴れるなつき。男たちが押さえにかかる。
「あんまり先生をこまらせちゃだめだよ♪」
そう笑いながら言うと碧は大鎌の刃先を静留の頚動脈にあてがった。
「!!いや、やめて……」
かくかく震えるなつき。

323ふたなり篇:2008/10/28(火) 19:11:45 ID:ejj7jJE2
静留は意識を失い、ぴくりとも動かないでいる。
「じゅあ、おとなしく……」
なつきのショーツを脱がす碧。
たちまち、なつきの綺麗なピンクの亀裂があらわになる。
「あ、あ……」
またかくかく震えるなつき。碧の一物はもう焦点を絞られている。
「それじゃ、杉浦碧! なつきちゃんの処女を頂いちゃいまーす!!」
そういうと渾身の力で一物を突き入れた。
「!!」
なつきの喉から声にならない声が溢れる。
なつきの花園は無残にも踏み荒らされ、乙女の印が紅くまわりを染めた。
「なつき……なつき……」
もはや身も世もあらぬ態で裸をさらす静留は涙を流しながらそれを見つめていた。
「痛い、痛い、静留――っ!!」
「あっははは、それじゃ、さっきのと反応変わんないよ」
碧は人間離れした巨根を小器用にストロークさせる。
なつきの女性から鮮血が溢れだす。
「痛い、痛い――っ!!」
「なつきー!」
処女のなつきには碧の巨大な凶器は痛みしか与えないようだった。
苦痛が、静留を、なつきを壊していく。

暴れ狂うなつき。そんななつきの様子をうっとりした目で見つめる碧。
「それじゃ、いくよー!」
「!」
みどりが腰をなつきの深部まで押し込んだ。同時にザーメンを発射する。
「ぐがあああああああああああ!!」

「さーて、今日の授業はこれで終わり。ん、見せて。撮れてる撮れてる」
満足げに血とザーメンまみれの二人を見下ろすと、碧はにっこり微笑んだ。
「じゃ、またね♪」
――続きは今度しようか。淫蕩な目で碧は囁いた。

(終わり)


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