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サザビーのファンネルについて

16ア・ドン:2006/06/19(月) 00:31:08
センチネル小説の供述より。
FAZZ戦(126−131p)では極限状況(ミサイル36発至近距離で爆発!)とはいえMK−V自体は稼動可能であったにもかかわらずインコムシステムは破損・使用不可能になっています。
また、152Pの「…コイツは複雑すぎて我々には応急処置しか出来ませんでした。…」との供述からするに充分かつ入念な整備・補給体勢でないと稼動状態に保つのは難しいものであるとおもわれます。
資金的に限りのある新生ネオジオンにはとても量産機に積む余裕などなかったのではないでしょうか?
(作劇的に恐竜化したMSが求められていなかったというのもあるでしょうが…。)

17ジェガン:2006/06/19(月) 22:17:04
インコムという兵装がニュータイプ以外のパイロットにもニュータイプ同様の戦術を可能にした
優秀なシステムであったことを否定はしませんが、実戦に活用する兵装において必要なのは、常にベストの状況で使えるモノであり
どんなに優秀な兵器でも、整備が複雑であったり、補給体制が特殊な兵装は現実的ではないということなのでしょう。
兵器というものが様々な環境で使用できて、どんな環境でも及第点な稼動状態で使用できる整備が可能であることが最低限の条件である以上、
性能が良くてもF1みたいな調整のピーキーな兵器は、実戦兵器としては失敗なのでしょうね。

18通りすがり:2006/06/21(水) 00:38:45
インコム、ファンネル系の兵装が量産機に積まれていないのは整備の問題以外に、
操作系の問題もあるかと思います。コンピュータの補正があっても、ニュータイプであっても
結局はMS本体の操縦が疎かになってしまうのではないでしょうか?
完全な奇襲や、エルメスのように遠距離からの攻撃、又は相手が格下でも無い限りこれらの操
作を完璧にこなすことは出来ないと思います。
多数の敵に対峙することになる戦場では、本体の操縦が疎かになることはかなり致命的だと思
います。

19ジェガン:2006/06/23(金) 19:55:40
>完全な奇襲や、エルメスのように遠距離からの攻撃、又は相手が格下でも無い限りこれらの操
作を完璧にこなすことは出来ない

通りすがりさんのいうとおりのように感じます。
インコムはあくまで有線兵器ですから、その攻撃範囲はビットやファンネルよりも短い事は想像に難くなく
奇襲兵器としての性格を持つ同兵器は白兵戦用であるギラドーガにはひどく中途半端ではなかったのではないでしょうか?
また操作に関してはコンピュータの補助があるにしてもモビルスーツ本体の操作をしながらの扱いになると、その扱いには
かなりの訓練が必要になると思われ、短期決戦を考えていたネオジオンにとっては余計に扱いづらい兵器だったのではないでしょうか。

20九羅星:2006/06/24(土) 13:20:24
お邪魔します。というかお久しぶりでございます(∇ ̄;)

○1/144 ヤクト・ドーガ(クェス・パラヤ専用機)インストより

<オプション・シールド>

 左腕のマウントラックで固定する楯。
 4基のメガ粒子砲を内蔵する他に、インコムを3基装備している。
 インコムはグリプス戦争時代に開発され、AMX-015(※ママ)ドーベン・
 ウルフに搭載されたニュータイプ兵器である。
 この兵器は有線コントロール方式でサイコミュと連動し、
 オールレンジ攻撃を行うものである。
 インコム本体にはビーム砲とアポジモーターが内蔵されている。
 有線方式は敵がニュータイプ・パイロットでもコントロール波が
 探知されないので無線方式のファンネルより扱いやすいという長所
 がある。短所としてはケーブルの長さしかインコムを飛ばせない
 ということだ。シールドそのものの完成度は高かったが、
 モビルスーツ本体のサイコミュ・システム問題からファンネルと
 インコムの同時使用は不可能であり、MSN-03にはインコムを除いた
 ものが装備された。

(3基のインコム搭載型シールドと、射出状態の図版あり)

とりあえず、ドーガ系のインコム搭載例と言えます。
一度完成してるよーですし。
ファンネルとインコムのどちらかだけなら起動できる。
でも、NT専用機であるはずのヤクトにインコムだけを搭載することに、
何の意味があるのかという疑問が沸いてきます。

○逆襲のシャア戦闘記録集より

<MSN-03 ヤクト・ドーガ>

 ネオ・ジオンが開発したNT専用MS。
 ギラ・ドーガをベースに開発が進められたが、大型ジェネレータの搭載
 で出力は大幅に高められている。サイコフレームが組み込まれている
 ため、強化人間やNT以外のパイロットでも扱えるようになっている。
 しかし、開発当初に目標とされていたレベルに到達できず、2機のみ
 が試作された。

この記述も重ね合わせると、実は非NT向けの機体でもあったことが判明します。
つまりヤクトは、量産型νと同系統の存在を目指して開発されたということになります。
また、量産計画も存在していたらしく、逆襲のシャアシネマブック、
旭屋フィルムコミックで、量産計画の存在について触れられています。

21ZEN:2006/06/26(月) 16:54:45
皆様の貴重なご意見、ありがとうございます。参考になりました。
やはりインコムは整備性と射程がネックだったという事ですね。いくら優秀な
MSだとしても、整備性が悪く、いざという時に使えない様では役には立たな
いという事でしょう。アウトレンジからの攻撃も射程が不足しているのなら、
複雑なインコムよりも、極端ですがメガバズーカランチャーの様な兵器の方が
使い勝手は良いでしょうから。対艦攻撃に使うには火力不足だし、攻撃中は回
避機動も思うように取れない訳ですから、最初の一撃以外に有効な攻撃は厳し
いという面もありますし。また、動きが2次元的なので奇襲を回避できれば、
そこからの射線の予測も「ある程度」なら可能という欠点もインコムにはあり
ますしね。
それならば、MSの機動力を強化し、対艦攻撃なら肉迫してのシュツルムファ
ウストによる攻撃、対MSではドッグファイト重視して連射性の高いビームマ
シンガンを装備した方が整備性やコスト、運用面も含めてトータルで有効と判
断してインコム装備のドーガ系配備を不採用としたと考えられますね。


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